農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成27年2月16日発行 第3070号  
     
   
     
   
  26年の農林水産物輸出は6117億円で11%増/農林水産省まとめ  
     
  農林水産省がこのほど取りまとめた「平成26年農林水産物・食品の輸出実績」によると、輸出額は6117億2827万円となり、前年に比べて11.1%増えた。26年は昭和30年に統計を始めて以来の最高値となった。内訳をみると、農産物は3569億5071万円(前年比13.8%増)、林産物は211億453万円(同38.5%増)。品目別にみると、農産物では穀物・穀粉調製品271億7293万円(同21.2%増)、そのうち米(援助米除く)14億2840万円(同38.6%増)、野菜及びその調製品72億8086万円(同20.7%増)、果実132億408万円(同23.8%増)、畜産品446億9193万円(同17.0%増)などとなった。  
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  農林省が追加募集/2月27日まで、稲作の体質強化対策で  
     
  農林水産省は26年度補正事業である稲作農業の体質強化緊急対策において、2月27日まで助成対象者の追加募集を行っている。取り組みメニューは、1.資材費低減や労働時間短縮を図る取り組みを2つ以上実施、2.直播栽培の実施、3.農業機械の共同利用―の3つを用意。1.は無代かき移植栽培や疎植栽培、土壌分析を踏まえた施肥など15項目のうち2つを選んで実施する。助成金額は取組面積に応じて、1ha未満は2万円、1ha以上2ha未満は3万円、2〜20haは1ha当たり2万円増、20ha以上は41万円。2.は直播栽培面積1ha未満で5万円、1ha以上2ha未満7.5万円、2〜20haは1ha当たり5万円増、20ha以上は102.5万円となっている。  
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  足を酷使する作業に最適・サンステラソックスを新発売/田中産業  
     
  田中産業はこのほど、立作業や屋外での長時間の仕事など、足を酷使する作業を行う農家や林家に最適な作業用靴下として「サンステラソックス」を開発、新発売した。土踏まずの重要性に着目、アーチサポートを設けることで足裏のアーチを保持して疲れにくくしたほか、ふくらはぎには段階着圧構造を採用。各部に強度アップ構造やクッション機能、さらには立体構造やタビ型構造などを採り入れることにより、長時間の歩行や立位をサポートしている。  
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  オートチョーク採用の歩行芝刈機を発売/ホンダ  
     
  本田技研工業はこのほど、取り回しの良さと広い刈り幅で手軽にすばやく芝を刈ることができる歩行型芝刈機「HRS536」に、新たにオートチョーク機構を採用して始動性を高め、3月中旬から販売すると発表した。同機は、米国で97年9月に発売されて以来、優れた耐久性と求めやすい価格で、北米をはじめ欧州でも好評の歩行型芝刈機。国内販売計画台数は年間500台。  
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  ラックフォークをフルモデルチェンジ/ニチユ三菱フォークリフト  
     
  ニチユ三菱フォークリフトは、スリーウェイタイプバッテリーフォークリフト「ラックフォーク」(1.0〜1.5t積)をフルモデルチェンジし、10日から全国のニチユ三菱販売店を通じて発売を開始した。「ラックフォーク」は、車体の向きを変えずに3方向(前方・右側・左側)の荷役が可能なフォークリフトで、通常のフォークリフトと比較して、ラック間の通路幅を約半分(最小1480mm)に削減でき、高揚高(最大7500mm)のマスト装着が可能。これにより物流現場における収納効率のアップと作業効率の改善が可能となる。  
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  売上高1兆1447億円、5.4%増/クボタ・平成27年3月期第3四半期連結業績  
     
  クボタは6日、平成27年3月期第3四半期(平成26年4月1日〜26年12月31日)の連結業績を発表した。売上高は、前年同期比588億円(5.4%)増加して1兆1447億円となった。国内売上高は、機械、水・環境、その他の全部門で減収となり、484億円(11.2%)減の3827億円。海外売上高は、機械部門が増収となったほか、水・環境部門も伸長し、全体では1072億円(16.4%)増の7620億円となった。営業利益は、国内の売上げ減少などによる減益要因を、海外での増収効果や為替の改善などで補い、前年同期比47億円(3.2%)増の1493億円。税引前純利益は26億円(1.7%)増の1581億円となった。  
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  V48連覇へ向け、社員総決起大会を開催/福岡九州クボタ  
     
  福岡九州クボタは6日、福岡国際会議場で「特別優秀ディーラー賞通算47回受賞記念社員総決起大会」を開催した。大会では創立50周年の節目にふさわしい業績を勝ちとった平成26年の健闘を称えるとともに、戦略的事業計画230億円に挑戦する本年の経営方針を発表。『V48連覇』へ向け、邁進することを誓い合った。手嶌社長は「必ずやり遂げるという信念を持ち、挑戦し続けよう」と激を飛ばした。クボタから石橋善光農機国内営業本部長はじめ幹部多数が駆けつけ錦上花を添えた。  
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  鉄コ直播など技術報告/新潟クボタが第2回新潟ファーミングプロジェクト  
     
  新潟クボタとクボタ、クボタアグリサービス新潟事務所は6日、新潟市の新潟ユニゾンプラザで、「夢農業 第2回新潟ファーミングプロジェクト」を開催、鉄コーティング直播、KSAS、大豆深層施肥、パン用小麦の良質安定生産、施設園芸用機器―に関する講演会、パネルディスカッションを実施し、低コスト農業や新たな農業導入を後押しする技術情報を発信した。挨拶した吉田社長は、「今年は新しい攻めに転じる勝負の年」となることを強調。鉄コ直播、KSAS加入、米輸出それぞれに一気に拡大を図りたいと意欲を示し、「皆さんとともに新しい県農業のお役に立てるよう奮闘したい」と会の成果に期待を寄せた。  
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  売上高は1185億円、国内は5.8%減/井関農機・27年3月期第3四半期連結業績  
     
  井関農機は6日、平成27年3月期第3四半期の連結業績を発表した。それによると売上高は1185億500万円(前年同期比6.4%減)、営業利益は8億3100万円(同85.9%減)、経常利益20億8400万円(同70.4%減)、四半期純利益14億100万円(同72.0%減)となった。売上高のうち国内は、前年同期比62億3900万円減少し、1017億9000万円(同5.8%減)となった。海外は、欧州市場で需要の回復が見られたが、中国の井関農機(常州)有限公司が連結対象から外れたこともあり、前年同期比17億9700万円減少し167億1500万円(同9.7%減)となった。  
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  担い手対象に「アグリJAPANフェスタ」開催/ヰセキ九州  
     
  ヰセキ九州は12、13の両日、井関熊本製造所内の特設会場に、沖縄を除く九州7県の担い手農家・法人など1200名を招き、大規模農家向け展示会「ISEKIアグリJAPANフェスタ」を開催した。4回目となる今回は、大型稲作経営に対象を絞り、規模拡大へ向けた高効率・省力・低コスト機械化体系を展示、ICTによる農業支援システムを提案するとともに、担い手農家がこだわり経営を話し合う「パネルディスカッション」を開催。ハード・ソフト両面で「夢ある農業応援団」のスタンスをアピールした。  
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  オール九州でダイヤモンドフェア/三菱農機販売  
     
  三菱農機販売は九州地区と関東甲信越地区で三菱ダイヤモンドフェアを開催した。このうち九州地区は5〜7日の3日間、熊本県熊本市のグランメッセ熊本特設会場で開催。今回は「オール九州」を合言葉に、約10年ぶりに九州全地区から動員をかけ、3日間で予定の3000名に対して、3200名を結集。会場内には、「オール九州」の言葉通り、ご当地向けの機械をはじめ大型から小型まで数多く展示したほか、三菱ASUMAブランドの新商品、関係協力メーカー64社の商品、地元特産物等が所狭しと展示。女性ナレーターによる個別商品説明のほか、中古品のアウトレットコーナー、野菜関連管理機・ミニ耕うん機の実演も人気だった。  
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  売上げ801億円に/やまびこ・平成27年3月期第3四半期連結業績  
     
  やまびこは6日、平成27年3月期第3四半期の連結業績(平成26年4月1日〜平成26年12月31日)を発表した。売上高は801億800万円(対前年同四半期3.3%増)、営業利益53億200万円(同26.4%増)、経常利益62億3400万円(同22.7%増)、四半期純利益43億3000万円(同14.9%増)となった。平成27年3月期の連結業績予想は、売上高1050億円(対前期比1.1%増)、営業利益56億円(同11.5%増)、経常利益63億円(同10.2%増)、当期純利益46億円(同1.2%減)としている。  
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  青森・省エネフェアにバイオマスヒーターなど出品/ササキコーポレーション  
     
  ササキコーポレーションは、省エネや地球温暖化防止に関わる事業対応を活発化しており、木質バイオマス資源の有効活用を図るヒーター、ボイラーの開発供給や自社工場への導入、あるいは太陽光発電装置の自社活用など、一連の動きを加速させている。こうした中、10日に青森市の青森産業会館で開かれた「事業者のための省エネフェア」には、県の出展要請を受けてマルチバイオマスヒーターMBH450、および電動ラッセル除雪機「オ・スーノ」を出品、その高い省エネ性などをアピールした。  
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  3社合併で山佐産業が存続会社に、農機はオカセキ事業部が担当  
     
  オカセキブランドのネギ皮むき洗浄機で知られる岡山石油販売と山佐産業、岡山住建の3社は、平成27年3月1日付で合併し、山佐産業株式会社を存続会社として新たな一歩を踏み出す。ネギ皮むき洗浄機など農業関連製品は、山佐産業オカセキ事業部農機製造課が取り扱う。  
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  恒例の展示会に1500人/トミタモータース  
     
  トミタモータースは7、8の両日、農機事業部久喜営業所で恒例の展示会を開き、約1500人の来場農家に最新の資機材情報を提供した。好天に恵まれた初日は朝早くから数多くの農家がつめかけ、事務所横に設けた受付には一時長い列ができた。同社ではホームページに中古機情報を掲載しており、中には群馬県から訪れた農家も。今回の展示会については、トラ・コン・田のメーン機種推進はもちろんだが、兼業農家から引き合いの強い中古機コーナーを充実させ、また、近年増加傾向にある農機盗難事故を防ぐ各種ツールや水稲用一発処理除草剤、米の品質向上を図る穀粒判別器などのPRに力を入れた。  
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  排ガス規制対象機種をアピール/JA全農かながわが農機展示会  
     
  JA全農かながわ(佐藤富士夫農機・自動車課長)は6、7の両日、神奈川県平塚市の平塚田村事業所で、農業機械展示予約会を開催した。今回は、排ガス第3次規制により、今年9月以降、対象機種が値上がりする見込みであることをアピールした。毎年、2月と8月に開催しているもので、近年は、毎回の目標は4億円。前年は消費増税前の駆け込み需要があったが、今回は「出足が良くない」と佐藤課長。展示会前の事前予約が例年の7割程度だといい、駆け込みの反動の影響がまだ出ている。「とにかく展示会に足を運んでいただくこと」と、会場内のスタンプラリーを実施するなど工夫を凝らしている。  
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  国内向け出荷446億円/日農工・26年作業機統計  
     
  一般社団法人日本農業機械工業会(山岡靖幸会長)作業機部会(松本充生部会長)はこのほど、平成26年1〜12月の作業機の生産・出荷・輸出入実績(日農工実績)を取りまとめて発表した。それによると、平成26年における作業機の生産金額は344億1991万円で、前年に比べ94.0%に減少した。国内向け出荷金額は445億8513万円で前年比92.1%、輸出向け出荷金額は10億3424万円で同122.5%となり、輸出向けで大幅に増加した。国内向けは全体的に回復した前年に比べ、主な機種が落ち込んだ。輸入は80億5094万円で同117.2%と二桁増になった。  
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  欧州の環境規制法令で講演会/陸内協  
     
  一般社団法人日本陸用内燃機関協会(苅田広会長)は4日、都内新宿区の同協会会議室で、平成26年度講演会を行った。45回目の会となった今回は、堀場製作所品質保証統括センター副センター長の井深成仁氏が「欧州の環境規制法令の状況と日本企業の対応について」講演した。井深氏は、2011年に改正されたRoHS指令(RoHS2、特定有害物質使用制限)など欧州の製品環境規制の最新動向やその対応等について説明。昨年、電機回線等に多く含まれるフタル酸エステル類の4物質が追加され、今後追加される可能性がある物質としてポリ塩化ビニルなどを指摘した。  
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  農業の日欧連携でシンポジウム/EUインスティテュート関西など  
     
  EUインスティテュート関西及び日本電気制御機器工業会は6日、都内渋谷区の青山学院大学アイビーホールにて、国際シンポジウム「食の安全を支えるスマートアグリの展望と農業制御技術に関する日欧戦略的協同」を開催し、日欧における農業の現状報告や、国際的連携などについて検討した。シンディ・ハイドラ氏(オランダ大使館・農務参事官)による「オランダにおける農業振興策と将来の展望」、安岡澄人氏(農林水産省大臣官房政策課技術調整室研究調整官)による「日本におけるスマート農業の推進」などの5講演と、パネルディスカッションが行われた。  
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  小麦と大豆をテーマに冬期研修会/北海道土を考える会十勝支部  
     
  北海道土を考える会十勝支部(奥山和徳支部長)は、5、6の2日間、北海道河東郡音更町にある十勝川温泉大平原において、「2015年度北海道土を考える会十勝支部冬期研修会」を開催し、充実した内容となった。今回の研修会のテーマは「『麦は泣き〜豆は咲き〜明日へ育ってゆく〜』で、本当にいいの?」と題して行われ、北海道十勝地域の生産者などが参加。昨年の芳しくない小麦の状況を背景に、品種によっては7俵の高収量を上げる大豆の作付を増やそうという動きもあることに対応した内容により、2本立てで行われた。  
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  手押し式草刈機「プラッター・バロモア」を新発売/小林産業  
     
  小林産業はこのほど、人気の草刈アタッチメント・プラッターを利用した手押し式草刈機「プラッター・バロモアK-2630」を開発、新発売する。長年暖めてきた構想を具体化したもので、プラッターが地面にディスクを押し当て、掃除機を使うようにただ押すだけで全方位の草刈りができるアタッチメントであるだけに、手押し式との相性は抜群。相乗効果を生み出し、扱いやすく安全で楽な草刈り作業が行えるほか、飛散物の少ない快適作業も実現している。試験段階で早くも予約が絶えない。  
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  ガバナエンジンを搭載した刈払機が注目/日工タナカエンジニアリング  
     
  日工タナカエンジニアリングが新開発した、エンジンの回転数を一定に保つガバナエンジンを搭載した新型刈払機“Gウイング”「TCG25EM(S)」(排気量24.6立方cm)が注目を集めている。同機は作業状況に合わせて高速・低速の2段階切り替えが可能。いずれの設定回転数も、エンジン冷却風の風圧を利用して、エンジン回転数を自動で一定に調整。これにより、刈刃の回転数を一定に保ち、面倒なスロットル操作が不要となる。また、同機は同社従来機に比べ、低燃費(約1.5倍の作業量)、低振動(約30%低減)、低騒音(最大12.2dB低減)を実現している。  
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  シルキー剪定鋸「ズバット」をモデルチェンジ/ユーエム工業  
     
  ユーエム工業は手前に軽く引くだけで自然に切り込めるシルキー剪定鋸「ズバット」をモデルチェンジした。新モデルは、サヤにローラーを追加装備してサヤからの出し入れをスムーズにしたほか、逆さになっても抜け落ちないロック機構を搭載するなど使い勝手や安全性を高めた。ハンドルのリードリング(穴)に落下防止用コードを取り付けて安全に作業できる。ズバットは鋸刃がカーブしているため切る方向へ力が自然に働き、力のロスを大幅に軽減。足場が不安定な場所や肩より上での作業もしやすい。  
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  4000名が高度な技術学ぶ/チェンソーの安全な業作業に関する集団指導会  
     
  チェンソー操作の高度な技術を学ぶとともに、安全作業の重要性を改めて確認した―林業・木材製造業労働災害防止協会(佐藤重芳会長)は、厚生労働省の平成26年度の補助事業である「新時代に即応した安全な林業作業に関する集団指導会」の事業実施主体として全国47都道府県で指導研修会を実施、全部で4000名を超える林業従事者らが受講し、基礎を徹底し、安全対策の周知が図られた。特に安全対策では、労働災害に結びつくケースとして旧来の作業方法によるもののウエートが高いことから、「新時代に即応した伐木造材技術」(林災防)をはじめとする林業作業全般の新情報を習得し、これからの作業に備えた。  
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  中国、韓国への木材輸出急伸/26年の林産物輸出  
     
  林野庁は10日、「平成26年の林産物の輸出実績について」を公表した。財務省貿易統計の公表を受けてとりまとめたもの。それによると、平成26年の木材と特用林産物とを合わせた我が国林産物の輸出額は、219億円となり、前年に比べて39%増と大幅な伸びを示した。内訳は、木材178億円(対前年比45%増)、特用林産物41億円(同17%増)と、ともに大幅な増加となっており、特に木材の急伸ぶりが目を引く。林材輸出の国別では、中国が68億円(対前年比96%増)と倍増したのをはじめ、韓国29億円(同73%増)とこの上位2カ国が前年から急伸した。  
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  ロングリーチを活用/間伐コンクールの最優秀事例  
     
  既報の通り、平成26年度の国有林間伐推進コンクールで林野庁長官賞となる最優秀事例に輝いた関東森林管理局茨城森林管理署が推薦した美和木材協同組合(川西正則理事長・茨城県常陸大宮市)。「ロングリーチグラップルのヘッドの改良による生産性の向上と生産コストの低減」の取り組みが高く評価された。1月22日に開かれた表彰式後の事例発表から、美和木材協同組合が実践した、先進機械を駆使した機械化林業のポイントなどをみた。  
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  高品質米づくりに貢献する畦関連・トラクタ作業機  
     
  平成27年産米の作付けに向けて、圃場づくりのための準備を進めたい。水稲の高品質・安定生産に重要なのは耕起、代かき・均平と並んで畦塗り。しっかりした畦づくりで水漏れを防止することで、水位の安定など精密な水管理ができるほか、薬剤の流亡を防ぐなど、低コスト化にもつながる。近年の畦塗機はバック作業もこなし、圃場の四隅をきれいに仕上げることができるほか、振動を抑え締まった畦を成形することができ、高性能化している。新機能を売り込みたい。  
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  造園・緑化分野の多様な作業用途に応え需要獲得  
     
  都市部周辺を中心として一定の需要を持つ造園・緑化機器市場。管理の対象が公園から、公共の緑地帯、街路樹、スポーツ施設などバリエーションを増やしていることに加え、面積そのものも量的に伸びている、管理植物も芝地から雑草、樹木まで広がっていることから、市場形成が進んでいる。特に最近は、管理機器もこの市場に適用する商品として草刈り用機械にはじまり、清掃用、剪定用、防除用と各工程ごとに対応できるよう品揃えも充実してきており、効率的、省力的な作業を志向するユーザーの導入意欲を引き出している。「造園・緑化機器」を取り巻く最近の動向を追った。  
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  農林・食品分野のロボット革命/「ロボット新戦略」から  
     
  既報の通り、政府はこのほど、ロボット革命実現会議の議論を踏まえた「ロボット新戦略」を取りまとめて発表した。同戦略では、ロボット革命実現に向けた戦略及び分野毎のアクションプランが示されている。ここでは、そのうち農林水産業・食品産業分野におけるロボット新戦略の概要をみる。  
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