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農経しんぽう |
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平成17年6月27日発行 第2617号 |
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担い手の育成・確保へ農林水産省が会議 |
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農林水産省は21日、省内で「第2回地域で考える担い手創成プロジェクトチーム及び全国担い手育成総合支援協議会合同会議」を開き、担い手育成・確保の取り組みの状況や今後の取り組みについて検討し、今後、1.経営局長通知に沿った取り組みの徹底、2.担い手キャラバン(2巡目)の実施、3.集落営農実態調査等のフィードバック――などに取り組んでいくことを確認した。こうした取り組みにより、認定農業者への誘導、集落営農の組織化・法人化などを図る。
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条合わせから解放/自動直進田植機を公開 |
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生研センターと新農機は17日、埼玉県北埼玉郡川里町の生研センター付属農場で緊プロ事業開発機「自動直進田植機」を公開した。ボタンひとつでまっすぐ進む画期的な作業スタイルをひと目みようと、関係団体や企業の担当者、地元農家など多数が参集した。同機は自動直進中はハンドル操作が不要で、横ずれが生じた場合は専用の経路修正ボタン(5cm/5m)で方向を直しながら進む。30m走行しても最大5cmほどしかずれず、水田に目立った凹凸がなければまっすぐ走る。作業者は条合わせ操舵から解放され、走行しながら苗補給も行える(補助者も不要)。
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農林、厚労省が「食事バランスガイド」示す |
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農林水産省と厚生労働省はこのほど、フードガイド(仮称)の名称を「食事バランスガイド」とすることや、その内容及びイラストを決定、公表した。これまで、厚生労働省と農林水産省が共同して、「フードガイド(仮称)検討会」(座長;吉池信男 独立行政法人国立健康・栄養研究所研究企画・評価主幹)を設置し検討を進めてきたもので、食生活指針を具体的な行動に結び付けるものとして、食事の望ましい組合せやおおよその量をわかりやすくイラストで示している。
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集落営農は1万63/農林水産省調べ |
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農林水産省はこのほど、今年5月1日現在の集落営農実態調査、及び集落の農業の将来展望に関する意向調査の結果を発表した。それによると、集落営農数は1万63で、前回平成12年の調査に比べ1%増加。集落営農の活動内容は「作付け地の団地化など、集落内の土地利用調整」が最も多い。次いで、「農業用機械を共同所有し、参加する農家で共同利用」。次に、集落の農業の将来展望に関する意向調査の結果では、集落営農がない集落の代表者に対する調査で、今後の集落でどんなことが問題になるかについて、「高齢化が進展すること」が問題だとする回答が最多だった。
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クボタが17年度下期新製品を発表 |
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クボタ22日、堺SSで記者会見し、平成17年度下期の新製品としてユニバーサルデザインの思想を採り入れた中型トラクタをはじめ、フルモデルチェンジの一輪管理機、田植機では、税別で50万円を切る価格を実現した超コンパクト乗用3条、高齢者にやさしいパワステ仕様の乗用4条、担い手農家の期待に応えたスペシャル仕様の大型6条・8条、さらに旋回後の枕地ならしが不要となる「ゆう優ロータ」付き5条・6条、植え付けと同時散布が行える箱施用剤散布機などを発表した。また、やはり担い手を対象とした大豆・麦・そば用小型普通型コンバイン3型式も発表した。
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タイショーがグランドソワー3型式発表 |
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タイショーはこのほど、肥料散布機“グランドソワー”の新型「PSシリーズ」3型式(PS-140、同-170、同-200)を完成、7月1日より本格的な発売を開始することを明らかにした。新シリーズは、いずれの型式も錆びに強いステンレス“SUS304”を使用。また、新たにハンドルを軽く回すだけで機体を上下することができる、スタンド・ネジジャッキ方式を採用、トラクタへの着脱が1人作業で簡単に行える。さらにワンタッチ切り換え振動板レバー、トラクタ電源取り出しカプラ方式、左右まき分け機構(PS-200)など新機構を採用しグレードアップを図っている。
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日本輸送機がバッテリーフォークリフト「トリンカ」をモデルチェンジ |
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日本輸送機はこのほど、1.0t積み〜2.0t積みバッテリーフォークリフト「TRINCA(トリンカ)」をフルモデルチェンジした。今回のモデルチェンジでは、トラックの過積載防止や輸送効率向上ニーズに対応し、業界で初めて「デジタル荷重計」を標準装備。ディスプレーに積載荷重を表示するだけでなく、オーバーロード警告音で危険な荷役を未然に防げるなど、大きな利点がある。さらに、走行・荷役とも交流(AC)制御化して基本性能を高めるとともに、多彩な回生機能による省エネと滑らかな操作性を実現した。
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内外に向け11品目25型式発表/井関農機17年度下期新商品 |
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井関農機は17日午後、中央研修所(茨城県伊奈町)で報道、金融、証券関係者を招き、17年度下期新商品発表会を開催、トラクタ「ブルーハンター」、野菜作機械など国内向け新商品9品目21型式、ゼロターンモアなど海外向け2品目4型式、合計11品目25型式を発表した。中でも、ブルーハンターは、創業80周年記念スペシャル機として設定。これにより創業記念スペシャル機は、田植機「さなえ」Eシリーズ、コンバイン「フロンティアビバ」(手動式ズームオーガ)とメーン3商品が揃った。また、海外向けトラクタは、国内で大好評のATトラクタ仕様を母体とした新型コンパクトトラクタ。
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調製機4機5型式を発売/サタケ |
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サタケは20日、調製機の新製品としてインバータ搭載の自動選別計量機、6インチ業務用籾摺機、小型色選ユニット(2モデル)およびフレコン計量ユニットの4機種5タイプを発表、全国販売に踏み切ったことを明らかにした。新製品は、インバータ搭載の自動選別計量機ネオグレードパッカー「NPA32V」、6インチ業務用籾摺機ネオライスマスター「NPS6000」、小型色選ユニット「GSK5C」、「GSK10C」、フレコン計量ユニット「SFK1000S」。いずれも6月20日から全国一斉発売される。
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補修用バッテリーの新ブランドを発売/ジーエス・ユアサ コーポレーション |
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ジーエス・ユアサ コーポレーションは補修用バッテリーとして、一般乗用車向けと業務用車向けに主要な9シリーズで新ブランドを立ち上げ、7月1日より順次、全国販売する。新商品シリーズの発売を機に、補修市場向けの商品シリーズについては「GS YUASAブランド」に統一した。また、今回のシリーズ刷新で、マーケティングコンセプトを「バッテリートラブル 0(ゼロ)」とし、商品化の反映した。
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英昌ワールドが補修交換用シート3種発表 |
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英昌ワールドは、農業機械・産業機械などの補修・交換用として、従来からあるシート「EGS-M01」に加えて、「EASYシートシリーズ」として、「EGC-D21」、「EGC-S10」、「EGC-M05」の3種類を発表した。「EASYシートシリーズ」は、取り付け金具の使用、あるいは加工により汎用性を持たせ、様々な農業機械や、フォークリフトなどの産業機械に対応できるようになっている。
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新ゴアテックス・ワークブーツ発売/田中産業 |
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田中産業はこのほど、随所に改良を加えて一段と農作業をしやすくした新製品「ゴアテックス・ワークブーツWB-5」を開発、新発売した。このゴアテックス・ワークブーツは従来のゴム長靴の不便をすべて解消した逸品。同製品は、素材にゴアテックス・ファブリックを使用、そのため、雨や水で足が濡れないのは勿論、汗の水蒸気を放出しムレる心配がない。また、極めて軽量、しかも足にフィットするためドタドタした感じがなく、長時間作業でも疲れないなどの特徴を持つ。
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太陽などが防根透水シート埋設機開発 |
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太陽の新製品「管理機用防根透水シート埋設機」がメロンやトマト栽培農家の注目を集めている。高知県農業技術センター、ヤンマー農機、太陽の3者で共同開発したもので、根域制限栽培のネックとなっていたシート埋設作業が大幅に省力化できる。これまで手作業で3〜4人要していた人手が1人でも可能となり、1畝にかかっていた作業時間も約1時間から15分に短縮できる。
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大宝のサマーフェアに2000人の農家参集 |
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大宝の「サマーフェア農業機械展示会」が18、19の両日、滋賀県蒲生郡日野町の同社蒲生営業所特設会場で開かれた。2日間で顧客農家約2000人が会場に詰めかけ、大いににぎわった。クボタコンバイン「ニューエアロスターシリーズ」をはじめ乾燥機など秋物商品を中心に関連機械や各種資材など展示品も豊富で、来場者はお目当ての製品を見つけては商談したり、使い心地などを確かめていた。
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オートサービスショーに出展し注目/ヤマダコーポレーション |
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ヤマダコーポレーションは、17〜19の3日間、東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催された「第30回オートサービスショー2005」に出展し、「オイルチェンジャーシリーズ」といったコーナーを設け、「オイルサービス機器」、「自動車用給油・整備機器」などを幅広く展示、来場者の注目を集めていた。
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豊富な選果製品/佐藤農機鋳造 |
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佐藤農機鋳造は、生果の洗浄から選別まで一貫して行う各種野菜洗機、自動選別・選果機の総合専門メーカーとして、農家から高い信頼と評価を得ている。特に、果実・果菜(ウメ・クリ・キンカン・ミカン・スダチ・ギンナン・ミニトマト・プラム・タマネギなど)を対象としたドラム型自動選別機に使用するドラムは、豊富な穴サイズを標準サイズとして取り揃え、即納体制で対応していることが人気の秘密だ。替えドラムを用意すれば、1台の選別機で異なる果実や品種による規格変更がOK。しかもドラムは、ワンタッチ交換方式により、1人で簡単に交換できる。
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盲導犬協会神奈川訓練センターで草刈りボランティア/筑水キャニコム |
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筑水キャニコムは22日、神奈川県横浜市港北区新吉田町の日本盲導犬協会神奈川訓練センターで、同社内で募った寄付金の贈呈および草刈りボランティアを実施した。昨年に続き2回目となった今回、前年の日照りとはうって変わる雨中での草刈り作業となった。それでも、フルタイム4駆でしっかりとした足回りを誇る乗用「草刈機まさお」CM2103、歩行型草刈機CG63K4などの活躍で、ほぼ午前中には大方の作業をこなし、背丈ほどもあった雑草は見事に刈り取られた。
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ヤンマー農機製造社長に喜多常務/ヤンマー農機人事 |
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ヤンマー農機は6月21日付で役員・社員の人事異動を行った。役員の委嘱事項の変更では喜多毅常務がヤンマー農機製造社長に就任。三浦康男取締役が管理部長を兼務、河盛一彦執行役員が経営企画部長に就任した。また竹添晃氏はセイレイ工業常務取締役に就任した。
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「一発レンチ」のモニター募る/タナカマイスター |
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タナカマイスターは、トラクタや耕うん機の爪交換に便利な工具として注目を集めている「金太郎 一発レンチ」(特許取得)のモニターを合計100名の人数限定で募集する。「一発レンチ」は、ソケットの首振り角度が40度あり、インパクトレンチ(別売)に接続して用いる。トラクタや耕うん機の爪のように、インパクトレンチのままでは入りにくい狭い場所にあるボルトやナットの取り外しや締め付けが楽に行えるよう工夫した。
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カンリウ工業が盛大に80周年記念式典 |
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カンリウ工業は22日、長野県塩尻市内のホテルで創業80周年記念式典を盛大に開催した。これには取引先、金融機関、地元報道機関、OB社員ら70名が出席、祝福した。席上挨拶した藤森社長は、「存在価値を発揮して、したたかに生き続ける企業として、これから1年1年積み重ねていきたい」と決意を披露した。また、同日開催した同社定時株主総会で武居弘志常務が専務の昇進したほか、新取締役に大和芳美生産部長、新執行役員に滝澤十一郎総務部長がそれぞれ就任したことを明らかにした。
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セイレイ高知工場にプラントショールーム開設 |
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セイレイ工業の高知工場は中大型コンバイン、自走自脱、籾すり精米機器などのヤンマー商品とプレス用金型を生産しているが、このほど工場の一画に「プラントショールーム」を開設、話題を呼んでいる。「工場は作る所であると同時にみせる所でもある」という林社長の思いを具現化したもので、今年3月にほぼ完成。広さは320平方mで、ショールームには籾すり機はじめ石抜・選別・軽量・袋詰めのシステム機器が個人用と施設用に分けて展示されている。プロ農家や集団の視察を受け入れ、実演や研修も行う場としたい考えだ。
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緊プロ機の台数伸ばし黒字に/新農機株主総会 |
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新農機は22日、都内で第13期定時株主総会を開催し、12期(平成16年4月1日〜17年3月31日)の営業実績を公表した。12期は新たに2機種を実用化、計44機種の普及促進に努めたことで緊プロ機普及台数は単年で2万台の大台をマーク、対前期比38%と大きく伸長した。累計でも穀物遠赤外線乾燥機を筆頭に7万台に達し、販売額に換算した推定総額は1000億円に到達したもよう。また、金型製作費は10億8000万円、金型使用料収入6億7800万円となった。同期売上高は5800万円(対前期比26%減)、経常利益300万円(同25%減)。
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農林漁業向けは4.4%増/エンジンの16年度販路・需要別出荷 |
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日本陸用内燃機関協会(吉野浩行会長)はこのほど、平成16年度陸用内燃機関の販売経路別及び需要部門別出荷状況をまとめ、公表した。これは、会員20社が申告した平成16年4月から平成17年3月までの1年間の陸用内燃機関の出荷台数実績を販売経路と需要部門に分けて集計したもの。それによると、ガソリンエンジンの販売経路別出荷は、649万台で前年に比べ4.1%減少。また、ディーゼルエンジンは、合計113万3000台、前年に比べ17.8%増と大幅な伸びを示した。需要部門別では、ガソリン・ディーゼルを合わせ、農林漁業機械が335万8000台、前年度比4.4%増。
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1級合格率は47%/16年度の農機整備技能検定 |
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全農機商連(田中直行会長)はこのほど、16年度の農機整備技能検定試験の受験者数と合格者数をまとめた。それによると受験者数は受験資格が緩和されたことで増加し、1級は1070名、2級は941名となり、特に1級は前年の2倍の受験者となった。一方、合格者は1級が506名、2級が552名で、合格率は1級が47.3%、2級が58.7%だった。
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農地の有効利用を/日経調が農政改革へ提言 |
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日本経済調査協議会・農政改革高木委員会(委員長・高木勇樹農林漁業金融公庫総裁)は24日、「農政改革を実現する」と題する中間報告(提言)を発表した。1.農地制度の抜本的見直しで限られた農地の有効利用を〜所有と利用の分離、利用権を軸とした簡潔な制度に、多様な利用権と利用の監視などを、2.担い手の明確化と経営安定対策・地域政策のさらなる検討を〜補助金の受け皿排除、構造改革と整合的な経営安定対策、3.対外政策でより積極的な役割を〜国内改革で攻めの交渉、東アジアの農業改革モデルに―の3点を提言している。
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生体情報コンバイン、畜産環境で新農機がアンケート調査 |
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新農機はこのほど、平成16年度・生研センターからの委託事業である「生体情報測定コンバインに関するニーズ調査」と「畜産環境改善に係る機械・施設の開発改良に関するニーズ調査」の結果概要をまとめ、発表した。「生体情報測定コンバインに関するニーズ調査」では、半数以上が強い関心を持っていることがわかった。また、「畜産環境改善に係る機械・施設の開発改良に関するニーズ調査」では、1.家畜糞尿処理施設における処理方式、2.畜産施設などからの悪臭問題や技術的課題、3.堆肥や液肥の利用促進に必要な対策――などをアンケート。悪臭に困っているが78%を占めた。
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コマツゼノアが「押すだけ」で始動する刈払機発売 |
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コマツゼノアは17日、本社において記者会見を行い、押すだけでエンジン始動ができる革新的なハイブリッドスタート刈払機4型式(肩掛け式2型式、背負式2型式)を発表、7月7日より本格発売することを明らかにした。いずれも、同社独自の「ハイブリッドスタート」「インテリジェントオートチョークシステム」「スペシャルバッテリ」の3つの新技術の融合により、リコイルロープを引く始動の煩わしさを解消し、ボタンを押すだけでエンジンが始動できる、自動車並みの始動性を備えた刈払機。
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エルミア展視察の成果活かす/林業機械化協会 |
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林業機械化協会(高橋勲会長)は、今月1日から4日までスウェーデンで開かれた世界最大規模の林業機械展示・実演会である「エルミア・ウッド2005」の視察を中心に、欧州における森林バイオマス利用と林業機械化事情の現地研修を欧州ツアーとして実施、その成果をこれからの林業機械開発や協会の主要事業のひとつである展示・実演会などの普及・啓蒙活動などにも活かしてく。その一環として、展示会の模様をを撮影した写真をCDとして整理し、購入希望者に販売する取り組みを開始。同協会では、デジタル化した写真集として活用して欲しいと、幅広い活用に期待を寄せている
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校庭の芝生化広げる/芝草学会春季大会から |
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6月11、12の両日、東京都世田谷区の東京農業大学で開かれた日本芝草学会(近藤三雄会長)の2005年度春季大会。今回の大会では、例年実施している特別プログラム講演以外にも、学会内に設けられたゴルフ場、校庭の芝生化の両部会の初会合を行うなど盛りだくさんの内容。魅力ある芝生づくりを目指して英知を集めた。今週から数回に渡り、2005年度春季大会の模様を紹介する。今回は、校庭芝生化部会のシンポジウムで話題提供した千葉大・浅野義人教授の「校庭芝生の造成、管理上の留意点」について。
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米改革進展し、「売れる米づくり」の要請高まる |
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売れる米づくりを標榜する米政策改革の下、各地では米を「売る」ための様々な動きを強めている。そのひとつが産地ブランド米づくり。ブランドを確立することで、より多くの消費者に自らの産地を知ってもらい買ってもらおうとの戦略である。それを、米の低温貯蔵庫や各種調製用機器、石抜機や色彩選別機などが支えている。活発化する米関連機器を特集した。
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ホンダ「iGXエンジン」開発者に聞く |
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ホンダ(福井威夫社長)が7月から発売する次世代汎用エンジン「iGX440」が「知能を持った汎用エンジン」として注目を集めている。開発責任者である本田技術研究所朝霞東研究所の篠田明久主任研究員と、電子ガバナを担当した同研究所第8研究ブロックの福嶋友樹氏に開発コンセプト、世界初の「STRガバナ」などについて聞いた。
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