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農経しんぽう |
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平成25年10月7日発行 第3006号 |
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9月15日現在の水稲作況は102の「やや良」 |
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農林水産省が発表した平成25年産水稲の作付面積及び9月15日現在における作柄概況によると、作況指数は102のやや良となった。25年産水稲の作付面積(青刈り面積を含む。)は164万7000haで、うち主食用作付見込面積は152万2000haが見込まれる。9月15日現在における水稲の作柄は、生育期間を通じて全般的におおむね天候に恵まれたため、全もみ数が総じてやや多いないし平年並みとなり、登熟もおおむね順調に推移していることから、全国の10a当たり予想収量は543kg、予想収穫量(主食用)は824万5000tが見込まれる。
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「こくポ」で自給率向上 |
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農林水産省の「平成25年度日本の食を広げるプロジェクト委託事業」を実施する「こくポ」事務局は3日、都内のTKPガーデンシティ竹橋にて、2013年度の国産応援ポイントプログラム「こくポ」キャンペーン記者発表会を開催した。「こくポ」は自給率向上を目指す「フード・アクション・ニッポン」の取り組みの1つ。対象の国産商品を購入し、ポイントを貯めて専用のWEBサイト(http://kokupo.jp)から応募すると、抽選で国産食材が当たるキャンペーンで、来年2月末まで展開中。発表会には特別ゲストとしてプロゴルファーの東尾理子さんと農林水産省お魚大使のさかなクンが登場した。
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防災設備用マルチ発電装置を発表/やまびこ産業機械 |
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やまびこの販売会社・やまびこ産業機械は、新しい防災設備用マルチ発電装置「新ダイワ・PDGMシリーズ」を、2〜5日の4日間、東京ビッグサイトで開催された東京国際消防防災展2013に出展しアピールするとともに、2日、同ブースにおいて「PDGM600」(9月25日発売)の製品説明会を行った。同装置は、防災設備向け非常用発電装置において業界初となる三相と単相の負荷に1台で対応できる独自のマルチ発電体を搭載。これにより蛍光灯などの照明、通信機器、ATMや防犯機器まで幅広い用途に対応可能となっている。なお、同ブースでは、やまびこ消防・防災関連機器を多数展示した。
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農家向けチェンソー・ゼノアGZ381EZ発売/ハスクバーナ・ゼノア |
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ハスクバーナ・ゼノアは9月27日、農家向けチェンソー「GZ381EZ」を新発売すると発表した。玉切りから低木の伐木、薪づくりまで幅広く使えるエンジン排気量40.9立方cmのハイパワー機。同機は、陸内協の排出ガス自主規制2次規制に対応した環境対応ストラト・チャージドエンジンを搭載。切れ味よくパワフル、植木や果樹の管理にも活用できるもので、ダストフリー機構を採用しメンテナンスが楽、横引きテンショナーでチェン張りが簡単、慣性作動式両持ちチェンブレーキ搭載でより安心、プライマポンプとEZスタートで抜群の始動性―など使い勝手のいい数多くの特徴を持っている。
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芝地用の散布機に新型タンク車タイプ/初田拡散機 |
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初田拡撒機は、芝地でブーム散布も手撒き散布もパワフルにできるタンク車タイプのスプレーヤーTS-1000(22馬力・タンク容量1000L)を6月から発売して好評を得ている。安定感のある4輪タイヤのタンク車タイプで、2種類のポンプを標準搭載した。セントリヒューガルポンプでブーム散布し、動力噴霧機で手撒きを行う。同社は「現状のタンク車をTS-1000に変えてもらうことで、グリーン用のスプレーヤーEG-502と2機種のみの保有で済むメリットがある」と提案する。
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充電式のハサミ型安全チェンソーを発売/ブラック・アンド・デッカー事業部 |
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米国ブラック・アンド・デッカー社製品の国内販売を推進するブラック・アンド・デッカー事業部は9月下旬から、充電式のハサミ型チェンソー「18Vリチウム ハサミ型チェンソー」を発売した。チェンソーの刃全体がカバーで覆われており、木を切断する際は独自の挟んで切る方式を採用。このため、初心者でも簡単かつ安心して使用でき、小枝や地面に置いたままの木もしっかりと挟んで切ることができる。独自機構のため、キックバックの危険がなく、通常のチェンソーでは切りにくい地面に置いたままの木や小枝もしっかりと把持して切断。安全性に様々の配慮を施し、最大で直径10cm程度の木を切断できる。
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最適な生育誘引ができる各種ピンチ好評/第一 |
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第一は、好評のイチゴ高設栽培ベッド専用耕うん機「らくらく号」をはじめ多彩な農業資機材を販売し好評を得ている。また、洗濯ばさみに似た形で、作物の芯を真っすぐにし最適な生育誘引を保てる、同社の各種ピンチも作業を省力するアイデア品として各地で愛用されている。形状やバネの強さなど品種に応じ作業効率を徹底追求し商品化したもので、キュウリのつるの吊り下げ時間を大幅に短縮する「誘引ピンチ」や、野菜や花が倒れたり軸折れするのを防ぐ「結束ピンチ」、花茎の誘引に使う「フラワーピンチ」、接ぎ木用のあと定植後は誘引用に使える「園芸ピンチ」などタイプも豊富だ。
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炭酸ガスを局所施用/三州産業のCO2スポットシステム |
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三州産業は、炭酸ガスをダクトで局所施用する「CO2スポットシステム」を発売した。同社の光合成促進装置(炭酸ガス発生機)とスポットブロワを組み合わせた。光合成促進装置に対応して、スポットブロワは300坪用(毎分風量26立方m)のSB-300型と600坪用(同41立方m)のSB-600型がある。作物の下から直接、炭酸ガスを供給して、気孔の多い葉の裏側に施用でき、燃料費の削減につながる。光合成が盛んになる昼間でも、従来の温風暖房機の小ダクトより直径が細いので作業の邪魔にならない。耐熱ブロワを採用しており、高濃度の炭酸ガスを施用できる。
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「クールリュック」が人気/山本縫製工場 |
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山本縫製工場は、背中を涼しくして熱中症を防ぐ保冷リュック「クールリュック」や、腹圧を高めて脊椎を安定させる健康ベルトなど、長年培った縫製技術を活かしたヒット商品を生みだし注目を集めている。今年発売したクールリュックは、夏場にサウナ状態のなかで入浴介助する辛さを介護施設で働く人から聞いたのが開発のきっかけ。猛暑に耐えながら農作業する農家からの問い合わせも増え「農業関係の方にもすごく重宝していただいている」(山本社長)。ビニールハウス内で作業する農家からの追加注文も多かったという。
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材料を研究開発するマテリアルセンターを設立/クボタ |
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クボタは10月1日付で、材料の高機能化により製品競争力を強化すべく、新たに材料を研究開発する組織として「マテリアルセンター」を新設した。素形材事業の技術・ノウハウを活用し、全社的な組織として立ち上げたもので、短期利益にとらわれない中長期的な視点で各事業の材料開発・材料評価を行える体制を整える。これにより、農業機械等の製品においても、高機能化した材料の使用により差別化を図り、製品競争力を強化していく。
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農機総合事業部長に北尾氏/クボタで人事 |
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クボタは10月1日付で機構改革と役員異動・人事異動を行った。役員異動では、飯田聡常務執行役員・農業機械総合事業部長、農機海外営業本部長が研究開発本部副本部長に、北尾裕一常務執行役員・クボタトラクターコーポレーション社長が農業機械総合事業部長、農機海外営業本部長に就任した。また、クボタトラクターコーポレーション社長には吉川正人執行役員(経営企画部長)が就いた。機構改革では、機械グローバル調達部」を「調達企画部」に改称。「機械調達部」を「調達第一部」に改称した。
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大阪で10月26、27日にプレミアムマルシェ開催/ヤンマー |
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ヤンマーは、今年3月に発表した新戦略「ヤンマープレミアムブランドプロジェクト」の一環として、こだわりを持った生産者と消費者をより深くより直接的に結ぶイベント「プレミアムマルシェ」を、10月26、27の両日、大阪において開催する。8月の東京開催に続くもので、グランフロント大阪北館1階ナレッジプラザを会場に、プレミアムな食材の直売、ステージクッキングやプチ農業セミナーなどを催す。また奥山清行氏デザインのコンセプトトラクタの展示や佐藤可士和氏プロデュースのオリジナルエコバッグの展示・販売も行われる。
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インドネシアで鋳造部品生産/ヤンマー |
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ヤンマーはこのほど、インドネシアの現地法人ヤンマーインドネシア社(PT.YANMAR INDONESIA略称:YID)において、9月26日より鋳造部品の現地生産を開始したことを明らかにした。グループの国内外生産拠点への鋳造部品の供給ならびに、グローバル市場におけるコストメリットの追求と品質確保を目的としたもので、ヤンマーインドネシア社では、ディーゼルエンジンの主要部材をはじめ、グループで製造する各種の産業用機械の主要鋳造部品の供給を担うとともに、海外における更なる事業展開の加速を目指していく。
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松山にテクニカル・トレーニング・センターが完成/井関農機 |
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井関農機は、かねてより建設を進めていた「ヰセキ・テクニカル・トレーニング・センター」(ITTC)が完成したことを受け、2日午前、木村社長らが出席し開所式を行った。木村社長は、「再来年の創立90周年を迎えるに当たり、製造現場における人材育成と技能伝承、さらに今後拡大する海外拠点における現場第一線の熟練工、指導者、監督者、技術者育成のために、ものづくりの基本から高度技術に至るまでを習得すること」が目的とし、「ものづくり力を、磨き!鍛え!極める!を合言葉に、発展させよう」と訴えた。
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井関農機のさなえ全国子ども図画コンクールの最優秀賞に横山さん |
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井関農機は2日午後、本社で記者会見し、小学生以下の児童・園児を対象とした恒例の「さなえ全国子ども図画コンクール」の審査結果を発表した。それによると、全国最優秀賞は青森県の横山隆司さん(小6)が受賞(作品名「家族で野菜づくり」)、賞状と賞品(商品券5万円とISEKIグッズ、副賞として画材道具)が贈られた。また、全国優秀賞は埼玉県の斉藤可奈さん(小3)はじめ5名が受賞した。さなえ全国子ども図画コンクールは、同社が日頃の愛顧に応えるために、将来を担う子ども(小学生以下)を対象に「農業で働く家族」をテーマとして平成8年から実施。これまでの応募作品は累計で2万点を超えている。
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新型ポンプなど展示しアピール/IHIシバウラ |
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IHIシバウラは2〜5の4日間、東京ビッグサイトで開かれた東京国際消防展2013に出展、可搬式の消防ポンプを中心に同社防災機器の性能の高さをアピールした。初日には今年4月1日付で就任した代田社長が会場を訪れ、「5年に1度開かれるこの展示会を見るのは今回が初めて。各社の製品動向を見ながら、マーケットの現況などをつかんでいきたい」と話し、自社の新製品である「水冷4ストローク消防ポンプ FZ700」などをPRした。新製品のFZ700は、電子制御燃料噴射方式の直列3気筒・DOHCエンジンを搭載。出力、放水量ともに余裕の性能を持たせつつ、従来と同じ横軸レイアウトを採用したことでメンテナンスを簡単にしている。
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第3回オーレック祭りに1100名超が来場 |
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オーレックは9月28日、本社で「第3回オーレック祭り」を開催し、1100名を超える来場で賑わった。社員手作りのアトラクションを約20種類用意し、同社ヒット製品のゴーカートタイプの乗用草刈機の走行試乗は、ロードコースとオフロードコースで行い、子供に人気で長蛇の列ができた。管理機はエンジン式、ガス式、電動式、草刈機は歩行型小型機から乗用まで全製品を展示。芝地そして雑草傾斜地で実際に見て、触れて使ってもらうようにした。乗用草刈機の撮影会も行い、即プリントして提供した。
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スチールのホームページがスマホに対応 |
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スチールは2日、同社ホームページ(www.stihl.co.jp)がスマートフォンに対応するサービスを開始したことを明らかにした。スマートフォン用に最適化された画面構成で、小さなスクリーン上でも見やすく操作が簡単。製品紹介はもとよりデジタルカタログの閲覧、チェンソー動画マニュアル視聴が可能。さらに販売店検索機能、問い合わせフォームもパソコンと同様に利用できるため、同社グループとユーザーとの情報交換はいっそう親密なものになる。
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旅行招待・優待の禁止規定を施行/農機公取協 |
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農機公取協(蒲生誠一郎会長)は、先の総会で景品規約の改正を了承していたが、その公示が10月1日に行われたことから、同改正を施行した。変更の骨子は、1.「自ら主催して行う宿泊旅行への招待・優待」の禁止規定(規約3条2項)の廃止、2.これにより景品として提供できることになる「宿泊招待・優待旅行」について、営業担当者を旅行に同伴・参加させないとする規定の新設、3.安全技術研修会への参加で宿泊を伴う場合は従来通り、届け出を行った上で実施できる、4.これらに伴う運用細則の整理・修正。農機公取協では、これらの変更の周知徹底を図っていくとしている。
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圃場での実演も/愛媛で農機展開催 |
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愛媛県農林水産研究所の農業・果樹部門の研究成果を公開する2013年度農林水産参観デーが1〜2日、松山市の同研究所と同果樹研究センターで「攻めの農林水産業 活かそう 新技術・新品種」をスローガンに開かれた。両会場では最新鋭の農業機械や園芸資材を集めた愛媛県農機具協会(冠範之会長)の協賛農機展「農機具まつり」も開催され参観デーを盛り上げた。協賛農機展の研究所会場には地元販売会社や関連メーカーなど19社が、果樹研究センター会場にも19社(重複含む)が出展。研究所展示広場中央に設けられた実演圃場ではトラクタや管理機などが耕うん・整地・うね立て・マルチ張りなどの作業を実演した。
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架線集材で新規事業/26年度予算で林業機械化研究会 |
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林業機械化協会(伴次雄会長)は9月27日、都内後楽園の林友ビル内の会議室で林業機械化研究会を開催し、同協会会員に最新の林業機械化関連情報を提供した。今回の研究会のテーマは、「平成26年度林野庁予算概算要求の概要について」で、林野庁の本間卓也・技術開発推進室技術開発担当課長補佐が林業機械関係予算の内容について説明した。取り上げた事業は、26年度予算の新規事業として要求している「飛躍的生産性向上『機械』『人』『作業システム』高度化総合対策事業」と拡充した「『緑の新規就業』総合支援事業」、高性能林業機械の導入を支援する「森林・林業再生基盤づくり交付金」。
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高い林業機械導入意欲/自然産業研究所がアンケート調査 |
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高性能林業機械導入に対し初期投資という頭の痛いテーマをハードルと思いつつも、事業の拡大への対応には新たな機械装備が欠かせないと、林業関係者の多くが考えていることが、自然産業研究所が平成24年度の林野庁補助事業である「先進林業機械改良・新作業システム開発事業」で取り組んだ「高性能林業機械の導入・利用に関するアンケート調査」で明らかになった。森林施業に取り組み、生産現場の効率化を図り、活性化させる上で機械化対応は避けては通れないとみている。アンケートでは、「高性能林業機械導入の意向」についてリース・レンタルを含めて導入する予定があると答えたのは35%に達し、検討しているの37.6%とを合わせると7割以上になるなど高い意識を持っており、林業機械化が置かれているフォローの現状を的確に表している。
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集約化施業を推進/森林施業プランナーの活動 |
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分散、零細型という日本林業の弱点をカバーすべく実践されている提案型集約化施業。施業面積をまとめて、効率性を高めようとする取り組みで、これまで小規模、高コストな施業方式から低コストで安定的に国産材を供給する仕組みとして全国各地に広がりを見せている。平成24年度には新たな資格制度として「認定森林施業プランナー」がスタートし、393名が有資格者として活動。森林管理の担い手として活躍が期待されている。
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新技術の導入進む野菜・畑作 |
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近年の生活スタイルの変化により、食の外部化が進展するなか、国内の野菜需要は、家計消費用から加工・業務用に変化し、全体の需要の過半を占めるようになってきた。家庭での野菜の購入形態は、生鮮野菜からサラダにシフトするなど、今後の野菜の生産・流通・消費施策を検討する上で、加工・業務用需要への対応は重要な課題と位置づけられる。これら加工・業務用に対応する機械開発も進んでおり、新たな市場開拓に期待がかかる。野菜・畑作関連の動向をみる。
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高度な環境制御で周年生産を実現 |
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行政の積極的な後押しを受けて、施設園芸や植物工場への注目度が高まっている。農林水産省の平成26年度予算概算要求では、新規で「次世代施設園芸導入加速化支援事業」に30億円を要求。ICTを活用した高度な周年・計画生産を実施するとともに、地域資源を活用したエネルギーの供給を行う大規模な次世代施設園芸拠点を各地に整備し、園芸産地の構造改革を推進していくとしている。植物工場についても、福島県などの被災地で復興手段として導入されているほか、他分野からの新規参入も相次ぎ、盛り上がりをみせている。気運高まる施設園芸・植物工場を特集する。
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「役立つ喜び」もっと世界へ/ホンダ汎用が60周年 |
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本田技研工業の汎用パワープロダクツ事業(以下汎用事業と略す)が1953年10月、第1号の汎用エンジンH型を世に送り出して、ちょうど60周年を迎えた。「技術は人のために」という創業の“志”を商品化した小型高性能の4ストロークエンジンをコアとして、耕うん機、発電機など多彩な製品を提供し、世界で毎年約600万台生産する大きな事業に成長した。そして、2011年には生産累計が1億台の大台に乗り、世界最大級の汎用エンジンメーカーの地位を確たるものにしている。志賀雄次取締役執行役員汎用パワープロダクツ事業本部長、西田隆夫本田技術研究所取締役執行役員汎用R&Dセンター担当のインタビュー、ユーザールポを中心に60周年の栄光の軌跡を追った。
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スチール社長のスピッツァー・マリオ氏に聞く |
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スピッツァー・マリオ氏がスチールの社長に就任して5年6カ月が経過した。この間、“STIHLブランド”は日本市場において飛躍的に浸透した。数多くの新製品発表に加え、スチールショップの開設、各地におけるフォレストリー・フェスティバルの開催、FIM日本グランプリメインスポンサーへの参加、京都府林業大学校への支援などなど、これまでにない積極的な事業展開を進め、農林業業界のみならず、広く一般社会においても“STIHL”の知名度を高めた。「STIHLは、チェンソー販売台数世界ナンバーワンブランドとして、高性能製品と卓越したサービスを提供している。その良さを1人でも多くの日本の皆様に知って頂くために社長に就任した」と語る氏に、これからの意気込みをインタビューした。
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八鹿鉄工前社長の寺田正二氏が逝去 |
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八鹿鉄工・前代表取締役社長の寺田正二(てらだ・まさじ)氏が9月22日午後6時58分、肺炎のため療養先の病院で逝去した。99歳だった。通夜は同24日、葬儀は同25日、両日とも養父市の「五光(ごこう)ファミリーホール」で寺田家と八鹿鉄工の合同葬にてしめやかに執り行われた。1915(大正4)年1月生まれ。兵庫県八鹿町出身。昭和16年2月に八鹿鉄工有限会社を創業、40年3月に八鹿鉄工株式会社社長に就任後、44年5月コンバイン用ディスク刃型カッターを開発しコンバインメーカー各社に販売を開始した。昭和52年11月黄綬褒章、53年2月紺綬褒章、60年11月勲五等瑞宝章を受章した。
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