農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
生産・販売・技術まで、アグリビジネス全般の最新ニュースを掲載 
2万5000部発行 定期購読のお申込みは03-3815-0211
ホーム | 関連リンク集 | バックナンバー---
     
  農経しんぽう  
  平成26年10月20日発行 第3055号  
     
   
     
   
  104万1881件に/26年度経営所得安定対策等の加入申請状況  
     
  農林水産省はこのほど、平成26年度の経営所得安定対策等の加入申請状況(7月31日現在)をまとめた。それによると、申請件数は104万1881件で、前年度実績に比べ3万242件減少した。米の直接支払交付金が減少した。水田活用の直接支払交付金の申請件数と作付計画面積については、申請件数は54万1000件で、25年度実績と比べると3万6000件増加している。戦略作物の作付計画面積は49万5000haで、25年度実績と比べると3万5000ha増加している。具体的には、飼料用米・加工用米が増加している。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  充電式電動ブレード除雪機など/本田技研工業が発売  
     
  本田技研工業は14日、一般家庭や小規模駐車場などの除雪作業を簡単な操作で静かに手早く行える充電式の電動ブレード除雪機「ユキオスe」を、11月中旬より全国の汎用製品取扱店から販売すると発表した。また、100V/200Vの同時出力が可能な正弦波インバーター搭載発電機「EU55is」(定格出力5.5kVA)をモデルチェンジし10月20日より、さらに新開発の小型汎用エンジンを搭載したスタンダード発電機「EP900」を、12月5日より販売すると発表した。電動ブレード除雪機ユキオスeは、パワーユニットに充電式バッテリーとDCブラシレスモーターを採用、静粛性と扱いやすさを追求した。住宅街や早朝夜間における除雪作業に適している。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  草刈りアタッチ「魔女のワルツ」を開発/小林産業  
     
  草刈りアタッチメント「プラッター」でお馴染みの小林産業はこのほど、ナイロンカッターの上にセットするだけで、チップソー感覚の草刈りが行えるアタッチメント「魔女のワルツ」(特許申請中)を開発、話題を呼んでいる。ほとんどの手持ちのナイロンカッターにセットでき、価格も安価。刈り草の飛散や巻き付きも少なく、快適な作業が行える。本体は径200mmのナイロン製円盤構造。伸ばしたコード全体で草を切るのではなく、円盤からはみ出たコードの先端部のみで草刈りを行う。そのため先端部に切断力が集中、ナイロンカッターにない切れ味と高い作業効率を可能にする。農機ルートは麻場が販売元となる。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  スタンダード発電機「EF6000TE」発売/ヤマハモーターパワープロダクツ  
     
  ヤマハモーターパワープロダクツはこのほど、5〜7kVA出力帯の“ヤマハスタンダード発電機”「EF6000TE」(60Hz6kVA、50Hz5kVA)を開発、11月4日より新発売することを明らかにした。同機は新型エンジンの採用により、経済面・性能面を大幅に改善するとともに、高強度フレームのシンプルなデザインを実現。高い耐久性を確保するボディ一体型の高強度フレーム。また、優れた収納・運搬性を実現する凹凸のないコンパクトボディ。さらに、高出力をそのままに、低燃費、ロングラン運転、高い環境性能を実現した新エンジンの採用など、非常用の電源や業務使用に最適な発電機となっている。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  太陽光発電所警備システム「ソーラーセキュリティ」/トーカイセキュリティ  
     
  トーカイセキュリティは、24時間365日太陽光発電所を警備する「ソーラーセキュリティ」を発売し、好評を博している。不審者に侵入され、太陽光パネルが盗まれたり破損されたりすると、修理費用や新たなパネルの購入費が発生する。侵入を早期発見し、適切な初期対応を行って損害を未然に防ぐためにも、警備システムの導入が必要となる。「ソーラーセキュリティ」は、遠隔監視カメラを使い、リアルタイムで監視するとともに、証拠とり録画を24時間365日行う。また、ソーラー設備機器等の状態をインターネット経由で遠隔監視することにより、「故障の発見」や「効率的な管理」を実現する。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  KSAS目玉に「ほくりく夢農業」/北陸地区クボタグループが開催  
     
  北陸地区クボタグループは8〜10日、クボタアグリサービス金沢事務所において「ほくりく夢農業2014〜営農レーダー」を開催した。今回は、『今こそ農業経営を確かなものに!』をメーンテーマに、担い手層を中心に約1100名を動員。5haの会場に200点を超える最新鋭機械を展示した。また営農支援システム「KSAS」及び同対応機を紹介し、そのメリットを体感してもらうとともに、減反廃止やTPP参加をにらんで、稲作のコストダウンや軽労化を実現する「鉄コーティング直播」をアピール。経営の安定化につながる野菜作に関する諸提案を行い、担い手農家との絆を深めた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  仙台会場に続き博多でも/ヤンマープレミアムマルシェ  
     
  ヤンマーは、昨年来こだわりを持った生産者と消費者をより深くより直接的に結ぶ出会いの場として青空市場「プレミアムマルシェ」を、全国各地で開催してきたが、10月11、12日には仙台会場(サンモール一番町商店街)で開催、好評を博したほか、続いて11月8、9日には博多会場(マリノアシティ福岡)での開催を予定している。10月の仙台会場、11月の博多会場ともに、12ブース14出店者が、こだわりを持って育てたプレミアムな食材の販売を行うとともにおいしい食べ方を紹介。また、イベントとしてコンセプトトラクタの展示も行う。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  ISEKIドリームギャラリー熊本が完成/井関農機  
     
  井関農機は明年の創立90周年念事業の一環として熊本県益城町の井関熊本製造所内にある熊本展示館のリニューアルを進めてきたが、このほど完成、14日、地元の益城町町長はじめ、県・町の行政機関、大学・教育関係者、取引先など約60名を招き、オープン見学会を開催した。4月に完成した松山に次ぐもので、名称は「ISEKI Dream Gallery KUMAMOTO」(ヰセキドリームギャラリー熊本)。エントランスには「世界初」とするコンバイン「HD50型」(1966年製)の雄姿がスポットライトを浴びて置かれている。中はテクノロジーコーナー、デジタルライブラリーなど6つのコーナーに分かれ、井関グループの90年の歩み、そして「これから」が紹介されている。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  国内新工場が10月から稼働/工進  
     
  工進は、10月から国内新工場を操業する。今年創業66周年を迎える同社では、従来より中国やタイに海外工場を設立、長く海外拠点における生産を続けてきたが、円安傾向という市場変化に対応すべく、海外工場から国内拠点での生産にウエートを移すことを決定した。円安市場にスムーズに対応すると同時に、日本人のものづくりの心と技術力を高め、世界中に日本製品が送り出されるように、同社では本社敷地内に新工場を建設し、10月より操業する。新社屋は総工費5.5億円で工場及び開発研究所が入る。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  50周年を総仕上げ/新潟クボタが秋のきらめきクボタの日  
     
  新潟クボタは11、12の両日、県下4支社27営業所、取引販売店で「2014秋のきらめきクボタの日」を開催した。今回は、昨秋から展開してきた創立50周年記念キャンペーンの総仕上げのイベントと位置づけ、秋商戦のまとめとして、「全社挙げて10月度の計画を達成するとともに、春商品への切換えを早く行う」(吉田社長)とし、2日間で1万1100人を動員した。初日の11日、吉田社長と、営業本部次長の池部真二氏に同行し、長岡営業所、栃尾営業所、十日町営業所、六日町営業所の奮闘ぶりを取材した。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  キャベツ収穫機を実演/野菜ビジネス協議会  
     
  野菜ビジネス協議会(事務局・日本施設園芸協会)は10日、岩手県岩手町で、加工・業務用キャベツの生産・流通の進展を図る現地検討会を開き、ヤンマーが開発した「キャベツ収穫機HC141」による収穫作業および「トラクタ装着式のリヤリフト(三陽機器製)」による搬出作業を実演。また、実演圃場を提供した農家、行政関係者、野菜流通関係者らによる講演会、パネルディスカッションを通じて、機械化の方向を展望した。20haの規模でキャベツ栽培を営む三浦正美氏の圃場で行われた機械実演会では、17〜20度の傾斜をものともせず収穫作業を進めるヤンマーHC141の実力、農産専用のメッシュボックスパレットの利用と同パレットを楽に運ぶリヤリフトの機能を示した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  幅広い資機材を展示/高知県農業振興フェア  
     
  第23回高知県農業振興フェア「農機具まつり」(県農業機械協会、県主催)が10〜11日、同県南国市の県農業技術センターで開かれ、およそ3000人が訪れた。最新鋭の大型農業機械から家庭菜園用小型機械、施設園芸資材まで幅広い製品が展示され最新の技術や情報を発信。農作業安全の啓発や講演など多彩な催しがあり、作業機を装着したトラクタや管理機の実演も来場者を楽しませた。11日には地元の農業高校生が来場者に農作業安全祈願のお守りを配りフェアを盛り上げた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  石村鉄工に日本弁理士会会長奨励賞/北海道地方発明表彰  
     
  発明協会はこのほど、平成26年度の北海道地方の発明表彰受賞者を発表した。業界関係では、日本弁理士会会長奨励賞に「乾田・湿田用ローラーユニット」で石村鉄工代表取締役の石村聡英氏が選ばれ、発明奨励賞に「調整操作が容易にできる農産物の選別機」でノブタ農機代表取締役の信田哲宏氏が選ばれた。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  65社から林業活性化支える最新情報発信/山形で2014森林・林業・環境機械展示実演会  
     
  全国育樹祭の記念行事に位置づけられる「2014森林・林業・環境機械展示実演会」が12、13の両日、山形県新庄市の新庄中核工業団地内で盛大に開かれ、県内外から足を運んだ約1万6000人の参観者に最新林業機械情報を発信した。会場には65の出展者がおよそ500品目にわたる関連資機材を並べ、複数の作業こなす高性能機械から小型の手持ち機械、測量機器、安全用具・装具まで、林業作業の効率化、安全性向上を図る多彩な製品に来場者は大きな関心を寄せた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  山村活性化実現へ/山形県で育林交流集会  
     
  全国育樹祭の併催行事として、育林交流集会が11日、山形県飯豊町の町民総合センター「あ〜す」で開かれた。「山村資源の活用と里の暮らし・再興」をテーマに、山形大の野堀喜裕教授が森林バイオマスの利活用と地域活性化について講演。その後、樹木・環境ネットワーク協会の澁澤寿一理事長をコーディネーターにパネルディスカッションを行った。野堀氏は、森林の炭素貯留量を推定し、県内の森林資源の炭素貯留量、同固定量を試算。また、森林からの伐採・搬出シュミレーションなどを元に、実質的に利用可能な森林バイオマスの量を県全体では約47万t/年と算出、その有用性を示した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  林業分野に一層注力/コベルコ建機が林機展でセミナー  
     
  コベルコ建機は、12、13の2日間、山形県新庄市で開催された「2014森林・林業・環境機械展示実演会」において、「SK165SR-2Fハーベスタ仕様機」、「SK165SR-3F(車高UP型・フェラバンチャザウルス仕様機・参考出展)」などを展示、多くの来場者が実演などに注目し、好評であった。また、初日の13日午後4時から天童市にある天童ホテルにおいて、林業関係者、レンタル業界関係者などを集めて、「2014コベルコ・森林セミナー」を行い、バイオマス関係などの話題を提供し、今後林業分野にさらに注力していくことをアピールした。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  木質バイオマスで燃料供給など増加/森林管理局からの動向報告  
     
  農林水産省が先に開催した地方農政局長・森林管理局長等会議。この場では、「攻めの農林水産業の実践」に係る現場の事例報告などが行われた。林業の成長産業化への取り組みが標榜される中、現場では、また国有林ではどのような事業展開、対応が図られているのか、各森林管理局の報告からみてみたい。木材の需要拡大や安定供給を軸にしながら、木質バイオマスの利用拡大や団地化による林業経営モデルの普及などが進められようとしている。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  万博公園で芝管理資機材展  
     
  芝地管理に役立つ様々な製品を一堂に集める第38回芝地用管理機械・資材総合展示会が10月22、23日の2日間、大阪府吹田市の万博会記念公園・お祭り広場で開かれる。関西地域では隔年開催されている大規模なイベントで、一般財団法人関西グリーン研究所と一般社団法人関西ゴルフ連盟が共催。ゴルフ場やスポーツターフの管理担当者のみならず、公園などの緑地管理関係者にとっても芝生管理用の最新の機械や肥料、農薬、資材、技術に接することができる絶好の機会になる。今回は前回より1社多い40社が参加。近年、芝生は校庭や駐車場などの緑化にも利用が広がってきたこともあり、ますます注目を集めそうだ。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  最新技術が育む心地良い芝生空間  
     
  大阪万国博記念公園内のお祭り広場で2年に1度開かれる「芝地用管理機械・資材総合展示会」。ここにはゴルフ場をはじめ拡大している、サッカー場、野球場などのスポーツターフや公園、駐車場などの芝生を維持管理する各種機械・資材が一堂に揃う。芝生管理者にとって見逃せない展示会である。我が国の芝管理技術はゴルフ場を出発点とし、その力量を高めてきた。加えて、機械による省力・合理化が進み、快適な芝空間を創りだしている。展示会はそうした技量・ノウハウをさらに高める好機となろう。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  津村勇氏(津村鋼業代表取締役会長)が死去  
     
  角鳩印ブランドの刈払機用刃物のトップメーカーとして知られる津村鋼業・ツムラ・浜松津村鋼業の代表取締役会長で、創業者の津村勇氏が病気療養中のところ10月15日亡くなった。78歳だった。通夜は17日午後7時、葬儀・告別式は18日午後0時30分から三木市別所町小林の三木大和会館でしめやかに執り行われた。喪主は長男で代表取締役社長の津村慎吾氏。津村勇氏は1936年(昭和11)9月生まれ。59年6月に電動工具用丸鋸の製造を始めて創業、61年6月に津村鋼業を設立、現在の礎を築いた。2003年8月に代表取締役会長に就任し、慎吾氏が代表取締役社長に就任。阪神タイガースの熱心なファンとしても知られていた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
     
お問合せ:株式会社 農経新報社 TEL:03-3815-0211 FAX:03-3815-0265  MAIL:info@n-simpo.co.jp
Copyright(c) 2003 Nokei-simpo CO.,Ltd. All Rights Reserved  当サイト内容の無断転載・引用を禁じます。