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農経しんぽう |
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平成27年5月11日発行 第3081号 |
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農林水産業のロボット研究進む/農林水産省が開発実証事業 |
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産業界との連携による農林水産業のロボット技術の研究開発が実用化に向けて進展しそうだ。ロボット関連企業は農林水産業に関する知見が乏しいことなどから企業の参入が進まない状況にあるが、農林水産省は平成26年度補正予算で「農林水産業におけるロボット技術開発実証事業」31億円を措置し、ロボット産業等と連携した研究開発、導入実証等を支援する仕組みを立ち上げた。このほど決定した研究課題をみると、作業分担型ロボットトラクタ、農業用アシストスーツ、小型除草ロボット、各種の収穫ロボットなどが採択され、これらが27年度にかけて実用化へと大きく前進するものと期待される。
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アシストスーツの普及加速/農林水産省が果樹基本方針を策定 |
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農林水産省はこのほど、「果樹農業振興基本方針」を策定し官報に公示した。新技術に関しては、果樹農家の高齢化や担い手不足に対応するため、農業用アシストスーツやロボット化・自動化の研究・普及を加速化させることとしている。この基本方針は、都道府県が作成する果樹農業振興計画等の関連施策の指針となるもの。今回の見直しに当たっては、所得向上に向けた果樹農業の好循環を形成するための施策を重点とし、とくに「連携」の視点を明確化し、新たな施策を講じていくこととした。
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乗用トラクタの片ブレーキ防止装置など選定/最新農業技術・品種2015 |
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農林水産省農林水産技術会議事務局はこのほど、最新農業技術・品種2015-「新品種・新技術の開発・保護・普及の方針」に基づき普及が期待される新たな研究成果―を公表した。昨年度までの「農業新技術200X」に代わり、より多くの地域の生産者に活用されるよう見直したもの。乗用トラクタの片ブレーキ防止装置や小畝立て深層施肥播種機などが盛り込まれた。「乗用トラクタの転倒転落事故の一因である左右ブレーキの連結忘れを防ぐ装置」は、安全緊プロの一環として、生研センターとIHIシバウラ、井関農機、クボタ、三菱農機、ヤンマーが共同で開発したもの。
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ニホンジカ249万頭に増加、35年度は402万頭に/環境省・鹿と猪の生息調査 |
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環境省はこのほど、全国のニホンジカ及びイノシシの生息状況等緊急調査事業の結果を取りまとめて発表した。平成24年度末までの個体数の推定及び将来予測を行ったもので、その結果、全国のニホンジカ(北海道除く)の個体数は推定249万頭(中央値。以下同)、イノシシは推定89万頭となった。ニホンジカはほぼ全ての都府県で増加傾向が続いている。また、北海道における24年度末のニホンジカ個体数は約59万頭と推定され、全国では300万頭を超す計算となる。また、将来予測をみると、ニホンジカは23年度と同じ捕獲率を維持した場合、35年度には約402万頭まで増加すると予測されている。
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精米機6型式を新発売/カンリウ工業 |
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カンリウ工業はこのほど、スタイリッシュなアイスホワイトカラーの一回通し型精米機SR308E、中空ロールと強力ファンで低温精米を実現した同SR2262EK、作業性を向上させた籾すり精米機など3機種6型式を発表した。省エネ高効率モーターを搭載するなど主力製品を強化した。発売は平成27年6月1日。このうち、一回通し型精米機SR1562Eの主な特徴は、1.省エネ高効率モーター搭載機、2.精米した白米を直接米袋に受ける機能や残粒米除去装置付き。3.メンテナンス時の調圧部着脱が従来モデルよりさらにスムーズになり作業性が向上―など。
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新型幌キット「SKウイング」/新上工業が発売 |
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新上工業発売の、軽トラ用幌キット「SKウイング=鉄人最強のホロキット」が、軽トラックを農作物の移動直売所に変え、人通りの多いところで“農家マルシェ”が行える便利な装置として注目を集めている。自在に3方向の開け閉めができ、折り畳み機能も有しているため、農作物の出し入れや展示が簡単に行え、対面販売には最適。荷台に載せる展示用の3段棚もオプションとして用意している。リニューアルした新型は、大幅に強度アップ。また本体が軽量化され、さらに使いやすいよう「ガススプリング」を採用、開閉がスムーズになった。
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空胴病と立枯病に効果を発揮する葉たばこ用新規殺菌剤発売/住化グリーン |
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住化グリーンは、葉たばこ用の新規殺菌剤「ナイスカップル」を発売した。「ナイスカップル」はオキソリニック酸とストレプトマイシンの、2つの有効成分の働きにより、たばこの重要病害で難防除病害でもある「空胴病」および「立枯病」に効果を発揮する。主な特徴は、1.オキソリニック酸とストレプトマイシン、2つの有効成分の働きにより難防除病害と言われる空胴病と立枯病に優れた効果を示す、2.空胴病には予防と治療、立枯病には予防の効果がある―など。
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宮城農高で鉄コ直播の特別実習/クボタ |
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クボタは7日、宮城県農業高校の圃場で、鉄コーティング直播の特別実習授業を行った。東日本大震災の翌年から始めて今回が4度目。授業には同校作物班の2年生、3年生各13人が参加し、同社関係者の指導の下、新たに「つや姫」栽培にもチャレンジ、「まなむすめ」、「蔵の華」(酒米)とともに、同社の直播専用機、同校所有の多目的田植機を使って播種作業を進めた。同校では、栽培データなどを地域農業の支援活動にも活かしていく方針だ。
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多用途光選別機、乾式集塵機など紹介/サタケが2015NEW環境展に出展 |
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サタケは、5月26〜29の4日間、都内・有明の東京ビッグサイトで開催される「2015NEW環境展(N-EXPO2015 TOKYO)」に出展、廃家電のプラスチック片などさまざまな原料を選別できる「多用途ベルト式光選別機」、「多用途シュート式光選別機」や「プラスチックリサイクルシステム」などの展示を行う。今回、サタケが出展する「多用途ベルト式光選別機“BELTUZA”(ベルトゥーザ)」、「多用途シュート式光選別機“ピカ選α”」は、原料の良品・不良品登録をユーザーが自由に行える「自動感度設定システム」により、幅広い原料にも迅速に対応できる光選別機。
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小型エンジン搭載製品の保証期間を延長/やまびこ |
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やまびこはこのほど、チェンソーや刈払機など、やまびこ製小型エンジン(ブランド=共立・新ダイワ)を自社生産設備で搭載した完成品の保証期間を4月1日以降の購入分より「ホームユーザー5年・プロユーザー2年」にそれぞれ延長した。保証延長制度は、すでに数年前から北米で先行導入されており、今回、日本および欧州での実施となった。同制度は世界80カ国以上で使用されている製品の品質に対する「やまびこ世界基準」に則したもの。
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アフリカ市場開拓へ/筑水キャニコムにセネガルから新入社員 |
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筑水キャニコムは、展開中のグローバルマーケティングにおいて、アフリカのマーケティング強化を図る。同社には、今年15名の新人が入社した。中でもムハメド・サンブさんはセネガル出身で、バスケット留学生として、八王子高校・日本経済大学を卒業。同郷で2011年に入社し、既に海外で活躍中の先輩、ン・ジャイさんを慕って入社した。同社は1985年にスイスへの海外進出を皮切りに、順調に開拓し、現在43カ国との取引に至るまで市場を拡大した。100カ国取引、グローカル・ニッチ市場を創造する同社にとっては現地に精通し、「義理・人情・演歌」が伝えられる人材育成でアフリカ市場の開拓を図る。
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「D1グランプリ」を応援、各会場で工具展示/TONE |
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TONEはモータースポーツの応援を通じてより多くの人にTONEブランド工具の魅力を発信しようと、ドリフト競技の最高峰イベント「D1グランプリシリーズ」にオフィシャルスポンサーとして参加している。同シリーズをオフィシャルスポンサーとして応援するとともに、参戦チームやドライバーから得た経験を同社の製品開発にフィードバックする。各会場ではTONEブランドの工具も展示。同社は「ぜひ会場のブースで実際の工具に触れていただき、TONEを身近に感じていただければ」と話している。
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関西営業所が開設1周年、オリジナル品も拡充/長谷川熊吉商店 |
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農業機材・資材の総合商社である長谷川熊吉商店は、業務拡張に伴い関西営業所を昨年5月12日、本社の地元である小野市内に開設して丸1周年を迎えた。開設を弾みに顧客満足と信頼をさらに高め、オリジナル品の販売強化も含め営業体制をますます充実させている。同営業所は、札幌、旭川、帯広、仙台、関東に次ぎ6番目の開設で、エリアは沖縄と広島から長野まで広域を担当する。各種鎌の製造販売を手がけるほか、仕入商品だけでなく、除雪機カバーや自走草刈機用替刃など自社オリジナル品の開発・販売にも力を注ぎ、オーダーメード品の相談にも応じる。
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九州から人気に火の手/小林産業のプラッター・バロモア |
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小林産業が新発売した、新型手押し式草刈機「プラッター・バロモア」の人気の火の手が早くも九州から上がり始めた。展示会で同機と出会い「これが欲しかったのよ!」と目を輝かせる女性客も多く、農機ディーラーも素早くこれに対応、県内全営業所に実演機を配備し、推進に本腰を入れる販売会社も出始めた。「プラッター・バロモア」は従来の手押し式草刈機と異なり、草刈部を左右に振る必要がなく、掃除機を使うように、ただ押すだけで作業ができる。
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人工光型が185カ所に増加/施設園芸協・植物工場実態調査 |
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日本施設園芸協会(篠原温会長)が3月時点で取りまとめた農林水産省「次世代施設園芸導入加速化支援事業(全国推進事業)」の事業報告書によると、高度環境制御技術導入に係る全国実態調査及び優良事例調査(三菱総合研究所が委託実施)の結果、2015年3月時点における全国の植物工場は、人工光型が185カ所、太陽光人工光併用型が33カ所、太陽光のみ利用型(大規模施設中心)が195カ所であった。人工光型は前年に比べ20カ所増、併用型は変わらず、太陽光のみ利用型は10カ所増と拡大傾向が続いている。
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全国でラジコン草刈機の実演展開/サンエイ工業 |
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サンエイ工業は、斜面対応ロータリーグラスチョッパー「スパイダー・ミニ」と、プロが選ぶ力強い作業性の「スパイダー・プロ」の2機種を輸入販売して好評である。作業能力の高さとラジコンによる安全性が評価され、河川敷や果樹園などの作業に適していると注目を集め、農業関係、緑地管理関係など幅広い分野から期待が高まっている。昨年4月には、チェコ共和国から製造メーカーのスパイダーデモの選任者が来日し、同社の社員とともに、全国にある農業機械関連のディーラー、農家、造園業者などを訪問。同社では今年も、実演に力を入れていく。
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電動アシスト剪定鋏 「アシ軽」発売/アルスコーポレーション |
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アルスコーポレーションは剪定作業を強力にサポートする電動アシスト機能が付いた剪定鋏「電動アシスト鋏 アシ軽(がる) 剪定」(品番EPA-V8P)を発売した。握り込むとグリップを引っ張る電動アシスト機構を搭載。軽くて動きやすいリュックタイプで、背負ったリュックのなかに入っているモーターを使ってグリップにつながるワイヤーを引っ張り、はさむ力を補う仕組み。最大約200ニュートンの力をアシストするため楽に剪定できる。
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イワフジ工業が開発中の新型自走式搬器 |
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先週に引き続き林政記者クラブが実施した岩手県内視察でのイワフジ工業の工場見学。今週はデモンストレーションした高出力型自走式搬器への取り組みをレポートする。林野庁が機械開発の主要事業と位置付ける「次世代架線系高性能林業機械等開発推進事業」で開発中の試作機で、同社では、この秋、岐阜県高山市で開催される「2015森林・林業環境機械展示実演会」でお披露目すべく改良を加えていく。
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2年度目を迎えた「車両系木材搬出機械」と「簡易架線集材機械」の特別教育 |
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厚生労働省が平成25年11月29日に「労働安全衛生規則の一部を改正する省令」を交付したことに伴い、「車両系木材搬出機械」と「簡易架線集材機械」ついての特別教育の受講が義務付けられたが、林業・木材製造業労働災害防止協会(佐藤重芳会長)では、各都道府県支部を窓口にして該当機械の特別教育を開講、現在、ホームページに最新の開催予定をアップし、情報として提供している。既に5月13、14の両日に開催される秋田県を皮切りに全国各県で実施されることとなっており、同協会では、関連する林業事業体に速やかな対応を呼びかけている。
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平成27年度「森林再生基金」助成事業の募集を開始/農林中央金庫 |
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農林中央金庫は5月1日、平成27年度「公益信託 農林中金森林再生基金(農中森力(もりぢから)基金)」助成事業の募集を開始した。6月30日(当日消印有効)まで受け付ける。受付を開始した農林中金再生基金助成事業は、森林施業の今日的な課題のひとつとなっている「施業集約化」や「搬出間伐」などの取り組みを加速させるためのもの。荒廃林の再生事業の中でも特に、地域の模範となり、高い波及効果が見込める事業を重点的に助成し、地域の中核を担う林業事業体(非営利の法人)の実施態勢の整備をサポートしていく。
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6次産業化、農産加工により地域資源活かしたアグリビジネス展開で付加価値を向上 |
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農業を1次産業としてだけでなく、加工などの2次産業、サービスや小売りなどの3次産業まで含めて、1次から3次まで一体化した産業として付加価値を高める6次産業化。1次産業としての農業の市場規模は約8兆円に留まるものの、食品関連産業全体では約100兆円にのぼり、6次産業化のポテンシャルは非常に大きいと期待されている。農業者の所得向上や地域活性化を図るために国も積極的に支援を行い、政策目標として平成32年に6次産業化の市場規模10兆円を目指している。6次産業化や農産加工を支援する機器への注目も集まっており、こうしたニーズに応えたい。
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底堅さベースに刈払機・草刈機の新たなニーズを獲得 |
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5月の大型連休が明ければ本格的な草刈りシーズンが到来。当用期志向を強める刈払機に代表される草刈り用機械商戦も一気に熱を帯びてくる。最近の草刈り用機械は、安定している刈払機需要をベースにして、高い作業性、能率を求めるユーザー層を獲得している自走式や乗用式、そして圃場の大規模化や大面積化という変化に応えるインプルメント式と品揃えが充実。これから約半年の間、避けては通れない草刈り作業の効率化、合理化、省力化を提供する製品として活躍する。このため、市場そのものは、商品間の構造変化という新たなうねりをはらみつつも、比較的安定した需要を獲得しており、管理用機械としての立場をしっかり確立している。
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平成26年度の農業機械整備技能検定試験・2級学科試験問題 |
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平成26年度の農業機械整備技能検定試験が、実技は昨年12月3日から、学科は2月1日に実施され、3月13日に合格発表が行われた。この2級学科試験問題を、中央職業能力開発協会の許諾を得て転載する(無断複製禁止)。試験は真偽法25題、多肢択一法25題。
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ICTやロボット/新たな農林水産研究基本計画の概要 |
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農林水産技術会議(三輪睿太郎会長)は3月末、新たな農林水産研究基本計画を策定した。今後10年間を見据えて32の重点目標を設定したもので、ICTやロボット技術等の最先端技術シーズに関する新たな産学官連携の仕組みを創設する。また「世界に誇れる強みのある農林水産物の開発」として、ゲノム編集やDNAマーカー選抜など新たな育種技術の開発により、米の単収を3倍程度の1.5tに引き伸ばすことや、半世紀を要していた果樹の育種期間を10年以内に短縮させることなどを盛り込んだ。
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