農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成28年10月24日発行 第3150号  
     
   
     
   
  LED色彩選別機2機種を発売/金子農機  
     
  金子農機は、2016年度秋季新製品として、小型色彩選別機「オプティミニLED」(型式はLAK-M350/LAK-M700)と、プロ農家向け5、6インチ籾すり機直結対応の色彩選別機「LEDツインソーター」(型式はAK-G2700XU)の2機種を発売する。新製品のオプティミニは、光源をLEDに変更し耐久性と安定した選別がよりレベルアップした仕様にした。一方、米麦の付加価値アップをさらに追求するプロ農家向けに設計された色彩選別機「LEDツインソーター」は光源にメンテナンスフリーで長寿命のLEDを装備、1秒当たり約1000回の高速打エジェクターによって選別除去でき、操作は液晶タッチパネルで多様な調整が可能。  
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  新型自走式苗箱並べ機ベルノ3型式発売/タイショー  
     
  タイショーはこのほど、自走式の苗箱並べ機“(なら)ベルノ”の新型「BW-2」(2列タイプ)、「同-3」(3列タイプ)、「同-4」(4列タイプ)の3型式を完成、来シーズンに向け本格的な発売を開始することを明らかにした。同機は自動車用DC12Vバッテリー(55B24R)を搭載、ハウス内でも排気ガスがなく快適作業。また、ハイパワーモーターの採用で、苗箱送りコンベア速度が大幅に向上。4列タイプは連続作業で1時間当たり最大1800箱の苗箱が並べられる。また、ダブルステアリング機構の採用により、ステアリングロッドが左右独立になり、小回りがしやすく、移動も便利。  
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  迅速・低価格で米の残留農薬簡易分析サービス提供/サタケ  
     
  サタケはこのほど、10月17日より新たに「米の残留農薬簡易分析」の受託を開始したことを明らかにした。分析に要する日数は受付から結果報告まで3営業日、分析料金は1検体当たり1万5000円(税抜き)。より迅速・低価格での分析となることからサービスの利用率が高まるものと期待している。同社は、米の残留農薬分析について、ガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS)を用いた一斉分析の受託を開始し、これまで多くのユーザーに利用されてきた。このほど開始した分析サービスは残留農薬測定装置ACA(サタケ製)を用い、スピード化、低価格化を図った。  
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  来シーズン向けに高能率播種プラントなど発表/スズテック  
     
  スズテックは18日、本社において記者会見を行い、来シーズンに向けた新製品として、大規模農家・農業法人向けの高能率播種プラント「H1007」(毎時能力1000箱)、最高速播種プラント「H2007」(同2000箱)、セルトレイ全自動播種機「STH2007」(同200トレイ)、セルトレイ積上機「AH400T」、苗箱パレット積出機「SPT800」(参考出品)を発表。併せて役員人事を発表した。播種プラントは来年2月、セルトレイ関連は1月より本格的な発売を開始する。大規模農家・農業法人向け高能率播種プラント「H1007」は、施薬ホッパーなどのオプションを自由にセットでき、回転数の調節により、密播(催芽籾・315g)に対応できる。  
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  秋田農機ショーで遠赤乾燥機や粗選機を発表/山本製作所  
     
  山本製作所は、10月29日より秋田県湯沢市で開催される秋田種苗交換会において来年度に向けた新製品として、遠赤外線乾燥機“ウインディネックス”「DRシリーズ」(60〜80石)、汎用粗選機「SSK-1201」、放冷タンク「CTシリーズ」(受注生産)、籾すり機「RX-6000」(6インチ)を展示発表する。いずれの機種も発売は来年1月以降。新型乾燥機は、“ウインディネックス”シリーズの大型機で、これまでのシリーズと同様、少量から満量までの全量域で最適な乾燥制御を行う「スマート乾燥」と張込量自動検出機能の「ウィンナビ」を搭載し、省エネと使いやすさを提供している。  
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  多機能型石抜精米機と高性能型精米機など/丸七製作所が秋田農機ショーで発表  
     
  丸七製作所は、かねてより開発を進めていた多機能型石抜精米機「MC200R」、高性能型精米機「M200RSM」、同「M200RSL」(モーターレス)の3機種を完成、来年からの本格発売に向け、10月29日より開催される秋田種苗交換会の同社ブースにおいて展示・発表する。新製品は新開発のターボファンにより、大量の外気を搗精部内に送り込みながら精米するため、比類ない低温精米を可能とした。また、搗精部には砕米発生防止機構(実用新案)を備えているため、割れ米の発生を抑えて高い歩留りを実現。さらに、大口径搗精ロールの採用により低回転で丁寧に研削し、米肌に傷がない艶やかな米に仕上げる。  
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  酪農・畜産の新技術アピール/クボタが那須で酪農・畜産ディスカバリー  
     
  クボタとクボタアグリサービスは19、20の両日、栃木県那須塩原市の千本松牧場で、「2016クボタ酪農・畜産ディスカバリー」を開催、関東甲信クボタ担当管内で酪農・畜産業に携わる担い手農家を中心に、1100人余りの来場者に最新の機械化情報を伝えた。一昨年に続く2回目の催しで、とくに大型トラクタM7シリーズとともに、同機に見合う作業機類を拡充。トータルソリューションを標榜するクボタグループは、作目ごとにきめ細かな提案で農家支援を進める。  
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  来年4月に国内販社7社を合併/やまびこ  
     
  やまびこはこのほど、2017年4月1日を効力発生日として、同社の連結子会社であるやまびこ北海道、やまびこ東北、やまびこ東部、やまびこ中部、やまびこ西部、やまびこ九州、やまびこ産業機械の国内販売会社7社による合併および存続会社の商号を変更することを明らかにした。これにより、同社グループの国内販売会社7社の経営資源を集約させることにより、国内営業体制の効率化を図り、販売・サービスの一層の向上と経営基盤の強化を図る。存続会社の新商号はやまびこジャパン株式会社(予定)。  
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  秋田農機ショーに水田3強の超耕速シリーズが勢揃い/ササキコーポレーション  
     
  ササキコーポレーションは、29日から秋田県湯沢市で開催される農業機械化ショーに初めて自社ブースを設置。“超耕速 水田3強”と位置づける、1.マックスハローエース、2.カドヌールエース、3.アクティブロータリーの3機種がそろい踏みし、その機能をアピールする。同社は、農業生産コストの削減は、作業のスピードアップから―を標榜し、“超耕速シリーズ”を矢継ぎ早やに発表・拡充。今回の秋田農機ショーでは、すでに多数の体感会依頼、問い合わせが寄せられているカドヌールエースが本格デビューとなるため、従来の2倍の速度で畦塗り作業を進める同機のPRを第1ポイントに進める。  
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  「信州の山の魅力と恩恵」テーマに/松山が文化講演会開く  
     
  松山の創業者・松山原造翁と2代目の松山篤翁の業績を記念・顕彰する公益財団法人松山記念館(松山武理事長)が主催する第25回文化講演会(後援上田市、上田市教育委員会)が14日、松山の本社で行われた。今回は、長野県林務部森林政策課の井出政次企画係長が、「みんなで支えるふるさとの森林づくり―森林・林業から見た信州の山の魅力と恩恵」と題し講演した。講演で井出氏は、「昔は山を使いすぎて森林が荒廃し、今は山に手が入らなくなって森林が荒廃した状態になっている。県としても木材を活用していくのが課題だ」と指摘した。  
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  秋の感謝市賑わう/ヰセキ関東  
     
  ヰセキ関東は14〜16の3日間、本社内の特設会場にて「秋のふれ愛感謝市2016」を開催した。期間中は県下一円からおよそ3000人の農家を集め、充実のフルラインアップで農機を提案、事前の推進活動を含め契約目標5億円の達成に全力を傾けた。会場には関東地区限定トラクタ「GEAS N30」をはじめ、新型トラクタ「RESPA」、50周年を迎えたコンバイン、可変施肥田植機、耕うん機、管理機、作業機、乾燥機、保冷庫などを取りそろえ、体感試乗コーナーや実演・デモンストレーションなどで来場者にアピールした。  
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  80周年の感謝込め、石川商会が大展示会  
     
  石川商会は14〜16の3日間、千葉県旭市鎌数の旭営業所で、創立80周年合同大展示会を開催した。期間中は約4500人の来場者があり盛況で、ヰセキのトラクタ、コンバイン、田植機などを中心に、新製品等をアピールした。また、別会場で、GPS搭載機の実演試乗会を実施。今後の大規模化に対応した新技術を広く農家に紹介した。昭和11年の創業から今年で80周年を迎えた、旭、八日市場、小見川、銚子の各営業所の合同展示会として盛大に開催したもの。ヰセキトラクタ「RESPA」や、今年の長雨で威力を発揮した超湿田に強いコンバイン、超湿田タイプの田植機のほか、80周年特別企画商品などを取りそろえた。  
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  29年はトラクタなど増加予測/日農工が松山で地方大会  
     
  一般社団法人日本農業機械工業会(木下榮一郎会長)は21日、愛媛県の松山全日空ホテルで、地方大会を開き、平成28年および29年の需要見通しを了承した。28年予測値では乾燥機が前年比105%と好調の見通し。29年予測値では、トラクタ、刈払機がそれぞれ102%など4部会と輸出で前年増の予測となっている。木下会長はあいさつで「米価の回復や担い手向け大型機械の動きは好調だが、排ガス規制やこれに伴う駆け込み需要の反動に加え、TPPの影響を受け、回復が遅れている」との見方を示した。  
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  最新技術で経営発展を/日本施設園芸協会・施設園芸新技術セミナー  
     
  日本施設園芸協会(篠原温会長)は13〜14の2日間、施設園芸の最新の技術や情報、機器資材を一堂に集めた「施設園芸新技術セミナー・機器資材展in静岡」を静岡県沼津市のプラサ・ヴェルデにおいて開催した。今回は「施設園芸・植物工場における先進技術と東海地域(静岡)の地域農業を支える施設園芸」をメーンテーマに2部構成で、第1部は「施設園芸における新技術と今後の展開方向」、第2部は「東海地方(静岡)の地域農業を支える施設園芸」をテーマに発表が行われた。開会挨拶で篠原会長は「これからは、オランダに負けない経営を確立し、ゆくゆくは技術も生産品も輸出できるようしたい」などと期待を込めた。  
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  三菱マヒンドラ農機に知事賞/中国地方発明表彰  
     
  発明協会はこのほど、平成28年度の中国地方発明表彰受賞者を発表した。業界関係では、島根県知事賞に「湿材対応コンバイン」で三菱マヒンドラ農機開発・設計統括部開発・設計グループ長の大本啓一氏、生研センター生産システム研究部大規模機械化システム研主任研究員の栗原英治氏、同センター主任研究員の梅田直円氏、同センター基礎技術研究部バイオエンジニアリング研究研究員の中山夏希氏が選ばれた。また、発明奨励賞を、河島農具製作所、小橋工業、みのる産業などが受賞した。  
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  イノベーション創出へ/農林水産・食品産業技術振興協会がセミナー  
     
  農林水産・食品産業技術振興協会は19日、都内港区の三会堂ビル会議室にて、第541回技術情報交流セミナーを開催した。今回は農林水産省農林水産技術会議事務局研究総務官の菱沼義久氏を講師に迎え、平成28年度補正予算及び29年度予算概算要求における「イノベーション創出に向けた農林水産省の取組」について解説が行われた。菱沼氏は、研究開発予算(補正も含む)として28年度に775億円、29年度要求に830億円をあて、1.熟練農業者のノウハウを見える化、2.研究成果や研究者情報の見える化、3.数値目標を明確にした戦略的技術開発―を進めていくとした。  
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  今年8月までの売上げ5.4%増/STIHLグループ  
     
  スチールはさきごろ、ドイツ本社において開かれた、秋期記者会見の概況を発表した。それによると、今年8月末までのSTIHLグループの売上げは、前年比5.4%増の24億800万ユーロ(約2742億円)を達成。本年(2016年)創業90周年となるSTIHLでは「(今年の業績は)記録的な販売台数と売上高を達成する見込み」としている。また、取締役会長のベートラム・カンツィオーラ博士は「2019年までの4年間にわたり、ドイツにおいて約3億ユーロ、世界で総額10億ユーロを投資する」と発表した。  
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  第41回ツムラ角鳩会が総会  
     
  第41回ツムラ角鳩会総会が18日、神戸市のANAクラウンプラザホテル神戸で開かれた。代理店など関係者30人が出席、ツムラ角鳩製品の拡販と会の発展に向けさらなる協力を誓い合った。総会では2017年度事業計画案・予算案など3議案を原案通り可決・承認したほか、新製品紹介では11月21日に発売する「W型チップソー」が発表され注目を集めた。また、「元気な企業にはワケがある〜元気経営の“ヒミツ”はこれだ〜」と題する特別講演もあり、参加者が熱心に聴講した。  
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  秋田農機ショーでドローン実演/丸山製作所  
     
  丸山製作所は今年6月、国内農機メーカーとして初めて農薬散布用のドローン「スカイマスター MMC940AC」(液体散布用マルチローター)を発表。その後、各地の農機展示会で実演を進め、大きな関心を呼んでいる。今回の秋田農機ショー会場では、会期中にスカイマスターの実演が展開されるが、その操作を受け持つのは、教習施設の1つ、秋田スカイテックアカデミーを運営する秋田スカイテックである。加えて、丸山製作所自体、社内的に操縦免許取得に力を入れ、この10月には2人の女性が資格を取った。  
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  「有機農業研究者会議」に参加し草生栽培について意見交換/オーレック  
     
  オーレックは、26、27日に茨城県つくば市の文部科学省研究交流センター内の国際会議場及び第1会議室で開催される「有機農業研究者会議2016」に参加する。オーレックでは、果樹園に下草を生やす園地管理法である有機農業技術の草生栽培に積極的に取り組む。土壌流亡の防止、有機物の補給、作業性改善、土着天敵涵養など様々な効果が期待されている。26日の第2部「ポスターセッション」に参加し、オーレックのブランドコンセプトである「草と共に生きる」と草生栽培について、有機農法研究者や実践農家などの参加者と意見交換を行う。  
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  機械パワーで豊かな食農築く/10月29日〜11月4日に秋田県農業機械化ショー  
     
  「先人に学び農業の未来をひらく―実る大地 豊かな食農 こまちの里で」を総合テーマに掲げた「第139回秋田県種苗交換会」の協賛行事である第68回秋田県農業機械化ショー(主催=秋田県農業機械化協会・白石光弘会長)が県南の、秋田県湯沢市の旧湯沢商工高校グラウンドの特設会場で10月29日から11月4日までの1週間の日程で開催される。東北の大型展示会の掉尾を飾る農業機械展として知られる同ショーは今回、前回を大きく上回る小間を確保し、会員企業・団体が米どころ秋田の営農を支えるトラクタ、コンバイン、乗用田植機の主要機種をメーンに、関連商品や最新の営農情報など幅広く発信。一生産事業体当たりの生産面積が広がるのに伴い大型化、高性能化する需要に応えながら、今後、対応が進むと見られるドローンやITCといった新技術などを幅広く提供していく。  
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  農の新たなうねり/秋田県農家ルポ  
     
  農業を基幹産業のひとつとする秋田県にあって、その構造変化はこの数年目覚しいものがある。米単作ともいわれる生産構造も生産量日本一となった枝豆に代表されるよう畑作、園芸作物と多様化するなど、徐々により収益性の高い農業への脱皮が図られようとしている。生産現場でもこうした変化を捉えて、これまで先人がそして地域が培ってきた基盤をベースとして、食糧供給基地としての「秋田農業」を次世代につないでいく動きが新たな息吹きとなって進もうとしている。その生産体制を機械化対応の面から農業機械販売店がしっかりと支えているのはいうまでもない。現場の動きを追ってみた。  
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  島根商組理事長の三島氏が逝去  
     
  島根県農業機械商業協同組合理事長でみしま代表取締役の三島昇氏が18日午前8時55分死去した。75歳だった。葬儀・告別式は20日午前10時から島根県飯石郡飯南町の三日市集会所でしめやかに営まれた。喪主は妻の三恵子さん。  
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