農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
生産・販売・技術まで、アグリビジネス全般の最新ニュースを掲載 
2万5000部発行 定期購読のお申込みは03-3815-0211
ホーム | 関連リンク集 | バックナンバー---
     
  農経しんぽう  
  平成31年1月28日発行 第3255号  
     
   
     
   
  イノベーション創出研究など公募/農林水産省、農研機構が説明会  
     
  農林水産省及び農研機構生研支援センターは18日、都内台東区のTKPガーデンシティPREMIUM秋葉原で、農林水産技術会議事務局競争的資金事業等に係る事業・公募説明会を開催した。現在公募中の「イノベーション創出強化研究推進事業(競争的資金)」「戦略的プロジェクト研究推進事業」「スマート農業加速化実証プロジェクト」及び「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」について事業及び公募の説明が行われた。冒頭挨拶した農林水産技術会議事務局研究推進課産学連携室の久納寛子室長は、国が支援する研究開発について、内容提案型と国家主導型の両輪で進んでいくとし、「皆さんと共に農業の成長産業化に資する研究を進めたい」と語った。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  スマート農業推進シンポジウム/岩手県が開催  
     
  岩手県は21日午後、北上市の北上総合体育館で、スマート農業推進シンポジウムを開催した。平成29年8月にいわてスマート農業推進研究会を設立し、その後岩手農機展と同時開催の形でスマート農業祭を開催するなど、府県ではこの分野の先進地といえる同県。今回は、地域によって導入可能な技術が異なることを勘案し、各地の事例報告や製品の展示でより現状を正確につかみ、導入の一助とすることを狙って実施した。報告は、「スマート農業技術の概要」(農研機構・藤岡修氏)、「西部開発農産の土地利用型農業におけるICT技術の活用」(西部開発農産生産部・清水一孝部長)など。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  稼働情報管理サービス「MY農機」など/クボタの2019年新製品  
     
  クボタは16、17日、京都で開催した2019クボタ新春のつどい・第72回クボタ機械グループディーラーミーティングで、新製品16機種を発表した。その概要を順次紹介していく。今回は、ICT活用新型KSAS対応機 スマートフォン向け稼働管理サービス「MY農機」、トラクタ 新型レクシアシリーズ、直進アシスト機能付きトラクタの3機種。「MY農機」は、スマートフォンやパソコンで機械の位置情報、稼働情報、メンテナンス情報等を簡単に閲覧・確認できるサービス。トラクタ「レクシアシリーズ」は、国内特自排ガス4次規制対応エンジン「V3800」を搭載。快適作業をサポートする。直進アシスト機能付きトラクタはホイル仕様のNB21GSで、ハンドル自動制御により、省力・軽労化を実現する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  ラジコン式大型草刈車「クロカン・ジョージ」を新発売/キャニコム  
     
  キャニコムは、2014年排ガス基準(ディーゼル排ガス4次規制)適合のハイパワーエンジンを搭載したラジコン式大型美残刈車(乗用型草刈)「クロカン・ジョージ」を新発売した。同製品は過酷な草刈り作業のストレスを解放すると共に作業効率化を図るため、作業性を最優先に40度の急斜面でも安全で安定した作業を可能とした。前モデルで好評の刈刃正逆転などの独自機能は継承し、新たに粘り強くパワフルな75馬力エンジン搭載で走破性・刈取り性能が格段に向上。さらに、刈取部に点検窓をが2カ所装備されたことで、刈刃点検などで刈取部を上昇させ下に潜ることなく安心して安全点検を行える。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  熟成の黒にんにくを自宅でつくる「黒にんにくメーカー」/福農産業が販売  
     
  福農産業が取り扱う「黒にんにくメーカー」が市場で話題を呼んでいる。同商品は高さ28cmの炊飯器の形状で、専用トレイが付いた黒にんにくづくり専用機。同商品を使った黒にんにくづくりは非常に簡単で家庭でも楽しめる。まずは専用トレイにMサイズの生にんにくを約16〜18玉並べて本体にトレイをセットする。フタをして開始キーを押すだけで12日後には、ほぼ原形をとどめたしっかり熟成の黒にんにくができる。黒にんにくづくりに適した時間と温度をマイコン制御するため、できあがりの黒にんにくはムラなくきれいに仕上がり、ベタつかないので皮むきも楽にできる。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  農業を食農産業へ、グループ一丸/ヤンマーアグリがグローバル大会  
     
  ヤンマーアグリは22、23の両日、神戸市内のホテルで、2019年ヤンマーアグリグローバル大会並びにヤンマーアグリ全国特販店大会を開催した。これには特販店をはじめ来賓、インプルメントメーカー、海外23カ国のディストリビューターなど800名が出席した。席上、ヤンマーホールディングスの山岡健人社長は、2018年度のヤンマーグループの売上高は「8000億円を超え、過去最高を更新する見込み」としたあと、2023年までの中期戦略に触れ、「真のグローバルプレーヤーの実現に向け、思いと志を一つにし今年度もこれまで以上にお客様に喜んで頂けるよう、ご支援をお願いしたい」と挨拶した。また、北岡社長は「農業を食農産業に発展させる」ビジョンの実現に向けて、食料生産のすべてのバリューチェーンでソリューション提案を強化していくと述べるとともに、海外事業の拡大に向けトラクタ戦略が重要だとし、エリア別のニーズに適合したラインアップを図っていくと強調した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  新型遠赤乾燥機ウインディビルドの初出荷式/山本製作所  
     
  山本製作所は22日、東根事業所の玄関前において、業界で初めてAI機能を搭載した遠赤乾燥機“ウインディビルド”「HD-VARシリーズ」(最大処理能力30〜55石)、「同-VNRシリーズ」(同60〜65石)の初出荷セレモニーを行った。初出荷式は、まず、長岡和之常務取締役が「昨年10月に発表した新型乾燥機ウインディビルドは、指定した乾燥終了時刻に合わせ、休止を入れながら乾燥を行う仕上げ予約モードを搭載し、AIと併せて高い精度を導き出す最新鋭機。発表後から多数の受注を頂いている」とこれからの拡販に期待を寄せ、最後に、これから雪の中を福島県まで輸送するトラックドライバーに対し、労いの挨拶を行った。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  オーレックの今村社長が優秀経営者顕彰で日刊工業新聞社賞を受賞  
     
  オーレックの今村健二社長が、日刊工業新聞社主催の中堅・中小企業の優れた経営者を表彰する「第36回優秀経営者顕彰」の日刊工業新聞社賞を受賞し、18日に都内の経団連会館ホールで開催された贈賞式で記念トロフィーを贈られた。同顕彰は、中堅・中小企業の優れた経営者を毎年表彰するもの。今村社長は、「これまで全社一丸となって諦めず、時間をかけても世の中にないものを出すんだと社員が頑張ってくれたおかげだと思っています。今回の受賞を全社で共有して励みにしたいと思います」と喜びを語った。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  「2019新春祝い市」開く/三重ヰセキ販売、奈良ヰセキ販売、ヰセキ関西中部  
     
  三重ヰセキ販売、奈良ヰセキ販売、ヰセキ関西中部の3社主催による合同展示会「2019新春祝い市」が18、19の両日、「平成最後の祝い市」として三重県津市の「メッセウイングみえ」で開かれた。野菜作やICTなど多彩なコーナーが置かれ、ISEKI製品82台に加え230台あまりのトラクタ作業機など協賛25社の関連製品を多数展示。幅広い層の農家約4000人に最先端の製品や技術をアピールした。来場者の記憶に残すべくグループは一丸となって走り出した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  東北広域部品センターが開所/JA全農  
     
  JA全農はこの1月より東北地区の農業機械部品事業の物流・配送拠点として「JA全農東北広域部品センター」(宮城県大和町)を設置し、青森・岩手・宮城・福島の4県域のJAへ部品供給を開始した。同センターは東北地区部品事業の物流・配送拠点とし、物流改革の実現により、経営の効率化と生産者・JAサービスの向上を図る目的で設置された。今後、供給エリアを拡大するとともに、部品保有アイテム数も約3万5000アイテムまで増加させ、JA全農の広域部品センターとしては最大規模となる予定。23日には開所式が行われた。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  農機出荷は4475億円、2.3%増/日農工統計30年1〜12月  
     
  一般社団法人日本農業機械工業会(木股昌俊会長)はこのほど、平成30年1〜12月の日農工統計(農機生産出荷実績)をまとめた。それによると、昨年1〜12月の農機出荷実績は4475億2500万円、前年比102.3%と前年を上回った。国内向けは2592億4400万円、前年比98.7%で、米価の回復や担い手向け大型機械の動きはあったものの、災害や天候不順などの影響を受け、「全体としては回復が遅れている状況」(木股会長)にある。機種別では国内向けトラクタの30〜50PSクラスが台数ベースで113.1%と2ケタ増となるなど、回復の兆しをみせている。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  新たな技術開発へ/北農工が新年交礼会  
     
  北農工(宮原薫会長)は24日午後、札幌市内で平成31年新春特別講演会並びに農業機械業界新年交礼会を開催し、新しい年のさらなる成長に向けて技術開発や販売活動に積極的に対応していくことを誓い合った。講演会では、AR(拡張現実)技術、ISOBUSに関する最新の話題が提供され、農機業界での技術導入が次のステップに入っていることを印象づけた。交礼会では、役員として長年にわたり会の活動を支えてきた土谷令次(土谷製作所会長)、安久津昌義(日農機製工会長)の両氏に感謝状を贈呈した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  4月からWAGRI(農業データ連携基盤)を本格運用/農研機構  
     
  農研機構は、農業データの連携・共有・提供機能を有するデータプラットフォーム「農業データ連携基盤」(WAGRI)について、4月から同機構農業情報研究センターが運営事務局となり、商用サービスを含めた本格運用を開始すると発表した。WAGRIは各種の農業関連データを集約・整備し、ICTベンダーや農機メーカーが農家に役立つ新たなサービスを開発するための基盤で、内閣府SIP事業で2017年から開発が進められた。また、24日には都内のAP東京丸の内にて、農林水産省の新事業「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」「スマート農業加速化実証プロジェクト」で収集するデータのWAGRIへの保管に係る技術説明会が開催された。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  更なる省力、効率化を/日本葉たばこ技術開発協会が新年情報交換会  
     
  日本葉たばこ技術開発協会(原秀紀会長)は23日、東京都港区の全国たばこビル会議室において、平成30年の機械・乾燥機部門、肥料部門新年情報交換会を開催した。はじめに挨拶に立った原会長は「メーカー、JT、全国たばこ工作組合中央会が一堂に集まるこの機会に、たばこという同じ土俵のもとに積極的な情報交換をして、皆さんの意見をいただきたい」と語り、平成30年産葉たばこの販売状況やたばこを取り巻く情勢について発表があった。また、同協会が、省力化、効率化につながる他作物・他産業で実績のある技術・資機材などに関する情報提供を強く求めた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  31年春の農作業安全運動で啓発ポスター/日農機協  
     
  一般社団法人日本農業機械化協会(雨宮宏司会長)はこのほど、平成31年春の農作業安全運動推進啓発ポスターを作成した。今春の農作業安全運動推進に向けて幅広い活用を呼び掛けている。ポスターはB2判で、安全応援キャラクターの葉月このはちゃんが「その『いつも』は本当に大丈夫??」と農作業上の注意を促しているもの。「いつもの走りなれた道だから…」「いつもの服装、ちょっとだから…」「いつものバランス、立て方だから…」と、事故が多いトラクタの走行や刈払機による草刈り作業、はしごの立てかけなどにおいて、改めて注意をするようにイラストで分かりやすく示している。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  ICTで省力化/日植防がスマート農業時代の植物防疫テーマにシンポジウム  
     
  日本植物防疫協会は22日、都内千代田区・日本教育会館一ツ橋ホールにてシンポジウム「スマート農業時代の植物防疫を考える」を開催した。先に急逝した上路雅子理事長に代わり挨拶した同協会の藤田俊一業務執行理事は「ICTやAI、バッテリーなどの技術が急速に進化するのに伴い、スマート農業も確実に進展している一方で、それが植物防疫にいかに関わってくるのか漠然としている。いま進められているスマート農業について関連する取り組みを伺い、植物防疫上の課題や疑問を解消し、未来の植物防疫について考える機会にしたい」と述べた。シンポジウムでは「我が国におけるスマート農業への取り組み」など6講演が行われた。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  造園緑化機械展開く/やまびこジャパン・東日本支社  
     
  やまびこジャパン・東日本支社は18、19の両日、やまびこ本社構内の特設会場において新春恒例の「造園緑化機械展示会」を開催。11回目を迎えた同展示会には、会期中、首都圏をはじめ管内となる関東地区の農機販売店・造園業者・植木生産農家・ゴルフ場・石材店などの関係者700名余りで賑わった。チェンソー・刈払機・ブロワー・モア・チッパー・防除機・運搬車・発電機・バッテリーツールなど造園緑化シリーズの拡大・充実ぶりを強くアピールした。また、やまびこが創業10周年を迎えたことから“10thアニバーサリーモデル発売キャンペーン”、さらに新型チェンソー発売記念“パワー&安心キャンペーン”などを発表、これからの商戦に弾みをつけた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  鋭い切れ味の「シルキーナタ」/ユーエム工業  
     
  ユーエム工業は、シルキーのゴムグリップの快適さを鉈にも活かした、まったく新しい鉈「シルキーナタ」を好評発売中。シルキーナタは、世界一の切れ味を誇る日本刀を追求し、同社独自の技術により誕生した。刃の全体には特殊合金鋼を使用し、永切れと強い衝撃に耐えるよう、一体構造の刃全体に硬い焼き入れをほどこしている。研磨は砥石(1000番台でとぎ、3000番台で仕上げる)でもでき、小刃だけで済むため手入れは楽だ。ゴムグリップにより衝撃を60%以上も削減。ゴムの摩擦係数により手がすべらないので、切りたい箇所を確実に切り落とせる。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  「Zactザクト太枝切鋏」が好評/三陽金属  
     
  三陽金属の太枝剪定用の枝切りばさみ「Zactザクト太枝切鋏」が好評だ。同製品は軽い力で太い枝をザクザクと切ることができるため女性や高齢の方にも扱いやすい設計となっている。ギアを利用した倍力機構で直径30mmの太い枝でも2倍の力で楽に切断できる。剪定後の後処理も立ったままできるので腰への負担が軽減される。鋏はアンビル方式を採用しており、まな板の上に枝を載せ包丁で引いて切るような方式のため、切断面が美しく、枯れたり病気になりにくい剪定ができる。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  最優秀賞に金山林業(長野県)/30年度国有林間伐・再造林推進コンクール  
     
  林野庁国有林野部業務課は24日、都内霞が関の本庁内で「平成30年度国有林間伐・再造林推進コンクールの表彰式及び発表会」を開催し、「搬出間伐部門」で林野庁長官賞に当たる最優秀賞に輝いた長野県上田市の金山林業を表彰、牧元幸司・沖林野庁長官が記念の盾を手渡し、その取り組みを高く評価するとともに、その後の事例発表会で「生産(材)の流れを止めない作業仕組みによる生産性の向上」について同社・現場代理人の石井良典氏と東信森林管理署・森林技術指導官の松島利夫氏が説明、そのエッセンスを示した。また、優秀賞には北海道釧路市の大澤木材と茨城県久慈郡大子町のヨシナリ林業が「立木販売部門」で、宮崎県串間市の南那珂森林組合が「主伐・再造林部門」で選ばれた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  チェンソーの操作技術で評価委員会を設置/森づくり安全技術・技能全国推進協議会  
     
  これまで森林ボランティアのためのチェンソー研修などを進めてきた森づくり安全技術・技能全国推進協議会(FLC・宮林茂幸理事長)は23日、都内平河町の砂防会館内の会議室で「森づくり安全サポーター(ランク3)研修・審査プログラム」の第1回目の評価検証委員会を開催した。この先、人材育成のための技能教育が求められてくる中、とりわけチェンソーを使い始める人達にとって必要な研修カリキュラムや同サポーターシステムのあり方などを掘り下げていく。FLCでは、研修・審査のグレードを上げて、先を睨んだ「森づくり安全技術・技能習得制度」を提案。評価検討委員会で、今後の方向性や制度設計を行っていく。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  コンテナ苗普及へ/森林管理局長の報告  
     
  昨年12月25日に都内霞が関の農林水産省内の7階講堂で開かれた「地方農政局長・森林管理局等会議」。会議では、大臣訓示に続き、各局並びに管理局から地域の課題解決に向けた取り組みが報告されており、現状認識の共有、最新情報の把握を進めるとともに、今後の対応方向の確認作業が図られている。中でも各森林管理局では、管内それぞれに独自の課題を設定、取り組みを進めて成果を引き出している。ここでは会議で報告された取り組みの概要をみる。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  旺盛な機械化意欲で広がりみせる高性能林業機械  
     
  日本の林業現場にすっかり定着した各種高性能林業機械は、効率的かつ生産性を上げる施業を実施していく上で不可欠な存在に位置付けられている。しかも最近では、より高度な機械作業体系の提案も進んでおり、林業を革新する手立てとして関係者も熱い視線を注いでいる。こうした旺盛な機械化意欲は、現在進行中の林業の成長産業化政策とも上手くかみ合って、引き出されたもので、現在の活力が続けば、更なる盛り上がりが見込まれよう。本格的な伐採期を迎えようとする中、循環利用に向けた取り組みも進み始めており、伐採から再造林までをカバーする機械化のあり方に関心が注がれようとしている。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  米関連・6次産業化の多彩な取り組みで所得向上図る  
     
  農林水産省は先に概算決定した平成31年度農林水産予算にて、重点事項に「水田フル活用と経営所得安定対策の着実な実施」や「農林水産業の輸出力強化と農林水産物・食品の高付加価値化」などを打ち出した。その中で、米については需要に応じた生産を行う米政策改革を定着させるとともに、飼料用米等の戦略作物及び高収益作物への転換や、米・米加工食品の輸出、需要拡大などを進めていく。また、農林水産物・食品の高付加価値化では6次産業化の推進により、生産者の所得向上を目指している。多様な取り組みが進められている米・6次産業化関連の話題をみる。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  復旧支援とともに春商戦を加速する愛媛県農機流通  
     
  瀬戸内特有の日照時間に恵まれた温暖な気象条件のもと、果樹・畜産・米を基幹作物として多彩な農業を展開している愛媛県。産出額は、中国四国地域において第2位の地位を占めている。しかし、昨年7月に起きた西日本を中心とした記録的な豪雨は、県内に犠牲者を出し、土砂崩れや河川の氾濫などで、農業はもちろん生活の基盤にも甚大な被害をもたらした。営農を機械で支えてきた流通各社も営業所が冠水するなど被害に遭う中、作物や農機に被害を受けた農家の復旧に災害直後から全力で取り組んできた。災害の復旧が進む中、新しいシーズンに向け春商戦を加速させる愛媛県農機流通市場を取材した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
     
お問合せ:株式会社 農経新報社 TEL:03-3815-0211 FAX:03-3815-0265  MAIL:info@n-simpo.co.jp
Copyright(c) 2003 Nokei-simpo CO.,Ltd. All Rights Reserved  当サイト内容の無断転載・引用を禁じます。