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農経しんぽう |
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平成20年11月3日発行 第2775号 |
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地域に広がる「食育」/20年版食育白書 |
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内閣府は10月28日、20年版食育白書を発表した。同白書は、第1章で「国民運動としての食育の推進」として、食に関する指標にみる都道府県ごとの現状や地域の特性を活かした取り組み事例などを紹介。さらに広がりのある取り組みになるよう期待している。2章から7章は「食育基本計画」に基づいた施策の進捗状況を、家庭における食育の推進(第2章)、学校、保育所等における食育の推進(第3章)などで説明。さらに、コラム等で新たなテーマや取り組みとなる、企業分野等の食育活動検討会報告、学校給食法の改正などを取りあげている。
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水稲作況102の豊作/20年産10月15日現在 |
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農林水産省が10月30日公表した平成20年産水稲の10月15日現在の作況指数は全国平均で102の豊作となった。主食用の予想収穫量は865万8000tが見込まれる。農林水産省では、集荷円滑化対策として11万tの政府買い入れを実施する方針で、これにより20年産米の需給は「大幅に緩和するといった事態にはならないと考えている」との見解を発表した。作付面積(子実用)は162万4000haで、前年産に比べて4万5000ha(前年産対比3%)減少した。
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省エネ農機へ助成/20年度補正予算 |
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農林水産省では、20年度補正予算で実施する「強い農業づくり交付金のうち原油高騰対策特別枠」(28億円)の申請を7日まで受け付けている。農業機械で支援対象としているのは、1.水稲直播機、2.田植機(8条以上で、高速作業が可能な機構等を有するもの)、3.コンバイン(汎用コンバイン、収量コンバイン)、4.茶複合管理機(ディーゼル機関を搭載したもの)、5.飼料播種機(不耕起播種機、簡易草地更新機)、6.ロールベーラー(細断型ロールベーラー、稲発酵粗飼料用ロールベーラー)。その他の施設・設備として穀物遠赤外線乾燥機(汎用乾燥機で、籾の最大処理量が5t以上のもの)も対象となっている。
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アグリビジネス創出フェア2008開く |
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農林水産省は10月29、30の両日、都内の東京国際フォーラム展示ホールで「産学官の最新技術が大集合! 新たなビジネスがここからはじまる」をテーマに、アグリビジネス創出フェア2008を開催した。これには、過去最高の210の企業、大学、団体が出展。最新の製品、農業技術、研究成果や農業活性化の取り組みなどがアピールされ、熱心な参観者であふれた。また、メーンステージなどで基調講演等があったほか、企業や団体がプレゼンテーションやセミナーを行い、農業技術の新展開を紹介した。
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指定燃料以外使用が3割/環境省が特定特殊自動車の使用燃料調査 |
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環境省はこのほど、平成19年度特定特殊自動車の使用燃料の抜取調査結果についてまとめ、公表した。調査は平成20年1〜3月に全国の軽油を燃料とする特定特殊自動車から、使用燃料を282サンプル採取。採取した硫黄分の分析をした結果、硫黄分の質量比が10ppmを超えるサンプルが全体の約29%を占めた。これらのサンプルは、軽油と比較して硫黄分が高い重油等を混合したメーカー指定の燃料以外の燃料を含むと推定される。環境省は、メーカーが指定する適切な燃料の使用しないと排ガスの性状が悪化することがあるため、抜取調査を実施しているもの。
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ホウレンソウ根切り機発売/川辺農研産業 |
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川辺農研産業はこのほど、研究・開発を進めていたホウレンソウ根切り機専用機「NK45」を完成、11月より本格的な発売を開始することを明らかにした。同機は、2サイクルエンジン(最大出力1.7馬力)を搭載、自走しながら、水平にスイングする切断刃により、ホウレンソウの根をカット、腰を屈めることなく、極めて効率的に根切り作業が行える。先端が細い特殊なボディー形状により、葉を傷めることなく、また、安定した走行で、スムーズな作業が行える。
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フォーレージハーベスタ「BigX」好評/エスピーエム |
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エスピーエムはフォーレージハーベスタ「BigX」を発売、倒伏したデントコーンの実演で驚くべき威力を発揮するなど、酪農家やコントラクターをはじめ農業関係者の評価がこれまで以上に高まり、普及が進んでいる。同機は、高馬力なエンジン(478kW/650HP)を搭載し、作業能率が高く、倒伏コーンでも可能な8K、10Kコーンアタッチメントを取り付け可能。また、クローネ社が完成させた、最新の人間工学を取り入れたキャビンを使用しているため、快適な居住性を実現。主要な機能をオペレータが目と指先だけで扱える設計となっている。
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公共・産業用の太陽電池を投入/ホンダソルテック |
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ホンダの子会社で太陽電池の製造・販売を手がけるホンダソルテックは、10月24日より公共・産業用薄膜太陽電池の販売を全国で開始した。ホンダは、既に昨年10月より一般住宅向け商品の販売を始めており、より幅広い客様の要望に応えるべく、新たに大容量発電が可能な公共・産業用薄膜太陽電池の国内販売を推進していく。ホンダが独自開発した薄膜太陽電池は、銅‐インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に優しい太陽電池。
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米粉専用粉砕機PHVシリーズ/名濃 |
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食品加工機械、環境機器製造販売の名濃は、米粉専用粉砕機PHV-20SF-AS(毎時25kg製造)と同30SF-AS(同40kg)を発売している。先行機種に比べ、「イニシャルコストが低く、作業性が高く、省スペース」という。粉砕時に粉の発熱を少なくして品質の劣化を防ぐために、大量の外気を導入し冷却しながら粉砕する方式を採用した。粒度のそろった細かい米粉を製造するため、エアーフローシフター(ふるい機)によって粗粒を取り除いて、自動的に粉砕機に再投入する省力機。
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バイオマス燃焼装置を発売/バイオマスエネルギー |
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バイオマスエネルギーはこのほど、籾ガラやおが粉など食料と競合しないバイオマス(生物資源)をエネルギー燃料として使う燃焼装置を開発した。装置は特許出願中で、籾ガラなどの原料を加工せずそのまま完全燃焼させてエネルギーに変えられる。使用原料にもよるが、燃料代を石油の10〜40%に削減できるという。
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日射に応じ点滴灌水/プティオのソーラーパルサー |
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プティオは、日射に応じて点滴灌水する「ソーラーパルサー」を今年から発売し、ピーマンでは施肥量を3割カットして2割増収、節水する効果を収めている。これは近畿中国四国農業研究センターが開発した。基本キットは40Wの太陽電池と10Wのポンプ、水位スイッチ、バルブなどで構成される。太陽電池で駆動されるポンプは、日照の強さに対応した量の水を汲み上げる。日射が強いとタンクは早く満水になり、曇っている時は満水になるまで時間がかかる。この原理で、葉から蒸散する水量に応じた必要最小限の灌水ができる仕組みだ。
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拠点別に「秋のいきいきクボタの日」展示会/新潟クボタ |
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新潟クボタは10月25、26の両日、拠点別に「秋のいきいきクボタの日」を開催した。これは11〜12日に開催したパート1に続くもので、下越支社(錦澤洋一支社長)の村上・坂町関川・中条・東新発田・金井の5営業所、中越支社(新澤智数支社長)の栃尾・小出・十日町・六日町の4営業所、上越支社(齋須巳代史支社長)の上越北・頚城・原之町・上越南・三和・新井・糸魚川の7営業所、合わせて16カ所で開催した。
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集草葉機で実演会/広洋エンジニアリング |
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広洋エンジニアリングは10月21日、東京都板橋区の赤塚公園において、同公園の管理事務所と共同で、東京都公園協会の関係者を招き、同社が独自に開発した軽四・運搬車に搭載でき、また、乗用芝刈機に牽引できる、大容量(2000L)の集草葉機「バキュームスイーパ」の実演会を開催した。当日の実演では、運搬車搭載型の「BS2000-L型」と乗用芝刈機牽引タイプの「同K型」の2機種によって、同公園内歩道の清掃及び野球場外野の芝刈同時集草作業を行った。
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ヰセキ信越が「農家とヰセキのふれ愛感謝市」開催 |
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ヰセキ信越は10月24日から3日間、本社特設会場で「農家とヰセキのふれ愛感謝市・2008秋」を開催した。会期中4000人を動員、成約高は計画の4億円を達成した。初日は雨模様の天気に見舞われたものの、出足は順調で、今回の来場記念品の傘を手に、商談が活発に繰り広げられた。大型テントで設営された特設ステージでは、コンバイン「HFG435/447/461」、乗用田植機「PZ60」、新型トラクタの「ジアスAT340」が紹介された。恒例となった同社の劇団ヰセキによるコントでは37株疎植栽培などをアピールした。
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ヤナセ産業機器販売の除雪機・スノースロワー充実 |
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ヤナセ産業機器販売は、除雪機「スノースロワーシリーズ」を1970年に発売、以来、卓越した技術力とユーザー本位の使いやすさで、雪国で暮らす多くの人に愛用されてきた。「スノースロワーシリーズ」は、パワフルな除雪力に加え、安全性や耐久性などにも徹底してこだわり、高性能・高品質を追求し続けている。さらに、新たに家庭向けのコンパクトなモデルも加わり、ラインアップも充実した。
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日立建機が林業機械購入でCO2削減/排出権を取得・証明 |
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日立建機は10月20日、林業機械でカーボンオフセット活動を展開すると発表した。同社は、建設機械業界では初めての試みとその成果に期待を寄せている。同26、27日には愛媛県今治市で開催された2008森林・林業・環境機械展示実演会に小間を設け、同社のベースマシンをはじめ林業作業用アッタチメントおよび木質資源活用機械の数々をアピールしつつ、新たな取り組みとしてカーボンオフセットの何たるかや林業機械購入ユーザーがどのような形で二酸化炭素排出低減活動に関わるのか―などの説明を進めた。
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共栄社の多目的トラクタ・ベントラックが各地の展示会で好評 |
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共栄社・事業企画部ベントラックチームは、さきごろ北海道で開催された「2008北海道ターフショー」、また、先月、大阪万博会場で催された「第35回芝地用管理機械・資材総合展示会」に多目的トラクタ“ベントラック”を出品、いずれの会場でも、これまでにない斬新な機能を保有するトタクタとして注目を集めていた。ベントラックは、中折れ式フレームでフルタイム4駆のハイパワーマシンに30種類以上の多様なアタッチメントを装着、幅広い作業をこなし、高い汎用性を第一の特徴とする新世代管理機。
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列条間伐でセミナー/キャタピラージャパン |
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キャタピラージャパンは10月26日、愛媛県松山市の国際ホテル松山でCAT林業セミナー「列状間伐作業と機械化への取り組み―効率的な林業に向けて―」を開催した。同日と翌日に今治市で行われた森林・林業・環境機械展示実演会に合わせ実施したもので、27日には参加者を同展示会場に誘導し、同社ブースで最新のキャタピラーマシーンおよび関連機械の性能を披露した。セミナーでは、高知県の香美森林組合・野島常稔理事による記念講演などが行われた。
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アサヒパックのポップアップノブ米袋がGマーク受賞 |
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アサヒパックのエコロジーをコンセプトに開発した持ち手・注ぎ口付きレジ袋無用米袋「ポップアップノブ米袋」が2008年度グッドデザイン賞を受賞した。新開発の特殊素材を採用したソフトタッチなハンドル部分や、引っ張りに強くコンパクトで安定した持ち手などユーザー視点でのデザイン発想が好評を得た。またデザインの1つである袋部の腰のくびれは、持ったときに内容物を下部に集中させない役目も兼ね備えるなどきめ細かな配慮も高く評価された。
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雪かきスコップがグッドデザイン賞受賞/浅香工業 |
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浅香工業の腰や背中を痛めにくいユニバーサルデザイン(UD)雪かきスコップ「金象印 ポリカスコップBS握り付」が2008年度グッドデザイン賞を受賞した。同スコップ(長さ120cm、重さ1.5kg)は、S字形状になった柄の部分が外観の大きな特徴。雪をすくう際、柄が直線の一般的なスコップと比べ、上半身の過度な前かがみや横倒れ姿勢を改善し、背骨と背筋へ負荷が集中するのを緩和した。すくい部の材質は衝撃に強いポリカーボネート(樹脂)を使用。軽量で長時間使いやすく、金属製すくい部と異なりアスファルトに擦ったときの嫌な高音がでない。
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購買意欲を喚起/盛大に秋田県農機ショー |
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「鳥海の清水がはぐくむ 大地の芽ぐみ―先人に学び農業の未来をひらく」を大会テーマに掲げた「第131回秋田県種苗交換会」協賛の第60回秋田県農業機械化ショー(主催・秋田県農業機械化協会=白石光弘会長)が10月30日、にかほ市金浦の笹森クリーンセンター隣接会場で華々しく開幕した。回復ムードを見せ始めた市場環境の中、開催された今回の農機ショーには、25会員が来春、来シーズンに向けての新製品、新型機種を多数出展し、購買意欲の喚起を図るとともに、市場の活性化に努めた。
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飛行精度を競う/産業用無人ヘリコプター飛行技術競技大会 |
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農林水産航空協会と全国産業用無人ヘリコプター推進協議会は10月29日、茨城県水戸市の農業技術研修館圃場において「第17回産業用無人ヘリコプター飛行技術競技大会」を開いた。この競技で、栄えある農林水産大臣賞には秋田県の藤枝誠・雲雀明徳両氏のペアが輝き、競技得点3210点満点中、3204.26点をマークし、受賞の悦びを表した。無人ヘリ競技は、無人ヘリコプターの操縦者と合図者の計2名がペアとなって操作精度と飛行速度の均一性、飛行の安定性などを競うもの。
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知財ネットが始動/農林水産技術情報協会が知財のシンポジウム開く |
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農林水産技術情報協会(和田宗利理事長)は10月29日、アグリビジネス創出フェア会場前の東京国際フォーラムセミナールームで「農林水産知的財産ネットワークシンポジウム2008〜農林水産・食品分野の知的財産の活用に向けて〜」を開催。冒頭、同日をもって農林水産知的財産ネットワークが本格スタートしたことを発表した。シンポジウムでは東京農工大学教授の澁澤栄氏によるキー・プレゼンテーションや、活用事例報告が行われた。
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食料自給率向上を訴える/東京・丸の内でトークショー |
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都内の丸の内で繰り広げられた、食料自給率向上に向けた国民運動「FOOD ACTION NIPPON」の皮切りとなる「EAT JAPAN in Tokyo Mrunouchi」が10月23日のオープンニングセレモニーから始まり、25日には丸ビルのマルキューブでトークショーが開かれた。また、丸ビル前、丸の内2丁目ビルの前の通りでは、25、26の両日、国産食材の模擬市場「LIVE!マルシェ」が展開、大勢の人で賑わった。25日のトークショーは、アナウンサー・天谷由佳さんの司会で、平野レミさん、みやじ豚代表取締役の宮治勇輔氏が、日本の食生活などを語り合った。
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8000人が新技術に関心/愛媛で2008森林・林業・環境機械展示実演会 |
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愛媛県と林業機械化協会は10月26、27の両日、今治市阿方今治新都市第2地区の特設会場で、2008森林・林業・環境機械展示実演会を開催し、伐木・造材、木材搬出、作業道作設、樹木粉砕などに関わる最新の資機材情報を発信した。会場には過去最多となる約8000人の参観者が県内外から訪れ、とくに2日目は近隣の保育所、小中高校から1000人の児童・生徒が来場、近代的な林業作業、強力な機械化作業に驚嘆の歓声を上げた。機械としては、生産間伐に合わせたハーベスタの大型化、竹処理用製品の増加などがみられた。来年は長崎県での開催が予定されている。
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ゴルフ場の19年度水質調査で指針値超過はゼロ/環境省 |
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環境省はこのほど、ゴルフ場暫定指導指針対象農薬に係る平成19年度水質調査の結果をまとめ、公表した。それによると、全国45都道府県の754カ所のゴルフ場を対象に、延べ2万7365検体について水質調査した結果、該当45種類の農薬で指針値を超過した事例はなかった。同省では引き続き「暫定指導指針」に基づき、都道府県と協力し「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止にための指導を行っていく」方針。
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バイオマスをテーマにシンポジウム/林業経済研究所 |
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林業経済研究所は10月25日、東京都文京区の東京大学農学部で第8回シンポジウムとして「バイオマスエネルギーの可能性と限界―森林資源の有効活用をめざして―」を開催した。これは国土緑化推進機構の「緑と水の森林基金」の助成を受けて開いたもので、大学や試験所などの研究者をはじめとして、学生、企業の担当者などが参集し、木質バイオマスの現状を把握するとともに、現在の問題や課題などを通してこれからのあり方を掘り下げた。
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利用体制の整備も/全国森林計画と機械化 |
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林野庁は先月21日の閣議に「全国森林計画」を提出し、了承を得た。森林の整備・保全の目標をはじめ、伐採立木材積、造林面積などの計画量、施業の基準を示している同計画は、育成複層林の面積の増加や間伐を主体とした伐採の増加を打ち出すとともに、「林業機械化の促進」が前回に引き続きこれから取り組む方向として盛り込まれている。
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付加価値上げ、農家を元気にする農産加工 |
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地域の農業を元気にする農産物直売所が、全国で展開されている。そこには地元の新鮮な農産物をはじめ、農家の手作りの農産物加工品が並べられ、訪れた地元の消費者はもとより、車を使って買い求めに来た都市のお客もおり、交流が活発化している。これを支援するための、各種農産加工機器も、今では農家向けの小型、簡便タイプが開発され、導入されている。農機店でもこうした農産加工関連機器を扱うところも増えており、農村の新たな動きを支えている。
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20年、21年の機種別需要見通し/日農工・地方大会から |
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日農工(阿部修司会長)は10月24日、石川県金沢市のホテル日航金沢で、平成20年度地方大会を開き、各部会長から平成20年・21年機種別需要見通しの報告を受け、承認した。機種別部会長報告の概要を連載する。20年の見通しは、今年7、8月の各社の価格改定の影響で前倒し需要が発生し、1〜9月実績で前年を上回る機種が多かったが、以降の反動が懸念される状況。今後、国産農産物ニーズの高まりや米消費拡大運動などの進展による市場拡大に期待が寄せられた。
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