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農経しんぽう |
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平成29年12月18日発行 第3204号 |
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輸出促進や農地制度見直し/活力創造プランを改訂 |
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農林水産業・地域の活力創造本部および農林水産省の攻めの農林水産業実行本部は8日、「農林水産業・地域の活力創造プラン」の改訂について了承した。農林水産物・食品の輸出促進や農地制度の見直し、食品流通構造の改革について追加された。新たなニーズに対応した農地制度の見直しについては、相続未登記農地等の農業上の利用の促進や、底地を全面コンクリート張りした農業用ハウス等の農地法の取り扱いを追加。所有者不明農地について、固定資産税等の管理費用を負担している相続人が、簡易な手続で農地バンクにリースできる仕組みを創設する。
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ドローン利活用推進で防除フォーラム/農林水産省 |
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農林水産省は13日、都内の農林水産省講堂で「第23回病害虫防除フォーラム〜農林水産業におけるドローンの利活用推進について〜」を開催し、行政や生産者、メーカーらによる講演や総合討論が行われ、理解を深めた。講演では、農林水産省植物防疫課・白石正美氏が「ドローンによる農薬散布の推進方向」を説明。同省では25kg未満の小型ドローンについて、1.機体の性能確認手続きの簡素化、2.教習施設の多元化、3.機体の整備促進、4.登録農薬の適用拡大に向けた支援などの項目を見直していると語った。フォーラムではクボタや丸山製作所、ヤマハ発動機、エンルートなどメーカーによるドローン実機やパネル等の展示なども行われた。
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低価格トラクタTJXシリーズなど9品目18型式を発表/井関農機・2018年上期新製品 |
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井関農機は13日午後、茨城県つくばみらい市の同社・夢ある農業総合研究所で2018年度上期新商品発表会を開催した。今回は第1部「農業女子とコラボした歩行型草刈機“プチもあ”発表会」、第2部「新商品発表会と夢ある農業総合研究所からのトピックス(国産ごまの機械化取り組み)」の2部構成とし、新商品では低価格ニーズに応えた世界共通設計、価格2割低減とする大型トラクタ「TJXシリーズ」3型式、野菜作拡大に向けた半自動野菜移植機「PVH」のフルモデルチェンジ、野菜作管理用の高床トラクタRTSなど、9品目18型式を発表した。
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ブロワをリニューアル、新型二面刈り畦草刈機/やまびこ新製品 |
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「KIORITZ」「shindaiwa」ブランドをもつやまびこはこのほど、全国6カ所で開催されたやまびこ地区別代理店会議において2018年新製品を発表した。今回は送風ファンを新開発してリニューアルしたパワーブロワ「共立・PB260」と溶接・発電とも、使いたいときに、瞬時に作動するワンダスティク溶接機「新ダイワ・HDW310M」、二面刈り畦草刈機「共立・AZ851AF」、4ステージエアクリーナシステムを採用したエンジンカッター「新ダイワ・ECL、ECLDシリーズ」、ウッドチッパー「共立・KCM150BL」を紹介する。
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安価で簡単に杭打ちできる「楽打(らくーだ)」/NAL |
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NALはこのほど、杭打ち作業を大幅に省力化する手動用杭打機「楽打(らくーだ)」(実用新案登録済み)を開発、新発売した。同製品を使えば2mを超えるような長い杭でも、1人で簡単に、安全に杭打ちが行える。軽労化と作業のスピードアップ、人件費の削減を望む現場の声に応えた待望の製品として注目を集めている。「楽打」は、手動式でありながらあまり力を要せず、杭打ち作業のネックとなっていた作業時間や人員の低減をわずかな投資で行える。使い方も簡単。地面に同製品を寝かせたまま打ち込む杭をセット、そのまま打ち込む場所に立てて本体を上下させるだけ。
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特殊波動方式で鳥獣害を防除/エイカー |
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エイカーが製造販売する特殊波動方式を採用した鳥獣防除機器に農家の関心が高まっている。特殊波動方式というのは、鳥獣が嫌う不規則なパルスをプログラム上で生成、これを鳥獣に音波で浴びせ、びっくりさせるとともに恐怖感を与えて寄せ付けなくする方式。カラスやハト、ムクドリなどを撃退する鳥用、イノシシや鹿などの獣用、ネズミなどの小動物用があり、規模や使用場所により小型から大型まで特注もできる。獣道や群れたり集まったりする場所、出没する場所などに向け製品を設置することで、カラスやハト、イノシシや鹿、ネズミなどの存在をセンサーが感知、即座に害鳥獣に向かって特殊波動音を発射して追い払う。
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土壌環境制御システム「ゼロアグリ」が「LINE」と連携/ルートレック・ネットワークス |
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ルートレック・ネットワークスは13日、同社開発製品であるAI搭載の土壌環境制御システム「ゼロアグリ」の新機能として「SNS連携機能」を発表した。ゼロアグリは土壌の環境制御を行うシステムとして、作物の生長に合わせた「潅水と施肥」の自動化により、新規就農者の収量増加、品質安定、さらに熟練農家の規模拡大を実現してきた。しかし一方、日々の多忙な農作業により、農業資材の補充や機器のメンテナンスに留意できず、栽培に関わる機会損失も少なくなかった。これら課題を解決するために、ゼロアグリはSNSツールである「LINE」を利用し、「モノとヒト」の密接なつながりにより、農業生産性を高めていく。
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プレミアムマルシェプロジェクトを始動/ヤンマー |
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ヤンマーは11日、知る・触れる・味わう体験を通して食の恵みをより身近に感じてもらうサービスを提供する「ヤンマープレミアムマルシェ」プロジェクトを始動したと発表した。情報発信型ウェブサイトでの通販やレストラン運営、青空市など一般消費者と直接つながる活動を展開し、「食の恵みを安心して享受できる社会」「ワクワクできる心豊かな体験に満ちた社会」に貢献。豊かな食文化の醸成とともに、新しい食ソリューションビジネスの創出を目指す。
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「荒野の用心棒ジョージ」がネーミング大賞に12年連続ノミネート/キャニコム |
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キャニコムのハンドガイド式雑草刈機「荒野の用心棒ジョージ」が「第28回読者が選ぶネーミング大賞(主催=日刊工業新聞社)」のビジネス部門にノミネートされた。同製品は凹凸が多い路面、笹や雑木が多く混じった密林のような悪条件環境下でも、効率よく作業を行うことができる。安全性を最優先として、ハイパワーで強靭な足回りを備えている。今回ノミネートされたことで、第17回の「伝導よしみ」で第4位を受賞してから、12年連続受賞という過去に例の無い記録に挑戦することとなった。
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「ライスジュレ」と命名し「米ゲル」を本格販売/ヤンマー |
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ヤンマーは11日、グルテンフリーの新食品素材として注目を集めている「米ゲル」の量産化技術を確立し、消費者にも親しみやすく感じてもらおうと「Rice gelee(ライスジュレ)」と命名したと発表した。ヤンマーのグループ会社であるヤンマーアグリイノベーションを通じて12月中旬から本格的に販売を始める。製造はヤンマーアグリイノベーションなどが出資するライステクノロジーかわちが手がける。今後、「ライスジュレ」を使った各種商品を開発し、ウェブサイト「premiummarche.com」でグルテンフリー商品などを販売する予定だ。
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五泉営業所が竣工、展示会開催/新潟クボタ |
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新潟クボタは9日、五泉営業所の新社屋が竣工したのを記念する式典を開催するとともに、9、10の両日は展示会を開催、管内の約800名の農家が来場しオープンを寿いだ。稲作のほか野菜、花き生産などが盛んな地域で、農機の品揃えはバラエティーに富み、ある意味今後の同社の針路とも位置づけられる拠点だ。引き続き12、13日には新潟市産業振興センターで3回目を迎える「にいがた夢農業2017」を開催。この会場でも稲作とともにその他の作目で営農の拡充を図る複合経営に焦点を当てた提案を進めた。
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埼玉で密苗実演会、YTトラクタの拡販にも力/ヤンマーアグリジャパン・関東甲信越C |
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ヤンマーアグリジャパン・関東甲信越カンパニーは8、9日の両日、埼玉県久喜市のJA南彩・菖蒲カントリーエレベータの特設会場で、「2017ヤンマーデー実演試乗会」を実施した。今年のヤンマーグループの実績を牽引してきた「密苗」の普及拡大を狙い、シリーズが拡充されたYTトラクタおよび新製品投入が目立つ各社の作業機(ベストマッチ作業機)をアピールするもので、10月初旬から管内各地で開催してきた一連のイベントの掉尾を飾った。今回は地域の農家700人を対象に、「女性に優しい密苗」を、講習会、実演会を通して説明。その省力性、軽労化効果、低コスト化貢献度の高さを強調した。
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実演・試乗に注力/ホソダが実演会 |
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ホソダは8、9の両日、本社敷地並びに隣接圃場で「秋のトラクタ実演会 大豊作市展示会」を開催した。会場には試乗対応トラクタ10台をはじめ20台の実演機を準備。11社の協力を得つつ、自社開催では初めての実演・試乗主体のイベントとし、会期中は700人の顧客農家が来場した。隣接圃場には、トラクタSL60、同54、同28、FT300、同240に畦塗機、ロータリを装着して実演を繰り広げ、幕開け早々から農家は熱心に畦塗りなどの実演に見入り、「これなら十分」などとその仕上がり具合を確認した。
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第22回テクノフェスタで開発賞受賞講演/農業食料工学会 |
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「食料生産システムの世界標準化に向けた新たな取り組み」をテーマにした農業食料工学会のシンポジウム「第22回テクノフェスタ」が8日、京都市下京区の京都リサーチパークで開かれた。農業機械、農業施設、食品加工機械などの技術者、研究者の技術力の向上を目指し、最新技術に関する意見交換ならびに交流と親睦が深められた。開発賞受賞講演では、ヤンマーの中村翔一氏、井関農機の山根暢宏氏、クボタの目野鷹博氏がそれぞれ講演を行い、各社の最新技術を紹介した。
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27年中古農機ガイドを発刊/日農機協 |
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日本農業機械化協会(雨宮宏司会長)はこのほど、平成27年1〜12月の中古農機の流通状況と価格についてまとめた「平成27年度中古農業機械価格ガイドブック」を発行した。全国の農機店やJA農機センター等の協力を得て27年の流通実態調査を実施し、中古の乗用型トラクタ、乗用型田植機、自脱型コンバインの3機種についてそれぞれ販売価格や流通状況を調べている。販売価格に関しては、装備状態別に同一農政局管内に3台以上の報告があった型式を集計し、最高値・平均値・最低値を掲載している。
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イチゴ苗の蒸熱処理防除装置を小型化/農研機構 |
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農研機構はこのほど、FTH、福岡県、佐賀県農業試験研究センター、熊本県農業研究センター等と共同で、農薬を使わず水蒸気の熱でイチゴ苗の病害虫を防除できる蒸熱処理防除装置の小型化に成功した。今回開発した蒸熱処理防除装置は、寸法が54×50×140cmで約30kgに小型化したため、イチゴ生産者が一般的に保有する既存のプレハブ冷蔵庫(1〜1.5坪)内に設置が可能になった。これにより、導入コストの低価格化を実現し、さらに使用電力を使用電力を三相200V30A以下に抑えたことで従来の大型装置よりも約70%省電力化した。
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稲作、果樹など増収益/日本公庫・28年の農業者決算動向 |
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日本政策金融公庫はこのほど、「平成28年農業経営動向分析結果【農業者の決算動向】」を取りまとめて発表した。これは、同公庫が融資する農業者(個人経営4134、法人経営1523)を売上高が最も高い部門で区分し、3カ年(平成26〜28年)の決算データを集計して、損益の動向や財務指標などを分析したもの。平成28年は販売価格の上昇などによる売上高増加により肉用牛肥育や茶、果樹などで個人・法人とも前年に比べ増収増益だった。品目ごとに結果概要をみると、稲作は販売価格が上昇し、増収増益となった。
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72名が選手エントリー/第3回日本伐木チャンピオンシップ |
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チェンソーの技術を競う大会として徐々に認知されてきている日本伐木チャンピオンシップ(JLC)の実行委員会(事務局・全国森林組合連合会系統機械化情報センター内)はこのほど、来年5月18〜20の3日間の日程で青森県青森市のモヤヒルズで開催する第3回JLCへの選手登録者が72名になったことを明らかにした。ホームページでも発信している。第1回が22名、第2回が31名と回を重ねるごとに出場選手数は増加しており、選手登録は北は北海道から、南は九州・熊本まで1都1道2府18県と広がりをみせている。来年の夏、北欧ノルウェー・リレハンメルで開かれるWLC(世界伐木チャンピオンシップ)への代表選考の場ともなる。
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成長産業化が前進/今年の森林・林業 |
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今年の森林・林業界は、木材、とりわけ国産材需要の拡大と安定供給体制の整備、確立を「車の両輪」として林野庁が推し進める林業の成長産業化に向けた取り組みが着実に前に進む1年となった。木材需要は、木質バイオマスのエネルギー利用や木材輸出の増加などもあって引き続き伸びており、また、非住宅部門での木材使用にも新たな展開が見られるなど、今後の活性化に期待が膨らんでいる。こうした川上の盛り上がりは機械導入意欲を引き出している。
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農業界の「助演女優」から「主演女優」へ/活躍する農業女子 |
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女性農業者の活躍に期待が集まっている。農林水産省が取りまとめた平成29年度「女性農業者の活躍推進と農業女子プロジェクト等に関する意識・意向調査」結果によると、農業経営で女性が重要な役割を果たしているか聞いたところ「そう思う」との回答が64.5%となり、高い期待が寄せられた。女性農業者は昔から重要な戦力として経営を支え続け、農産加工でも中心的な役割を担うなど、農の現場に欠かせない存在であったが、昨今はさらに女性ならではのアイデアや気遣いなどを活かした新しい農業やコラボ産業の展開に関心が高まっている。農業女子関連の話題をみる。
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30年産米に早めの対応図る田植機・育苗関連機器 |
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平成29年産米の最終作況指数は100の平年並みとなった。食料・農業・農村政策審議会食糧部会が答申した米穀の基本指針では、30年産米の生産量は735万tと示された。30年産米からは、産地が自主的な需給調整を行う方式へと生産調整のルールが大きく変わる。これにより米価がどのように動くのかが米をめぐる最大の関心事だ。米価の動向に購買意欲が大きく影響される米関連機器。なかでも田植機・育苗関連機器は、春商戦に向けて早めの対応が求められているところだ。
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効率的な鳥獣による被害防止の取り組み支援 |
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この年末、シカやイノシシ、猿といった野生獣が都市部に出没して、都市住民を不安がらせているニュースが数多く報道された。野生鳥獣は、天敵であるハンターの減少や、緩衝地帯となる中山間地域における住民の高齢化などにより生息域を拡大しているとみられ、里山の農林生産物を食い荒らして深刻な被害を与えている。農林業における鳥獣被害は、営農意欲の減退や生活への不安など、額面以上に精神的な被害が大きく、効率的な鳥獣害防止対策が求められている。農林業における鳥獣害の現状や被害防止対策の動向など、昨今の話題を拾った。
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地域密着軸に多彩な展開図る兵庫県農機流通 |
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摂津・播磨・但馬・丹波・淡路という旧五国で構成される兵庫県。多様な自然環境のもとで淡路のタマネギや丹波の黒大豆など各地域で特色ある農産物を産出している。それを支える農機市場も地域密着を軸にした活動を展開。担い手層への集約が進み大きく環境が変わるなか、多彩な提案や地道な訪問で顧客とのつながり強化に努め、秋後の展示会のフォロー推進や年明けの展示会に向けた準備、実演試乗キャンペーンなど春に照準を合わせた活動を本格化させる流通現場に密着する。
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