農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
生産・販売・技術まで、アグリビジネス全般の最新ニュースを掲載 
2万5000部発行 定期購読のお申込みは03-3815-0211
ホーム | 関連リンク集 | バックナンバー---
     
  農経しんぽう  
  平成20年9月22日発行 第2769号  
     
   
     
   
  農林水産事務次官に井出氏/農林水産省人事  
     
  農林水産省の白須敏朗事務次官が事故米の不正転売をめぐる問題で辞任したことから、農林水産省は19日付で人事異動を行い、新しい事務次官に井出道雄氏(林野庁長官)が就任した。また、林野庁長官には内藤邦男(生産局長)、生産局長には竹谷廣之(農林水産技術会議事務局長)、農林水産技術会議事務局長には佐々木昭博(大臣官房審議官兼生産局)、大臣官房審議官兼生産局には小栗邦夫(農林水産技術会議事務局研究総務官)の各氏が就任した。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  新型グランドソワーを発売/タイショー  
     
  タイショーはこのほど、耕うんと施肥が同時に行えるトラクタ作業機“グランドソワー”の新型「NPSシリーズ」(ステンレス製)3型式と「DSシリーズ」(樹脂製)4タイプ12型式を完成、10月より本格的な発売を開始することを明らかにした。NPSシリーズは、ホッパー容量(大きさ)を1割アップするとともに、視認性の向上のための確認窓を増強。DSシリーズは、トラクタへの着脱が工具なしで行えるハンドル挟み方式を全型式に採用。また、局所散布が簡単に行える1口ロートを用意するなど、随所に新機構を取り入れ、リニューアルを図った。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  色彩選別機セットシステムを金子農機が発表  
     
  金子農機はこのほど、色彩選別機を一段と使いやすくするニューセットシステムを採用した色彩選別機「オプティーサポーター」を発表した。セットシステムには、サイドタンクをセットした「スーパコラボ」5型式、張込ホッパー、昇降機、タンク、キャスター付架台が一式揃ったUパッケージ仕様の「セレクト美人」3型式、大型システムの「エレガンテ」2型式があり、高精度な選別性能で高品質米を実現する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  カーツが、多用途の作業ができる分割刈払機を新発売  
     
  カーツはこのほど、市民農園や家庭菜園で農業を楽しむ一般の人たちに向けて、アタッチメントを換えるだけで様々な使い方ができる多用途作業機「カーツ分割刈払機・UPH270」を開発、新発売した。アタッチメントには草刈り作業、キワ刈り、中耕除草、剪定作業用があるが、今回第一弾として草刈りのレギュラーアタッチ(標準刈払機)とロングアタッチ(30cm長い)の2タイプを揃えた。他のアタッチメントについては順次発売の予定。いずれもワンタッチで着脱でき、分割式のため収納が容易。乗用車のトランクに常備すればいつでも使用できる。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  次世代キャビンSS「アトム・スリー」を新発売/トランク  
     
  トランクは、製造元のハンソンティエンアイ(韓国)と共同で、先の第85回山形農業まつり農機ショーに最新型4WDスピードスプレヤーを出品し、注目を集めた。 新製品は、四輪操舵式のフルキャビン型で「アトム3(スリー)」と命名されている。主な特徴は、▽車高135cmで身長185cmにも適応▽昇降ドアを運転席左右に配置、全面強化ガラス製で視界良好▽小型広角カメラ(カラー)を運転席左右に配置、後部モニタ用に暗視機能付き赤外線カメラを装備するなどミラーレスで果樹に優しい後方視認システム―など。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  暑熱対策施したチェンソー防護服/トーヨが来春発売へ  
     
  トーヨは、高機能繊維を用いて快適性にもこだわった暑熱対策用のチェンソー防護服を開発した。来春から本格発売する。暑熱用防護服は、切創防止機能は従来のままで、生地重量を従来品より39%軽くし、通気性や吸水性を大幅に向上。新開発した繊維素材を採用し、二重織で厚みを従来より20%増やして通気量は30倍、吸水量は10倍と性能を格段に高めた。ズボンに縫い付ける防護パットも薄くて軽い素材を開発し、着心地や作業性に十分配慮。チェンソーが接触しても、パット内の繊維が刃に絡みついて回転を止め、身体を保護する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  安西製作所が豆用にベルト式色彩選別機発売  
     
  安西製作所は、国産初の色彩選別機メーカーとして、長年積み重ねてきた実績とノウハウに基づき最新の技術を導入して開発した、大豆、黒大豆、手芒など各種豆の選別に最適な「豆用ベルト式色彩選別機 BM-100D」を発売、幅広く注目を集めている。同機は、高精度のモニターを採用し、バーグラフ表示により感度設定も簡単。選別物の転がりを抑えることで、原料の種類にかかわらず高い選別精度を確保している。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  電柵の杭打ちに山田機械工業の小型杭打機活躍  
     
  山田機械工業が新発売したハンディな小型杭打機「ビーバーマジックハンマー」が、鳥獣害防止用電柵などの杭打ちに活躍し注目を集めている。これまでハンマーなどを使用、手作業で電柵用の角パイプや支柱を打ち込んでいたが、同機を使用することで、1.作業能率が飛躍的に上がる、2.一人で楽に杭打ち作業ができる、3.深くしっかりと倒れない杭が打てる―などのメリットが得られ、普及が活発化している。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  特許庁長官奨励賞に山本製作所、ササキコーポレーションに支部長賞/地方発明表彰  
     
  発明協会(豊田章一郎会長)はこのほど、東北地方発明表彰の受賞者を発表した。業界からは、特許庁長官奨励賞に「発泡スチロール減容機」の発明で山本製作所が選ばれ、取締役会長の山本惣一氏と、技術部環境機器グループの八島一樹氏、同グループ参事の吉岡政利氏が栄誉に輝き、実施功績賞を代表取締役社長の山本丈実氏が受賞した。また、青森県支部長賞を「肥料散布機のシャッタ開閉装置」でササキコーポレーション技術開発部取締役部長の樋口健夫氏、同部課長の甲地重春氏が受賞した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  ニシザワの縦型大根洗浄機が好評  
     
  ニシザワが昨年から本格的に販売を開始した、大根や長芋を縦方向で洗える水圧式洗浄機「縦型大根・長芋水圧洗浄機 N-ZB220」が北海道や東北、九州などの産地でも導入され好評だ。同機は、「大径の送りブラシロール」「センターブラシロール」「高圧噴射」による“トリプル洗浄”が特徴で、大根の葉っぱ・首から根の先端まで美しい仕上がりとスムーズな縦洗いを実現した。センターブラシを採用しているため節水効果が高く、大根に光沢が出せる。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  軽トラ搭載の堆肥散布機が人気/イナダ  
     
  イナダが売り出している、軽トラックに載せて運転しながら堆肥を均一にまけるオールステンレス製の小型堆肥散布機「マニアスプレッターMS-500」が好評を博している。同機は堆肥を500kgまで積載できる。長さ217.5cm、幅約130cm、高さ106cmで重さは約200kg。小回りが利くため、ハウス内や中山間地の水田など中小規模の圃場での土づくりに威力を発揮し、堆肥の種類を問わず均一に散布できる。散布幅は約150〜200cm。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  選果・予冷の課題探る/予冷協などがシンポジウム  
     
  選果・予冷施設における機能性の評価や食糧供給システムの再構築などを検討する「選果・予冷と農産物流通に関するシンポジウム」が12日、青果物選果予冷施設協議会などの主催により都内の綿商会館において開かれた。生産・流通・販売の食糧供給システム全体のモーダルシフトを念頭に置いた自給力強化のための選果・予冷施設のあり方、農産物を使った食材供給システムの課題、さらには精密農業などの先進的技術を活用したサプライチェーン展開の方向性などについて考察した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  地域と歩む酪農/JA全農が酪農経営体験発表会開く  
     
  JA全農は12日、東京・大手町のJAホールで、第26回全農酪農経営体験発表会を開いた。最優秀賞には、島根県安来市の砂流啓二氏の「地域とともに歩む酪農経営をめざして」が選ばれた。砂流氏は、転作グループによる共同粗飼料生産や、多地域と連携した飼料用稲の利用のほか、堆肥活用も積極的に行い、コスト低減を図りながら地域循環型農業を進めている点などが評価された。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  大学の先進研究を紹介/イノベーションジャパン2008  
     
  大学における先進的研究を一堂に展示・発表する見本市「イノベーションジャパン2008」が16〜18日の3日間、東京有楽町の国際フォーラムで開かれた。環境や省エネ、アグリ・バイオ、ナノテクなど先端を行くテーマのもと、会場では大学の研究成果を発表する小間展示のほか、新技術説明会と題した講演会などが行われた。農業関連の話題提供では「自然エネルギー利用型ハイブリッドシステムによる園芸施設の省エネルギー化」(高知大学の宮内樹代史准教授)などがあった。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  耐暑技術を現地検討/生研センターが熊本で  
     
  生研センターは12日、熊本県八代市でガット・ウルグアイラウンド(UR)対策で開発した熱線遮蔽フィルムの普及などのために、温暖化対策を検討する「ハウスにおける夏場の栽培および作業に好適環境をもたらす技術」現地検討会を開催し、130名が参加した。午前中は、八代市昭和同仁町の生産者・高濱泰さんのトマト促成栽培ハウスを見学。高濱さんは、被覆材に熱線遮蔽フィルムを使っている。このほか換気扇、遮光ネット、ポットの色の変更、さらに周囲を水田に囲まれた育苗ハウスが高温になりにくい等、様々な対策を採用していることを紹介した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  汎用型飼料収穫機の現地検討会開く/生研センター  
     
  食料自給率の向上に世論も高い関心を示すようになった。自給率アップを果たす決め手のひとつといわれるのが自給飼料の生産力増強であり、「汎用型飼料収穫機」はこうした流れの中で開発研究が進められてきた。18、19日には生研センター、家畜改良センター、新農機が家畜改良センター(福島県西白河郡西郷村)でその現地検討会を開催。新たな機械化システムの定着を視野に、現場からの報告や総合討議が行われた。2日目の機械実演では、タカキタ、ヤンマー農機が新鋭機の性能を披露。これからの普及に向け、関係者も大きな期待を寄せた。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  飛躍する四国農業を支援する、愛媛、高知の農機展  
     
  温暖な気候と豊かな大地の恩恵を受け、幾多の農作物を産出している四国農業を応援する大型農機展示会が10月に相次いで開かれる。愛媛県農林参観デー協賛農機展は10月1、2の両日、同県松山市の県農林水産研究所(旧農業試験場)と同果樹研究センター(旧果樹試験場)で開かれる。高知県農業振興フェアは10月4、5の両日、同県南国市の県農業技術センターで開催される。来場者が毎年多数詰めかける恒例行事だ。最新の機械や技術が一堂に会する両展示会を弾みに、四国農業の一層の飛躍が大いに期待される。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  個性豊かな担い手が、四国で多彩な農業を展開  
     
  温暖な気候と豊かな大地の恵みを受け、数々の農作物を育む四国。ここには実に個性豊かで多様な農業の担い手、支え手が多彩な農業を繰り広げている。命の源となる食を守るだけでなく、農業農村には環境保護や景観保全、自然災害を防いだり心を和ませたりする多面的機能がある。農業から生まれる価値は非常に大きく、農業に日々向き合う生産者の果たす役割もまた計り知れない。個人や集団など経営形態や規模、栽培品目はさまざまだが、農業への誇りを忘れず元気に農作業にいそしむ人たち。前向きに将来を展望し、自然体で意欲的に営農に励む生産者の姿をみた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  国内林業の上昇ムードに乗り市場活性するチェンソー  
     
  木材自給率の向上が示しているように、国内林業の活性化というフォローの風に乗って順調に実績をあげている今年のチェンソー市場。特にメーン市場である林業分野の盛り上がりを受けてプロ機需要が顕在化するなど勢いを増しており、これからの本格商戦に向けて期待が高まっている。今週はシーズン第1弾のチェンソー特集として本紙アンケートを軸に各社の対応や重点機種などを取り上げた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
     
お問合せ:株式会社 農経新報社 TEL:03-3815-0211 FAX:03-3815-0265  MAIL:info@n-simpo.co.jp
Copyright(c) 2003 Nokei-simpo CO.,Ltd. All Rights Reserved  当サイト内容の無断転載・引用を禁じます。