農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成30年9月24日発行 第3240号  
     
   
     
   
  農業の特殊性に配慮/農林水産省・データ契約ガイドラインを検討  
     
  農林水産省は20日、都内の三番町共用会議所にて「農業分野におけるデータ契約ガイドライン検討会(第3回)」を開催した。農業分野で今後データ利活用の拡大が見込まれており、現場の実態に沿ったルールを整備する必要があることから、このたび作成する「農業におけるデータ契約ガイドライン」について内容を検討しているもの。6月に経済産業省が策定した「AI・データの利用に関する契約ガイドライン(データ編)」を準拠しつつ、農業ならではの特殊性や具体例を盛り込み、農業者が安心してデータの提供や利活用をできるように配慮している。今年中を目途に農業分野のデータガイドラインを策定する予定。  
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  超高速応答の新型バルブ開発/サタケ  
     
  サタケはこのほど、ピエゾ(圧電)素子を応用した超高速応答、長寿命、低電力の新型ピエゾバルブを開発したことを明らかにした。同バルブはピエゾ素子でバルブ(弁)の開閉を行い、空気の噴射を調節することができる。バルブの開閉速度が毎秒2000回と従来のソレノイドバルブより約1.7倍速くなり、巻き添えの低減に効果を示している。今後同社では、次世代光選別機のエジェクタ(空気噴射装置)に採用し、選別能力の一層の向上や運転コストの低減などを図る計画だ。  
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  新型キャビンスピードスプレーヤ3機種/丸山製作所が発売  
     
  丸山製作所は、ステレオスプレーヤの新型キャビンシリーズ3型式を発売、視界性に優れたキャビン、マイコン内蔵の7インチ大型液晶パネルなどの特徴を押し出し、拡販に意欲をみせている。新型キャビンシリーズは、SSA-V602C、同V602C-DX、同V1002CT-DXで、V602は32.2PS、V1002は42.7PSの水冷立形ディーゼルエンジン。薬剤タンク容量は、それぞれ600L、1000Lになる。キャビンのワイドな視界が快適な作業をもたらし、棚下防除の場合には垂れ下がった果実の下を通過できるか瞬時に見極めがきく。標準装備のエアコンは吐き出し口をダッシュボードに配置、風向・風量を変更でき、快適な室内空間を保つ。  
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  ゼノアチェンソー2機種を10月発売/ハスクバーナ・ゼノア  
     
  ハスクバーナ・ゼノアは、農家や林業・造園プロに向けて新型ゼノアチェンソー2機種(GZ3750=排気量39.1立方cm、G5201P/HP=同49.3立方cm)を10月から発売する。新型チェンソーGZ3750(全4型式)は、排出ガス濃度を大幅に抑制するストラト・チャージドエンジンを搭載し低エミッションと低燃費を実現。農家、造園プロが満足する優れた操作性(最適ハンドルバランスで身体への負担が少ない)、比類ない切味で作業時間の短縮を図る―などの特徴を持っている。G5201P/HP(各4型式)は、バー長は45cmと50cmの2種。大径木の伐倒を余裕でこなすハイパワーを誇り、造園業者や林業プロのユーザーに最適の機種。  
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  36V製品を通常電源でも使えるAC/DCアダプタ/工機ホールディングス  
     
  工機ホールディングスは25日から、同社のマルチボルト蓄電池対応の36V製品をAC100Vで使える「AC/DCアダプタET36A形」を発売する。これにより、AC100Vの電動工具と同等のパワーを発揮するマルチボルトシリーズ製品を、AC電源のあるところならいつでもどこでも使用できるようになる。AC/DCアダプタ適応機種には、コードレスインパクトドライバ、同丸鋸、同ブロワ、同刈払機、同樹木バリカンなど17型式が揃っており、電源がある場所はアダプタを使用し、屋外など電源が遠いところではコードレスでと、場所に限定されずに途切れることなく各製品を使える。  
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  テヌートの「ブレス」導入し稼ぐ農業へ/リコペル・米田氏に聞く  
     
  農業法人リコペルは、テヌートのCO2局所施用コントローラーシステムである「ブレス」を導入して施設栽培を展開し、栽培面積70aの土地で、フルーツトマトや四季成りイチゴなどを栽培している。その代表取締役である米田茂之氏に話を聞いた。同氏は就農3年目にテヌートのCO2局所施用コントロールシステム「ブレス」を導入。導入前は10.4tだったトマトの総収穫量が、導入後に13.1tへと増えた。CO2ボンベの使用本数が年間約18本、約22万円掛かっても余りある、反当たり年間450〜200万円の利益増となった。  
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  雪下ろし作業を安全に/長谷川工業がはしごの新製品  
     
  長谷川工業は、今秋の新商品として屋根昇降用の2連はしご「ハードルラダー」を発売する。安全性能の強化に工夫を凝らし、特に雪下ろし作業時の事故防止効果向上を図った。主な特徴として、屋根へ乗り移る最上部に手掛かり棒を設けた。雪の中でもよく目立つ赤色の補助棒を上に伸ばし、掴みながら安全に屋根への昇降を行うことができる。はしご上部には安定器が備わっており、屋根にあてることではしごを横ズレさせず、安全性を高めている。  
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  テープ一体型スタンドパック「ぴたパック橙」/ベルグリーンワイズが発売  
     
  青果物包材の製造と販売を行うベルグリーンワイズは、8月1日にテープ一体型スタンドパック「ぴたパック橙2025規格品」を発売した。同商品は、内側テープの剥離紙を剥がして閉じるのみで良いため、作業効率が上がる。また、売り場でも見た目がよく、開口部が密閉されるために、異物混入を防ぐことができる。さらに、暖かく華やかな印象の橙色のデザインは、柑橘類の果物や季節色の秋物を入れることにより、店頭で商品を引き立たせることができる。  
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  山岡育英会のインドネシアでの奨学金を拡大/ヤンマーが発表  
     
  ヤンマーは21日、同社が支援する公益財団法人山岡育英会が2018年の日本インドネシア国交60周年を機に、海外の奨学金プログラムの対象校を拡大し、インドネシアにおける大学での支援制度を開始すると発表した。インドネシアでは中学生を対象にジャカルタとスラバヤの2カ所で、学校に通いながらサッカーを続けるための学業支援を行っている。今回、18年の日本・インドネシア国交60周年を機にDARMA PERSADA UNIVERSITY(ダルマプルサダ大学)への奨学金事業を開始する。  
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  超耕速シリーズで来春需を獲得/ササキコーポレーション  
     
  ササキコーポレーションは、新製品を武器に来春の需要獲得に力を注いでいる。先に開かれた岩手農機展の同社ブースでは、好評を博している超耕速シリーズの代かきハロー「マックスハローA」と「アクティブロータリー」の新製品を発表。早い時点から来春需の把握に営業活動をスタートさせ、スピード感を持って対応していく方針。また、超耕速シリーズの市販から4年が経過し、この間、約500件の体感会を全国各地で実施。今後もいままで以上のペースで開催し、農家の同シリーズに対する理解度を高めていく。加えて、電動リモコン作業機「スマモ」については、新たに農機営業ルートにも乗せ、積極的に需要開拓を進めている。  
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  2018酒まつりで地元産品のマルシェなど/今年もサタケ会場設置  
     
  サタケは、10月6、7の2日間、東広島市西条町で開催される「2018酒まつり」に今年も企業参加し、本社敷地内に設けたサタケ会場において「セントルマルシェinサタケ酒まつり」や「フリーマーケット」など各種イベントを展開する。去る7月に中四国地方を中心に甚大な被害をもたらした西日本豪雨からの復興へ向けサタケも「元気」を発信、イベントを盛り上げる。毎年10月に行われている「酒まつり」は、例年25万人が来場する一大イベントで今回29回目を迎える。サタケでは例年、こうした酒まつりに協力しているが、今年も広島本社敷地を一部開放して各種イベントを開催する。  
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  サタケの水野技術本部副本部長に農業食料工学会・森技術賞を授与  
     
  サタケの水野英則技術本部副本部長に第43回「農業食料工学会・森技術賞」が贈られた。水野副本部長の「機能性と美味しさを両立させるγ(ガンマ)-アミノ酪酸(GABA)生成技術」の研究業績に対して贈られたもので10日、愛媛大学で開かれた農業環境工学関連学会2018年合同大会において同副本部長に記念の盾などが贈呈された。GABAを容易に摂取できるようにGABA生成装置やGABA生成機能を備えた家庭用精米機の開発に取り組んできたことや、これにより生活習慣病の罹病者や潜在予備患者の健康管理に寄与し、さらには国民医療費の軽減や、米消費拡大による稲作の再構築、水田の多面的機能の維持にも貢献し得る点が評価され今回の受賞につながった。  
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  NVIDIA社と協業し無人農業用車両など開発へ/ヤマハ発動機  
     
  ヤマハ発動機はこのほど、研究開発中の製品群のインテリジェント化を目的として、AIコンピュータを牽引する企業NVIDIA(エヌビディア・本社=米国カリフォルニア州)と協業することを決定した。この協業を通じて同社は、エヌビディアの画像処理を行うプロセッサ(GPU)、コンピューティングシステムを採用する。このシステムは、AI・ロボティクス・エッジコンピューティング向けに開発された世界初のコンピュータで、果樹栽培などの農業の自動化を支援するUGV(無人農業用車両)・ラストマイルビークル(ゴルフカーベースの低速走行車両など)・産業用ロボット・産業用ドローンなど同社の幅広い製品群に搭載することで、知能化による自動化を進める。  
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  にんにくほろ割機が世界黒にんにくサミットで注目/高松機械工業  
     
  高松機械工業は、にんにく用のほろ割機「わっ太郎」の拡販に力を入れている。9月の6、7日に青森県八戸市で開催された「第3回世界黒にんにくサミットin八戸2018」の会場にも出展し、その省力的な機能をアピールし注目された。「わっ太郎」は、機械の上部に10〜20kgのにんにくを投入するだけで、短時間に塊(ほろ)が粒に割れた状態に仕上がる。弾力性のあるゴム材による剪断力を用いて実現している。それにより、短い時間で確実に、かつダメージの少ない製品に仕上げられる。パーツは簡単に取り外しでき、メンテナンスが楽なのも大きな特徴。  
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  次世代油圧ショベル2機種をNETIS登録/キャタピラージャパン  
     
  キャタピラージャパンはこのほど、オフロード法2014年基準をクリアする次世代油圧ショベル「Cat320および323」を新技術情報システム(NETIS)に登録したことを明らかにした。同技術は、油圧ショベルの安全機能と低燃費機構で、あらかじめ設定した位置で作業装置および旋回動作を自動で停止することができ、周囲の作業者への安全確保、電線や地下埋設物への接触が避けられ、安全性の向上も確保できる。さらに電気制御パイロットシステムにより燃料消費量の削減を実現、経済性向上も図った。  
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  社長に玉山氏/ダイヤトップで人事  
     
  岐阜県郡上市のダイヤトップ株式会社は10月1日付で、代表取締役社長に玉山隆三取締役副社長が就任する。杉原智仁社長は、顧問に就任する。オーナー経営から組織経営へと、さらなる会社の発展を目指す。  
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  IPMで実証調査成績検討会/全国農業改良普及支援協会  
     
  一般社団法人全国農業改良普及支援協会(染英昭会長)は20日、都内のアルカディア市ヶ谷で、平成30年度全国農業システム化研究会・IPM実証調査成績検討会を開き、重要病害虫対策に係る生物農薬等を利活用した総合的防除技術を検討した。会議では、千葉、静岡、熊本、高知、鹿児島の各県からイチゴ、キュウリ、インゲンにおける実証結果が報告され、生物農薬や防虫ネットなどを適切に組み合わせ利活用し、育苗から圃場までの総合的なIPM防除体系に取り組むことが有効であることが示された。  
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  転換期の植物防疫/日本植物防疫協会がシンポジウム  
     
  日本植物防疫協会は20日、都内の日本教育会館「一ツ橋ホール」において、シンポジウム「転換期にたつ植物防疫」を開催し、会場には行政・試験研究機関、大学、JA、農薬企業、防除機企業や関係団体など全国から約650人が集まった。開会の挨拶に立った同協会の上路雅子理事長は、参加者に対して感謝の意と、昨今の自然災害による被害への見舞いや、1日も早い復興の願いを述べた後、今年度打ち出された農薬取締法改正の、これまでの歴史やその内容に触れ、今回の法改正によって参加者が抱える不安や疑問をこのシンポジウムで少しでも解消し、有意義なものとなることを祈念すると、思いを述べた。  
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  農機の共同購入やリース推進/全農リポート2018  
     
  JA全農はこのほど、事業活動の内容などを取りまとめた「全農リポート2018」を発行した。これは、全農の自己改革の取り組みや協同組合である全農の役割、農業を取り巻く情勢、デジタルイノベーション、他企業とのアライアンス、労働力支援の取り組み等について、幅広く解説しており、同会の取り組みに対する理解醸成及び情報発信のツールとして活用していくもの。リポートによると、生産資材事業では、低コスト農機の開発など新たな共同購入の実践、生産者のニーズに応じた省力・低コスト資材の普及などを進めていく。農業機械では「所有」から「共同利用」への転換などを進めている。  
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  展示会へムード喚起/林業機械化協会がポスターやDM  
     
  一般社団法人林業機械化協会(島田泰助会長)はこのほど、11月18、19の両日、東京都あきる野市の旧都立秋川高等学校跡地で開催する「2018森林・林業・環境機械展示実演会」のポスターやDM用のポストカードを作成し、出展企業をはじめ、後援・関連団体や都道府県などに配布し、展示会に向けてのムードを盛り上げ、関心の喚起を図っていく。既に同協会のホームページには出展企業・団体並びに会場図などの案内を掲載しており、展示会に向けての準備を着々と進めている。特に今回の展示実演会は、会場が東京都内であることに加え、新たな森林管理システムへの移行に伴い林業現場への生産意欲が高まる中での開催とあって、多くの参観者が見込まれ、その波及的な効果に期待も高まっている。  
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  ゴルフ場での水汚濁指針値超過検体はゼロ/環境省  
     
  環境省は13日、ゴルフ場で使用される農薬に係る平成29年度水質調査結果についてまとめ、公表した。それによると、ゴルフ場で使用される農薬について平成29年度は、46都道府県の1435カ所のゴルフ場を対象として、延べ3万8927検体、調査対象農薬174(157成分)についてゴルフ場排出水などの水質調査を実施。その結果、ゴルフ場の排出口調査で、水産指針値を超過した事例が3件あったものの、水濁指針値を超過した事例はなかった。環境省では、指針値超過の有無が不明な事例が見られたことなどから、全都道府県に対してゴルフ場関係者への新指導指針の周知の徹底を要請した。  
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  持続的な林業システムへデジタル技術活かす/森林総研の成果選集から  
     
  先般、平成30年版「研究成果選集2018」を発刊した森林総合研究所(沢田治雄理事長)。重点課題を構成する9の戦略課題について平成29年度に得られた主要な研究成果をとりまとめたもので、「国産材の安定供給に向けた持続的林業システムの開発」に関して効率的な森林施業や林業生産技術として低コスト再造林施業やデジタル空中写真を活かした林分材積の推定、木質バイオマスのメタン発酵の実証試験などが進められている。ポイントをみた。  
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  造林の機械化を展望/コベルコの高性能林業機械実機研修会講演資料  
     
  東日本コベルコ建機・北海道支社はさる9月13、14の両日に中川郡幕別町忠類で開催を予定していた「2018高性能林業機械実機研修会」を、このほどの北海道胆振東部地震の影響により中止したが、その研修会用に整えていた森林総合研究所北海道支所の山田健チーム長の「造林機械化の展望と課題」と北海道水産林務部木質バイオマスグループの岡田朋子主幹による「北海道における木質バイオマスの現状と課題」と題した講演資料を公表した。今回は、山田健チーム長による「造林機械化の展望と課題」から要旨をみる。  
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  ゴルフ場の実績踏まえ、農業用に肥料と完熟堆肥/鹿沼化成工業が発売  
     
  鹿沼化成工業はこのほど、有用菌入りの完熟有機発酵肥料「有機ゴールド」と完熟堆肥「鹿沼有機」を農業向けに本格的な発売を開始した。同社ではこれまで、広葉樹のチップや有機質原料を数年間切り返し続けて、70度Cを超える発酵温度で完熟・熟成した土壌改良材を40年以上にわたり、全国のゴルフ場に生販。全国でのゴルフ場での実績から、かねてより農業用資材としての要望が高まっていた。発売した「有機ゴールド」は、微生物資材・ボカシ肥料・土壌改良材としての3つの効果を併せ持つ資材。様々な作物にオールマイティーに使用することができる。  
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  建機や手持ち機械などを展示/関西グランドフェアが開催  
     
  建設、工業、農業など多岐にわたる分野の企業が一堂に会する「産業とくらしの関西グランドフェア2018」が9月14、15の2日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された。会場は大きく建設ゾーン、工業ゾーンの2分野に分類され、企業が展示を行った。クボタは、ウインチ型パワーアシストスーツ。ヤンマー建機は、ミニショベルなどの建設機械。ハスクバーナ・ゼノアはチェーンソー、ブロワーなど。近江屋ロープは獣害防止ネットシステムなど。長谷川工業は、手がかり棒付きで安全に乗り降りできる2連はしご「ハードルラダー」、アルミ運搬台車「イットン台車」などを展示した。  
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  個性豊かで多彩な農業を展開する四国で農機展  
     
  幾多もの魅力に富んだ農作物を育んでいる四国農業を農業機械で応援する大型の農機展示会が、今年も収穫の秋を迎える10月に愛媛、高知の両県で相次いで盛大に開催される。平成30年度愛媛県農林水産参観デー協賛「農機具まつり」は10月1、2日に、同県松山市上難波の県農林水産研究所(旧農業試験場)と同市下伊台町の同果樹研究センター(旧果樹試験場)で、第27回高知県農業振興フェア「農機具まつり」は同5、6日に、同県南国市廿枝の県農業技術センターでそれぞれ開催される。いずれも毎年大勢の来場者が各会場に詰めかける恒例の行事だ。最先端の技術や機械、営農に役立つ様々な情報が一堂に会する両展示会を弾みに四国農業の成長が大いに期待される。  
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  活力アップ!四国農業/農家ルポ  
     
  温暖な気候や特色ある地の利を活かした四国農業は、作物も農業もバラエティーに富んでいる。温暖な気候で多雨多照と恵まれた環境で平野部と山間部でその土地の特色を活かした農業が行われている高知県。水はけのよい土地と長い日照を活かして、ミカンをはじめとしたさまざまな農作物を栽培している愛媛県。それぞれの土地の特色と瀬戸内の気候を活かした農業が、各地で盛んに行われている。今回は、高い技術力と農産物への熱い思いを持ち、多くの消費者に安心で安全な農作物を届けている高知県と愛媛県の農家と法人を訪問。四国農業の今を取材した。  
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