農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成23年11月7日発行 第2916号  
     
   
     
   
  農地復旧等に1兆1265億円/23年度第3次農林関係補正予算  
     
  農林水産省はこのほど、平成23年度の第3次農林水産関係補正予算をまとめた。総額は1兆1265億円。1.水産業の復興、2.農地等の生産基盤の復旧・整備、3.経営の継続・再建、4.生産手段・流通機能の回復、5.6次産業化や再生可能エネルギーの活用、6.農山漁村対策、7.森林・林業復旧対策、8.原発被害への対策―などを柱とし、東日本大震災で被災した農地などの復旧、除塩、経営再開への支援、金融支援、農地除染の実証などを行う。農地や林地の除染では環境省の予算としても、住宅や公共施設も含めて1997億円の予算で実施される。  
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  23年産水稲の作柄は101の平年並み/10月15日現在  
     
  農林水産省は10月26日、平成23年産水稲の作付面積及び10月15日現在における予想収穫量を発表した。それによると、全国の10a当たり予想収量は533kg、作況指数は101の平年並み。予想収穫量(子実用)は839万7000tで、都道府県別の指数では北海道105、神奈川104などが高かった。23年産子実用水稲の作付面積(青刈り用の面積を除く)は157万4000haで、前年産に比べ5万1000ha(3%)減少した。うち主食用作付見込面積は152万6000ha(同3%減)が見込まれる。また、主食用作付見込面積に10a当たり予想収量を乗じた予想収穫量(主食用)は813万4000tが見込まれている。  
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  遠赤外線乾燥機を共同開発/サタケと山本製作所が発表  
     
  サタケと山本製作所は10月28日、山本製作所・東根事業所において記者会見を行い、かねてより両社で開発を進めていた先進的な新型・遠赤外線乾燥機6型式(30石〜55石)を発表、来シーズンより、本格的な発売を開始することを明らかにした。サタケと山本は2009年に包括的提携契約を締結し、製品の相互供給や販売促進策などについて共同で実施。今回、両社初の共同研究開発により、新型遠赤乾燥機“ソラーナ・ネックス”(サタケ)と“ウインディ・ネックス”(山本)を完成、「省エネと安定乾燥」「より求めやすく」「より使いやすく」を追求した乾燥機として積極的な販売展開を進める方針。  
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  差別化図るアルミブリッジなどの新製品/昭和ブリッジ販売が発表  
     
  昭和ブリッジ販売は10月28日午後、同社大池工場で、内見会並びに研修会を開き、超軽量・堅牢アルミブリッジSHA型、ステップ面に隙間がなく小型タイヤやキャスターを持つ車両にも対応するアルミブリッジSG/SGW型、管理機専用で安全性を高めたアルミブリッジSGN型、オールアルミ製マルチキャリーSMC-3、ブレーキ付き台車SD-10型、パレット付き苗箱収納棚、軽トラ専用アルミ荷台ステップなどの新製品を発表した。また、事故防止の観点から安全対策の重要性を強調。高品質製品でさらに市場浸透を図る意欲を示した。  
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  果実色見本付き手袋で収穫の色づき判断/三重化学工業  
     
  三重化学工業が三重県中央農業改良普及センターと共同で開発した、ミカンなどの収穫期を色づき具合で判別するのに便利な色見本(カラーチャート)を付けた作業用手袋が好評だ。共同で特許出願中。ミカン用が極早生と早生の2種類、カキ(次郎柿)用が1種類あり、それぞれ基準色とその前後の3色が両方の親指付け根部分についている。これを用いれば収穫時間のロスを減らせ、的確に微妙な色合いを判別できる。手袋の品質にも十分配慮。薄くて手にフィットするため収穫作業がしやすい。  
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  次世代のネコ車「電動エコキャリア21」/和コーポレーション  
     
  和コーポレーションが新発売したバッテリー式の電動運搬車「電動エコキャリア21」が、“画期的な次世代の電動ネコ車”と評判を呼んでいる。230Wのハブモーターを前輪に内蔵、畦や坂道など走行が困難な道でも、傾斜角度12度までなら最大荷重120kgの荷物の運搬が楽に行える。着脱できるパック式のバッテリーは満充電で約8〜10kmの走行が可能。用途も幅広く、農林業、土木建設、造園などネコ車が普及しているすべての業種で販売できる。  
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  テント冷蔵庫「COOLテント」を推進/北信帆布  
     
  北信帆布は、先に幕張メッセで開かれた国際フラワーEXPOに仮設組立式冷蔵庫「COOLテント」を出展、参観者の関心を集めた。仮設組立式というように、畑や敷地内にテントを設置し、これに冷蔵ユニットをセットすれば果実、野菜、花きなどの保冷庫として活用できるというもの。同社はすでにテント倉庫、果実熟成促進ガス入りテント、きのこ生産工場向けテント冷蔵庫、運送会社用テント保冷施設などで施工実績があり、今回の「COOLテント」は簡単に設置でき、解体・組立・移動が自由にできる“仮設”方式の利便性をアピールしている。  
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  過熱水蒸気式ファンヒーター「スチームキューブ」/スズテックが発売  
     
  スズテックは既報の通り、10月18日に本社で記者会見を行い、水と電気を使用した革新的な暖房機「過熱水蒸気式ファンヒーター」“スチームキューブ”を10月より本格的な発売を開始することを明らかにした。同機はこれまでにない過熱水蒸気を活用し、200度C近い熱を発生、クリーンで極めて効率的な暖房を行う。ボイラーとの併用稼働で、重油・灯油の消費を大幅に削減できる。また、水と電力がエネルギーのため、温室効果ガスが削減となる。さらに、蒸気の対流で均一に暖房し、適度な湿度で乾燥を抑え、植物の生長促進・病気の予防にもつながる。  
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  円高を克服し増収増益/クボタ122期中間決算  
     
  クボタは2日、記者会見し、平成24年3月期第2四半期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比327億円(7.3%)増加して4817億円、国内は機械部門、水・環境システム部門が売上げを伸ばし45億円(2.0%)増の2293億円、海外は機械部門が303億円の増収を達成し282億円(12.6%)増の2524億円となった。営業利益は機械部門が海外を中心とした増収やコスト削減により58億円の大幅増益を達成、前年同期比61億円(14.1%)増加して492億円、純利益は同6億円(2.4%)増の263億円となった。  
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  盛大に創立記念式典/福井近畿クボタ  
     
  福井クボタと東近畿クボタが統合、10月1日付で発足した新生・福井近畿クボタ(松田一郎社長・本社=福井市)の創立記念式典が10月21日、滋賀県の長浜ロイヤルホテルに関係者320名を招き盛大に開催された。式辞の中で松田社長は「両社の成り立ちによる違いから解決すべき課題があることも事実。しかし経営理念(需要家の満足、会社の繁栄、従業員の幸福)の実現に向け、今やるべきことを考え、シェアアップを図りながらクボタブランド力強化を実行することで、必ずや課題解決が図られるものと確信する」と力強く宣言、高収益体質の会社づくりなど3項目をあげ目指す姿を示した。  
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  「農家のヰセキ」アピール/1万人集め、ヰセキ中国が秋祭り  
     
  ヰセキ中国と広島県ヰセキグループは10月29日〜30日と11月4日〜6日の5日間、同県呉市のグリーンピアせとうちで第27回農家とヰセキの秋まつりを開催し、約1万人が詰めかけた。トラクタなどの新製品など高い技術力を誇る井関農機製品約140点に加え、協賛約90社が多様な製品を展示。売上高約10億円を見込み、実演会や疎植栽培講習、抽選など多彩な催しで最新の技術や情報を発信した。初日は約2500人が来場。今回はステージを会場南側の一番奥に配置し、場内の展示製品をゆったり見て回れるようレイアウトを工夫し、来場者を迎えた。  
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  盛大に秋の大感謝祭/ヰセキ信越  
     
  ヰセキ信越は10月21〜23の3日間、本社で「2011秋ふれ愛感謝市」を開催した。会期中4000人を動員、成約高は10月単月の計画である4億円を突破した。2日目には井関農機本社の菊池昭夫常務取締役営業本部長が会場を訪れ関係者を激励した。今年は、昨年と反対に水稲の作柄が量、質とも良く、それを反映するかのように来場する農家の顔は明るく、家族連れが目立った。会場中央ステージで行われた新製品のデモ、オークション、低コスト農業応援37株疎植栽培講習には多くの人が熱心に聞き入る姿が見られた。  
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  多目的電気乾燥庫「DSJシリーズ」の愛称は“ドラッピー”/静岡製機、キャンペーンも  
     
  静岡製機はこのほど、多目的電気乾燥庫「DSJシリーズ」(12型式)の愛称名“ドラッピー”とトマトを形どったキャラクターマークを発表。ユーザーがより親しみを感じ、身近な電気製品としてのイメージづくりを進めている。これに伴い、平成23年11月1日より24年3月31日まで、DSJシリーズを購入し、アンケートハガキを返送したユーザーに対して、乾燥野菜・果物のレシピをまとめたオリジナル小冊子(32頁)をもれなくプレゼントする「ドラッピーレシピ集・プレゼント」キャンペーンを展開している。  
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  秋の感謝祭を開催/東日本三菱農機販売・新潟支店  
     
  東日本三菱農機販売の関東甲信越支社新潟支店は10月21、22の両日、支店構内で秋の感謝祭を開催した。同社としては初めての金曜・土曜開催としたが、「秋商品の仕上げと来春のスタートとして、動員、成約高とも前年をクリアした」(清水支店長)という。清水支店長は、「初めての金曜・土曜開催で少し心配だったが、金曜の人出は昨年の日曜日と変わらず、成約は少し増えた。家族連れも多く良かった。機種別では除雪機は在庫がなくなるほどで、そのほか畦塗機、インプルメントが動いた。また、中越でカメムシが発生し色選(サタケのピカ選)が今もオーダーが来る」と話している。  
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  「農業応援まつり」で勢い/ヤンマー農機販売・中部近畿カンパニー  
     
  ヤンマー農機販売・中部近畿カンパニーは、10月29、30の両日、三重県津市のメッセウイングみえにおいて「ヤンマー農業応援まつり」を開催。会場内外には、無段変速とハーフクローラの良さをベストマッチさせた「エコトラデルタEG97・同105」など最新鋭の高性能機械や周辺機械150点を展示し、省エネ・高能率・高精度な快適作業を提案した。三重推進グループ8支店管内を対象としたもので、期間中の来場者は約1600名。好調に推移した秋商戦直後のぬくもりを大切にして“継続実販”を展開、実演機や旧型機などの販売にも力が入れられた。  
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  中国・嘉陵ホンダの新工場が完成/本田技研工業  
     
  本田技研工業の中国における汎用製品生産販売合弁会社である嘉陵―本田発動機有限公司の新工場がこのほど完成、10月28日、竣工式典を行った。新工場の投資額は約2.1億元(約25億円)、鋳造、プレス、塗装、完成品の組み立て、点検、製品梱包などの生産工程を備え、旧工場で培った生産技術と新たな環境技術を取り入れた先進的な工場として11月から稼働する。嘉陵ホンダでは、現在中国国内向けの生産、販売に加え輸出も行っているが、国内の需要拡大の見込みに加え、今後輸出も拡大する予定で、新工場はホンダの汎用事業のグローバル展開において、最も重要な生産拠点の一つになる。  
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  インド・バンガロール工場で起工式/バンドー化学  
     
  バンドー化学のインド子会社であるBando(India)PrivateLimitedは10月19日、同国南部のバンガロール市の工場で起工式を実施した。式にはバンドー化学の小椋昭夫会長や大原正夫常務執行役員、インド子会社の山田社長ら関係者約20人が出席。工事の安全を祈願した。新工場は敷地面積約6万8000平方m。2012年9月ごろから設備の搬入を始め、13年年初から生産を開始する予定。素材加工も含めた一貫生産体制の同工場で、約20億円を投じて建設し、同国での供給体制を強化する。  
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  来春商戦へ好感触/第63回秋田県農業機械化ショー開く  
     
  「横手に集い 開け未来の秋田の食」をテーマに掲げた「134回秋田県種苗交換会」の協賛行事である第63回秋田県農業機械化ショー(主催=秋田県農業機械化協会・白石光弘会長)が横手市の秋田ふるさと村第3駐車場で10月29日から11月4日までの1週間の日程で開かれ、会期中、例年にも増して天候にも恵まれ、多くの生産者・農家、業界関係者の来場で賑わいを見せた。来春商戦に向けて主力商品をアピールしたいと意気込んだ出展者は確かな手応え、好感触を掴んだようだ。  
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  新開発の棚用ドリフト低減型防除機を検討/生研センター、新農機  
     
  生研センターと新農機は10月27日、埼玉県久喜市の県農林総合研究センター園芸研究所で、「平成23年度棚栽培果樹における新技術に関する現地検討会―棚用ドリフト低減型防除機およびジョイント栽培技術」を開催し、緊プロ事業で開発したナシ・ブドウを対象とした棚用ドリフト低減型防除機を実演、これまでの研究成果を発表した。棚用ドリフト低減型防除機は、丸山製作所とヤマホ工業の協力を得て開発しているもので、ブームスプレヤーの機体後部に、台形をしたスプレー部を持ち、棚面に接近させて防除作業ができる。ノズルはドリフト低減型で、風量が少なくてすむ。  
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  世界人口70億人に/国連人口基金などがシンポジウム  
     
  国連人口基金(UNFPA)東京事務所、人口問題協議会及びジョイセフは、今年10月31日に世界人口が70億人に達するのに先立ち、10月27日、都内渋谷区の国連大学ビルにて、公開シンポジウム「70億人の世界×70億人のアクション」を開催。人口とそれに伴う様々な課題を掘り下げ、将来のために各々何ができるか議論した。基調講演では、10月にUNFPAが発行した「世界人口白書2011」について、早稲田大学人間科学学術特任教授の阿藤誠氏が解説。白書によると世界人口はこの80年で約50億人増え、2083年には100億人を突破する見込み。今こそ適切な投資を行い、世界を持続可能なものにするべきと訴えている。  
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  良い農業への道しるべ/適正農業規範でシンポジウム  
     
  日本生産者GAP協会(田上隆一理事長)と農業情報学会(大政謙次会長)は、10月24、25の両日、都内の東京大学弥生講堂で農業情報学会第23回食・農・環境の情報ネットワーク全国大会、2011年秋期GAPシンポジウム「適正農業規範は良い農業への道しるべ」を開催した。初日は、基調講演「適正農業規範は良い農業への道しるべ」を同協会規範委員長の山田正美氏が行い、続いて講演「『栃木県GAP規範』に基づく新たなGAP推進」(栃木県農政部経営技術課環境保全型農業担当・高崎正氏)などがあり、2日目は記念講演「食料生産の価値の総合評価」(東京大学・鈴木宣弘氏)などが行われた。  
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  ヤンマー、田中産業が出品/びわ湖環境ビジネスメッセ  
     
  国内最大級の環境産業総合見本市「びわ湖環境ビジネスメッセ」が10月19〜21日の3日間、滋賀県立長浜ドームで開催され、期間中4万人近い人出で賑わった。“環境と経済の両立”を基本理念に、環境産業の育成振興を図るため、環境負荷を低減する製品や技術・サービスの情報発信の場として毎年開催しているもので、太陽光・風力・水力・バイオマス発電など再生可能エネルギー関連機器や燃料電池、省エネ空調・ヒートポンプなどを展示した「新エネ・省エネコーナー」などが注目を集めた。業界からは、ヤンマー、田中産業などが出品した。  
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  バイオエネルギーの活用へ/バイオマスエキスポ2011開く  
     
  10月20、21の両日、東京都江東区の東京ビッグサイトにて「バイオマスエキスポ2011」(主催=同実行委員会)が開催された。産官学から54機関が出展し、バイオマスの生産及び活用法などの紹介が行われた。20日は、農林水産省食料産業局バイオマス循環資源課課長・野津山喜晴氏の「バイオマスを巡る情勢について」や経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策調整官・石引裕貴男氏の「再生可能エネルギーの活用推進について」など開幕講演が行われた。  
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  神奈川で「IHIシバウラ 製品展示試乗会」  
     
  IHIシバウラのトラクタ・グリーン事業部は1日、神奈川県厚木市にある厚木国際カントリー倶楽部において、「IHIシバウラ 製品展示試乗会」を開催した。今回は、同社製品のセミナー、実機展示・実演、試乗が行われ、東京都、神奈川県、静岡県、山梨県を中心に、グリーンキーパー、販売店、関係者など約200人が参加。各種機械に試乗したり、同社員の説明に熱心に耳を傾けていた。また、10月23日に、長野県にある信州大学農学部(伊那キャンパス)において、「日本芝草学会2011年度秋季大会」が開催され、同社の中村智洋氏が、「校庭芝生管理機器 安全にお使いいただくために」をテーマに話し、注目を集めていた。  
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  スチールが日独交流150周年・ドイツフェスティバルに出展  
     
  日独交流150周年のスポンサーであるスチールは10月23日、ドイツ大使館と有栖川宮記念公園で開催された「ドイツフェスティバル」に出展。ドイツ大使館専用ブースにおいて、国際チェンソーカービングチャンピョン・栗田宏武氏と庄司良一氏による、スチールチェンソーを使っての“カービングショー”を実演。また、スチールノベルティグッズの販売、バッテリーチェンソーなどの製品体験コーナーを設け、同イベントを盛り上げた。会場には約2万人が来場、同社ブースの周りは黒山の人だかりとなった。特に、製品体験コーナーでは、順番待ちの長い列ができ、丸太の切断に挑戦する子どもや女性の参加も目立った。  
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  広く情報交換と親睦/第36回ツムラ角鳩会総会  
     
  第36回ツムラ角鳩会総会が10月18日、神戸市中央区のANAクラウンプラザ神戸で開かれた。議事では役員改選や2012年度事業計画案など4議案をいずれも原案通り可決承認。会長には中川商店の中川三千雄社長が再任。議事後の製品説明では、昨夏から好評発売している、草の巻き付け防止と草寄せができる草刈機カバー「Wカバー」の展示会でよくある質問に対して寸劇でわかりやすく解説。そのほか、パッケージを刷新した「さかえ印T型チップソー」や、来春発売予定のバーナイフ刃の新製品「ハイパーウィング」とアサリ割り器の新型「ハンディセットW」が紹介された。  
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  フォレストマネージャー等に新たに1829人が登録/林野庁  
     
  林野庁は現在、林業労働者の技能向上を重点施策として人材育成に力を注いでいるが、今年度からスタートさせたフォレスター制度の研修修了者の登録者が全体で1829人にのぼっていることが、先月末に農林水産省がまとめ、公表した「フォレストマネージャー等の研修終了者の名簿への登録について」で分かった。うち、統括現場管理責任者にあたるフォレストマネージャーは、22人で一定の能力を身につけた林業労働者として、社会的評価を向上させる活躍が期待されている。こうしたフォレスターの誕生で日本の林業現場で働く人材育成のあり方も新たな局面を迎えることとなった。  
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  超過検体はゼロ/22年度のゴルフ場水質調査  
     
  環境省は先ごろ「ゴルフ場で使用される農薬に係る平成22年度水質調査結果」を公表した。調査は、平成22年度に地方自治体及び地方環境事務所が実施した結果を取りまとめたもの。563カ所のゴルフ場を対象に延べ2万2727検体について調べた結果、ゴルフ場の排出水の農薬濃度目標(指針値)を超過したものは1検体もなかった。今回の調査は、47都道府県が75種類の農薬を対象に実施した結果をとりまとめた。また、22年度は排水口以外で1万5846検体を調べており、1検体のみ指針値を超過。愛知県内のゴルフ場で指針値の評価対象でない調整池において「トリクロルホン」が検出され指導が行われた。  
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  新たな基本計画/林業機械化研究会から  
     
  林業機械化協会(伴次雄会長)が先月、都内後楽の林友ビルで開催した「林業機械化研究会」。会員企業、団体の担当者らが出席した同研究会では、林野庁技術開発推進室の池田直弥室長を講師に、新たに作成された「森林・林業基本計画」と平成24年度予算概算要求の内容について説明を受けた。現在、森林・林業再生プランを推し進めている同庁では、新たな計画制度など新機軸を打ち出している。ポイントをみた。  
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  農業の潮流を捉え機械化を推進する佐賀県農機流通  
     
  佐賀県の農機需要は、2010年度は8%増加した。タマネギ産地で好調、水稲主体の地域で停滞する傾向が続く。今年は前年実績を上回ることが確実な企業もあるが、コンバインが2ケタ減少の企業もある。東日本大震災により補助事業も減少し、市場は縮小に転じそうだ。整備関連収入を伸ばす企業、新品販売に注力する企業の差が大きくなってきた。集落営農組織の設立から5年経過し、将来ビジョンの構築も始まった。カントリー単位の営農、JA資産の継承も集落営農法人の選択肢とされる。佐賀県農業の機械化は、新しい段階に入ろうとしている。  
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  活躍するトラクタ作業機  
     
  革新的な技術開発で、高精度・高能率な新製品の市場投入が続くトラクタ作業機。プラウ、ロータリ、ハローなど、オーソドックスな機種は高速化、高馬力対応などの改良が加えられ、市場を深耕。さらに近年、水田のフル活用に向けた麦、大豆作振興を受け、湿害・排水対策に効果のあるロータリ・畦立て同時播種機や汎用播種機などが開発され、普及が進んでいる。東日本大震災からの農地復旧や除染作業にも各種作業機の活躍が見込まれ、活躍の場面が拡大している。  
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  入澤、木田氏ら受章/秋の叙勲  
     
  政府はこのほど、今年秋の勲章受章者を発表した。業界関連では、元日立建機・代表取締役社長の瀬口龍一氏が旭日中綬章を受章した。また、農林水産省関係では、元日本種苗協会会長の渡辺穎悦氏が園芸振興功労により旭日小綬章を受章。農林水産行政事務功労により、元林野庁長官の入澤肇氏が瑞宝重光章、元大臣官房技術総括審議官で日本施設園芸協会会長の木田茂樹氏が瑞宝中綬章、元森林総合研究所長の廣居忠量氏が瑞宝中綬章を受章した。  
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  畑山氏(元ヤンマー副社長)、成瀬氏(成瀬農機具)に褒章  
     
  政府はこのほど、今年秋の褒章受章者を発表した。業界関連では、ヤンマー元副社長・現相談役の畑山哲三氏が藍綬褒章を受章、成瀬農機具(京都市)代表取締役で現代の名工の成瀬日出夫氏が黄綬褒章を受章した。畑山氏は「この度、授章の栄に浴し身に余る光栄です。社内外の諸先輩を初め、業界並びに関係各位のご指導、ご支援に心より感謝申し上げます。これを機に、より一層の研鑚に励みたいと思います」と喜びを語った。  
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  小関邦夫氏(千葉県農機商組理事長)の祝賀会開く  
     
  今年春の叙勲で旭日双光章の栄誉に輝いた千葉県農機商組理事長、全農機商連副会長の小関邦夫氏(石川商会・会長)の受章祝賀会が10月24日、千葉市中央区のオークラ千葉ホテルにおいて開かれた。同祝賀会は全農機商連・松田一郎会長、千葉県農機商組・近藤弥吉副理事長、同・安達貴道副理事長、友人代表・久保祥次氏らが発起人として呼びかけたもので、関係者多数が出席、受章者の多大な功績を称えるとともに慶事を寿いだ。席上、井関農機の蒲生社長は、「引き続き我々ヰセキグループのみならず農業と業界を牽引していただきたい」と祝辞を述べた。  
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