農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成29年11月20日発行 第3200号  
     
   
     
   
  農業女子プロジェクト推進会議開く/農林水産省  
     
  農林水産省は15日、都内の同省7階講堂にて、第6回農業女子プロジェクト推進会議を開催した。同プロジェクトが11月から5年目となる5期がスタートするにあたり、農業女子メンバーや参画する企業及び教育機関が参集し、4期の成果発表や5期に向けた取り組み方針等について共有し、今後の活動に向けて意見交換を行った。挨拶した上月農林水産大臣政務官は「農業の持続可能性を決めるのは経営。経営の足元をしっかりして、農業女子プロジェクトから農業経営女子プロジェクトになってほしい。企業とWin-Winの関係を構築してほい」等と期待を込めた。  
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  ドローンなど農業自動化を研修/農林水産研修所  
     
  農林水産省は1、2の2日間、茨城県水戸市の農林水産省農林水産研修所つくば館水戸ほ場において、平成29年度新技術農業機械化推進研修「精密農業・自動化ハイテクコース(ドローン・アシストスーツ)」を開催した。農村の高齢化、農家人口の減少等の課題に対する技術として、ロボット技術やICTを活用した超強力生産技術が注目されている。同コースでは、ドローンの農業分野への利用とアシストスーツについての理解を深めることを目標としている。研修には、全国都道府県の農業試験研究センター、農業振興センター、農研機構などの職員、普及員から農業者までが出席し、2日間の研修を行った。  
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  高い作業性と機動力のクローラトラクタ/三菱マヒンドラ農機の新製品  
     
  三菱マヒンドラ農機が発表した新製品のうち、三菱クローラトラクタ「ASUMA GCR1380」を紹介する。GCR1380には、三菱の新たなデザインコンセプトである「イーグルデザイン」を採用。国内最大級クローラトラクタの力強さ・頼もしさに、鷲の持つ「強さ・誇り高さ」の象徴を重ね合わせ、圧倒的な迫力を持つ機体とした。フルクローラトラクタならではの圧倒的作業性に加え、国内排ガス4次規制に対応した138馬力高出力エンジンを搭載。主な特徴は、1.エンジン回転の上限を設定できるので、エンジンコントロールレバーを操作しても、設定回転以上にならず、無駄な燃料消費を抑える、2.ワンタッチでエンジン回転数を2パターンセットできる―など。  
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  噴霧機「きりり」を農業女子プロとのコラボで開発/丸山製作所  
     
  丸山製作所は15日、都内の農林水産省講堂で開催された「第6回農業女子プロジェクト推進会議」に先んじて実施されたプレス発表にて、新製品の噴霧機「きりり LS2200BLi-15」を発表した。これは草刈機「かるーの」に続く、農業女子プロジェクトでコラボ開発した第2弾の商品。エンジン並みのハイパワーを誇るバッテリー動噴で、ボタンを押してハンドルコックを握るだけで噴霧できる簡単操作。女性の「あったらいいな」を詰め込んだ使いやすい噴霧機となっている。主な特徴は、1.背負いバンドは厚みを増してクッション性を改良。取り外し可能な腰ベルトもつけて負荷を軽減、2.携帯ポーチはスマホも入る大きさ。カラビナもついておりベルト通しにもかけられる―など。  
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  米・食味コンクール支える 圧力IH炊飯ジャー/タイガー魔法瓶  
     
  出品数が例年5000を超す国内外最大のお米コンクール「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」(米・食味鑑定士協会主催)で、2000年の第1回大会から20年近く使われ続けているのが、タイガー魔法瓶の炊飯ジャーだ。「おいしさはもちろん、お米の甘み・香り・食感をバランスよく引き出して炊飯できる」と高い評価を受けている。昨年の2016年大会開催にあたって機種見直しの話があった際に同社が推薦したのが同年9月から売り出している「圧力IH炊飯ジャー〈炊きたて〉JPC-A100」だ。前回に続き今年の大会でも採用されている。  
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  発酵技術を活用した農業資材「アミハート」など/味の素  
     
  味の素はうま味調味料などの製造をする一方で、アミノ酸生成時に出る副生物を主原料にした肥料も製造、販売している。同社の社名にもなっている主力製品である調味料「味の素」は、半世紀以上の長きにわたって、サトウキビの糖蜜や澱粉などを発酵菌で発酵させる製法で、生成されたアミノ酸を主原料にして製品化してきた。その際に排出される副生物である発酵母液は、これまで長きにわたって周辺農家で有効活用されており、好評を得ていた。それを安定的に使用したいという農家の声を受けて、製品化し5年ほど前から販売しているのが、「アミハート」「早根早起」を始めとした各種農業用資材だ。  
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  トラクタ好調で売上高1205億円/井関農機29年12月期第3四半期決算  
     
  井関農機は13日、平成29年12月期第3四半期の連結業績を発表した。それによると、当第3四半期連結期間の売上高は、前年同期比20億8800万円増加の1205億2600万円(1.8%増加)となった。国内売上高は、農機製品全体では前年並みながらトラクタが好調に推移し、作業機・補修用部品・修理収入や施設工事の増加などにより、前年同期比24億400万円増加の943億3400万円(2.6%増加)となった。海外売上高は、取引条件変更による影響があった北米売上げの減少などが響き、前年同期比3億1500万円減少の261億9100万円(1.2%減少)となった。  
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  ファーマーズ&キッズフェスタに出展/井関農機  
     
  井関農機は11、12の両日、東京・日比谷公園で開催された第8回ファーマーズ&キッズフェスタ2017に出品、日本と世界の農業・食を支える農業機械の底力をアピールした。井関農機は農機メーカーとして唯一初回から参加し、都会の消費者が日頃触れる機会の少ないトラクタ、コンバイン、田植機、野菜移植機などを出品、最先端の技術で農家を守り支える“心意気”を示している。今回出品したのは、トラクタTJW120(ブルーメタリック仕様)、コンバインHJ6123(3D映像)のフラッグシップ機をはじめ、直進機能「オペレスタ」付き土壌センサー搭載型可変施肥田植機「さなえNP80D」など。  
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  農家とヰセキの秋まつりで情報発信/ヰセキ中国  
     
  ヰセキ中国と広島県ヰセキグループは11月9〜12日の4日間、呉市のグリーンピアせとうちで恒例の大展示会「第33回農家とヰセキの秋まつり」を開いた。約8000人を動員し優れた技術力を誇る井関農機製品150点余りと協賛約100社を合わせおよそ1000点もの多様な製品を提案。新製品や野菜作関連機械などの実演、最先端技術の紹介や営農相談・営農講習などハード・ソフト両面から活発に情報発信した。会場では、トラクタはZ15やトラQTQ、レスパRTS、TM5、NT3、NTA3、TJXの各シリーズ、田植機は直進アシストシステムを搭載した可変施肥田植機など最新鋭機に新型のP40シリーズなど、コンバインはHN、HVF、HFR、HFCの各シリーズなどを展示した。  
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  岡山でスーパーダイヤモンドフェア/三菱マヒンドラ農機  
     
  三菱マヒンドラ農機は10、11の2日間、岡山県総合展示場コンベックス岡山で「2017スーパーダイヤモンドフェア・イン・岡山」を開催した。昨年7月の京都を皮切りに開催しているフェアの第5弾で、三菱農機販売の西日本支社管内を中心に2500名を動員し、成約高は計画を大きく上回る4億9000万円を達成した。席上、国内最大級フルクローラトラクタ「GCR1380」はじめイーグルデザインGSトラクタ、ディーゼルエンジン搭載の5条植え田植機、マヒンドラ&マヒンドラ社のトラクタ「6075」など新製品を発表した。  
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  秩父の急峻な地で、蜂の巣箱を優しく運搬/マキタの充電式運搬車が活躍  
     
  マキタが開発した18Vリチウムイオンバッテリーで使える“充電式運搬車”「CU180DZ」が人気を呼んでいる。排ガスゼロ・燃料ゼロ・始動の手間ゼロ、そして低騒音といった同機の特徴が農家から喜ばれ、需要が活発化している。埼玉県秩父市大滝で親の代から養蜂業を営む山中隆平さん(74歳)も、今年の夏、取引先の中農機商会の展示会で同機にふれ、即決購入した。併せて、同じ18Vリチウムイオンバッテリーを共有して使える、マキタ充電式草刈機も購入。「蜂の巣箱を優しく運搬できる」と満足気に話す山中さんに、“充電式運搬車”の魅力を取材した。  
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  良食味米推進プロジェクトチームを結成し、世界キャラクターさみっとに出店/金子農機  
     
  金子農機は14日、社内の若手社員を中心に良食味米推進プロジェクトチームを結成したことを明らかにするとともに、その活動の第1弾として、11月25、26日に羽生水郷公園で開催される「第8回世界キャラクターさみっとイン羽生」市内グルメブースの金子農機スペースに出店すると発表した。自社実験農場で栽培した無農薬コシヒカリを各日先着240名にプレゼントするイベントや、稀少性の高い珍しいお米の販売など、「来場者にお米の美味しさを再発見していただきたいという願いを込めた内容」(同社)となっている。  
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  軟弱野菜高能率調製機を高山で実演/革新工学センター、新農機  
     
  農研機構革新工学センターと新農機は岐阜県高山市のJAひだで11月8日、2015年度から17年度まで緊プロ事業で開発中の「軟弱野菜の高能率調製機」の現地検討会を開いた。従来機に比べ作業能率を30〜50%高めることを目標にクボタ、斎藤農機製作所と共同で進めてきた開発機を発表。講演と実演があり、向上した性能を披露した。18年度以降の実用化を目指す。当日は全国から193人が出席。岐阜、岩手、群馬各県における軟弱野菜生産の現状と課題の報告もあった。  
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  東京都食育フェアで農機を展示/日農工  
     
  一般社団法人日本農業機械工業会(木下榮一郎会長)は11、12の両日、都内の代々木公園ケヤキ並木通りで開催された第10回東京都食育フェア(東京都主催)に出展し、トラクタ、田植機など農機の展示を行った。同工業会の食料自給率向上に貢献するためフードアクションニッポンの取り組みの一環で、毎回出展している。出展内容は、1.トラクタ(クボタM1060W)及び田植機(クボタZP67GS)の展示、操作席への体験乗車、記念写真、2.籾すり機(大竹製作所)及び精米機(カンリウ工業・新鮮米)による実演、3.農業機械による農作業の紹介(パネル展示)など。  
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  創立70周年に向け、来年に記念行事/陸内協が臨時総会  
     
  一般社団法人日本陸用内燃機関協会(奥田克久会長)は10日、鹿児島県薩摩郡さつま町の日本特殊陶業鹿児島宮之城工場内会議室で、第12回総会(臨時)を開催し、平成29年度中間事業報告、同中間収支報告、代表者変更に伴う理事候補者選任の件、常勤理事の増員に関する件、陸内協創立70周年の記念行事(案)、会員の異動など6議案をいずれも原案通り可決、承認した。宗藤副会長は冒頭あいさつで、来年に陸内協創立70周年を迎えるにあたって、11月に記念行事が開催され、主要なアクティビティとして記念講演会・記念出版物・記念特別表彰が予定されていることを紹介した。  
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  飼料用米活用を推進/日本飼料用米振興協会が意見交換会  
     
  一般社団法人日本飼料用米振興協会は16日、東京都中央区の食糧会館会議室において「第2回コメ政策と飼料用米の今後に関する意見交換会2017」を開催した。同協会は2007年に起きた世界的な穀物相場の高騰の中で、稲作と畜産の経営改善を図ることを目的としてスタートし、飼料用米の普及活動を中心に活動してきた。会の冒頭、若狭良治理事は「今年は80名の方が参加となり、年々飼料用米に対する注目度が上がっている。飼料用米の普及と食料自給率の向上へ向けて今後の糧となる様々な意見を交換できる場となることを願っている」と挨拶した。  
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  新菱農機ではオールSTIHLを体感/全国一斉に「スチールの日」  
     
  スチールは11日、北海道から沖縄県まで一斉に、STIHL製品を体感し、ユーザーとの触れ合う場を設けた「STIHLの日」を、全国の特約店において実施した。新菱農機(本社=茨城県)においても、スチールショップを展開するショッピングモール・フィズセカンド店・展示ショールーム会場において、恒例の「シンリョウ秋の大収穫祭」(11〜12日)と併せて開催。展内には斬新な価格設定のバッテリーツールの新製品「コンパクトシリーズ」をはじめ、オールSTIHL製品を展示、チェンソーアートの実演を催すなど家族みんなが楽しめる「STIHLの日」を盛り上げた。  
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  林業専用の新型プロセッサとダンプカー/アクティオが発表  
     
  アクティオは、林業専用の新型ダンプカー「3F3tスタンションアームロールダンプ」と新型「ショートアームプロセッサ」を12月1日から全国の営業所でレンタルを開始することを発表した。「3F3tスタンションアームロールダンプ」の主な特徴は、フォワーダに代わる走行速度が速いトラック搬出型車両で、1.ベースとなる3tトラック1台で3種類の荷台の使用が可能(フラットデッキコンテナ/木材用、深箱コンテナ/林材用、土砂コンテナ/土砂用)―など。新型のショートアームプロセッサは、13tクラスのサイズながら20tクラスにより近い性能を持った高性能林業機械。  
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  プレミアムバッテリーなどで多様なニーズに対応/日本ブレード  
     
  日本ブレードは多様なニーズに応える各種のバッテリーやバッテリーチャージャー、バッテリーテスターなど農業機械の整備修理に役立つ製品の拡販に力を入れている。バッテリーは、プライベートブランドでメンテナンスフリーの密閉型標準バッテリー「NBCプレミアム」シリーズをはじめ豊富な品揃えを誇る。農機関係では田植機用にはアトラス30A19Lを筆頭に、ヘキサ30A19LやNBC44B19Lなどが出ており、トラクタ用にはヘキサ85D26Rやアトラス90D26R、NBC90D26Rなどが好評だ。大型トラクタ向けにはNBCやアトラス、ヘキサの151D31Rまたは同Lなどの需要が多い。  
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  熱源としての活用促進/林野庁が木質バイオマス利用で事例集  
     
  林野庁は9日、「木質バイオマス熱利用・熱電併給事例集」をとりまとめた。これからの地域のエネルギー資源として活用、広がりが期待される熱利用や熱電併給に取り組もうとする事業主、自治体に参考となるような情報を提供、発信する取り組みの一環で、木質バイオマス利用、とりわけ熱源としての活用促進を狙いとしている。林野庁がこうした事例集を取りまとめるのは今回が初めてで、熱利用・薪、熱利用・チップ・ペレット・その他、熱電併給の3パターンに分けて、合わせて39の取り組み事例を収集、整理している。林野庁では、ホームページへの掲載や事例集の関係者への配布などによって、普及・啓発を図っていく考えだ。  
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  品揃え整う安全用品/安全作業に向け対応力高める  
     
  一般社団法人林業機械化協会(島田泰助会長)は現在、全国7会場で開催する「林業安全宣言キャンペーン・研修会」を行っている。林業事業者の安全意識をより高めるため、昨年度より実施しているソフト、ハード両面にわたる安全普及啓発活動だが、機械化の進展に伴って、機械関連の安全対策は年々重要性を増している。厚生労働省でもこの6日、第1回「伐木等作業における安全対策のあり方に関する検討会」を都内霞が関の中央合同庁舎で開いた。  
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  米・6次産業化で変化に対応するしなやかな農業生産を支援する  
     
  政府による米の作付割当廃止が来年に迫り、米生産における新しい枠組みが模索されている。各自治体による生産量目安の設定や、JA全中が国内の生産量を管理できる全国組織設立を図るなど、各地で様々な取り組みが検討されているが、政府は減反廃止に伴い、担い手への集約や生産コスト削減、効率化・大規模化が進み、主食用米に代わり、需要が見込まれる加工用米や飼料用・米粉用といった非主食用米、大豆・麦等への転換が進むと期待をかけている。また、6次産業化のさらなる推進等による農家収入の向上も目指している。注目集まる米・6次産業化関連の話題をみる。  
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  営農提案進め市場活性化に挑む山口県農機流通  
     
  山口県は伝統的に米作りが盛んであり、干拓や棚田などの新田開作により、農地が増やされてきた結果、水田が総耕地面積の約8割、米が農業産出額の約4割を占める。また、沿岸部から中山間部までの多様な自然条件と整備された交通網に加えて、消費地が近いという地理的条件を活かして、畜産・野菜・果実など多様な作物も生産されている。農機市場は各社ともに、昨年に比べて回復傾向にある。訪問活動の強化や新技術の提案などで、市場の活性化に挑む市場の動向を追った。  
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  「常陸秋そば」の販促進める/阿見町×井関農機×東京農大  
     
  農林水産省が進める農業女子プロジェクトで、全国初の産官学連携事業となる「常陸秋そば」の産地化および販促を狙った商品化活動に関して、11月10日、茨城県阿見町の君島構造改善センターでは、そばの収穫作業や、学生、町の農産加工研究会メンバーらによる意見交換が行われた。圃場では女子学生が鎌を使い慣れない手刈りで汗を流し、井関農機の汎用コンバインHC403によるスピーディーな収穫作業を見学、機械力の実際を目の当たりにした。今後、女子目線によりどのような商品が誕生するか注目される。  
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