農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成20年10月27日発行 第2774号  
     
   
     
   
  都内でオープン式典、シンボルマーク披露/食料自給率向上運動  
     
  食料自給率向上国民運動「FOOD ACTION NIPPON」の最初の活動となる「EAT JAPAN in Tokyo Marunouchi」のオープンニングセレモニーが23日、会場となる都内・丸ビルのマルキューブで開かれた。同運動には著名人の応援団がつくられているが、セレモニーにはその中から女優のRIKACOさん、スポーツキャスターの田中雅美さん、スポーツコメンテーターの山本美憂さんが駆けつけ、石破茂農林水産大臣も参加して、シンボルマークの披露を行うとともに、特別メニューの試食が行われた。  
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  全国森林計画を策定/林野庁  
     
  林野庁は21日に開かれた閣議に「全国森林計画」を提出し、了承を得た。今回の計画では、針広混交林化や長伐期化などの多様な森林の整備・保全を進めることとし、育成複層林の面積を増やした他、間伐を主体に伐採立木材積を増加させている。目標として、現在95万5000haの育成複層林を計画末の平成36年に159万3000haとした他、伐採立木材積では、間伐で4億500万立方mを計画量として示している。また、計画では前回に引き続き「林業機械化の促進」が盛り込まれており、利用体制の整備への取り組みなどが打ち出されている。  
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  ホンダがブレード除雪機「ユキオスSB800」発売へ  
     
  本田技研工業は、一般家庭や小規模駐車場などの除雪作業を簡単な操作できれいに素早く行える小型・軽量タイプのブレード除雪機「ユキオスSB800」を12月24日より全国のホンダ汎用製品取扱店(農機特約店、特約ホームセンター、二輪販売店など)から販売する。ブレード除雪機「ユキオスSB800」は、雪を押して除雪する小型除雪機で、雪を飛ばさずに除雪を行いたい場所や投雪が困難な溶けかけの雪の除雪作業に適している。初心者でも気軽に、より安心して除雪作業が行えるよう「使いやすさ」を追求している。  
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  ササキコーポレーションがにんにくハーベスタを発表  
     
  ササキコーポレーションはこのほど、にんにく作業の省力化機種として「にんにくハーベスタHN402C」を発表、来年5月から出荷する予定であることを明らかにした。にんにく収穫機は従来から販売してきたが、これまでの機種で難点とされていた部分を今回のモデルチェンジで解決。マルチフィルムを剥がさずにそのままの状態で4条を一気に茎ごと抜き取り、1工程で収納コンテナに搬送するというもの。多少の降雨でも作業でき、適期収穫を逃さないなど、にんにく栽培農家にとっても待望の新製品だ。  
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  乾式ペレット成形機を発売/タイワ精機  
     
  タイワ精機はこのほど、自家製の有機肥料を簡単にペレットにできる乾式ペレット成形機「乾ペレくん」を開発、新発売した。従来の「ペレ吉くん」をさらに機能アップしたもので、圧搾押出し方式を採用することで、米ヌカ以外にも魚カスやクズ大豆、カニガラといった骨や塊があるものでもペレット化できる。また、ハト麦フスマやゴマ・ナタネの搾りかす等は単体でもOK。水を使わず、乾燥の必要がないため、手間が省け、その分一層簡単にペレット作りが行える。米糠をベースとした、より幅広い「有機肥料」作りを可能にしている。  
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  自動選別計量機「パックメイト」新シリーズ/タイガーカワシマが発売  
     
  タイガーカワシマはこのほど、選別と計量が同時に行える自動選別計量機“パックメイト”の新型「CRシリーズ」4型式とインバータ仕様の「CRVシリーズ」3型式を完成、11月1日より本格的な発売を開始することを明らかにした。新シリーズは、米供給部にヌカ取りメッシュを採用(特許出願)。これにより選別作業中にヌカが取れるため、きれいな整粒米と未熟米が取れる。また、未熟米取りが便利な左右切替口を新たに採用、袋の交換、未熟米の量り直しが簡単になり、作業効率がアップするなど、随所に新機構を取り入れ、リニューアルを図った。  
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  新型エンジンブロアを発売/新ダイワ工業  
     
  新ダイワ工業はこのほど、国内最大の風量を発揮する「背負式エンジンブロア EB802」を新発売した。19.3立方m/分の大風量で、剪定後の吹き寄せ、除草後の刈り草や落ち葉の吹き寄せなど作業時間の短縮に貢献する本格的なプロ仕様機。大風量を発揮しながらも作業者の負担を軽減するために、人間工学に基づいた新型フレーム、肩全体を包み込むような形状のハーネス、背部と腰部に分けた背当てパットなどの採用と徹底した軽量化を追求した。  
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  和同産業が雑穀刈取機を発売  
     
  和同産業は10月末から、雑穀刈取機ZRJ35Mを新発売する。同機は、ひえ、あわ、きび、ごまなどの雑穀と呼ばれる作物全般に対応する刈取機で、雑穀栽培の圃場と育成状況に合わせた改良を走行部に施し、とくに高畝栽培に適応すべく刈り高さは350mmとした。また、作物をかき分けるデバイダ部分の長さを4cmの範囲で調節できるようにし、作目対応力、生育状況対応力を高めた。さらに後輪タイヤ幅は793mmと878mmの2パターンとすることで、狭い畝間にも合わせることができるようにした。  
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  電動運搬車「立ち乗りひろしです」発売へ/筑水キャニコム  
     
  筑水キャニコムは電動運搬車ジャスパーシリーズに、立ち乗りと荷台リフトができるEJ15「立ち乗りひろしです」を追加して11月から発売する。荷台高さは930mmまで上昇する。最大作業能力150kg、モーターは24V・900W。「立ち乗りひろしです」は全長1470mm×全幅750mm×全高1295mmとコンパクトだが立ち乗りが可能で、一般家庭電源でバッテリーを充電できる。8時間で満充電になり、4時間の連続走行が可能だ(同社走行パターンによる)。  
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  オリジナルな運搬車両を製作/京津オートサービス  
     
  京津オートサービスは、農業機械や産業機械などの運搬車両をユーザーの用途や予算、要望にあわせたオリジナルな運搬車両として製作し販売、着実に業績を伸ばしている。「ケイシンキャリア」は荷台が、トラックの車体上を後方へスライドしながら、ゆるやかに移動、機械の積み込み、積み降ろしが楽に行えるように傾斜。そして、中折れ式ゲートが付いているので、コンバインやトラクタなどの農業機械を安全に積み込め、楽に運搬できる。また、強力な多目的クレーンを搭載することも可能で、運搬作業の効率化に重宝だ。  
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  新型モグラ捕獲機/フカセ種苗  
     
  フカセ種苗から発売されている新型のモグラ捕り機「モグラン」が、地元県内はもとより全国各地でも使われ始め好評を博している。同機は強力なバネを使ってモグラをはさむタイプの昔からある捕獲機を改良したもの。モグラの通り穴に仕掛け、左右どちらからきても捕れる。簡単で安全にセットできるよう工夫し、捕獲率を向上させた。同社は、同機の原型商品を約7年前に発売。考案者が亡くなり販売をいったんやめていたが、顧客の要望を受け、考案者の家族の了解を得て新たに製造を始め、2年前から売り出している。  
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  ジェフコムがVフリーライト連結タイプを発売  
     
  ジェフコムはこのほど、Vフリーライト連結タイプPDW-VF40J(屋外用 IP65)40W形を新発売した。Vフリーライト連結タイプは、24本まで連結が可能。完全防雨、屋外使用OKの電圧フリーライト。汚れても水洗いOK、土や泥のかかる環境でも使用でき、長距離配電等で電圧が下がっても安定して使える(85Wまで)。ビニールハウスや農作業場など離れた場所でも、明るさそのまま、ちらつかない。高湿環境、塩害に強いので、さまざまな分野・現場で普及が進んでいる。  
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  小型乾燥機でも梱包レス化/サタケ  
     
  サタケはこのほど、近年の環境問題に配慮し同社が業界の先陣を切って推し進めてきた「乾燥機の梱包レス化」の取り組みをさらに進め、かねてより梱包レス化を展開してきた中・大型乾燥機に続いて小型乾燥機(SDRシリーズ)の梱包レス化にも着手、今年12月の生産分より実施することを明らかにした。梱包レス化により、梱包材の削減が可能となるだけでなく、現地・現場における組み立て作業時間も開梱にかかる作業時間を短縮できるため、現場での組み立て作業効率の大幅アップを実現していくことになる。  
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  危機管理産業展にガス発電機を出展/三菱重工  
     
  三菱重工業株式会社汎用機・特車事業本部は、LPGカセットガスボンベやプロパンガスをそのまま燃料として使う4サイクルエンジンのガス発電機「MGC900GB」と「MGC900GP」を、先日開催された「危機管理産業展2008」で展示し、好評を博した。同機は、農作業や、緑化管理作業、道路建設作業、屋外の展示会やイベントの電力源といった業務用としてや、レジャー・アウトドア分野や災害などの非常時といった幅広い用途の電源として手軽に利用できる発電機として高い評価を得ている。  
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  創業60周年記念祝賀会を開催/オーレック  
     
  オーレックは17日、久留米市内の苹香園ホテルに取引先や従業員など関係者420名を招き、「創業60周年記念祝賀会」を盛大に挙行した。祝賀会では、『農家に役立つグリーンテクノロジー』を追求し続けてきた60年を振り返るとともに、今後もオリジナリティ溢れる製品を開発、周辺新規事業にも注力して業容を拡大していく方針を示した。海外からも伊、仏、韓国の取引先各代表が出席、国際色豊かな祝賀会となった。また式典に先立ち、完工した広川中核工業団地の本社工場見学会がもたれ、最新鋭設備を導入した製造ラインが披露された。  
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  三ツ星ベルトが世界代理店会議を開催  
     
  三ツ星ベルトはさる10月19日、神戸市中央区のホテルオークラ神戸で、「第13回世界代理店会議」及び「世界の子供たちに愛の手を」記念式典を挙行した。3年ぶりの開催で、代理店会議には海外事業所13カ所、32カ国から海外代理店など約400人が、記念式典には国内外から約550人が参加した。代理店会議では新製品発表などが行われ、一層の販売強化ならびにグローバルな協力体制の推進が図られた。記念式典では従業員一人ひとりの寄付金を元に、財団法人日本ユニセフ協会および兵庫県、神戸市、綾部市、さぬき市にそれぞれ寄付金が贈呈された。  
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  松山記念館が第17回文化講演会開く  
     
  松山の創業者である松山原造翁、2代目・松山篤翁の業績を顕彰・記念する財団法人松山記念館(理事長=松山信久氏)は18日午後、松山本社で第17回文化講演会を開催(上田市と上田市教育委員会が後援)した。今回は、「日本のスキ(犂)とロータリ耕うん作業機の発達と、国家の近代化」と題し、わが国における犂、ロータリ研究の碩学・九州大学名誉教授の坂井純氏(農学博士)が講演した。講演に先立ち主催者として挨拶した松山理事長は、坂井氏を「現在、犂の原理に関しては右に出る人はいない」と紹介し、今回の講演会の意義を強調した。  
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  第33回ツムラ角鳩会総会を開催  
     
  ツムラは21日、第33回ツムラ角鳩会総会を神戸市中央区のクラウンプラザ神戸で開催し、全国から販売代理店20社など関係者28人が出席した。平成20年度事業報告など議事4件をすべて原案通り可決承認したほか、不需要期販売など各種特別セールの案内が行われ、ツムラ角鳩製品の拡販と躍進を強く誓い合った。「どこへ行く中国」と題する、中国経済の現状と五輪後の発展の行方を展望する特別講演もあり、参加者が熱心に聴講した。  
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  シージェー・ビートのアドベンチャー・カーゴが人気  
     
  シージェー・ビートは、かねてより農家向けに“新しい農機”として各種「四輪バギー車」の販売を進めているが、田んぼや畑の見回り、果樹園の剪定作業、肥料や苗の運搬、牧場の放牧用などの用途として広く普及、各地より注文が多く寄せられている。同社は山形農機ショーに、野菜コンテナを2個搭載できるキャリアを備えた新型「アドベンチャー・カーゴ」を出展、これまでにない斬新な価格で、機能性のある四輪バギー車として人気を集めていた。  
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  機種別見通し好転/日農工が金沢で地方大会  
     
  日農工(阿部修司会長)は24日、金沢市のホテル日航金沢「鶴の間」で、平成20年度地方大会を開き、各部会長が20年・21年の機種別需要見通しを報告した。それによると、20年の台数ベースの出荷見通しで、前年を上回るのは管理機、防除機、精米機の3機種、前年並みは田植機、作業機、籾すり機、乾燥機の4機種となり、19年の増加機種が1機種だったのに対し、上向きの需要動向となる見通しだ。阿部会長はあいさつの中で、燃料、肥料の高騰に触れ「農業機械に対する要求として、省エネや環境負荷低減などが高まってくる」と述べ、対応を促した。  
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  地球規模の気候変動で国際シンポジウム/国際農林水産業研究センター  
     
  国際農林水産業研究センターとアジア太平洋地域農業研究機関協議会は21、22の両日、つくば市のつくば国際会議場エポカルで、国際シンポジウム「地球規模気候変動 アジア太平洋地域における農業研究の責務」を開き、気候変動に対する農業の適応力と、変動を緩和するための方策を検討した。 急速に加速化する地球温暖化は、とくにアジア・太平洋地域で影響を受けやすいと考えられている。今回、この分野の著名な専門家、国際機関、各国研究機関の研究者を招いて共同シンポジウムを開催したもの。  
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  芝管理の先進技術/関西グリーン研究所が第35回芝地用管理機械・資材総合展示会  
     
  10月22、23日の2日間、大阪府吹田市の千里万博記念公園で関西グリーン研究所と関西ゴルフ連盟の共催により「第35回芝地用管理機械・資材総合展示会」が開催された。主な新製品は、まずグリーンモアではリールカッター回転の2段切り替え式など芝のカッティング技術を一層、洗練させた機種が登場した。さらに日本人の体格に合わせた欧米メーカー製品、エンジンとバッテリーのハイブリッドタイプ、バッテリータイプなども展示実演された。管理機械では、エアレーション効果が大きく後処理も省力的なエアレーターなどが登場した。  
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  機械力が拓く秋田農業/秋田県農業機械化ショー開催  
     
  「鳥海の清水がはぐくむ 大地の芽ぐみ―先人に学び農業の未来をひらく」を大会テーマに掲げた「第131回秋田県種苗交換会」の協賛行事である第60回秋田県農業機械化ショーが秋田県農業機械化協会(白石光広会長)の主催により10月30日から11月5日までの1週間、にかほ市笹森クリーンセンター広場を会場に開催される。秋商戦を締めるとともに来春への手応えを確認するイベントである同ショーには25会員が550小間に最新鋭農業機械を展示、活力ある営農を支える機械化情報を共有し、秋田農業の可能性を発信していく。  
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  最新情報発信する農機ショー  
     
  晩秋の秋田を彩る東北最後の大型展示会となる秋田県農業機械化ショー。60回という節目の年となった今回は、会員25社が最新鋭機を出展、農作業の効率、安全、省力を実現する最新の機械化営農情報を示し、ユーザーとともに歩む農機業界のスタンスを改めて発信していく。特に安全・安心な農産物に対する要望が高まる中、主要稲作関連機械はもとより、高品質で行き届いた管理を実践する各種の最新調整機械までをフルラインアップするなど行き届いた対応でユーザーの期待に応えていく。  
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  活力ある営農を実践/秋田農家ルポ  
     
  秋田は米どころである。しかし、米を取り巻く生産環境は、下落する米価、伸び悩み停滞する需要、激化する産地間の勝ち残り競争と年々厳しさを増しているのは周知の通りだ。これに高齢化による離農や耕作放棄などが加わり、一段と難しい局面を迎えている。こうした中でも、「秋田の米」という地域ブランドを活用して活力ある営農を実践している生産者は少なくない。それぞれの立場に立って地域の、秋田の米づくりを支えている。ここでは、米という可能性の扉をこじ開けている生産者をルポした。  
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