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農経しんぽう |
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平成24年7月16日発行 第2949号 |
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農機価格前年並み/農林水産省・平成23年農業物価指数 |
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農林水産省が10日に公表した平成23年の農業物価指数によると、平成17年=100としたとき、平成23年の農産物価格指数(総合)は98.6となり、前年に比べ3.2%下落した。これは主に米や野菜、花きなどの価格が下落したため。農機具は104.8で、前年に比べ0.1%下がった。また、23年の農業生産資材価格指数(総合)は112.4で、前年比2.3%増となった。背景には飼料、光熱動力の大幅な価格上昇があった。類別では、肥料は131.4(前年比0.8%減)、飼料は124.2(同7.3%増)、光熱動力は125.5(同10.9%増)となった。
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エコトラジャスティ200シリーズと、特別限定号を発表/ヤンマー |
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ヤンマーはこのほど、トラクタの新商品として、ホイルタイプは21〜31PSの7型式(ハイスピード仕様2型式)を、ハーフクローラタイプは21〜31PSの3型式を揃えた「エコトラジャスティEG200シリーズ」を発表、8月より新発売する。優れた操作性を実現するJ-change仕様を全馬力帯に設定、低振動の静音キャビンにより快適な作業が行える。また、創業100周年を記念する特別限定号として、使いやすいシンプル機能と求めやすい価格を実現した「エコトラジャスティEG225限定号」を発表、兼業農家に農業の継続を促していく。
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うね内部分施用機「エコうねまぜ君」/井関農機 |
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井関農機が6月20日に発表した平成24年度下期新商品のうち、トラクタ用うね内部分施用機「エコうねまぜ君」を紹介する。化肥の価格が高止まりしているなか、より一層の生産コスト低減が求められる畑作市場に向けて肥料の無駄削減・経営コスト低減を推進する「エコうねまぜ君」に4うね仕様をラインアップし、大規模野菜作農家を応援する。特徴は、1.全層施用に比べて約30%の肥料削減が可能、2.施肥作業及びうね立て作業を同時に行い1工程で4うねの成型が可能でより一層の作業の効率化が図れる―など。
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昇降ゲートを装備したクローラ運搬車「地上の星」/筑水キャニコムが発売 |
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筑水キャニコムは、昇降ゲートを装備した乗用型クローラ運搬車「地上の星」BK64RCFALZ(5.7馬力、最大作業能力500kg)を発売した。リモコン操作の昇降ゲートにより、地上から運搬車への積載作業を省力化する。同機は荷台リフト機能(最大揚程740mm)も備え、運搬車からトラックなどへの積み替え作業も効率化できる。安全弁装備の油圧パッケージを採用し、エンジンがかかっていない時は、誤ってリモコン操作をしても荷台は降下しない。
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芝や植物のストレス軽減に「ミストスタンド」発売/岩崎製作所 |
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消防機器・散水機器を製造販売する岩崎製作所は、水を霧状にした「ミスト」を噴射する散水器「ミストスタンド」を発売した。電気を使わず水圧のみでミストのシャワーを噴霧する。気化熱で温度を下げつつ適量の水分を与えられ、高温で脱水状態になった芝草や植物のストレス軽減などに大いに役立つ。新製品は三脚スタンド付きのため置いて使えるほか、取り外して好きな場所に必要量だけ手持ち散水することも可能。街なかで冷却用途にも使えるよう、3つある噴射口(ノズル)の2口または1口をふさいで流量を調整できるようにもした。
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JA津軽みらい平川カントリーエレベータにサタケ・ピカ選など最新鋭機導入 |
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JA津軽みらい(阿保直延代表理事組合長・青森県平川市)が、かねてより建設を進めていた新カントリーエレベータ(JA津軽みらい平川カントリーエレベータ)が今春、竣工した。8000tの貯蔵能力は県下最大のもの。全国でも第4位の大型施設だ。同CEの完成にはサタケが全面協力し最新鋭の光選別機「ピカ選GRAND」などの機器群が導入されている。JA津軽みらいでは、新施設のスケールメリットを最大限に活かしつつコストの低減と品質の向上を目指した稲作経営基盤の強化に取り組んでいく。新CEを背景に戦略品種である「つがるロマン」拡大に邁進する同JAの取り組みを紹介した。
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創業123周年記念大感謝祭/中九州クボタ |
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中九州クボタは12〜19日までの8日間、グランメッセ熊本(益城町)を会場に「クボタ創業123周年記念大感謝祭」を開催し、約1万5000名の来場を見込んでいる。8000平方m全展示ホールを使い、屋外にも管理機、防除機、作業機、中古農機、建機まで出展。グランフォーストラクタ、エアロスターラクリードコンバイン、鉄まきちゃんキュート田植機など2012年新製品を中心に1万点超の展示を行った。今年は同社から農業者に提案する、農作業安全や鉄コーティング直播などの講習会を充実させた。
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埼玉で大展示会、秋のトラ・コン商戦に熱/関東甲信クボタ |
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関東甲信クボタと埼玉県クボタグループは7、8の両日、加須市のむさしの村で、「2012ふれあい夏の大展示試乗会」を開催、県内の3600軒の農家を対象に、トラ・コン・田の新製品をはじめ作業機、防除機、草刈り機、乾燥・調製用機械など、多数の新規商品をアピールした。また、鉄コーティング直播、農機整備に関するソリューション情報、6次産業化関連として、農産物加工や地域特産品に関する情報、商品展示にこれまで以上に力を入れ、農家の関心を集めた。
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園芸施設も提案/JA全農とやまが農機フェア2012 |
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JA全農とやま、富山県JAグループは7、8の両日、富山市産業展示館(テクノホール)において「農機フェア2012」を開催した。2日間の動員目標は7500人、成約目標は15億円。今回は大きな節目を刻む第30回の記念大会。「平成24年度の系統農機事業の課題は、二極化した購買層への更なる対応の強化と、主穀作に加え園芸作物の生産拡大による食料自給率と農業所得の向上である」―同フェアでは、こうした課題に対するソリューションをテーマに、協賛メーカー約30社、およそ1000点の商品を屋内外に展示。今回は、野菜作関連機械や施設のコーナーを設け、展示の充実を図った。
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花弘とビンセントフェア/サカタのタネ |
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サカタのタネは、全国にフラワーショップを展開する花弘と、同社オリジナルのヒワマリ「ビンセント」シリーズの魅力をより多くの人に知ってもらうことを目的に、共同企画「ビンセントフェア」を、3日から15日まで展開した。今回のフェアは、昨年に引き続き2回目で、昨年の3店舗から、今年は、花弘が運営する、東京駅に近い「HANAHIRO CQ 丸の内仲通り店」はじめ5店舗で実施。フェアでは、「オリジナルブーケタイプ」や「アレンジメントタイプ」などを、ヒマワリを長持ちさせる方法などを掲載した「特製メッセージカード」を添えてヒマワリ「ビンセント」シリーズお販売した。
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カルテック農法のあぜ道講習会に50名/近畿クボタ・春日営業所 |
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近畿クボタ・春日営業所は6月29日、恒例のカルテックのあぜ道講習会を同営業所近くの水田で開催し約50名の参加があった。旧北近畿クボタの企画により、同営業所でカルテック農法友の会を結成して十数年。現在、会員数は100名に達し、別組織で春日庄米研究会も発足している。カルシウム施肥を重視する農法により、春日庄米研究会はブランド米「春日の庄米」を生産し高値取引を実現している。参加した農家は誇りを持ち、“より美味しいお米を作ろう”と熱心だった。春日営業所も機械の販売だけでなく、お客様に活力が出る提案として取り組んできた。
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アグリプロと感謝祭/ヤンマー農機販売・東日本カンパニー |
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ヤンマー農機販売・東日本カンパニーは11日にアグリプロ21、引き続き12〜14日にはヤンマー100周年感謝祭を岩手県金ヶ崎町の特設会場で開催した。会場は昨年、同社宮城推進部と岩手推進部が復興祭を催した場所で、今回は東北6県の農業者を対象に、よりスケールアップ。特に初日は5年ぶりとなる担い手に焦点を当てたアグリプロとし、普段なかなか目にすることのできない大型機種、野菜作関連機種、牧草関連機種を揃え、また、実演では作業体系の流れに即して機械を稼働させ機械化の理解向上に資するなど、これまでにない企画内容とした。
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前田金属工業の新工場が稼働 |
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TONEブランドの総合工具メーカー、前田金属工業は6月20日、大阪府河内長野市内で新稼動した河内長野工場を報道機関に公開する見学会を開いた。新工場は製品企画から出荷までの機能を集約した完成品工場で、敷地6324.7平方m、延べ床6577.37平方mの鉄骨2階建て。昨秋着工し今春竣工、6月から本格稼働した。本社工場(大阪市)と富田林工場(大阪府富田林市)から組み立てや検査、包装、梱包、出荷を集約することで品質向上と納期短縮、効率化によるコスト削減を図り、スピード感、一体感のある製品開発体制を築くのが新工場設置のねらい。
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平成253年度の安全鑑定適合機は11機種160型式/生研センターまとめ |
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生研センターは10日、平成23年度安全鑑定結果を発表した。それによると、23年度の安全鑑定適合型式は11機種160型式で、前年度と同数だった。うち乗用トラクタは47型式(前年度72型式)、乗用田植機15型式(前年度なし)、自脱型コンバイン12型式(同10型式)で、田植機が大きく増えた。トラクタは半装軌式(ハーフクローラ)が16型式と全体の35%を占め、前年度の20%から伸びた。コンバインは2条から7条刈りまで幅広く、作業速度、回転数、選別部調整などを自動で行う機種が多くみられた。また、乾燥機は44型式で、最大呼称張込量0.9〜8.5tと幅広かった。
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圃場の踏圧をテーマに/第35回北海道土を考える会夏期研修会 |
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北海道土を考える会(佐藤洋一会長)は、「第35回夏期研修会」を、5、6の2日間、空知郡上富良野町のホワイト農場(土の館内)と近隣の富良野ホップスホテルにおいて、「土に接しているタイヤに金をかけろ!畑はどれだけ締まっているのか? 『目で知る』『数字で知る』土に接しているトラクタの足回りについて考えてみよう!!」をテーマに開催。トラクタの高性能化、高馬力化は近年加速し目を見張るところがあるが、土に対して、高性能化、高馬力化がどのような影響を与えているのかを検討、充実した内容となった。
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マーケティングのポイントなど/全農機商連が研修会 |
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全農機商連(松田一郎会長)は6日、都内のメルパルク東京で平成24年度連合会研修会を開催した。今回は、講師に昨年も講演した折原浩氏(ディセンター社長)を招き、「ちょっとした工夫で売上げが変わる〜6次産業化法とマーケティングのポイント〜」と題して、今後の農機販売店経営のヒントなどを研修した。折原氏は、6次産業化法について紹介した後、その分野で農機販売店が取り組むべき課題を、例をあげて示し、用意した課題分析シートなどのツール使用法を交え、今後の方向を語った。
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植物工場の実態調査など/日本施設園芸協会が23年度事業の成果報告 |
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日本施設園芸協会(篠原温会長)は11日、都内で協会事業の成果報告を行い、平成23年度事業の取り組み結果などを発表した。今回発表した主な事業は協会に事務局を置くスーパーホルトプロジェクト協議会や野菜ビジネス協議会がそれぞれ実施した農林水産省補助事業のほか、協会が受けた園芸用プラスチック適正処理対策事業、協会の一般社団法人化に向けての準備状況など。このうち、平成23年度高度環境制御施設普及拡大全国推進事業では国内の植物工場などを調査。平成24年3月末時点で国内に完全人工光型施設106カ所、太陽光・人工光併用型21カ所の合計127カ所あることなどが判明した。
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木質バイオマスエネルギー利用推進協議会を設立/会長に熊崎氏 |
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再生可能なエネルギーのひとつである木質バイオマスの一層の利用推進を図ろうと、60の関連事業者、10名の個人が集まり木質バイオマスエネルギー利用推進協議会が設立された。これからの木質バイオマスのエネルギー利用を加速させるのが狙い。戦略的かつ総合的な対策を協議する場となる。10日、都内新木場の木材会館で開かれた設立総会では、協議会の規約、平成24年度事業計画及び収支予算を審議するとともに、役員を選任し、設立発起人代表でもある熊崎実氏を会長に選出、これからの木質バイオマスエネルギーの利用促進に新たな一歩を踏み出した。初代会長に就任した熊崎氏は、木質バイオマスの秘めているポテンシャルは大きいと指摘し、協議会を核にしてエネルギー利用拡大に向けてシステムを変えていきたいと意欲を示した。
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65の企業・団体が出展/静岡での林業機械展 |
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日本で唯一の林業機械の総合展示会である「森林・林業・環境機械展示実演会」。今年は11月11、12の両日、静岡県掛川市平野の小笠山総合運動公園グラウンド・芝生広場で開催される。静岡県と林業機械化協会(伴次雄会長)の主催。第36回全国育樹祭の記念行事として行われるこの展示会には、9日現在、65の企業・団体が出展、昨年を上回る規模となっている。林業機械、技術の最新情報を発信しようと例年以上に力が入っている。
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林業機械化協会の「高性能林業機械等普及啓発事業」など/国土緑化推進機構の森林ファンド公募事業 |
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国土緑化推進機構はこのほど、平成24年緑と水の森林ファンド公募事業の採択を決定、発表した。24年度は、普及啓発事業として61件、調査研究事業として11件、活動基盤整備事業として15件、国際交流事業として3件が選ばれた。このうち林業機械化協会(伴次雄会長)が「普及啓発事業」で申請した「高性能林業機械等普及啓発事業」が採択された他、東日本チェンソーアート競技大会実行委員会が行う「東日本チェンソーアート競技大会」も選ばれた。
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元気な長野農業を支える/JA農機&資材フェスタ |
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恒例のJA農機&資材フェスタが20、21の2日間、松本市のやまびこドームで開催される。本来は昨年の会場がこちらになる予定だったが、一昨年の猛暑を受け、空調設備の整った長野市のMウェーブに変更された経緯がある。しかし中・南信地区からの開催要望が強く、今回はやまびこドームに会場が設定された。県下のJAグループにとっては、実績づくりにおいてもこの場でのウェートは大きい。出展製品は農業の担い手対応の大型機から家庭菜園・ガーデニング向け機械まで幅広く、また、JAグループ取り扱い資材も多種多様。
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新製品活かし需要掴む長野県農機流通 |
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県内の農機市場は堅調な推移を続けている。とはいえ、市場の中身は徐々に変化し、それに合わせる供給方策が一層重みを増してきた。具体的には、農業者の営農の内容に合致した機種推奨であり、コスト低減に資する機械化提案である。今回のフェスタでは、各社とも新製品のアピールを中心に、そうした農家のいまのニーズを捉える製品情報を積極的に発信する。ここでは、県内農機市場の現在と各社の推進策に焦点を当てた。
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籾殻の大量処理に省力機器が活躍 |
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米作りとともに発生する大量の籾殻―利用価値のない厄介者ののようにみられがちだが、その秘めた力は、土を豊かにし、丈夫な稲を育てるのに役立つ。最近は、各種の活用法が提唱され、その処理・利用機器も充実して、大量処理・省力処理を実現している。籾殻の圃場投入もその1つ。美味しい高品質な米づくりのためにも、籾ガラ投入による土づくりに努められるよう、農家のニーズに応えた機器類の提供で支援していきたい。
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