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農経しんぽう |
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令和元年10月28日発行 第3291号 |
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ジビエ利用拡大へ/農林水産省がフォーラム |
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農林水産省は21日、都内霞が関の同省7階講堂にて、「ジビエ利用拡大フォーラム」及び「ジビエペットフードシンポジウム」を開催した。ジビエ利用の取り組み事例を共有し利用拡大につなげることを目的として開かれたもので、全国から約300名の関係者が参集した。開催に当たり挨拶した農林水産大臣政務官の河野義博氏は「有害鳥獣のジビエ利用は農村所得向上にもつながる重要な取り組みであるが、実践には捕獲から集荷、処理、流通、需要拡大に到るまで課題が多く、解決に向けて関係者が情報を共有する場を今回初めて開催した。優良取り組み事例を持ち帰って現場で活用してほしい」とジビエ利用拡大に期待を寄せた。
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食品ロス削減訴える/外務省、FAO駐日連絡事務所が世界食料デー記念シンポジウム |
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外務省ならびにFAO(国連食糧農業機関)駐日連絡事務所は18日、都内渋谷区の国連大学1Fアネックススペースにおいて、世界食料デー記念シンポジウム「食料問題を考える、『食品ロスを知ろう!』」を開催した。10月16日が国連が制定した世界食料デーであり、また、日本で10月から食品ロス削減推進法が施行されたことを受けて実施されたもので、食品関係者をはじめ、流通業者、自治体関係者、学生など幅広い聴衆100名以上が参集した。5名の有識者がプレゼンテーションを行い、FAO栄養食料システム部企業開発上級専門官のロサ・ロール氏は世界の食品ロスの現状とFAOにおける食品ロス削減の取り組みについて紹介した。
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新型遠赤乾燥機や乾燥機遠隔確認システムなど/山本製作所が発表 |
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山本製作所は23日、東根事業所において記者会見を行い、2020年より市場に投入する新製品として、AI機能をさらに進化した新型遠赤乾燥機“ウインディ ビルド”「HD-VMRシリーズ」6型式、乾燥機遠隔確認システム“YCAS PLUS”(ワイキャス プラス)、自動選別計量機“山本パックメイト”「YRシリーズ」、低温貯蔵庫“アグリストッカ”「AGR-LS2シリーズ」4型式を発表、自動計量機は来年4月より、他の3機種は来年1月より本格的な発売を開始することを明らかにした。同社では、30日から開催される秋田県農業機械化ショーに、これら新製品を出品する。
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枝豆オートセルトレイ播種機発売へ、自動ハコツミ機も/スズテック |
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スズテックは16日、本社において記者会見を行い、1人作業が可能な枝豆オートセルトレイ播種機「STH5ME-128/200」(能力・毎時約100トレイ)と軽量コンパクト設計で補助レールなしで播種機に連結できる自動ハコツミ機「AH430」を発表、播種機は来春3月より、ハコツミ機は今年11月より本格的な発売を開始することを明らかにした。また、豆苗(エンドウ豆の若芽)事業を今期よりアグリ事業部として立ち上げ、新たに栽培室を建設、中期目標、年間生産120t、売上げ1億円を目指すと発表した。なお、同社では、30日から開催される秋田県農業機械化ショーにこれら新製品を出品する。
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フレコンを使いやすくするキャスターとワイヤー/石井製作所 |
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石井製作所は、10月30日より開催される秋田農業機械化ショーに、昨年度より発売を開始したフレコンバック排出運搬装置「FF-1000」(フレコンフレーム)と「FP-1000」(フレコンフレーム)にフレコンを運びやすくするためのキャスター“フレコン用キャスター”「FC-1」と、袋に残土などが残っていても袋が縛れる機能を持った“フレコン用排出量調整ワイヤー”「FW-1」を装備した新製品を出品する。「FF-1000」と「FP-1000」は、フレコンパレットとフレコンフレームとの組み合わせにより、フォークリフトによる土や籾の運搬・排出が安定して行えるもの。
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遠赤外線乾燥機レボリューションゼロを発表/金子農機 |
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金子農機は、「全粒照射方式」遠赤外線乾燥機の後継機種として、業界唯一の「全粒照射方式」に加え、昇降機トップに「スーパートルネード除塵システム」を搭載した「REVOLUTION ZERO(レボリューションゼロ)」(形式=KZC、KZH)を開発し、2020年に発売する。同製品は10月30日から開催される秋田県農業機械化ショーで初披露する。今回の新商品では、「全粒照射方式」に加え、「スーパートルネード除塵システム」が、パワーアップした風の吸引力で、穀物に混入しているゴミを取り除く。メンテナンスや乾燥効率が向上するだけでなく、後工程の籾すり等の作業が格段に行いやすい。
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パックメイトに新シリーズ、スリムパックも/タイガーカワシマが発表 |
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タイガーカワシマは16日、本社において記者会見を行い、自動選別計量機“パックメイト”の新シリーズ「XRシリーズ」7型式と屑米計量機“スリムパック”「SP-15」を発表、パックメイトは11月より、スリムパックは来年3月より本格的な発売を開始することを明らかにした。「XRシリーズ」は、業界初となる計量履歴出力ポート(USBメモリ・オプション)をパックメイトに挿し込むことで、1袋ずつの計量値や良米の合計重量をデータ化。その良米量、屑米量の値から、毎年の圃場管理・米づくりが行える。「SP-15」は、薄型昇降機採用でコンパクト設計。新型パックメイトとの連動で屑米率を測定できる。
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プチ丸と大型プロシリーズの籾すり機を新発売/大島農機 |
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大島農機はこのほど、新型籾すり機として小型の「PMJ20」(プチ丸)1型式、大型プロシリーズ「MRP510Z/610Z/6100」の3型式、計4型式を発表した。発売は「PMJ20」が12月、大型プロシリーズ3型式は来年3月からを予定している。なお、10月30日から開催される秋田県農業機械化ショーに「MRP610Z」を参考出品する。「PMJ20」は、好評の小型ジェット式籾すり機「PMJ2」をリニューアル、オプション設定もあり、操作性・メンテナンス性を向上させた。大型籾すり機「新プロシリーズ」は、従来の「プロシリーズ」をリニューアルし、従来の基本スペックを継承させ、より安心できる調製作業を実現した。
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イタリア製ベビーリーフ関連機械が好評/ニック |
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貿易商社のニックは、数年前から農業資機材の取り扱いを始め、オリジナル商品などで固定客を確保し着実に業績を伸ばしている。農業資材事業として同社ではヨーロッパで高いシェアを誇るイタリアのホーテック社とアグリコッラ・イタリアーナ社の代理店となり農機の販売に力を入れている。主にベビーリーフ(発芽後30日ほどで収穫した野菜やハーブの若い葉)や葉物野菜生産者を中心に収穫作業の機械化を提案をするなか、ホーテック社製のベビーリーフ刈取機が特に好評で、最近では大分県下での販売が活発化しているという。
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新製品コーキングストリッパー「KCS-301」を発売/空研 |
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空研はコーキングストリッパー「KCS-301」を発売した。同品は頑固なコーキング剤を素早く切り込んで剥離するエアツール。主な特徴は、1.重量バランスが良く小型で軽量、2.振動数は毎分1万8000回と高速、3.振動が少ない、4.ホースのねじれを防止するロータリカプラーを付属―など。自動車や電車の窓枠のコーキング剥離、家屋の窓枠、キッチン、バスルームなどのシーリング剥離作業に威力を発揮する。
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THE FARM TOKYOが好評のうちに終了へ/ヤンマー |
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ヤンマーが、今年4月5日から10月31日までの期間限定で、東京駅八重洲口にある同社東京支社ビル跡地を活用して開設していたビアテラス&ベーカリーカフェ「THE FARM TOKYO」が好評のうちに終了する。今回のコンセプトは「生産者と消費者をつなぎ、新たな食体験(コト)を提供する場」で、ヤンマーのアグリ事業ビジョンである「食のバリューチェーンのトータルサポートを目指す」に添う取り組み。同社によると営業日数は210日。来場者数はバーベキュー以外は券売機式だったために概算となり公表できないが、国内と海外を分けると全体の30%を外国人が占めたという。
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秋田県農業機械化ショーで新製品披露/サタケ |
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サタケは、10月30〜11月5日の7日間、秋田県大館市のニプロハチ公ドームで開催される第142回秋田県種苗交換会協賛の「第71回秋田県農業機械ショー」に出展。大規模生産者向けブランド「SAXESシリーズ」(乾燥機、籾摺機)などの展示や自社開発の新型バルブを搭載した新型光選別機の参考出展、ミニライスセンターのVR体験コーナーなども設置、驚きの体験を提供していく。参考出展する光選別機は、新たに自社開発したピエゾバルブを搭載。選別精度向上および、消費電力やエア消費量の低減などを可能とし、超高速応答する。同光選別機は現在、製品化に向け開発が進められている新モデル。
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専用圃場で実演を推進/ヰセキ関東甲信越が秋のふれ愛感謝市 |
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ヰセキ関東甲信越は10月18〜20の3日間、同社茨城事務所にて「秋のふれ愛感謝市in茨城」を開催した。期間中は3000人の動員を目標に、茨城をはじめ埼玉、千葉などの管内から農家が来場し、充実のラインアップで農機を提案。事前の推進活動を含め、契約目標5億円達成に全力を傾けた。会場には、ALL JAPANシリーズをはじめ、トラクタ50台、田植機20台、コンバイン20台の他、メーカー50社が耕うん機、管理機、作業機、乾燥機、保冷庫などを取りそろえ、来場者にアピールした。また今回、初の試みとして、実演機・特価品コーナーを設け、会場内の圃場で試乗できるようにした。
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「マジックアイplus+」搭載の籾すり機が好評/大竹製作所 |
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大竹製作所のインペラ揺動籾すり機「SY-R」シリーズに搭載されている“マジックアイplus+”(SY10Rはマジックアイ)は、自動循環排出・自動切り換え制御で手放し運転を可能とし、多くの農家から好評を得ている。同シリーズは、インペラ籾すり機の特徴を受け継ぎ、高い選別性能に加え、揺動板に広がる米の動きを光センサーが常に監視し、揺動板の角度を適正に保ち、正常運転をキープする「マジックアイplus+」を搭載。揺動板の調整が自動化され、誰でも簡単に機械の性能を100%発揮できる。
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オールインワンの精米機を秋田県農業機械化ショーでPR/丸七製作所 |
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丸七製作所は、多機能型精米機“MC200Rシリーズ”のスタンダードモデル「MC200RS」(毎時能率220kg)、「同200RS-A」(同・オートストップ機能付き)、ハイスピードモデル「MC200RHS」(毎時能率300kg)、「同200RHS-A」(同・オートストップ機能付き)の4型式をラインアップ、10月30日より大館市で開催される秋田種苗交換会・農業機械化ショーに出品する。いずれの型式も、精米機に小石などの異物を除去する機能と、小米や割れ米などを取り除いて、粒ぞろいにする機能を備えた“オールインワン”の精米機で、その“オールインワン”の機能を自社ブースにおいて実演・披露する。
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ロボット農機を実演/全国農業システム化研究会・スマート農業全国フォーラム |
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一般社団法人全国農業改良普及支援協会(岩元明久会長)は21日、埼玉県鴻巣市の革新工学センター附属農場等で、令和元年度全国農業システム化研究会・スマート農業全国フォーラムを開催し、協力メーカーであるクボタによるロボット農機の実演や、行政、試験研究機関による検討フォーラムが行われた。実演は、ロボットコンバインによる収穫・ロボットトラクタによる耕うん同時作業や、ラジコン草刈機、ドローンなどが紹介され、高精度な作動をアピールした。
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秋田県農業機械化ショーで自律走行スマモを披露/ササキコーポレーション |
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ササキコーポレーションは今回の秋田農機ショー会場で、好評の「超耕速シリーズ(ロータリ、ハロー、あぜぬり機)」はもとより、省力化効果の大きいニンニク関連機器や各種作業機を出展。加えて電動リモコン作業機「スマモ」など、新規需要掘り起こしに力を傾ける。「スマモ」は、果樹園における草刈り作業などの農業分野はもちろん、太陽光発電パネル下といった人手ででは入りにくい狭い場所の草刈り作業に好適の機種。準天頂衛星システム・みちびきの高精度測位情報を活かした「自律走行スマモ」、12月からの販売を前に10月9日から先行予約を開始している「際刈りアタッチ SSC-30」と、より新しい商品要素を加え、同社の技術開発力を示す。
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転倒作業者などを通知/プラムシステムのキツツキ・ハンマー |
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プラムシステムでは、林業現場で作業中に転倒や滑落し、危険が差し迫っている作業員の状況を責任者あるいは仲間に知らせる緊急伝達装置「キツツキハンマー・スタンダード」に対する反響が高まっているという。同製品は、ヘルメット、イヤマフを身につけて作業をしなければいけない林業、土木建築、鉄道保線、道路整備などの職場における重大事故を未然に防ぐための信号伝達装置。小型の同装置をヘルメットに取り付けておくと、内蔵のジャイロセンサの働きで転倒、滑落などの動きを感知し、LPWA無線により1000m先の仲間のヘルメットにキツツキ・ハンマーシステムで“コツコツ”と響かせて知らせる。
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姿勢を正して腰への負担を軽減するアシストスーツ/ユーピーアール |
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ユーピーアールのサポートジャケット「Bb+(プラス)FITシリーズ」は、アシストスーツ最大の課題である「高価・重い」を解決し、動力に頼らず、人間本来の力を「良姿」で発揮できる製品として、農業はもちろん、物流業、製造業、流通・加工業などの様々な現場で採用されている。同製品は、日常作業で頻繁に行われる悪い姿勢を理想的な姿勢に導きながら、腹筋や背筋などの筋肉を正常に機能させ、腰への負担を軽減する。重いものを持ち上げるのはもちろん、長時間中腰でいなければならない農作業などでも身体をサポートし、作業の省力化を可能にする。
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MiLAiスタート搭載エンジンを拡充/三菱重工メイキエンジン |
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三菱重工メイキエンジンのリチウムイオンバッテリー付きセルモータ「MiLAiスタート」は、長寿命、女性や高齢者でも楽に始動ができるなど好評を得ている。「MiLAiスタート」は、業界初のリチウムイオンバッテリー搭載セルスターターエンジンであり、鉛バッテリーが必要ないため作業機メーカーの設計において、省スペース・小型化が可能。配線もエンジン内で完結しているため、作業や見た目も改善される。バッテリー上がりのリスクは最小限で、長期保存時に外す必要がないなどメリットが大きい。
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伐倒作業を補助する「MORINO KIKORI」/藤興業 |
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藤興業が開発・発売している伐倒補助装置「MORINO KIKORI」は、立木伐倒作業の際に事故につながりやすいかかり木を避ける目的で開発され、また、熟練した技を要する伐倒作業を新人でもうまくできるように、正確に伐倒方向に合わせる受け口づくりをサポートするもの。本体、充電用ケーブル、受け口ガイド板、固定用ベルトで構成し、秋田県内の伐倒テスト(190本伐倒)では、かかり木ゼロの安全作業を実現している。
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紡ぐ令和の秋田農業/第71回秋田県農業機械化ショー |
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「先人に学び農業の未来をひらく―集え大館 令和に紡ぐ秋田の農業」を総合テーマに掲げた「第142回秋田県種苗交換会」の協賛行事である第71回秋田県農業機械化ショー(主催=秋田県農業機械化協会・白石光弘会長)が大館市のニプロハチ公ドームで10月30日から11月5日までの1週間の日程で開催される。東北の大型展示会の掉尾を飾る農業機械展として知られる同ショーは今回、24の会員企業・団体が出展。稲作用機械はもちろん、県が振興に力を注いでいる野菜、園芸、畑作向け機械の最新鋭機をPRする。特に、次世代のスマート農業時代を睨んだ最先端機器も幅広く展示し、来春に向けて購買意欲の喚起、新たな可能性の提供などでこれからの機械化新時代の魅力を発信していく。
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秋田県農業機械化ショーで最先端を行く先進機械競演 |
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今シーズン農機商戦を締めくくるとともに、来春に向けてスタート切る展示会として例年、業界関係者にとって見逃せないイベントとなっている秋田県農業機械化ショー。今年は、24の秋田県農業機械化協会会員が出展するが、稲作で進む大規模化、集団化、法人化の流れに応えてロボットトラクタや直進をアシストする乗用田植機、収量コンバインなど次世代を担う最新鋭機械が揃う他、活発な展開が図られ、全国レベルでの産地としての評価が高まる枝豆、ネギ、園芸作物に関連する各種作業用機械が揃う。営農の省力化、効率化、低コスト化に貢献する一連の作業体系、新機能をアピールする。
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豊穣な自然に導かれる大館の先進農家/農家ルポ |
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今年の秋田県における作況は104の「やや良」(9月15日現在)となった。今回訪れた大館市は、猛暑による水不足の地域がややあったものの、比較的天候に恵まれた1年となり、豊かな実りへとつながった。無事に収穫を終え、令和になって最初の米が続々と消費者の元へと届けられている。減反政策廃止から1年が経過し、生産者にとっては主体的な取り組みがより求められるようになる中、時流の変化を受け止めながら力強い営農を実践しようと、これまで培った米作りをベースに、より足腰の強い産地形成に工夫を凝らす。個人として、または法人、集落営農として、豊かな実りを獲得しようと奮闘し、地域農業を牽引している。
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最先端技術と連携し省力化図る秋田の防除 |
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新潟、北海道に続く日本第3位の米どころとして、その名を馳せる秋田県。奥羽山脈から流れ出る栄養分を含んだ水と、長い年月をかけて育まれた肥沃な土壌、昼夜の寒暖差などによって、あきたこまち、ひとめぼれ、ゆめおばこなど数々の米を誕生させた。そんな秋田県の防除対策、取り組みなどでは、機械との連携、省力化技術の活用、ドローンを始めとしたスマート技術の台頭など、その多様性の広がりとともに、技術や情報の変化も速度を増しつつある。ここでは防除における栽培方法のトレンドや、省力化、スマート化の今を中心に話を聞いた。
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JAきたそらち新精米工場が竣工、本格稼働/サタケのミルコンボ精米機導入 |
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今年3月に北海道に“見える化”、“安全で衛生的”、“おいしい”を実現した新たな精米施設が竣工した。道中央部の深川市、雨竜町など1市3町を広域テリトリーとするJAきたそらち(柏木孝文代表理事組合長)がサタケの全面協力を得て完成させた精米工場である。サタケの誇る最新鋭のミルコンボ精米機(摩擦3段式)などが導入され、同JAの米戦略拡大に大きな役割が期待されている。新工場建設の狙いなどを紹介した。
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