農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成18年10月16日発行 第2678号  
     
   
     
   
  大型農機整備施設は1520カ所/技術対策室まとめ  
     
  農林水産省・農産振興課技術対策室(川本憲一室長)はこのほど、18年3月末の農業機械整備施設の認定数をまとめた。それによると、施設数は5625で、前年に比べ46減少した。このうち、大型機械や中古再生のできる大型施設は1520で、同3カ所の減。40馬力未満のトラクタなど中型機械の整備を主とする中型施設は2793で32カ所の減。歩行型トラクタなど小型機械を主とする小型施設は1312で、11カ所の減となった。  
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  発泡スチロール減容機「ミニメルター」発売/山本製作所  
     
  山本製作所は3日、同社東京事務所において記者会見を行い、1.発泡スチロール減容機・小型電熱式“ミニメルター”「RE-E200」(毎時能力20kg)を開発、本格的な発売を開始したこと、2.ダブルスライドドア型の玄米保冷庫“アグリストッカ”「AGR-24SJ」が2006年度グッドデザイン賞を受賞したことを明らかにした。減容機は廃棄物である発泡スチロールを効率よく減容し、インゴット化することで有価物として販売することができるリサイクル機。受賞したアグリストッカは、省スペースを考えて設計されたドアの開閉技術が高く評価された。  
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  高速代かきハロー・マックスシリーズ/ササキコーポレーションが2007年新製品の第1弾  
     
  ササキコーポレーションは11日、本社で2007年新製品の記者発表会を行うとともに、新3号工場の概要を明らかにした。新製品第1弾は、高速代かき機「マックスハロー」をフルモデルチェンジした3分割折りたたみ式のM-3、2分割のM-2、1本ものM-1の各シリーズと小型パワーハローのモデルチェンジ機「パワーハローMJ(マックスジュニア)」。佐々木社長は、市場活性化に貢献できる新製品を順次発表していくと意欲的な姿勢を示し、併せて新工場などの完成で開発・試作・試験・生産の体制がより集約・一貫的なものになることから、今後の商品供給にそのメリットを反映させていくと述べた。  
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  タカキタが除雪機シリーズを充実/自走式に44馬力を追加  
     
  タカキタは冬場の降雪シーズンを控え、自走タイプの除雪機シリーズに新型を追加、除雪機のラインアップを一層充実している。現在、トラクタ用除雪機「スノーブロワ・SBシリーズ」は全11型式。トラクタ適応馬力で18〜160PSまで、除雪幅においても1500〜2900mmまでバリエーション豊かに揃っている。また、自走除雪機「スノーエース・SSBシリーズ」は、全型をモデルチェンジし、新たに44馬力を新発売。最大除雪量で時間当たり140tから250tまで揃え、全7型式をラインアップしている。  
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  鋤柄農機がエイブル平高成形機を発売  
     
  鋤柄農機は、「エイブル平高成形機PH-A-14、PH-A-17」を発売、水田・畑作での転作・裏作の野菜移植の畦づくりに最適なことから、期待を集めている。用途は、レタス、白菜、キャベツ、ブロッコリー、ニンジン、タマネギ、花きなど水田転換畑、畑、ハウスでの畦立てマルチ作業。主な特徴は、1.水田などくずれやすい土質での畦立てに適する、2.畦上面板がスプリング加圧方式で、土の持ち回りが少なくなり、畦面がきれいに仕上がる、3.ロータリへの装着はピン2本、成形機がロータリカバーの下に入り、取付けが非常に簡単で、しかも全長が短くなり軽快に作業ができる―など。  
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  自走・横投入式の木材破砕機/オカダアイヨンがウッドホグ2600トラック発売  
     
  オカダアイヨンは、自走式の横投入式木材破砕機「ウッドホグ2600トラック」を10月から発売開始した。エンジン出力は153kWと186kWの2機種。破砕能力は毎時10t。広島県竹原市で開催される森林・林業・環境機械展示実演会に出展してデモンストレーションを行う。アメリカで大きな実績があるモバーク社製木材破砕機で、昨年10月に日本のニーズに合わせて開発され発売された「ウッドホグ2600」のコンパクト性を活かして、さらにユーザーからの要望が多かった機動性を追加した。  
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  ユーエム工業が高枝鋸の新製品  
     
  シルキーブランドで著名な鋸(のこぎり)メーカーの老舗、ユーエム工業はこのほど、高所の枝打ちに便利な高枝鋸(のこ)シリーズの新製品「ハヤテ」シリーズと「ロングボーイ」を発売した。需要期の冬場を迎え、拡販に力を入れる。「ハヤテ」は、全国の林業家に20年間愛用され続けてきた実績を誇る同社の高枝鋸「はやうち」のグレードアップ版。「ロングボーイ」は収納時に刃の部分が折り畳めてコンパクトなのがポイント。  
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  防振・耐切創手袋「マックグリーン」/マックスが積極展開  
     
  安全手袋メーカーのマックスは、誤操作や血流障害の要因にもなるチェンソーの振動を大幅に軽減できる防振・耐切創手袋「マックグリーン」が好評を得ていることから、同手袋の販売を積極的に展開する。同手袋は振動吸収材に空気層のある厚さ約3mmの天然ゴムを採用。縫製に強力ボンド糸を、高強度のアラミド繊維を手の甲側に使うなど素材の工夫に加え、形状も可能な限り薄くして安全性と作業の快適性を高めた。今夏、モデルチェンジを行い、親指と各指先部分を補強するとともに、使い勝手をさらに向上させた。防水フィルムなどを用いた寒冷地向けの防振手袋もある。  
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  丸山製作所とショーシンが業務提携  
     
  丸山製作所とショーシンは10日午後、丸山製作所の会議室で記者会見し、果樹関連商品に関する業務提携で合意に達したと発表した。商品開発、丸山製作所のショーシンに対するOEMによる生産委託、部材の共同購入などを進めていくもので、販売やサービス体制に関しては、従来どおりそれぞれ独自のネットで自社ブランド商品を取り扱っていく。両企業が保有する経営資源やノウハウを有効活用して業務提携を推進するための支援、協力体制を築きながら、さらなる業務の効率化や事業基盤の強化を図り、厳しい市場環境に応えられる体制づくりを進めていく。正式契約は11月中。  
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  北海道共立エコーの新本社・倉庫棟が完成・竣工披露式開く  
     
  北海道共立エコーは、かねてより本社敷地内に新本社事務所・倉庫棟の建設を進めていたがこのほど竣工、7日現地で共立の北爪社長、河合専務、佐々木常務ら首脳陣および関係者、取引先など出席のもと、神事を行うとともに札幌市内のホテルで竣工披露式を開催した。新社屋は鉄骨造2階建て、建築面積約750平方m、延床面積約1400平方m(別棟作業場約50平方m含む)の規模で完成した。着工は今年5月18日、竣工は10月7日。  
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  「バンドラー」を林業・環境機械展に出品/中外テクノス  
     
  中外テクノスでは、日本初の小型で軽量タイプの残材圧縮結束装置「バンドラー」(商標出願)を「2006森林・林業・環境機械展示実演会」に出展する。昨年11月に兵庫県加西市で開催された「森林・林業・環境機械展示実演会」に出展し、関係者の注目を集めたもの。プロセッサー等の造材作業により発生する林地残材を圧縮・結束することによって減容化し、運搬し易く成形する装置で、林野庁の助成を受けた林業機械化協会との共同開発機で、実用化を急いでいる。  
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  森林・林業・環境機械展に刈払機防護具「トップウェイ」を出展/リーガルコーポレーション  
     
  リーガルコーポレーションは、昨年に続いて今回も森林・林業・環境機械展示実演会に刈払機防護具「トップウェイ」を出展する。「トップウェイ」は、平成16年度の林業労働災害防止機械器具改良事業により開発したもので、高速回転する刈払機の刃が身体脚部に触れた場合でもこれを貫通させず切創傷害の軽減を図る。特殊高機能アラミド繊維テクノーラを活かしており、5000rpmで回転するチップソーの接触試験でも十分な成果を証明。さらにチェンソーの規格にも適合している。  
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  食と農の共生目指す/JA全中・第24回全国大会  
     
  全中は11日、東京・渋谷のNHKホールで、第24回JA全国大会を開き、大会議案を決議した。今年の大会テーマは、食と農を結ぶ活力あるJAづくり―「農」と「共生」の世紀を実現するために。大会議案の柱は、1.担い手づくり・支援を軸とした地域農業の振興と安全・安心な農畜産物の提供、2.安心して暮らせる豊かな地域社会の実現と地域への貢献、3.組合員加入の促進と組合員組織の活性化など組織・事業基盤づくり、4.新たな事業方式の確立等競争力のある事業の展開と万全な経営の確立―の4本。  
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  日本農作業学会がユニバーサルデザインと大豆播種技術でシンポジウム  
     
  5、6の両日、大阪で開催された平成18年度日本農作業学会秋季大会並びに近畿中国四国農業試験研究推進会議・農業環境工学推進部会問題別研究会では、ユニバーサルデザインなどについて初日、羽曳野市にある大阪府立食とみどりの総合技術研究センターと、柏原市の傾斜ブドウハウスなど現地の事例を視察。2日目は天王寺東映ホテルでシンポジウムを開催、この分野の研究事例を紹介するとともに今後の推進方向についての検討を行った。また、併せて大豆の播種技術について最近の研究開発事例を発表した。  
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  機械の重要性確認/林機協が基本計画で研究会  
     
  林業機械化協会(高橋勲会長)は11日、東京都文京区の林友ビルで今年3回目の林業機械化研究会を開催し、この9月8日に閣議決定された森林・林業基本計画についての説明を林野庁林業基本計画検討室の藤江達之調査官から受けるとともに、関連した話題として林野庁技術開発推進室の鈴木正勝課長補佐が平成19年度予算での林業機械関係概算要求について主に新規事業の概要を解説、これからの機械化の展開方向と行政のスタンスを確認した。基本計画について紹介した藤江調査官は、事業体による集約化に重点を置いており、生産性の向上には機械化が必須として出席した林業機械の関係者に協力を要請した。  
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  きのこをアピール/消費者の部屋  
     
  林野庁経営課特用林産対策室、日本特用林産振興会は10〜13日の4日間、農林水産省1階の「消費者の部屋」で「森の芸術 きのこの世界」特別展示を行った。10月15日の「きのこの日」に合わせて実施したもの。栽培技術の発展とともに年間を通して食されているシイタケをはじめとした各種きのこについて、原木栽培、菌床栽培など栽培方法や機能性などを紹介した。また、森の恵みである竹や木炭なども展示した。  
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  山脇三平氏がチェンソーの振動障害の研究でグリーン賞受賞  
     
  林業試験場の機械化部長として、また退職後もチェンソーの振動障害対策に取り組み、振動低減に貢献してきた山脇三平氏(農学博士・任意団体PSMAJ会長)が林野庁林政記者クラブ(加盟8社)が毎年表彰しているグリーン賞を受賞した。今年度で47回目となる同賞は、林業振興、発展に貢献した関係者を顕彰するもの。今回、山脇氏はライフワークとして40年以上取り組んできたチェンソーの振動障害への研究、体制整備などの実績が評価された。  
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  最新の機械化情報発信/広島で森林・林業・環境機械展示会  
     
  「森林(もり)と機械と人の調和」をテーマに、林業機械化協会(高橋勲会長)と広島県主催による「2006年森林・林業・環境機械展示実演会」が10月22、23の両日、広島県竹原市「竹原工業・流通団地」で開催される。これまでの「林業機械展示・実演会」から「森林・林業・環境機械展示実演会」に名称を改めて2回目となる今回の展示会には47にのぼる企業、団体、自治体が出展。効率的な森林整備の実践が求められる中、林内作業の効率化、低コスト化、省力化を実現する新鋭機はもとより、年々関心が高まっている木質系バイオマスの可能性を広げる樹木粉砕をはじめとした各種環境関連機器などの最新情報を発信する。  
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  高性能機を軸に効率的な林業実践  
     
  この9月8日に公表された新たな森林・林業基本計画は、これからの目指す方向を示すとともに、森林の多面的機能を発揮させるための森林整備面積及び木材の供給・利用目標を定めている。木材供給量では、10年後に35%の供給増を見込んでいる。ここでは、基本計画で主要項目として示されたキーワードともいうべき機械化、集約化、路網整備作業システムの3つに絞って現状の取り組み状況を示すとともに、目標のポイントなどを取りまとめた。  
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  木質系資源を有効活用  
     
  再生可能な資源として木質バイオマスに社会的な関心が高まっている。バイオマス・ニッポン総合戦略でも利用促進が示されており、エネルギー利用はもとより、リサイクル可能な資源として活用が進められている。ここでは、未利用資源としてこれまで放置されがちだった間伐の現状にアプローチするとともに、この数年、力が注がれている木質バイオマス利用に向けての国の事業などにスポットを当てた。  
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  新基本計画下の林業機械化/林野庁・黒川正美技術開発推進室長に聞く  
     
  林業機械化の果たす役割がクローズアップされている。低コストで効率的な森林施業を進めるには機械化対応が不可欠との認識が広く定着する一方、作業システムを構成するハード面でのレベルアップも具体化しているからだ。このたび閣議決定された森林・林業基本計画では、機械化の推進方向が明確に示されている。これからの機械化のあり方や方向性について、林野庁技術開発推進室の黒川正美室長にうかがった。  
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