農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成27年2月9日発行 第3069号  
     
   
     
   
  稲作技術カタログのワークショップ/農林水産省とJATAFF  
     
  農林水産省は、公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)と協力して5日、都内のTKP東京駅日本橋カンファレンスセンターにおいて、「担い手農家の経営革新に資する稲作技術カタログに係るワークショップ」を開催した。ICTをテーマとした専門家によるパネルディスカッションが行われ、農機メーカーからはクボタがKSAS、ヤンマーがスマートアシストリモートのそれぞれのシステムと取り組みを紹介した。会場には展示コーナーが設けられ、クボタ、ヤンマーのほか井関農機、鋤柄農機、資材メーカーなどが出展し、低コスト技術をアピールした。  
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  歩行たまねぎ収穫機型を発表/クボタ  
     
  クボタはこのほど、関連商品営業部(道信和彦部長)管掌の平成27年新製品として、歩行型たまねぎ収穫機「ボニータ OHシリーズ」3型式を発表した。ハンドルの押し下げ荷重を低減することで、枕地での旋回性能の向上を図り、高齢者や女性ユーザーにも楽な収穫作業ができるうえ、葉茎の切断性能を向上、切れ漏れを抑制するとともに搬送速度のスピードアップを実現している。新興産地などの高畦作業体系にも対応できる。露地仕様、マルチ仕様、露地・マルチ仕様の3型式がある。  
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  8条植ディーゼル田植機を発表/三菱農機  
     
  三菱農機は2日、三菱乗用田植機「ASUMA LE80D」(8条植え)を4月から発売すると発表した。LEシリーズの最上級モデルで、20.5馬力の水冷3気筒4サイクルディーゼルエンジンを搭載、簡単旋回スーパースマイルターン、枕地距離自動測定機能「ジャストメジャー」はじめ、ベルトレス油圧ポンプ、22Lの大容量燃料タンク、作業速度1.7m/秒など、一段と機能が充実した。また、深田、湿田などでこれまでより更に安定した作業ができる8条専用の走行伝動部を採用。油圧ポンプのエンジン直装化でメンテナンスフリー化し、安定した油圧供給を実現している。  
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  高精度な新型ミニトマト選果機/佐藤農機鋳造が開発  
     
  佐藤農機鋳造・農機事業所はミニトマト選別機とミニトマト昇降機の新型機を開発した。ウメやキンカンなどの果実にも対応。開発した選別機は波状の特殊曲線に沿って選別ロールが少しずつ開いていく「波乗り選別機構」(特許出願中)を搭載し、生果に無理な力をかけずに大量の選果を可能にした。新製品のミニトマト選別機「オービット TWS427-B06」はミニトマトが平均で14個並び、その列を次々に移送する。ロールごとに連続で選果し、1時間当たりの処理能力は600kg〜1.3tとこれまでにない大量選果を実現した。新型のミニトマト昇降機「TE420」は、生果を同選別機に一定供給しながらロールの上で生果が回転するため目視・手選別が可能。  
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  現場映像を配信するモニタリングミックス/ケービーエルが発売  
     
  ケービーエルは今年から、農業市場に向けて「移動式ネットワークカメラ モニタリングミックス(Monitoring MICS)を新発売した。施設園芸・果樹ハウス、畜舎などの監視や、不審者の侵入に際して緊急通報を行うシステムで、画像情報はインターネットの閲覧が可能なパソコン、携帯電話、タブレット端末で受信でき、特別なソフトウェアをインストールせずにWebブラウザを利用してリアルタイムの映像を確認できる。モニタリングミックスの本体自体は3.5kgと軽量で、移動がラクにでき、専用三脚を用いれば設置場所の移動も簡単。設置工事が不要のため、現場に置けば数分で画像配信をスタートする。  
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  小型エンジンスターター新発売/アクソンデータマシーン  
     
  アクソンデータマシーンはこのほど、従来商品のほぼ半分の重量と薄さで軽量コンパクト化を実現した「ポータブルエンジンスターターAX-300Lis」を開発、新発売した。小型ながら大型農業機械から自動車や除雪機まで幅広く利用できるプロ仕様の携帯型エンジン始動器で、持ち運びが楽なうえ、充実した安全装置を装備、誰でも簡単に使えるのが特徴だ。また、大きなセールスポイントは、特許を取得した数々の安全装置。サージ吸収機能内蔵型ブースターケーブルを標準装備、逆接続や電圧間違いなどの誤接続時には、警報ブザーが鳴り事故を防止、不良バッテリー危険防止ブザー装置を内蔵―などがある。  
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  カセットガス利用の発電機を発売/ヤマハ  
     
  ヤマハモーターパワープロダクツは、非常用電源や趣味、レジャーなど幅広い用途に使用できるカセットボンベを燃料としたヤマハインバーター発電機「EF900iSGB」を4月1日より新発売する。同機は、同社初のカセットボンベを燃料とした発電機。ガソリン燃料の発電機と比較して、1.カセットボンベをソケットにセットするだけの簡単な燃料補給、2.シンプルな始動・運転操作、3.劣化の少ないガス燃料により本体・燃料の長期保管が可能、4.長期保管後のスムーズな再始動―といったガス燃料発電機ならではの特徴を備えている。  
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  超極細繊維「ナイスファイバー」を発表/センターインコーポレーション  
     
  センターインコーポレーションはこのほど、さいたまスーパーアリーナで開催された“彩の国ビジネスアリーナ2015”において、断熱性・撥水性・遮音性などに優れた極めて細い繊維「ナイスファイバー」を発表、夢のスーパー素材として参観者から大きな反響を呼んだ。同繊維は、太さがナノメートル単位(ナノは10億分の1)の超極細繊維。布団や防寒服(羽毛より倍以上の断熱性があり、質量は30%軽い)、住宅の断熱材(遮音効果が3倍以上)などに応用ができる。同繊維の質量に対し50倍の油を吸着するため、廃油の回収、油漏れの防止材としても有効。当日の実演では、瞬時に油を吸着する様子が紹介された。  
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  専務執行役員に北尾、飯田、佐々木の各氏/クボタが人事・機構改革、4月1日付  
     
  クボタは6日、平成27年4月1日付で行う役員異動、機構改革、人事異動を発表した。役員の異動では取締役専務執行役員に北尾裕一氏、専務執行役員に飯田聡氏、佐々木真治氏が昇格、執行役員に宇都宮工場長の南龍一氏、農機国内営業本部長の石橋善光氏が就任―など。機構改革では、機械ドメイン・農業機械総合事業部の第一事業ユニットをトラクタ事業ユニットに、第二事業ユニットを作業機事業ユニットに、農機第一事業推進部をトラクタ事業推進部に、農機第二事業推進部を作業機事業推進部にそれぞれ改称―など。人事異動では機械総括部長に向當重夫氏、農機技術本部長に岡本宗治氏、機械サービス本部長に花田敏孝氏が就任―などの内容。  
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  最多の649篇集まる/第25回ヤンマー学生懸賞論文・作文  
     
  ヤンマーは1月30日、都内のメルパルク東京で、第25回ヤンマー学生懸賞論文・作文入選発表会を開催した。当日午前に行われた最終審査の結果、論文の部大賞には村西拓哉(慶応義塾大・4年生)、作文の部金賞には末鶴美保(鹿児島県立農業大学校・2年生)の両氏が輝いた。「新しい農をクリエイトする」を総合テーマに、過去最高の649篇(論文53、作文596)の応募があり、農や食の分野に向けられる若者の知性、感性、情熱にまた新しい頁が加わった。  
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  ホノルルに「おむすびのGABA」海外初店舗/サタケ  
     
  サタケはこのほど、海外でのGABAライスの認知・普及を図ることを目的に米国ハワイ・ホノルル市内に海外初の店舗となる「おむすびのGABAワイキキ店」を2月10日にオープンさせることを明らかにした。西条店(広島)、秋葉原店(東京)、そごう広島店(広島)に続く第4号店舗で塩、鮭ほぐしなどのGABAおむすびや今摺り米(GABA玄米)などを店頭販売し、GABAライスの美味しさ、健康パワーを発信していく。  
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  第19回きさらぎ市を開催/ホクエツ  
     
  ホクエツは3、4日の両日、上越新幹線燕三条駅前の地場産センターメッセピア・大ホールで、恒例の「きさらぎ市」を開催。県内のJA、農機店、生産組合、一般農家をはじめ、東北・北陸・関東甲信越などから関係者700名余りが会場を訪れ、活発な商談が行われた。今回で19回を迎えた同市では、400点余りの同社取り扱い製品の展示を行うとともに、農業6次産業化に対応したステンレス製昇降機、高速脱水を可能にした種籾脱水機“さらっと”を発表。また、紙袋とフレコン計量の1台2役をこなす“フレコンスケール”の新型(指示計をより使いやすくリニューアル)などを実演・展示、注目を集めた。  
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  石井製作所の無コーティング代掻き播種機に認定書/東北経済産業局・地域産業資源活用事業計画で  
     
  石井製作所は2日、山形県庁において、東北経済産業局より「地域産業資源活用事業計画」の認定及び認定書の交付を受けた。今回、認定を受けた事業計画は、同社が3年前より山形農業試験場・水田農業試験場・山形大学農学部・農研機構と協力して手掛けている「無コーティング代掻き同時播種機」に対して。認定により、その支援として、専門家によるアドバイスなどのほか、試作品開発や販路開拓に対する補助金、中小企業信用保険法の特例、政府系金融機関による低利融資が受けられる。  
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  新年の大展示会賑わう/埼玉JAグループ  
     
  埼玉県内JA、埼玉県JA農機協議会、全農埼玉県本部は1月31、2月1の両日、加須市のむさしの村で、第54回農業機械大展示会および園芸資材見本市を開催、動員6500人、成約9億円を目標に活発な推進活動を展開した。会場に至る道路は渋滞が発生する賑わい。この催しを楽しみにしている農家が、大型バスあるいは自家用車で足を運んだ。全農埼玉県本部農機課の福地茂夫課長は、消費税増税後の反動や米価格の下落で環境は厳しいとし、ことにコンバインの不調を指摘。また、中古機コーナーに新古車のような品物が出品され、いままでにない傾向だとも。環境の変化に対応し、野菜作機械の推進あるいはリースの活用などにより事業実績を固めていく意向を示した。  
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  輸出2407億円で16%増/日農工まとめ・26年農機輸出入実績  
     
  一般社団法人日本農業機械工業会(山岡靖幸会長)がこのほど取りまとめた平成26年1〜12月の農業機械輸出入実績によると、26年の輸出金額は2407億1973万円で、前年に比べて116.0%と2桁増を記録した。輸出額の2桁増は2年連続。機種別では、乗用トラクタや歩行式トラクタ、コンバインなどが台数・金額ともに伸長。乗用トラクタは30PS未満及び50PS以上が双方ともに2桁増となり、全体では15万4674台(前年比109.6%)、金額1679億9610万円(同118.1%)となった。一方、輸入実績は786億8053万円で、前年比114.0%となった。  
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  グリーン発電会津に大臣賞/26年度新エネ大賞  
     
  一般財団法人新エネルギー財団(近藤隆彦会長)は1月28日、東京ビッグサイト会議棟703会室にて、平成26年度新エネ大賞表彰式を開催した。同事業は新エネルギーに係る機器開発や設備等の導入、普及啓発で優れた取り組みを表彰するもので、今年度は全32件の応募の中から8件が表彰された。経済産業大臣賞には「山林未利用材を活用した木質バイオマス発電」でグリーン発電会津、資源エネルギー庁長官賞には「北東北でのバイオマスによる地域循環型ビジネスモデル」でバイオマスパワーしずくいしが選ばれ、その他、新エネルギー財団会長賞には福岡県など5者、審査委員長特別賞に1者が選ばれた。  
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  食料増産が必要/FAOアジア太平洋事務所長・小沼氏が記者会見  
     
  FAO駐日連絡事務所は1月29日、都内の日本記者クラブ大会議室で、FAOアジア太平洋事務所長の小沼廣幸氏による記者会見「世界及びアジアの農業と食料安全保障の現状と将来の展望について」を行った。FAOアジア太平洋事務所の活動ビデオを放映した後、小沼事務所長が、世界及びアジアの食料事情や今後の展望を語った。この中で小沼氏は、飢餓に苦しむ人がいる一方、食生活の偏りで体重過多の人が20億人おり、二重の栄養不良状態にあることや、生産の30%に当たる量が廃棄などで損失している点もあげた。将来の見通しに関しては、生産性向上等で2050年までに60%の増産が必要とし、品種開発など研究開発投資の必要性を訴えた。  
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  家庭用の高圧洗浄機/スチールが新発売  
     
  スチールは、1月28日より、パワフルな新型家庭用高圧洗浄機「RE88」を新発売した。同機は、農機具や車・バイクなどの車両を始め、窓・壁・玄関周りなど幅広い洗浄に活用できる。軽量・コンパクト設計ながら強い圧力(吐出圧力=10―67bar)と水量(吐出水量=毎分5.4L)ですみずみまで洗浄できる。また、移動用のタイヤ付きで、女性や高齢者でも手軽に持ち運べ、操作も簡単となっている。強度と長さも十分な繊維メッシュで強化された6mの高圧ホースを標準装備。  
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  プロ向けの軽量刈込鋏/アルスコーポレーション  
     
  アルスコーポレーションはプロ向けの葉刈り・仕上げ用「軽量刈込鋏ロングタイプ KR-1000L」を発売した。替刃式のため経済的に使え、鋭い切れ味を持続できる。替刃は姉妹品の軽量刈込鋏「KR-1000」と共通。支点部は緩み止め金具方式のため替刃と切り心地の調整も簡単にできる。新製品はグリップ(柄)にアルミダイガスト、アルミパイプを採用。木柄の商品に比べて軽く、軽量化を実現しながらも強度を従来品より30%高めた剛性のあるグリップに仕上げた。全長75cm、刃長18cm、重さ840g。グリップの支点部からの長さが55cmと長いため奥の方まで刃が届きやすい。  
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  安全性の高い2枚レシプロ式刈払機/源平刃物工場が開発  
     
  源平刃物工場はこのほど、「レシプロ2枚刃直角トリマー方式」の試作機を完成、実用化へ向けての目途が立ったので、その製品の概要を公開した。同社は、替刃を簡単に交換できる草刈機「安心トリマーくん」を製造・販売しているが、今回開発した商品は、刈刃を棹に対して直角に配置し、ギアケースを地面に当て、掃除機を扱うように前後にバリカン刃を滑らせて草を刈り取るもの。刈払機への取り付けはワンタッチ。エンジン式、バッテリー式を問わず、多くの銘柄の刈払機に装着できるよう計画している。棹と先端部を左右に振る必要がなく、掃除機のように前後に刃を滑らせるだけで刈れ、作業効率も高い。  
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  STIHL本社のH.P.シュティール名誉会長が「ドイツ家族経営企業・名誉の殿堂」に  
     
  スチールはこのほど、STIHL本社経営諮問員会のハンス・ペーター・シュティール名誉会長が「2015年ドイツ家族経営企業・名誉の殿堂」に選ばれたことを明らかにした。名誉の殿堂は、2009年から毎年、ハンデルスブラット紙(ドイツ日刊経済紙)が主催し、審査員がドイツ経済界に多大な貢献をした企業家を選出し、その家族経営企業のトップに贈られる。授賞式は1月14日、ミュンヘンで開催された。席上、同会長は「ビジネスリーダーは自らの会社と従業員に対して、責任を負うだけでなく、従業員ひとりひとりと向き合うべきだと考えている。しかし、そのためには会社の長期的な成功が不可欠。STIHLは先見性を持ち、組織的にそれを実行してきた」と挨拶した。  
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  年間1万台を販売/薪ストーブを巡る動き  
     
  このところ1万台という販売台数をコンスタントに超えている暖炉・薪ストーブ。高級薪ストーブとして日本に本格参入してかなりの歳月が経とうとしているが、かつての高級品というイメージから木造家屋の洋式化の進展に伴い、より身近なインテリアとして認知されるようになっており、着実に市場を広げつつある。業界のまとめによれば、薪ストーブの累計販売台数は12万3400台。生活空間を豊かにするとともに、暖かさを家庭に届けている。  
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  3会場で2132人が来場/森林の仕事ガイダンス  
     
  全国森林組合連合会(佐藤重芳代表理事会長)は1月17日の名古屋会場を皮切りに、1月24日に大阪、そして1月31日に東京と全国3会場で「森林(もり)の仕事ガイダンス」を開いた。今回5年ぶりの開催となった名古屋会場で332人が来場したほか、大阪655人、東京1145人と、合計2132人がガイダンスに臨むなど、「予想以上」(事務局)が参加。木材自給率が回復しつつある中、盛り上がりが期待されるこれからの森林・林業に対する関心の高まりをも示す結果となった。  
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  26年のチェンソー輸出は29万6051台  
     
  財務省はこのほど、昨年12月の貿易統計をまとめ、公表した。それによると、2014年1〜12月のチェンソー輸出は、32万6447台と30万台の水準を突破した2013年実績から再び減少、累計29万6051台、対前年同期比90.6%と1割近い減少となった。貿易統計によると、昨年のチェンソー輸出は、66の国と地域が対象。国別では、アメリカが5万7191台(対前年比130.4%)と大きく伸びたものの、一昨年最多だったフランスは、3万6066台(同77.0%)、二番目だったイタリアも3万304台(同62.3%)とともに激減した。  
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  新技術で田植機・育苗関連機器の市場活性化図る  
     
  昨年来の米価の下落で、農機市場も厳しさが続いているが、春商戦をにらんだ各地の展示会を中心に、需要開拓を積極的に進めている。田植機、育苗関連機器は、稲作農家の大規模化に対応するため、省力化・低コスト化技術が進展。大規模化に連れて、苗箱の運搬、洗浄から、苗補給、植え付け、同時施肥など、効率化が求められてくる。市場の停滞感を打破するため、各社は、新商品の投入で活性化を図る。農家の購買意欲を刺激したい。  
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  簡便さで市場拡大中の電動機器  
     
  農林業機械に電動製品が増えている。電動化のメリットは、メンテナンスが容易なことや、稼働音が小さいこと。これまではパワーに課題があったりしたが、モーターやバッテリーの高性能化や価格の低下が後押し。電動化メリットを発揮している。拡大するバッテリー駆動機器を特集した。  
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  整備の高度化図り、大型機に対応  
     
  農機の新品販売が難しさを増す中、これまで以上にアフターサービスに力が込められている。農業機械は車検の義務はないものの、故障の不安なく安心して使うためには、使用後の整備、使用前の点検が不可欠。ある程度年数がたてば、部品の交換も必要になる。農業者自らがそうした作業を行う例もあるが、複雑な整備は農機整備技能士の資格を有する者がいる整備工場へ依頼するしかない。業界では増える大型機の整備需要に対応した整備工場の体制を整え、対応を図っている。  
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  SIMAなど視察/第69次欧州農機視察団一行32名が渡欧  
     
  農経新報社企画による第69次欧州農業・農機事情視察団のメンバーがこのほど決定した。今回は32名が参加、ドイツ・オランダ・ベルギー・フランスの4カ国4都市を歴訪する。一行は17日午前11時25分、成田国際空港発の全日空941便にてドイツ・デュッセルドルフに向かい、翌18日には現地農機メーカー・KRONE社を訪問の後、オランダ・アムステルダムへ移動。19日には世界最大規模の生花市場であるアールスメア生花中央市場を訪れる。翌20日はベルギー・ブリュッセルで、同市近郊の農場および農機販売店を視察する。その後フランス・パリへ移動し、22日から2日間にわたり同地で開催中のSIMA2015(パリ国際農業機械見本市)を視察する。帰国は25日午後5時5分、東京国際空港着の全日空216便の予定。  
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  佐藤農機鋳造・佐藤賢市会長が急逝、しめやかに葬儀  
     
  佐藤農機鋳造の前身を1937年に設立した創業者で、全国屈指の果菜選別機・野菜洗浄機および各種鋳造部品の総合メーカーに育てあげた代表取締役会長の佐藤賢市さんが1月31日に急逝した。103歳だった。葬儀は2月4日、福山市内でしめやかに営まれ、親族や取引先など約300人が参列し別れを惜しんだ。喪主を務めた三男の佐藤明三社長は会葬礼状に「真面目で努力家の父でした」「製縄機の開発により昭和23年に天皇陛下から表彰していただいたことは父にとって最高の出来事だったでしょう」とつづり、焼香の後、「精神を受け継いで頑張っていきます」と参列者にお礼の言葉を述べた。  
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