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農経しんぽう |
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平成17年9月19日発行 第2628号 |
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農機の大型化進む/16年の出荷台数 |
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農林水産省・農産振興課技術対策室(川本憲一室長)はこのほど、平成16年1〜12月の主要農業機械の出荷状況をまとめた。それによると、農用トラクタ(乗用型)の国内出荷台数は6万964台で、前年より8.0%減少した。また、自脱型コンバインは3万433台、同8.7%の減少。乗用型田植機は4万1952台で4.3%の減少だった。これを大きさ別でみると、トラクタでは50PS以上が前年を上回り、コンバインでは5条以上が3.7%増、田植機でも6条以上から前年を上回り8条以上は27.6%増となるなど、大型機が増加をみた。
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資材費低減対策など/18年度機械関連概算要求 |
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平成18年度の農林水産予算概算要求がまとまったが、このうち農業機械関係では、高性能農業機械・技術の開発の推進、生産資材費低減特別対策を要求している。農林水産省・技術対策室(川本憲一室長)が担当しているもので、高性能農業機械・技術の開発の推進には20億8300万円、生産資材費低減特別対策は、新規の生産資材コスト低減成果重視事業・1億円に加え、強い農業づくり交付金565億7600万円の内数、農業競争力強化対策民間団体事業16億5300万円の内数として要求している。
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総合で93、0.4%上昇/16年農業生産指数 |
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農林水産省が15日発表した、平成16年の農林水産業生産指数(農林水産業総合)は93.3で、前年に比べて0.4%上昇した。このうち農業は93.8で豆類野菜果実等の収穫量が減少したものの米、工芸農作物等の収穫量が増加したことから、前年に比べて1.5%上昇した。農業生産指数(農業総合)を部門にみると、米は92.0で、一部で台風や長雨の影響があったものの、低温・日照不足の影響で不作となった前年に比べて収穫量が増加したことから、11.9%上昇した。
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鉄骨ハウスを2分の1で建設/野菜茶業研究所 |
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農研機構野菜茶業研究所は15日、新部材・新工法による施設園芸用大型鉄骨ハウス建設コストを2分の1に低コスト化する技術に見通しが立ったと発表した。大阪府立大学大学院農学生命科学研究科、グリンテック、MKVプラテック、農業工学研究所、愛知県農業総合試験場と共同で開発研究。トマト栽培用の面積約1000平方mの実用モデルの建設実証を武豊野菜研究拠点で実施した結果、ハウス本体の建設コストの推定値は、現時点で従来型の約60%で、今後、部材や流通の合理化を検討することにより、従来型の約50%に低減できる、という。
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木酢液、電解水の特定農薬の認定は継続審議/農林水産省 |
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農林水産省は、先に開催した農業資材審議会農薬分科会特定農薬小委員会と中央環境審議会土壌農薬部会農薬小委員会合同会合の結果を明らかにし、木酢液を特定農薬とする案については、薬効・安全性について更なる検討が必要との結論に達したため、継続審議とした。また、緑茶(抽出液)、焼酎、牛乳、コーヒー(抽出液)については、事務局から薬効がないと判断したとされ、「農薬に該当しない資材」として整理することを了承。電解次亜塩素酸水については、安全性にさらなる検討が必要とされ、継続審議となった。
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ミニショベル4機種を日立建機が発売 |
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日立建機は、「ZAXIS30UR-2(標準バケット容量0.09立方m、機械質量2990kg)」、「ZAXIS40UR-2(同0.11立方m、同3600kg)」、「ZAXIS50U-2(同0.22立方m、同5300kg)」超小旋回型ミニショベルを10日に発売するとともに、「ZAXIS27U-2(同0.08立方m、同2720kg)」後方超小旋回型ミニショベルを10月1日から発売する。
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動噴用静電ノズルに力/有光工業 |
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有光工業では、動噴用静電ノズルAES-01(スタティカル・フォグ=SFノズル)の普及に力を入れている。静電ノズルは、1.均一散布(葉裏への農薬付着が向上)、2.飛散防止=ドリフトレス(帯電した噴霧は、作物の葉に引き付けられるため飛散を軽減)、3.経済的(効率的な農薬散布ができ、地面への落下ロスも少なく経済的)―なことから農薬を効率的に使えると注目を集めているもので、同社のSFノズルは、作物に合わせて噴頭が左右90度回転、葉裏への農薬付着が大幅に向上し、安定した静電散布を実現した。
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手巻き発電ライト/アリイズが発売 |
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アリイズはこのほど、便利な携帯電話の充電機能が付いた手巻き発電の非常時用強力ライト「ウルトラ・エコ・レッドライト」を新発売した。同製品は、特殊な交流発電機を内蔵、3分間の手巻き発電により約60分間の連続点灯(3灯LED点灯)が行える乾電池不要の手動発電ライト。手巻き発電だけでなく、ACアダプター付きで家庭でも手軽に充電でき、自動車のシガーライターからの充電も行える。また、ほとんどすべての携帯電話への充電が行えるのも大きな魅力。
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大豆、麦の播種と同時に除草剤散布/サンエーが発売 |
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サンエーは、トラクタアタッチメントの液剤散布機SK-100M(タンク容量100L)にダイズ、ムギの播種同時除草剤散布に使うB仕様を追加。さらにタンク容量200LのSK-200Mも発売した。最大散布幅2.4m、標準散布量は10a当たり90L、作業速度は毎時2〜2.5km。同機のタンクとポンプ部はトラクタのフロントに、コントロール部(スイッチ)は作業者の手元に、ノズル部は用途に合った位置に装着する。臭化メチル代替農薬として注目されているカーバム剤散布では、ロータリーの前部に散布ノズルを取り付ける。
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農園の盗難を防ぐ警報装置/フジ電機工業 |
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自動車セキュリティ製品で25年の実績があるフジ電機工業が、農園および農業倉庫用盗難予防警報装置「ブルファーム」を発売した。農園から自宅までの距離により3タイプがある。タイプ1は自宅に近い農園で警報音を鳴らし、ハロゲンランプなどを点滅させて威嚇・警報する。タイプ2は農園から自宅まで500m以内で使用できるもので、異常を無線で通報する。タイプ3は異常を携帯電話に通報する。
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ジーエス・ユアサバッテリーが配送車専用バッテリーを新発売 |
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ジーエス・ユアサバッテリーはこのほど、配送車(アイドリングストップや短距離走行を繰り返す用途)専用のVRLA(制御弁式)バッテリー「PRODA VRシリーズ」2形式4タイプを新発売した。同社では、配送車のアイドリングストップをサポートする」という考え方のもと、「PRODA DELIVERY(プローダ・デリバリー)シリーズ」を今年7月より販売している。この考え方をさらに発展させ、充電回復性、耐久性に優れ、かつ、運送業界の整備簡略化の流れの中で、補水不要というメリットのあるバッテリーとして新たに開発したもの。
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レスキューモノライダーを開発/モノレール工業 |
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モノレール工業が開発したヘリポート用斜行モノレール「レスキューモノライダー」(MM‐100‐HE)が注目を集めている。救急病院の屋上などに設置されているヘリポートに着陸した緊急患者をストレッチャー(たんか)に乗せた状態のまま搬送できる斜行型段差解消機。国土交通大臣認定を取得しており、仙台オープン病院に今年2月納入した。ヘリポートにモノレールが利用されるのは初めてという。
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確実にイノシシを捕獲/ユーチカ |
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ユーチカのイノシシ捕獲オリ「サラ-B2・1型」が好評だ。イノシシがエサを食べようとしてオリの中央に仕掛けた鉄筋の揺動棒に触れたとたん、前後2枚のシャッターが瞬時におりる仕組み。イノシシがエサの下を掘り取る習性を利用した。シャッターを同時に落とせる独自の解除機構による仕掛けが特徴。揺動棒は高さや揺れ幅を簡単に調節できる。
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工進が全国4カ所で農機戦略会議開く |
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工進は13日、本社で「2005年 関西地区代理店 農機戦略会議」を開催した。10月末から12月中にかけて、全国各地で小売店を対象に、売上げ増を実現するためのアクションを具体的にする『すごい会議』の開催を予定しており、今回は共にこの『すごい会議』を開催するパートナーを募集するため、この主旨を代理店に説明するのが狙い。同様の会議を、関東(8月29日)、東北(9月1日)、九州(9月15日)の4カ所で開催した。
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鈴木油脂工業がSYKローヤル会の全国総会 |
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鈴木油脂工業の全国有力販売店組織「SYKローヤル会」の全国総会が7日、静岡県浜松市の遠鉄ホテル「エンパイア」で開かれた。130社を超す販売店や代理店、同社関係者ら約250人が出席し、販売体制強化に向け連携して取り組むことを確認した。第2部の懇親会では参加者が膝を交えて語り合い、翌8日には愛知万博(愛・地球博)見学も行われ、連帯感がぐっと強まった様子。SYK商品の拡販に弾みをつける充実した会合となった。
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夏休みチビッコ見学会を実施/コマツ |
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コマツは、8月25、26、29の3日間、夏休み恒例の「はたらくのりものチビッコ見学会」をコマツ・テクノセンタで開催し、829人の親子連れが建設機械のデモンストレーションや展示を楽しんだ。同見学会は、子供達が普段あまり目にすることのない大きな建設機械に実際に触れてもらうことで、子供達に感動を与え、夢を育んでもらうとともに、親子のふれあいの場を提供し、建設機械そのものやコマツの企業姿勢についても理解を深めていただくことが目的。
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新たにネットオークション/トレーディング・イワテ |
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中古農機の輸出専門商社として安定した業績を確保し続けているトレーディング・イワテ。今年は、国内農機市場の変化を仕入れ面で感じ取っているようで、田山社長は、「中古機の絶対台数が減ってきたことで、業者間の競争がより激しくなってきた」と語る。このため、夏場の7月までは連日仕入れに精力を注ぎ、社屋隣接の保管場所が手狭になったことから、急遽新たに保管用の土地を取得しスペースを確保したほど。また、今年は、環境変化への対応策として、新たにネットオークション事業をスタート。中古輸出に実績をプラスさせている。
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籾摺機「文句なし、いい」/サタケユーザーの声・東北編 |
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サタケは、農家用の循環型乾燥機誕生40年、遥動式籾摺機誕生30年を記念し現在、「愛されて40&30年 日本のロングセラー サタケの乾燥機・籾摺機キャンペーン」を展開、その一環で同社では日本各地のサタケユーザーを訪問し、米づくりに対する思いや取り組みについて取材を重ねてきたが、最終回(第8回)となる今回は秋田、山形両県の2名のユーザーを訪ね、東北編として紹介した。
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農機学会が金沢で年次大会 |
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農機学会(梅田幹雄会長)は12〜15日、石川県金沢市の金沢大学角間キャンパスで農業環境工学関連7学会合同大会を開催した。合同で大会を開催したのは、農機学会のほか、日本農業気象学会、日本生物環境調節学会、日本植物工場学会、農業情報学会、農業施設学会、生態工学会。オーガナイズドセッションとして、穀物のポストハーベスト技術、食の安全と安心の確保技術、適正農業規範(GAP)と総合作物管理(ICM、IPM)情報システムなどが開かれたほか、一般講演、ポスター発表が行われ、精密農業や栽培管理システムなど多くの発表があった。
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ポスト臭化メチルなど/日本植物防疫協会がシンポジウム |
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日本植物防疫協会は9日、都内の滝野川会館大ホールで、シンポジウム「防除をめぐる最近の課題」を開催、全国の都府県、試験研究機関、JA、農薬メーカーなどの関係者400人余りが出席し、熱心に農薬残留問題、臭化メチルの代替対策、マイナー作物対策などに関する講演に耳を傾けた。この中で農機業界から土壌消毒機の開発動向について話した共立の中村駿介氏(大型機器本部副本部長)は、同機の使用上の注意事項に触れつつ、新タイプの機器開発状況を説明した。
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シイタケ菌床施設は7969カ所に/16年特用林産基礎資料 |
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林野庁特用林産対策室(鈴木信哉室長)はこのほど、平成16年特用林産基礎資料をまとめた。基礎資料はシイタケなどのきのこ類から木炭、木酢液など非食品までの主要な品目の平成16年における生産動向をはじめとして品目別資料として生産施設や生産者の動きをとりまとめている。それによると、原木シイタケの乾シイタケ生産に使用される乾燥機は、3万5550台で前年に比べ2.7%減少、これに対して菌床シイタケの栽培施設は7967カ所となり、前年比6.9%増と引き続き増加するなど、原木と菌床とで明らかに置かれている状況が違ってきていることを示す結果となっている。
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16年度の国有林野事業の実施状況 |
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林野庁は12日開催された第121回林政審議会に「平成16年度国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況」について諮問し、答申を得るとともに「平成16年度国有林野事業の決算概要」も報告した。このほど公表された実施状況によると、平成16年度は、公益的機能の維持増進はもとより、森林環境教育や森林とのふれいあいを推進するとともに、地球温暖化防止対策に率先して対応するなど各種の取り組みを展開した。このうち、間伐では「列状間伐と簡易な作業道、高性能林業機械の組み合わせによる低コスト間伐の推進」などの取り組みが報告されている。
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飛躍する四国農業へ・農機展で情報発信 |
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高知県農業振興フェアが9月24、25の両日、高知県中部の田園都市、南国市の県農業技術センターで開かれる。愛媛県農林参観デー協賛の農機展は10月1、2の両日、北条市の県農業試験場と松山市の果樹試験場で開催されるなど、今年も注目の農機展示会が四国で相次いで開かれる。いずれも毎年、大勢の来場者で賑わう大型行事だ。豊かな大地と温暖な気候にも恵まれ、四国では創造性と活力に満ちた個性豊かで多彩な農業が展開されている。最新技術が集う両展を通して、四国農業のさらなる飛躍が望まれる。
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予約ハイペース、市場に勢いある除雪機 |
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メーカー各社の06年除雪機新製品が出揃い、コメの収穫作業の終了とともに、除雪機商戦が開幕した。ここ数年は寡雪に見舞われ、そのため在庫の処理で生産調整を余儀なくされたが、昨シーズンは、新潟県中越地震(昨年10月23日)の被災地に何十年ぶりと形容される大雪が降り、それがメディアで何度も報じられたように、まとまった雪が降り、除雪機の流通在庫はほぼ一掃された。今シーズンに向けては各メーカーともその意味では身軽で気合いを入れて臨んでいる。「早期販売」が合言葉だ。
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