農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成27年7月20日発行 第3090号  
     
   
     
   
  農業機械費の低減対策を議論/農業資材審議会農業機械化分科会  
     
  農林水産省は17日、東京・霞が関の省内会議室で、農業資材審議会農業機械化分科会を開き、今後の農業機械費の低減対策について議論した。また、型式検査の主要な実施方法及び基準の改正について農林水産大臣から諮問され、諮問どおり答申した。議事では、一般社団法人日本農業機械工業会・技術対策委員長の大久保稔氏が、農業機械のコスト要因やコスト低減の課題などを説明。第3次排ガス規制により、エンジン価格が従来の1.8〜2.2倍にコストアップするとの見通しを述べた。また、排ガス規制に伴い尿素ステーションの整備などが必要になることなどを指摘した。  
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  技術指導の徹底を/日照不足、長雨などで農林水産省が通知  
     
  農林水産省は13日、日照不足及び長雨並びに夏台風の接近及び通過に伴う農作物等の被害の防止に向けた技術指導の徹底について通知した。西日本において九州地方を中心に6月初めから降水量が多く、日照時間が少ない状況が続いている。また、冬まで続くと予想されているエルニーニョ現象により、今後、全国的に天候不順となる可能性もあり、農産物等への影響が懸念される。水稲についての指導では、適期適量の穂肥、窒素質肥料の過剰施用を避けること、確実な防除の実施などを求めている。  
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  輸出拡大策を推進/全国9ブロックで意見交換会・農林水産省  
     
  農林水産省は13日、東京都千代田区のYMCAアジア青少年センター国際ホールで、平成27年度輸出戦略実行委員会関東ブロック意見交換会を開催した。この関東ブロックを皮切りに、全国9ブロックで意見交換会を開催し、輸出促進協議会の会員などの意見を聞く。主な議題は、1.農林水産物・食品の輸出をめぐる情勢について、2.平成27年度輸出戦略実行委員会について、3.輸出拡大方針の取組状況について、4.輸出環境課題について、5.地方農政局、ジェトロの取り組みについて。 関東ブロック意見交換会では、平成27年度輸出戦略実行委員会PDCAシート(案)が提出され、農林水産省が説明した。  
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  直播同時の殺虫殺菌剤施薬装置と、コイン精米機/クボタ・夏の新製品  
     
  クボタは2015年夏の新製品として8機種40型式を発表。今回はその中から、直播同時の殺虫殺菌剤施薬が行える田植機アタッチメント「土なかくん」と、トップランナー制度対応高効率モーターを業界に先駆けて搭載したコイン精米機「クリーン精米屋・エコライナー」を紹介する。「土なかくん」は薬剤メーカーとの共同研究で開発したもので、クボタ直播専用機WP60D-TCに装備できる。また「エコランナー」は、省エネ効果を訴求した環境配慮型で、メンテナンス性、清掃性も改善されている。  
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  乗用5連ロータリーモア発売/共栄社  
     
  共栄社はこのほど、第4次排ガス規制をクリアした最新エンジンを搭載し、クラス最大のワイドな刈り幅(280cm)と速い作業スピード(毎時9km)を実現した新型乗用5連ロータリーモア「GM2810」を完成、本格的な発売を開始した。同機は、このクラスでトップクラスの刈り幅と作業速度の組み合わせにより、1時間当たり約2万平方mの広大な敷地を刈り込め、これまで長時間を要していたラフ刈り作業が極めて短時間、かつ効率的に行える。また、独立した5つのデッキが地面に沿って追従するため、様々な地形のアンジレーションにも対応する。  
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  中型ブルドーザCat D6Tを発売/キャタピラージャパン  
     
  キャタピラージャパンは、土木、造成工事等において高い能力を発揮し、オフロード法2014年基準をクリアする環境性能を備えたCat D6T ブルドーザ(運転質量 湿地車2万2950kg/乾地車2万1000kg)を発売した。Cat D6T ブルドーザ(オフロード法2011年基準)の後継機で、優れた生産性と燃料消費量の低減により、大幅に燃料生産性を向上。また、先進の排出ガスクリーン化技術により、オフロード法2014年基準をクリアする環境性能を備えている。このほか、安全性やオペレータ環境も向上するなど、あらゆる面でお客様の成功を支援する卓越した製品品質を誇っている。  
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  農業女子プロと連携した洗濯乾燥機を発表/シャープ  
     
  シャープは、農林水産省が推進する「農業女子プロジェクト」と連携し、農作業による頑固な泥や皮脂汚れも落とす「プラズマクラスター洗濯乾燥機」2機種を発売する。14日にはあべ俊子農林水産副大臣出席のもと、製品発表会を行った。新製品は、頑固な泥や皮脂汚れ、黄ばみも落とすことができる「極め洗いコース」を新たに搭載した。「農業女子プロジェクト」のメンバーと連携して開発したもので、メンバーから、農作業時に汚れがついた衣類を提供してもらい、同社が汚れを分析。これまで農作業時についた頑固な汚れは洗濯機では落とし切れなかったが、今回、新たな洗浄コースを開発し、落とせるようになった。  
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  襄陽市に新工場/東風井関農業機械  
     
  井関農機は13日、同社の関連会社である東風井関農業機械有限公司が中国湖北省襄陽市にトラクタ、汎用コンバイン、歩行田植機などを生産する新工場を建設すると発表した。稼働時期は来年11月を予定し、投資額は約90億円(約4億5000万元)。今後、中国事業の拡大に向けて新たに投入するトラクタの生産を始めとして、現在生産している歩行田植機・汎用コンバインにおいては、中国国内における販売台数の増加に加え、アジア諸国への輸出増加が見込まれるほか、農業機械化とともに多様なニーズに対応するため、襄陽工場の生産機種の拡充および生産数量の拡大を図る。  
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  第53回技能五輪大会の山形県代表に、永岡氏選出/山本製作所  
     
  山本製作所はこのほど、今年12月4〜7日に行われる「第53回技能五輪全国大会」(開催場所未定)の山形県代表に、製造部加工グループの永岡裕太氏が選出されたことを明らかにした。「技能五輪全国大会」は、青年技能者(満年齢23歳以下)の技能レベルの日本一を競う競技大会で青年技能者技能競技大会とも呼ばれる。競技内容は金属系・電子技術系・機械系・情報通信系・建設建築系・サービスファッション系の大きく6種類。同社・永岡氏は金属系分野の中の電気溶接部門に出場が決定した。  
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  動員は過去最高、市場回復に手応え/新潟クボタがサマーフェア  
     
  新潟クボタは10日から3日間、新潟県長岡市のハイブ長岡(長岡産業交流会館)で「クボタサマーフェア2015」を開催した。動員は過去最高となる1万500人、成約高も計画の9億円を上回る億2300万円で前年比105%、一昨年比116%と秋需に弾みをつけた。ただ、力を入れた排ガス規制対象機のトラクタ、コンバインは前年並みにとどまり、市場の手強さをうかがわせた。その一方で、乾燥機、テーラー、色選、畦塗機、ハローなどが動き、秋商品に限らず春作業のインプルメントが大きくの伸びていることについて、同社では「市場全体が上向いているのではないか」との見方を示した。  
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  次世代機械技術アピール/みちのくクボタが夢農業  
     
  みちのくクボタは9〜11の3日間、岩手産業文化センターアピオで、「みちのくクボタ夢農業2015」を開催、5000軒の来場者にクボタ製品および農機関連技術の最新情報を発信した。とくに、排ガス規制により現行機生産は8月で終了、その後の製品は値上がりするため、「乗り遅れないで!」と呼びかけ、トラ・コンの早期更新をアピール。また、屋外の実演会場では作業機の機能説明に力を入れ、水田フル活用による作物の安定生産体系を提案した。新商品発表は、トラクタSL60、食味&収量センサー付きコンバインER6120、KSAS対応田植機ZP87と次世代型製品の特徴をPRした。  
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  滋賀で合同大展示会開催/ヰセキ関西  
     
  ヰセキ関西は滋賀県の竜王町総合運動公園「ドラゴンハット」で16〜18日、全支社合同としては5年ぶりとなる総合大展示会を開催した。6月に井関農機創立90周年を迎えたことから「ISEKI90周年記念大感謝市」と銘打ち、「感謝、そして応援」をテーマに掲げた。特設した屋内大型圃場で実演を繰り広げ、野菜・大豆・麦への水田フル活用や新製品、情報通信技術(ICT)を活用した「アグリサポート」など多彩な提案で元気に「夢ある農業」を応援した。  
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  愛知でMR97実演・試乗会/東海クボタ  
     
  東海クボタは9日、尾張北営業所管内の愛知県一宮市木曽川町で、新型トラクタMR97(97馬力・KSAS対応機)の実演試乗会を実施した。同機にはササキコーポレーションの「マックスハローエース441HA」(作業幅4.4m、適応トラクタ馬力75〜135PS)を装着、参加者は車内のGPSガイダンスモニターで作業範囲を目視しながら、効率的に代かき作業ができる次世代型の作業を体感した。  
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  プレミアム商品PR/ヤンマーアグリジャパン・東日本カンパニーが岩手、宮城対象に展示会  
     
  ヤンマーアグリジャパン・東日本カンパニーは9〜11の3日間、岩手推進部および宮城推進部管内の農家を対象に、岩手県金ケ崎町の特設会場で夏の展示会を開催。会期中は好天に恵まれ、約3000人の農家が来場した。多くのお目当ては最新の機能を最新のデザインにまとめた“プレミアム商品”。会場の入り口正面にはトラクタYT490(90PS)、コンバインYH570を据え置き、また、コンバインYH460、同470を並べた。他方、実演・試乗会場にはトラクタYT5113(113PS)+ロータリを出し、初日にはその試乗希望者が列をなした。  
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  バンドー化学の南海工場が無災害記録370万時間達成  
     
  バンドー化学の南海工場(大阪府泉南市)が、死亡災害、休業1日以上の災害発生ゼロの無災害記録延べ370万時間(2012年11月28日〜2015年4月2日)を達成し、今月2日、厚生労働省から「ゴム製造業」の業種で無災害記録証(第一種)を授与された。同社グループは、今後も危険・事故の芽を無くし、労働災害の予防に努め、次の第二種基準である延べ560万時間を目指した活動を展開する。  
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  エアーサンダー下取りセールを9月末まで実施/空研  
     
  空研は「エアーサンダー下取りセール」を7月1日から9月30日まで実施している。エアーサンダー、ベルトサンダー、ポリッシャー全30機種が対象。期間中、対象品購入時に、手持ちの古いパワーツール(エアツールおよび電動ツール全般)をメーカーや機種を問わず、もれなく3000円または5000円で下取り値引きする。下取り金額は、購入機種が吸塵式サンダーの場合は5000円で、デュアルアクションサンダー6機種、オービタルサンダー3機種、ストレートサンダー1機種が対象製品になっている。  
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  農機フェアに7500名/JA全農とやま  
     
  富山県JAグループとJA全農とやま(餅川幸一生産資材部部長)は11、12の両日、富山市友杉の富山産業展示館において「第33回農業機械総合大展示会(農機フェア2015)」を開催、7500名の来場者で賑わった。農業機械をはじめとした農業資材の総合展示による情報発信に加え、農家組合員とのふれあいを深める場として開催したもので、系統ならではの、スケールの大きいお役立ち総合展となった。会場にはヰセキ、クボタ、ヤンマーなど農業機械メーカー約30社による家庭用から大型まで約1000点もの最新農機を展示。大型体系のみならず中小型機械にも目配りした、広範な農家層に対応する展示となった。  
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  事故防止さらに推進/農業機械士会長野大会で総会と式典  
     
  全国農業機械士協議会(伊藤一栄会長)は13日、長野県南佐久郡南牧村野辺山の八ヶ岳グレイスホテルで第40回通常総会と、第40回農業機械士全国大会長野大会を開催した。午前11時から開かれた通常総会では、役員の改選に関する件で、伊藤会長以下の新役員を選出。新たな副会長に宮崎県農業機械士会の田村通康氏が就任した。午後からは、40回の記念の長野大会が盛大に開かれた。第1部の大会式典では、伊藤会長、長野県農業機械士協議会の三井仙一郎会長が主催者挨拶。この中で三井氏は、農作業事故で今年、既に5名の方が亡くなっていると述べ、「この全国大会を契機に事故撲滅に向けて決意を新たにしたい」と語った。  
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  北陸で「高密度育苗」による水稲低コスト栽培技術を検討/新稲作研究会  
     
  「高密度育苗」による水稲低コスト栽培技術の開発を検討課題とする「平成27年度新稲作研究会現地中間検討会」が7月10日、金沢市才田町の石川県農林総合研究センターにおいて開催された。同技術は、育苗箱にまく播種量を「乾籾250〜300g」にして高密度で播種し、1株当たり植付本数を3〜4本で移植することで、10a当たりに使用する育苗箱数を「5〜6箱」と大幅に少なくすることができる新栽培技術。これにより育苗資材費の削減や管理労力及び移植作業時間の低減を実現できるなど、省力・低コスト技術として注目を集めている。  
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  新型除草機など紹介/環境に優しい雑草防除で産学官連携セミナー・農研機構  
     
  農研機構は10日、都内の同機構御徒町会議室にて、平成27年度第1回産学官連携交流セミナー「“人と環境にやさしい”省力的な雑草防除技術」を開催した。講演では、中央農研生産体系研究領域・三浦重典氏が、「機械除草技術を中心とした水稲有機栽培体系の開発」を説明。水稲有機栽培における除草機械として、経営規模や圃場条件に合わせて選択できるよう複数機の開発を進めていると語り、緊プロ開発機の高精度水田用除草機(大規模経営向き)や軽量で除草能力が高いチェーン除草機及びアイガモロボット(小規模経営向き)などを紹介した。  
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  放射能対策の技をPR/RADIEX2015  
     
  環境放射能対策に特化した国内唯一の専門展示会「RADIEX2015 環境放射能対策・廃棄物処理国際展」が15〜17の3日間、都内千代田区の科学技術館展示ホールで開催された。農林業関連では、鹿島建設が伐採工事の被ばく低減技術「キッタロー君」を紹介。これは、松本システムエンジニアリングの高性能林業機械「フェラーバンチャーザウルスロボ」の操縦席に人工筋肉ロボット「アクティブロボSAM」を取り付けることで、機械の無人化を実現する遠隔伐採システム。ACRは、愛媛大学と共同で研究開発した磁化ゼオライトによる放射性セシウム除染技術を出展した。  
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  386台を出品、172台が成約/第22回兵庫県中古農機フェア  
     
  第22回兵庫県中古農業機械フェアが10〜11日、同県朝来市の和田山中央文化公園駐車場と同芝生広場で開かれた。トラクタは57台のうち29台が成約するなど出品された全機種386台のうち約45%の172台が成約、成約合計額は査定総額の約35%となる6755万5980円となった。新聞折り込みなども実施して周知をはかり、県内全域から延べ約1300人が来場。10日は開会前から大勢の人が訪れ熱心に品定めし、人気の機械の前では開会と同時にジャンケンで購入者を決める光景もみられた。  
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  観光需要を取り込む/第1回近畿の食と農インバウンド推進協議会  
     
  「第1回近畿の食と農インバウンド推進協議会」が9日にホテルルビノ京都堀川にて行われ、農業者団体・食品業界・運輸業界・観光業界・学識経験者・経済団体など64団体108人が参加した。近畿地域は歴史に恵まれた多様な食文化を有する国内屈指の観光拠点で、今後さらなる訪日外国人観光客の増大が期待される地域である。協議会は近畿の意欲のある農業者・農業生産法人等と関連業界が連携しつつ、インバウンド需要を地域に取り込むための取り組みを推進することを目的としている。会場はぎっしりと埋まった参加者が熱心に聞き入り、メモを取る姿が多く見られるなど熱気に包まれた。  
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  Herzバイオマスボイラーを販売/緑産  
     
  緑産はこのほど、オーストリアHerz社の「バイオマスボイラー」の販売を開始することを明らかにした。「Herzバイオマスボイラー」は、チップ・ペレットなど木質バイオマスを燃料とする最新のヒーティングシステム。間伐材や林地残材、製材端材など、日本国内に眠る未利用木質資源を熱エネルギーに高効率変換し、暖房・給湯システムとして広範に利用できるのをセールスポイントとしている。木質バイオマスの有効活用が社会的に関心を集める中、木材利用を促進する機器として注目されている。  
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  無災害710万時間を達成/ハスクバーナ・ゼノア  
     
  ハスクバーナ・ゼノアは10日、連続無災害記録710万時間(厚労省基準・一般機械器具・第3種記録)を達成した。同社がハスクバーナ・ゼノアとして事業を開始した2007年4月を基点とするもので、2010年10月には310万時間(第1種)、2012年7月には470万時間(第2種)と無災害記録を伸ばし、今回の710万時間に結びついた。この間、2011年10月には無災害継続記録継続と全員参加の安全活動の推進、とくに小集団の安全サークル活動が特筆に値するとして、埼玉労働局長賞・奨励賞を受けた。また、今年7月6日には、埼玉労働局長賞優良賞(安全)を受賞した。  
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  広島大学に共同研究講座を設置/コベルコ建機  
     
  コベルコ建機は、国立大学法人広島大学(越智光夫学長)と共に、1日付で広島大学院工学研究院に共同研究講座「コベルコ建機次世代先端技術共同研究講座」を設置した。共同研究講座は、複数のテーマを有機的に連携させ、「疲れない」、「使いやすい」といった快適性や感性を数値化して技術開発に反映させ、次期モデルで実装を予定している具体性のある研究講座。  
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  木材輸出は引き続き伸長/林野庁・主要木材の需給見通し  
     
  林野庁が8日公表した「主要木材の需給見通し(平成27年第3四半期及び第4四半期)」によると、木材の内需面では「明るい見通しはない」としながらも、木材輸出、木質バイオマスの両面では伸長している。住宅着工などの分野で立ち遅れが目立つものの、新たな木材需要を切り開くと期待される用途は順調な推移をみており、新たな局面に差し掛かってきていることをうかがわせる結果となっている。その中で国産材の製材用丸太は、新設住宅着工数が現在の水準で推移すると想定され、昨今の国産材回帰の流れを受けて堅調な動きが見込まれている。  
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  機械化に必要な知識習得/林業機械化センター・研修計画  
     
  林野庁・林業機械化センターは先に、平成27年度の研修実施計画を示し、チェンソーの伐木造材技術をはじめ、各種高性能林業機械の運転操作から森林作業道作設まで、機械作業のスキルアップをサポートしている。積雪などの関係で研修が開けない一部期間を除いて年度末までスケジュールがぎっしり詰まっている。今回公表された実施計画をみると、林業機械化の推進に必要な知識及び技術の習得に関するものがほとんど。今年度は新規な取り組みとして、採用後5年以上の森林管理局職員を対象とする「チェンソー・刈払機」、また、「森林作業道作設推進者」がスタートする。  
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  生産量は増加傾向/国内の木質ペレット  
     
  木材加工時に発生するおが粉などを圧縮成形した燃料である木質ペレット。国内生産量は右肩上がりで推移しているものの、生産施設はここにきて横ばい傾向にあるなど、急拡大が続く世界のペレット市場とはいささか様相が異なってきているようだ。このため、平成25年時点での国内ペレット生産の約11万tに対して輸入量が8.4万tを占めるまでになっており、なかなか国産主導と言い切れるまでには到達していないようだ。現状にスポットを当てた。  
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  施設園芸・野菜生産の加工・業務用ニーズに技術で対応  
     
  西日本を中心に日照不足や長雨、台風などの天候不順が相次ぎ、農作物への影響が懸念されている。一部の野菜ではすでに出荷量が低下し、価格の高騰がみられている。国は輸入農産物からのシェアを奪還するべく、国内野菜産地の強化に注力しており、その課題の1つとして、今回のような天候不順等に対応できる生産基盤強化を挙げている。昨今特に増加している加工・業務用野菜の需要に対応するには、安定生産が必須であり、その実現には機械化一貫体系の導入や高度施設園芸、選別・調製の効率化が欠かせない。今回はそれに応える野菜機器や施設園芸の話題を特集した。  
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