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農経しんぽう |
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平成25年9月9日発行 第3003号 |
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ICT農機の開発加速/農林水産省26年度概算要求 |
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農林水産省の平成26年度予算概算要求は総額2兆6093億円で、25年度予算の2兆2976億円から13.6%の増額要求となった。機械化関係では、新規事業として「農業界と経済界の連携による先端モデル農業確立実証事業」に5億円を要求。農業界と経済界が連携して行う、低コスト生産技術体系の確立、ICTを活用した効率的生産体制の確立、低コストの農業機械開発など先端モデル農業の確立に向けた取り組みを支援する。このほか新規では次世代施設園芸導入加速化支援事業に30億円、加工用・業務用野菜産地作柄安定対策事業に20億円など大型の予算要求となっている。
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農機はアフターサービス重視/農林水産省が資材コスト低減で調査 |
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農林水産省はこのほど、農業者モニター1269人を対象に6月に実施した「農業資材コスト低減及び農作業の安全確保に関する意識・意向調査」の結果を発表した。それによると、農業用機械の購入・利用で重視していること(複数回答)は、「修理に迅速に対応してくれるなど、アフターサービスに優れている」81.9%、「購入先との長年の付き合い」62.2%、「昔から使い慣れているメーカーの製品」50.9%など。このうち1番重視している項目は、「アフターサービス」29.4%、「他機種と比較して優れた性能」23.9%など。また、農機の主な購入先については、販売店が57.0%で過半数を占め、農協が38.5%、ホームセンターが1.0%となった。
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サタケがビジュアルチェッカー「ピカ検」発売 |
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サタケはこのほど、穀物の胴割れや着色粒などの外観チェックが簡単に行えるビジュアルチェッカー「ピカ検」を開発、全国発売を開始した。胴割れをはじめとする米の外観チェックが誰でも簡単に行える。「ピカ検」は、米粒透視器(LED照明付き:AC100〜240Vまたは単3乾電池使用)、スカルトン(透明カルトン)、カラーシート(黒、白、青、ベージュの4色)がセットになっており、チェック可能な項目は、「穀物や大豆を入れたスカルトンをカラーシート上に置き着色粒・異物や形質をチェック」と、「米を入れたスカルトンを米粒透視器に載せ透視光で胴割れをチェック」―の2通り。
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新型折りたたみ式ウィングハローを新発売/松山 |
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松山はこのほど、大型トラクタ向けに好評のニプロウィングハロー「WMD-N」シリーズに、作業幅5mの「WMD5000N」を追加、新発売した。適応トラクタ馬力は55〜105馬力、作業能率は3〜7.5分/10a。担い手農家からの「さらに作業能率を上げたい」という要望に応え、シリーズのコンセプトである「大規模経営を支える機能と耐久性」に基づき、代かき作業に求められる砕土性能、均平性能、埋め込み性を追求するとともに、大型トラクタの使用に耐えられる高い耐久性を有している。
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ストーンクラッシャーを発売/ロールクリエート |
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ロールクリエートは、「BPM ストーンクラッシャー」の販売を開始。5種類(1.6m、1.88m、2.16m、2.45m、2.72m)の作業幅が用意されていることから、期待が高まっている。「BPM ストーンクラッシャー」シリーズは、農作業、切り株、森林、道路建設及び公共土木工事向けに設計されている。BPEおよびOBL'Xシリーズに関しては、アンヴィルは運転席から調整可能。異物があった場合、安全装置がローターを保護する。アンヴィルの安全センサーは、運転席から圧力計で操作可能。3点アタッチメントは2つのポジションに調整可能―などの特徴がある。
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幅広ドラム式自動選果機/佐藤農機鋳造が発売 |
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佐藤農機鋳造・農機事業所は、ドラム幅60cm、ドラム径40cmの幅広ドラム式自動選果機「ASF696CN」を発売した。カンキツ類やクリ、ウメ、ミニトマトなどに対応し、コンテナリフターや昇降機、選別コンベア、ブラシ機と連結することで自動で一貫した選果作業が可能になり、選果作業を大幅に省力化できる。選別分類は6段で1時間に最大2t処理する能力がある。ドラムワンタッチ交換方式を採用し、インバーター変速により速度を簡単に調整できる。またドラム内はコンベア排出方式のため詰まりがないのも大きな特徴。
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LEDワークライトなど発売/前田金属工業 |
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TONEブランド工具の前田金属工業は、充電式で防水・防塵性能を備えた「LEDワークライト LTO2WPC」と、電池式で先端に磁石を装着したマグネットキャッチ機能付きの「LEDライト LTO3MGC」を発売した。夜間作業などで重宝する。LEDワークライトは長さ46.5cm(吊り下げフック含む)で重さ590g。光源に白色LEDを66個使い照度は1800ルクスと明るい。一方、マグネットキャッチ機能付きLEDライトは長さが16.8〜55cmまで伸縮でき、先端部は柔軟性のあるフレキシブル構造のため奥まった場所でも照らしやすい。光源に白色LEDを3個用い照度は800ルクス。
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4輪駆動作業車マルチワンを岩手展でPR/アインテック |
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アインテックは、先に開催された岩手全国農機展に出展し、4輪駆動作業車「マルチ1(ワン)」をPRした。同機は長田通商を輸入元とするイタリア製品で、170種類以上のアタッチメントを数十秒で交換し、さまざまな作業に対応する汎用作業車。MK-MZ、M28D、S500、S600、SL800、GT900、GTの各シリーズで構成している。展示会場では、暖房キャビンを備えたMK本機に投雪タイプの除雪作業機を装着した乗用除雪機、キャビン付きS525Tにパレットフォークを装着したもの、作業機のローンモア、サイドフレールモアを出品しアピールした。
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大型籾すり機が好調/大島農機 |
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大島農機が発売している営農集団向けの籾すり機「MRプロシリーズ」(型式はMRP600Z/550Z/6000)が好調な動きを見せている。同機は、ミニライスセンター仕様の6インチ型で、同社によると、営農意欲の高い農家は規模拡大志向が強く、各地の展示会で、実演のたびに大きな人垣ができ、とくに「業界初」とする異物除去装置と返り籾粗選機によって、作業能率の向上と高品質仕上げができることで人気を集めているという。
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筑水キャニコムのブッシュカッタージョージCG431が国交省の新技術情報提供システムNETISに登録 |
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筑水キャニコムの大型雑草刈車「ブッシュカッタージョージ」CG431が、このほど国土交通省の新技術情報提供システムNETISに登録された。登録番号はQS-130010-A。NETISは、同機の新規性について「操縦部に水平維持制御装置を搭載した」「刈取部にスライド機能を設けた」ことを挙げる。期待される効果、新技術活用のメリットは「斜面の施工時でも運転席が水平であるため、転落の危険性低下が期待できる」「刈取部にスライド機能(右側スライド500mm)を設けたことにより、河川・道路の法肩まで機械での除草が可能となる」ことをあげている。
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産直ランド「おれん家ふぁーむ」をオープン/関東甲信クボタ |
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関東甲信クボタは8月31日、群馬県前橋市の同社前橋営業所の隣接地に「元氣農業産直ランド おれん家ふぁーむ」をオープン、新事業に乗り出した。関東全域、甲信と広大な農業地域、そして一大消費地をテリトリー内におく同社。おれん家ふぁーむは、顧客農家が生産した農産物およびその加工品を消費者に提供し、農家との絆をより一層深めたいとの狙いを具体化した第1号店になる。グループ内でも初の取り組みで、期待度、注目度は大きい。
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『CSR報告書2013』を発行/バンドー化学 |
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バンドー化学はこのほど、2012年度のバンドーグループのCSR(企業の社会的責任)活動の取り組み実績をまとめた『CSR報告書2013』(A4判カラー刷り40ページ)を発行した。同報告書は、バンドーグループのCSR活動について幅広く情報開示することを目的に年次報告として毎年発行しているもので、グループのCSR推進の考え方や具体的な活動を顧客や従業員、取引先、株主、投資家、地域社会などステークホールダーに広く理解してもらおうと発行している。1.企業概要およびCSR推進体制、2.環境報告、3.社会性報告、4.サイトレポートの4つに分類して構成。見やすくわかりやすくまとめている。
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全農とキユーピーが合弁で業務用野菜加工品製造・販売の新会社 |
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全国農業協同組合連合会及びキユーピーはこのほど、業務用野菜加工品の製造・販売を行う新会社「グリーンメッセージ」を合弁で設立することで合意した。設立は2013年12月3日を予定している。グリーンメッセージは、キユーピーの生産技術力と品質力、そして全農の野菜調達力という両者の強みを最大限に活かし、主に業務用向けの野菜加工品の製造・販売を行う。全農が所有する神奈川県大和市に約20億円を投資して新工場を建設、生産者と消費者の「想いをつなぐ野菜工場」の実現を中心に事業活動を行い、野菜加工を通じて健康的な食生活を提供していく。
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好天に恵まれ、山形農機ショーが盛況 |
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第63回山形県農林水産祭の一環として、「第90回山形農業まつり農機ショー」が、山形県農機協会、山形県農業機械工業協同組合、山形県農業機械商業協同組合、中山町の主催、山形県、山形市の後援により、8月31〜9月2日の3日間、「21世紀 主役は農業」をテーマに、東村山郡中山町にある最上川中山緑地公園内で開催された。特に初日は近年になく多くの来場者がつめかけ、3日間とも盛況。機械への関心は高く、秋商戦に勢いをつける充実した内容となった。若い農家の姿が目立ち、アフリカ、中国といった海外からの視察も多かった。
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農機ショー90回記念の祝賀会/山形県農機協会 |
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山形県農林水産祭の一環として「山形農業まつり農機ショー」が、大正10年の「第1回近代農業機械実演展示会」より数えて、今年で第90回という記念すべき年を迎えたことから、「記念祝賀会」が8月30日午後6時から、山形市内にある山形国際ホテルにおいて、山形県農機協会(山本惣一会長)の主催により、吉村美栄子山形県知事はじめ多数が出席して開催された。山本会長は、出席者への謝意に続き、「東北地方、山形県が元気になるためには、農業に明るい未来を見ることが重要。当農機ショーは、今年も出展者の皆様と農家の皆様との活発な情報交換の場として、大きな成果が上がることを期待する」と挨拶した。
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野菜シンポジウムを開催/野菜需給協議会、農畜産業振興機構 |
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野菜需給協議会及び農畜産業振興機構は8月30日、都内千代田区のイイノカンファレンスセンターにて、8月31日の「やさいの日」にちなんだ「野菜シンポジウム〜食べて知る野菜の底力〜」を開催した。シンポジウムでは、料理研究家兼シニア野菜ソムリエの西村秋保氏による「野菜の簡単便利な使い方〜シニア野菜ソムリエの10分で作れる簡単野菜レシピ〜」と、千葉県立保健医療大学講師の林芙美氏による「家族ぐるみで野菜摂取向上を目指して取り組もう」の2講演が行われた。
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刈払機用安定板・プラッターリング発売へ/小林産業 |
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小林産業はこのほど、新タイプの刈払機用底受け安定板「プラッターリング」(特許申請中)を開発、10月末より新発売する。現在、チップソーや草刈刃の底面に取り付け、地面を滑らせながら草刈り作業が行える刈払機用底受け安定板は操作が安定し、省力化できるため、特に高齢者に「楽して草刈り作業ができる」と好評を呼んでいる。新開発の「プラッターリング」もその1つ。刈刃の底面にはめて回すだけでワンタッチ取付け・取り外しができるうえ、ボルトやナットなど刃押え金具を半球面でカバーする分離型となっており、刃押え金具をいつまでも新品のまま保護できるのが大きな特徴だ。
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50周年感謝キャンペーン第2回の当選者決まる/三陽金属 |
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三陽金属は昨年10月に創業50周年を迎え、愛用者に感謝する「おかげさまで50周年Wチャンスキャンペーン」を展開している。その第2回抽選会が同社本社で2日、第三者立会いのもと厳正に実施され豪華商品の当選者が決まった。今回は5月から8月末までの多数の応募者の中から、A賞「パナソニックポータブル10.1V型テレビ」は、増田様(鹿児島県日置市)▽田山様(岩手県盛岡市)▽生田様(鳥取県西伯郡)の3名が当選。B賞「ケルヒャー電気式高圧洗浄機」とC賞「電動マッサージクッション」も抽選し、それらに外れた人を対象にWチャンス賞「ウレタン園芸手袋」も決まった。
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ログスプリッタ薪割機が好評/五十嵐商店 |
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五十嵐商店が米国・ブレイブ社から輸入・販売している薪割機「ブレイブ・ログスプリッタ」が順調な売れ行きを見せている。エンジン仕様で破砕力8tから34tまで7型式をラインアップしているほか、7.2tの100V電動モデルまで取り揃えている。また、最近では顧客の要望に応えて、独自のゴムクローラ自走式タイプも新たに加え、商品力の充実を図っている。同社は、昭和20年創業の農機販売・サービス店だが、近くに白馬などの別荘地があり、ここ数年の薪ストーブのブームも加わり、薪割機のウエートが高まってきているという。
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架線系機械で新規事業/林野庁の26年度予算要求 |
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林野庁研究指導課技術開発推進室は、平成26年度の林業機械化関連事業として、「飛躍的生産性向上『機械』『人』『作業システム』高度化総合対策事業」を8月末にまとまった林野庁予算概算要求に新規事業として盛り込んだ。これまで路網整備と高性能林業機械とを組み合わせた作業システムが進められる中、急峻な地形の多い日本の林業にあっては架線集材による低コストで効率的な作業の重要性が再認識されたことを受けた事業。低コスト作業システムの基盤となる機械開発と並んで技能者の育成や造林・保育作業の低コスト化の3つを合わせて進め、具体化していく取り組みだ。26年度予算として1億2809万8000円を計上している。
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利用間伐を目指す/FRONT80の成果 |
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「農林中央金庫80周年森林再生基金(FRONT80)」で実施された林業事業体による民有林再生に向けた取り組み。8月に都内で開かれた第7回の事業発表会から、高性能林業機械による低コスト作業システムの構築に取り組んだ山梨県の北都留森林組合と高性能林業機械による利用間伐を目指した島根県のしまね東部森林組合の成果をみる。「生業としての林業への挑戦」を引き出す方法として林業機械が軸に位置付けられている。
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国内外から412社/DIYショウ賑わう |
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一般社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会(志村伊知郎会長)は8月29〜30の3日間、千葉市美浜区の幕張メッセ国際展示場で「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW2013」を開催、バイヤーズ・デーと一般PRデーとを合わせて前回を上回る8万6000を超える人出で賑わった。今年で49回を迎える同ショウは、国内外から412社が925小間に展開、DIY関連企業が一堂に会する国内最大級の住生活関連の総合展示会として最新情報を発信した。今回のショウには、日立工機グループとして日工タナカエンジニアリングのほか、マキタ、リョービ販売、ケルヒャージャパン、丸山製作所、オーレックなどが出展した。
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家庭菜園ブームで小型耕うん機の注目度アップ |
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小型耕うん機が市場を着々と広げている。販売ルートも農業機械販売店を軸としつつも、機械のメンテナンスフリー化に伴いHC・DIYルートやネットなど多様化しており、都市部で顕在化しつつある家庭菜園ユース需要を掘り起こすとともに、農作業を楽しみたい中高年需要を獲得、この数年、目に見える形で市場形成が進んでいる。特に都市部周辺での小型耕うん機市場としては、よりパワーのあるエンジン式に加えて、最近では、騒音面で気兼ねしなくてもいい電動式などの扱いも増えており、婦人層や高齢者層に適した人気機種として市場を広げている。
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6次産業化で関連機器需要拡大 |
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農山漁村の所得や雇用の増大を図るためには、地域の農林水産物や資源を活用した6次産業化、農商工連携、地産地消の取り組みを推進することが必要となっている。「日本再興戦略」においても、農林水産業を成長産業にする重要施策として6次産業化の推進が位置づけられているところ。この6次産業化の中心となるのが農産加工の取り組みこうした。原料の加工から調製、パッキングなども含め、農産加工関連機器の需要は今後も高まるとみられ、新規市場の獲得に期待がかかる。
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効率利用へ中古農機の人気高まる |
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先に農林水産省が行った「農業資材コスト低減及び農作業の安全確保に関する意識・意向調査」の結果によると、農業機械でのコスト低減策は第1に「買い替えまでの期間を長くする」が72%でトップ、2位には「中古品を購入する」が46.3%で続いた。こうした農家の意向から、農機の修理・整備用部品、あるいは中古農機はこれからも需要が堅調推移するとみられる。また、農機店にとってもこれらは貴重な収益源となっており、これまで以上に農家ニーズに応えた取り組みが求められている。
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農家に研修会実施/秋の農作業安全確認運動への取り組み |
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農林水産省による「秋の農作業安全確認運動」が今年も9月から10月にかけて、関連機関の協力を得て実施されている。8月28日に同省で開催された同運動の推進会議において、取り組みを進める各団体やメーカー等から、どういった運動を行うのかについての資料が提出された。その中から、各団体等の秋の農作業安全確認運動推進に対する主な取り組み内容をみる。
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