農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成28年5月9日発行 第3127号  
     
   
     
   
  新潟宣言を採択/G7農相会合  
     
  4月23,24の2日間、新潟市の朱鷺メッセでG7農相会合が開催され、世界の食料安全保障強化のため、若者や女性の活躍を推進する農業者支援、あるいは動植物疾病や薬剤耐性への対応、気象変動への対応などを国際間で進めていく―とする新潟宣言を採択した。また、2日目午後に行われた現地視察では、クボタ、ヤンマー両社が開発を進めている自動走行トラクタの実演を見学、我が国農機メーカーの先進的取り組みを目の当たりにした。  
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  直進キープ田植機の発表・実演会/クボタ  
     
  クボタは4月27日午後、千葉県柏市の沼南ファーム圃場で、「直進キープ機能付田植機」の発表・実演会を実施した。同社は、GPSを利用した新たな農機の技術開発を進めており、今回の田植機は第1弾の製品となる。「ファームパイロットシリーズ ラクエルEP8D―GS」の商品名の8条植え田植機。田植機による作業は直進性が重要で、同機を利用すればオペレータの労働負担を軽減、初心者でもレベルの高い作業が進められる。圃場を提供した沼南ファームの関係者もその機能を高く評価しており、初年度販売目標500台のクリアが期待される。  
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  石抜精米機「マルマスターBXP-5D」発売/マルマス機械  
     
  マルマス機械はこのほど、残米ゼロの石抜精米機「マルマスターBXP-5D」(3.7kWモーター内蔵)を新発売した。エネルギー消費効率の高いトップランナーモーターを搭載し、このクラス最大級の圧送・吸引ファンで清潔で美しい精米を実現した。また、同社が新たな分野として開拓した「乾式無洗米造り」の一番機としても活躍する。毎時能力は玄米270〜300kg。主な特徴は、1.玄米・籾から小石や異物を選別する、2.搗精室の掃除は工具不要、手軽にできる、3.精米中の圧送吸引ファンへの新鮮な外気取入れ吸引口を設けた、4.糠シュートやサイクロンの分割により掃除が簡単―など。  
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  新型バイオマスボイラー「匠」発表/ササキコーポレーション  
     
  ササキコーポレーションはこのほど、木質バイオマスボイラー「技」の進化形として、含水率が50%(WB=ウェットベース)と高い木質チップでも燃焼を可能にした新製品「CaP Fire TAKUMI(匠)」を開発、5月24日から東京ビッグサイトで開かれるNEW環境展に初出品することを明らかにした。今回の「匠」は、ペレットはもちろん、高含水率WB50%の木質チップ(生チップ)も燃料として使えるよう予備乾燥装置を備え、全自動で連続運転が可能な次世代型の木質バイオマスボイラーに仕上げた。八戸工業大、青森県産業技術センターとの共同開発で、常時燃焼温度900度C、熱効率80%以上を達成している。  
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  たまねぎ温風乾燥機を開発/大紀産業  
     
  大紀産業はJA全農と共同で、乾燥施設を使わずにタマネギを低コストで効率よく乾燥する「たまねぎ温風乾燥機 TZ-40000」を開発した。収穫したタマネギの状態にもよるが、同機を用いた乾燥システムを使えば、湿度が高い梅雨の時期でも一度に最大10tのタマネギを3日ほどで乾燥できるという。開発した温風乾燥機による乾燥システムは、タマネギを短期間に乾燥して早期出荷を実現し、しかも新たに乾燥施設を設置しなくてもすむなど経費を大幅に抑えられるシステムとして注目を集めそうだ。  
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  デュポンが新しい殺菌剤を発表  
     
  デュポンは、べと病・疫病に効果がある、新規殺菌剤「デュポンゾーベックエニケード」に関して、4月13日付で農薬登録となったことから、4月20日午前に都内のANAインターコンチネンタルホテル東京において、販売を担当する丸和バイオケミカルとともに、記者発表会を開催した。新規殺菌剤は卓越したべと病・疫病の防除効果があり、1.病原菌生活環の中で様々なステージに阻害効果を示す、2.上位部への浸透移行性、3.新規展開葉の保護、4.圃場での優れた防除効果―などの特徴があると紹介した。  
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  シンプルでコンパクトなミスト発生機/スーパー工業  
     
  スーパー工業は夏に向け、軽量コンパクトで楽に移動できる簡易移動式タイプのミスト発生機「SFC-104」を拡販する。熱中症対策をはじめ、畜舎での家畜のヒートストレス対策や工場の粉塵抑制、静電気予防など、屋内外を問わず多くの場所ですでに導入され好評だ。同機は、簡易型でありながらしっかりした機能があり、高性能を求めないライトユーザーや畜産・工場にもぴったり。農業・畜産分野では畜舎の冷却にも使われ活躍している。ミストを最大8mまで飛ばせ、単相100V電源さえあればどこでも気軽に使えるため、様々な場所でミストを利用したエコ冷却が可能だ。  
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  熊本大地震でJA熊本中央会に協力し炊き出しを支援/サタケ  
     
  サタケは、このたびの平成28年熊本地震の被災者支援として4月22から24の3日間、JA熊本中央会が実施した炊き出し活動に協力し業務用IH炊飯機の貸出や無洗米GABAライスなどの提供を行った。4月21日に広島県の本社から業務用IH炊飯機(7kg釜で1時間当たり10釜炊飯可能)や無洗米GABAライス2t(1kg入り2000袋)などを炊き出し拠点であるJA熊本教育センター(熊本県合志市栄)に発送。22から24の3日間、JA熊本中央会の職員および婦人会が中心となり行った炊き出し活動にサタケ社員も協力しながら炊飯・調理作業および避難所への食事の提供を行った。  
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  山本製作所OB銀嶺会が20周年祝賀会で天童市に寄付金  
     
  山本製作所のOB社員で組織する「やまもとOB銀嶺会」(菊池敏明会長)は4月15日、設立20周年を記念する祝賀会を開催した。同会は、この佳節を機に「未来を担う子供たちの健全育成」を趣旨とする募金を行い、当日、祝賀会の席で天童市の山本信治市長に10万円を手渡した。やまもとOB銀嶺会は、同社OBの親睦を深めるために設立されたもので、長きにわたって交流を重ね、いまでは100人を超える大所帯に成長している。今回20周年という記念すべき年を迎えるに当たり、子供たちのために役立ててほしいと会員に募金を呼びかけた結果、前述の善意が集まった。祝賀会の会場には山本天童市長が出席、菊池会長より寄付金を贈られ、感謝の意を表していた。  
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  M7トラクタを実演/みちのくクボタ  
     
  みちのくクボタは4月21、22の両日、青森県上北郡おいらせ町向山のカワヨグリーン牧場特設会場で、最大170馬力のトラクタM7001シリーズの大実演発表展示会を開催した。会場には青森、岩手エリアに初お目見えとなるM7トラクタが堂々5台、勢揃いし、圧巻の実演と試乗会を展開した。試乗した来場者からは、「旋回性が良い」「操作が簡単」など、外国製並みの高馬力でありながらも、日本の圃場にマッチした操作性の良さを備えている点などを評価する声が多く聞かれ、国内市場への適応性が高いことをうかがわせた。同社ではこの展示会を機に、青森、岩手エリアでの畑作・酪農市場の開拓を本格化させる。  
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  安全鑑定証票を刷新/革新工学センターが検査・安全鑑定で説明会  
     
  農業技術革新工学研究センター(藤村博志所長)は4月22日、さいたま市北区の同センター花の木ホールにおいて、平成28年度型式検査及び安全鑑定などの説明会を開催した。28年度の検査・鑑定の対象機種は27年度同様、型式検査は10機種、安全鑑定は31機種+その他機種とされた。27年度からの変更点は、1.組織再編に伴う担当窓口の変更、2.安全鑑定証票の変更、3.型式検査手数料の引き下げ。生研センターの農業機械化部門が4月より農業技術革新工学研究センターに変わったことに伴い、証票における「生研センター」の記載を「農研機構」に置き換えたものを新しい証票とした。  
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  作業の留意点示す/日農機協が省エネ利用マニュアル作成  
     
  日本農業機械化協会(雨宮宏司会長)はこのほど「農業機械の省エネ利用マニュアル―平成27年度版」を取りまとめてホームページで公表した。これは、燃料消費量の低減の視点から農業機械の点検整備や作業方法等で留意すべき事項を取りまとめたもので、1.農業機械の省エネ利用のポイント、2.省エネルギー型農業機械の紹介、3.農業機械の省エネルギー性能認証表示制度―の3部構成。利用のポイントでは農業機械の「保守点検編」と「作業編」の2項目に分けて、燃料を節約するための留意事項を紹介している。  
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  シンガポールでモバックショウをアピール/日本製パン製菓機械工業会  
     
  日本製パン製菓機械工業会(増田文治理事長)は、「FHA(フード&ホテル・アジア)2016」の会期2日目にあたる4月13日に、シンガポールにあるレッド・ハウス・シーフード・ロバートソン・キー店において、「モバックレセプションinシンガポール」を開催した。今回のレセプションには、ジェトロ・シンガポール関係者、関連団体関係者、FHA(フード&ホテル・アジア)に出品している会員21社、視察ツアー参加者など、総勢105人の参加者を得て、盛大に行われた。今回のレセプションは、日本のモバックショウを、シンガポールをはじめとするアセアンの人々に知ってもらうことを主目的に開かれた。  
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  チップソー仕様のバッテリー刈払機などアピール/ハスクバーナ・ゼノア  
     
  ハスクバーナ・ゼノアは4月から、10インチチップソー仕様のバッテリー刈払機「536LiLX」(ループハンドル)、「536LiRX」(両手ハンドル)を新発売した。プロフェッショナルから初心者まで幅広いユーザー層に向け拡販を図る。また、同社は5月14、15の両日、都内の日比谷公園で行われる「みどりとふれあうフェスティバル」に小間を構え、バッテリー商品による都市緑化管理を“サイレントシティ”のコンセプトでアピール。併せて昨年同様にハスクバーナロボット芝刈機の実演を展開。加えて初日午前10時からはメーンステージで「WLCから、緑を守る新しい技術の方向性」と題し、WLCおよびバッテリー式緑化管理機器を紹介する。  
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  メッシュボックスパレット対応のクローラ運搬車/ウインブルヤマグチ  
     
  ウインブルヤマグチはこのほど、クローラ運搬車の新型として「AX82EX-MBP」(最大出力8馬力・最大積載量800kg)の発売を開始した。これまで重労働だった収穫現場の負担を軽減する運搬用機械。同社では、大量の青果物をはじめとした各種の農産品などの効率作業を提供する機種として広くPRしていく。各種メッシュボックスパレットに対応し、収穫現場からの搬出に貢献する。従来のポリコンテナにも対応し、様々なサイズに対応した汎用性を持たせた仕様である。うね天幅(約1000mm)に合わせたクローラ幅の設計で、機体が傾いたり、ゴムクローラが外れるといったトラブルを防ぎ、安定した作業を行える。  
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  ICT油圧ショベルを開発/日立建機  
     
  日立建機は、同社が提供する情報化施工ソリューションの中核となるICT油圧ショベル「ZX200X-5B」を開発し、6月より日立建機日本のレンタルを通じて国内の顧客へ提供を開始する。11月から販売する予定。同製品は、同社独自の「マシンコントロール機能」と、分かりやすくオペレータをナビゲートする「マシンガイダンス機能」を搭載。GPSやGNSSなどを用いた衛星測位システムと、フロント、車体の角度センサから算出した機械の位置や姿勢の3D(3次元)情報を、施工対象の3D設計データと照合しながら、フロント作業をリアルタイムで半自動制御することで、施工目標面を掘り過ぎることなく効率的な掘削が可能となった。  
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  緑の安全管理士の資格復活措置を見直し/緑の安全推進協会  
     
  公益社団法人緑の安全推進協会(齋藤登会長)はこのほど、同協会が認定する「緑の安全管理士会」の平成28年度の研修テーマを、1.農薬行政の動向、2.農薬に関する環境リスクの評価と管理、3.農薬の登録状況を巡る話題(北海道を除く)、4.短期暴露・ミツバチ等を巡る最近の話題―の4テーマとして、北海道を除く各支部共通として取り組むことこととしたほか、3月10日の資格認定審査会で「緑の安全管理士」資格の復活措置を見直したことを明らかにした。会員に向けて発行している「みどりのたより・65号」で概要を示している。  
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  合法木材の利用促進/違法伐採対策を拡充  
     
  違法に伐採された木材を締め出して、合法的に伐採された木材の利用促進を図ろうとする取り組みが加速しそうだ。今通常国会に、議員立法として「地球温暖化の防止等に資するための合法伐採木材等の流通及び利用促進に関する法律案」が提出されており、会期内での成立を目指している。法律が成立すれば、合法伐採された木材流通がより強く打ち出されることとなり、違法伐採対策としても新たな一歩を踏み出すこととなる。新法案の影響をみた。  
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  横浜でフラワー&ガーデンショウ/家庭園芸普及協会  
     
  公益社団法人日本家庭園芸普及協会(羽田光一会長)は、4月22〜24の3日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜展示ホールBにおいて、「2016日本フラワー&ガーデンショウ」を開催した。今回で26回となる今年の同ショウは横浜で初めて開かれ、テーマは『花を楽しみつくす 五感で楽しむ花と緑のある暮らし』。サカタのタネの展示コーナーでは、今年で発売から10年を迎えた「サンパチェンス」をはじめ、ペチュニア「ふわリッチ」や「おうち野菜」、ひまわり「ビンセット」などを多数展示した。  
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  食料の世界的な拠点/北海道の畑作・酪農  
     
  北の大地における農業は、基幹産業としての役割と使命に大きなものがあり、まさに「日本の食料基地」と言える。平成26年の農業産出額は1兆1110億円と全国の約13%を占め、作物別の全国の農業産出額に占める割合(平成26年)に関しても、乳牛61%、小豆91%、小麦65%、てんさい100%、馬鈴薯58%、たまねぎ56%と半分以上を占めているものが多くあり、その存在感は圧倒的である。北海道農業に占める割合の高い畑作・酪農は、昨年、十勝地域で3000億を超える市場最高の農業産出額を上げたとみられ、農家は顔色も明るく、農業に対して積極的に取り組んでいる。「食」を供給する拠点として、発展し続ける道内農業の飛躍が期待される。  
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  北海道の畑作・酪農は良好な作柄により農家の表情明るく、積極的  
     
  食料供給基地「北海道」の屋台骨を支える「畑作・酪農」地域は、昨年、中心的な十勝地域では市場最高の農業産出額を更新したと言われ、オホーツク地域でも作柄が堅調だったとみられている。2月中旬以降スタートした、各販売会社が各地域で開催した展示会は、来場者数が例年より多いことに加え、来場する農家の表情は明るく、未来を見据えた積極性が感じられた。農作業を支える農機市場も、本格的な需要期に入ると前向きな動きが出てくると期待されており、メーカー、販売会社とも多忙なスケジュールをこなし、需要の掘り起こしに力を入れている。本格的な作業シーズンを迎える北海道畑作・酪農にスポットを当てた。  
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  松田氏に旭日小綬章/春の褒章・叙勲  
     
  今年春の叙勲で、前全農機商連会長の松田一郎氏が農業振興功労により旭日小綬章の栄誉に輝いた。また、元農林水産省肥料機械課総括課長補佐の山上正信氏は瑞宝小綬章を受章した。褒章では溝上琢磨氏(クボタ阪神工場)が黄綬褒章を受章した。  
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  川島英一氏(タイガーカワシマ会長)が逝去  
     
  川島英一氏(タイガーカワシマ会長)は4月20日、病院での療養中に肺炎により亡くなった。享年90歳。密葬を済ませ、5月25日正午から、栃木県宇都宮市鶴田町1545の1の宇都宮御苑で社葬を執り行う。葬儀委員長は同社専務の川島誠蔵氏、喪主は同社社長で長男の川島昭光氏。故川島英一氏は、精力的に販路拡大に取り組み、関東、新潟、東北が中心だった販売地域を全国に拡大し、現在のタイガーカワシマの礎を築いた。メーカーの原点であるより良いものをより安く作ることに徹し、省力化機械、高性能機械を開発。価値ある製品で農業の機械化に貢献した。  
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  植物工場を実態調査/日本施設園芸協会「次世代施設園芸事業」の報告書から  
     
  既報の通り、一般社団法人日本施設園芸協会(篠原温会長)はこのほど、農林水産省委託事業の平成27年度「次世代施設園芸導入加速化支援事業(全国推進事業)」について、平成28年3月現在における事業報告書を取りまとめた。次世代施設園芸拠点10拠点の運営状況や、同拠点への技術・経営支援の概要、全国の代表的な植物工場を対象とした実態調査、施設・設備の標準化及び各種指標等の検討内容などについてまとめられており、さらに別冊として「大規模園芸用プラスチックフィルムハウス設置事例集」「大規模施設園芸・植物工場 実態調査・事例集」「施設園芸・植物工場事業者への栽培支援・経営支援事例集」「植物工場拠点研修成果事例集」が付随している。ここでは主に報告書の概要をみる。  
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  農機整備技能検定1級学科試験問題  
     
  平成27年度の農業機械整備技能検定試験が、実技は昨年12月2日から、学科は1月31日に実施され、3月11日に合格発表が行われた。この学科試験問題を、中央職業能力開発協会の許諾を得て転載する。試験は真偽法25題、多肢択一法25題。  
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