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農経しんぽう |
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令和3年10月25日発行 第3385号 |
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精米機用計量機付きサイクロンボックスを発売/丸七製作所 |
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丸七製作所は、精米機用計量機付き“サイクロンボックス”を開発、発売を開始した。同機は精米機にセットすることで、精米時に発生する糠をすべてボックス内に集積するため、作業場を極めてキレイに保持する。計量機を装備し、一定量(約10kg)の糠が集積すると、パイロットランプで満量を知らせ、作業しながらでも確認できる。今回、同機を購入した福島県岩瀬郡天栄村の米販売農家・吉成邦市さんは、精米・石抜き・小米取り・袋詰めなど一連の精米工程を一元化した同社の多機能型石抜精米機「MC200RHS-A」(5馬力)に“サイクロンボックス”をセット。「オールインワンの高性能な機構に加え、サイクロンボックスによって清潔な環境で精米作業が進められる」と絶賛する。
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業務用の3〜4条刈り葉ネギ収穫機を開発/ニシザワ |
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ニシザワは、「加工・業務用葉ねぎ収穫機・NPSH-4」を開発し、11月から発売する。加工・業務用の葉ネギ栽培に対応可能な収穫機を「革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)」の支援を受けて同社が開発した。収穫機は、畝立て栽培された葉ネギの地上部だけを刈り取って収納する3〜4条刈り用のオール電動モーター駆動式。機体はゴムクローラの走行部、刈取部、収納部、電源バッテリーなどから構成されている。また、バッテリーの電力低下時に補充電が行えるように、携帯型発電機を別途搭載している。
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最上位の食品乾燥機「液晶タッチパネル PRO」を22年1月に発売/大紀産業 |
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食品乾燥機の専門メーカー・大紀産業は、灯油乾燥機と電気乾燥機シリーズのなか、大型機の最上位機種として、液晶タッチパネル対応品を追加した新製品「液晶タッチパネル PRO」全7機種を2022年1月から発売する。新製品の主な特徴は、1.独自の作物別の12種類のオリジナル乾燥プログラムを標準搭載。最大30パターンまで記憶可能、2.温度・時間・風量・ダンパーをステップごとに自由に設定可能、3.乾燥終了時間が設定可能な予約タイマーを標準搭載。これにより乾燥終了後の時間経過による乾燥もどりを防ぐ、4.間欠運転機能を搭載―など。
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「納豆菌の力」のオンラインセミナー参加者を募集/井関農機 |
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井関農機は11月10日、土壌環境を改善する微生物資材「納豆菌の力」に関するオンラインセミナーを開催する。これは同社の「夢ある農業総合研究所」(夢総研、三輪田克志所長)での実証結果をもとに開催するもので、主催は同社の営農ソリューション・ポータルサイト「Amoni」。講師は井関農機夢ある農業ソリューション推進部・大森信吾氏。現在参加者を募集している。申し込みは、Amoniのページから。申し込み完了メールに当日の参加用ZOOMのURLを記載する。なお、セミナーは視聴のみの参加となる。申し込み締め切りは11月9日。
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イーセップと合成燃料で共同研究開発契約/やまびこ |
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やまびこはこのほど、京都府のスタートアップ・イーセップとの間で、カーボンニュートラルの実現を目指し、合成燃料(e-fuel)に関する共同研究開発契約を締結したことを明らかにした。共同研究開発を通じて、同社の主力製品である小型屋外作業機械に搭載するエンジンにおいて合成燃料を利用することで、カーボンニュートラル化を目指す。イーセップは、ナノセラミック分離膜の技術を活用し「簡単・エコ・高効率な分離」を実現することで、合成燃料の製造・利用プロセスを低コスト化、省エネ化する。イーセップがe-fuelの合成を担当し、やまびこがエンジンを用いた実証試験を担当する。
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売上高11.7%増に/STIHLの2021年1〜8月期業績 |
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スチールは、2021年1〜8月期のSTIHLグループの業績を発表した。それによると、売上高は前同期比11.7%増の35億1000万ユーロ(約4544億円・1ユーロ=129.5円換算)となった。この好業績を受け8月31日現在のグループ従業員数は2020年末から7.3%増の1万9523人となった。STIHL取締役会会長のベルトラム・カンツィオーラ博士は業績発表会で「すべての製品グループで販売台数、売上高とも前年から著しい伸びを見せ、従来の予想を上回る業績をあげることができた。STIHL製品の需要は依然として力強く、継続的供給を実現するため、高いレベルでの生産量を維持していく」と語った。
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バーチャル展示会をリニューアル/オーレック |
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オーレックはこのほど、今年2月に公開した農業機械のオンライン展示会「草刈ショー! ―OREC バーチャル展示会―」に追加コンテンツを加えてリニューアルした。これまでは草刈機のみを展示していたが、非農業従事者の閲覧が半数を占めていることを受け、一般にも需要が高い除雪機や管理機、芝刈機などを追加展示。また、製品の初心者などを対象に取扱説明書のポイントを動画にまとめた「ORECの草刈り講座」も設けた。新規コンテンツは緑地管理ブース、畑ブース、管理機「エースローター」と耕うん機「ピコ」の展示、特設ブースの4つ。
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農業Weekに神刈ZRJ1016を参考出品/アテックス |
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アテックスは、千葉県の幕張メッセで13〜15日に開催された農業Weekに出展し、ハイブリッドラジコン草刈機「神刈」を出品した。「神刈RJ700」は、刈り幅700mm、高出力エンジン搭載で最大出力は18.2PS。草刈りはエンジン、走行はモーターでのハイブリッド作業ができ、エンジン停止状態での電動走行が可能となり低燃費、低騒音を実現した。急斜面でも安定した作業が可能で、発売以来好評を博している。また、今回参考出品として「神刈RJ1016」を初披露した。同機は刈幅1016mmの大型機で、従来機RJ700よりも刈り幅が約400mm広くなった。存在感のある同機は、多くの来場者から注目された。
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最先端植物工場を農業WeekでPR/大気社 |
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13〜15日に幕張メッセで開催された「農業Week2021」に大気社が出展し、グループ会社で、植物工場のコンサルタント・設計監理、野菜の生産、販売、植物工場における栽培支援をワンストップで手掛けるベジ・ファクトリーをPRした。同社は埼玉県杉戸町に最先端の完全人工光型・水耕栽培の植物工場を持つ。高効率反射照明システムにより、植物体生理に適した照射時間での最適栽培が可能で、夜間電力利用により電力コストを低減。独自の空調システムで大空間の多段多列栽培棚の温湿度ムラを防止し、均一な栽培環境を実現する。また、リサイクル循環水耕による連続栽培方式で、365日安定した収穫を実現。結球レタスなど多品目種に対応する。
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二流体根菜洗浄機が農業Weekで反響/AZx |
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エムケー精工の100%子会社であるAZx(エイザックス)は10月29日から、新開発の二流体洗浄方式を採用し、根菜の泥汚れを落とす「二流体根菜洗浄機」を発売する。二流体とは水流と気泡のことで、水と細かな気泡を含んだ大量の水流で、きれいに土を落とすのが難しいとされるキクイモ、生姜、ヤーコン、アビオス、ヤマトイモなどの土もきれいに落とすことができる。同社では、10月13日から3日間、千葉県の幕張メッセで行われた「第16回農業Week」に同機を出品し、模擬野菜による実演を行いその洗浄力や節水効果をアピールした。
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令和3年農機は好調推移/日農工が札幌で地方大会 |
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一般社団法人日本農業機械工業会(木股昌俊会長)は22日、北海道札幌市のロイトン札幌で地方大会を開催し、令和3年及び令和4年の需要見通しや会長及び専務理事の職務執行状況報告が行われた。令和3年の需要見通しでは、トラクタ105%、管理機103%、田植機102%など9機種と国際委員会から前年増の報告が行われた。これに対し令和4年の見通しは、精米機と国際委員会以外は減少の見込みとなっている。冒頭、あいさつに立った木股会長は、今年の農機実績について「経営継続補助金の活用による需要喚起もあり、コロナ前の2019年の数字に戻りつつある」と述べるとともに、今後、農作業安全やスマート農業の推進、カーボンニュートラルなどの課題に対応していく考えを示した。
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新規4課題を追加/令和3年度農業機械技術クラスター事業 |
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農研機構は22日、農業機械技術クラスター事業の令和3年度の実施課題として、1.かんしょ茎葉処理機、2.タカナ収穫機、3.雑穀コンバイン、4.果樹園自動スピードスプレヤ―の開発の4課題を新たに開始すると発表した。かんしょ茎葉処理機は、輸出量の拡大も視野に入れた増産のため、高能率収穫体系を開発する。タカナ収穫機は、九州地方の名産である漬物用タカナの収穫作業を機械化する収穫機を開発する。雑穀コンバインは、収穫ロスが大きくなる雑穀類の収穫にも対応できるコンバイン。果樹園自動スピードスプレヤーは、平坦地のわい化リンゴ園をターゲットに、果樹園内を自動運転しながら農薬散布作業をすることができ、かつ作業履歴も取得できるSSを開発する。
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新たな農業を切り拓く人材育成/農作業学会が秋季大会シンポジウム |
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日本農作業学会(林久喜会長)は14日、2021年度秋季大会シンポジウム「新たな農業を切り拓く人材の育成」をオンラインで開催した。開会挨拶した林会長は、コロナ禍により対面での大会開催を中止した旨を説明。その上で今回のテーマについて、人材育成は教育現場の最重要事項であるとし、21世紀農業が持続的に発展して新しい農業を拓くために、人材育成の最新の知見を学ばせて頂くなどと述べた。基調講演では、静岡県立農林環境専門職大学学長・鈴木滋彦氏が「新しい専門職大学と農林業教育」を講演。農研機構農業経営戦略部営農支援ユニット上席研究員・田口光弘氏は「大規模施設園芸における組織づくりと人的資源管理」について述べた。
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来年7月に帯広国際農機展、20日から出展受け付け/十勝農業機械協議会 |
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35回目を迎える「国際農業機械展in帯広」は来年7月7日から11日までの5日間、帯広市の北愛国交流広場で開催される。主催者の十勝農業機械協議会(山田政功会長)は、10月20日から11月30日までの間、出展申し込みを受け付ける。新型コロナウイルスの感染状況によって、開催延期の判断は来年2月中旬に行う。また、出展者説明会は2月下旬に開催予定。
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林業労働災害を撲滅/林業機械化協会が全国4カ所でキャンペーン |
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一般社団法人林業機械化協会(島田泰助会長)は、11月4日の岩手県盛岡市を皮切りに全国4カ所で令和3年度林業労働災害撲滅キャンペーンを開催し、労働安全への意識を高めるとともに、施業を実践していく上で不可欠となるスキルの向上を目指す。現在、4会場での参加者を広く募っている。令和3年度の林野庁の補助事業として行われる同キャンペーンは、安全宣言を行った林業事業体や認定事業体など、参加した林業関係者に向けて座学研修を実施。今後の事業展開で避けて通れない林業労働災害撲滅に向けた取り組みについて、現場の事例などを踏まえて意識の高揚を図っていく。今回は特に「今一度かかり木対策を振り返って」をテーマに取り上げて、現状の共有、処理技術のあり方の確認を進めていく。
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マンスリーレポート「モクレポ」を創刊/林野庁 |
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林野庁はこのほど、林産物に関するマンスリーレポート「モクレポ」の創刊号(令和3年10月)を作成し、ホームページにアップした。木材需給、木材価格、木材産業の動向等に関するデータを集約・整理し、毎月定期的に公表するレポートが「モクレポ」。林業、木材産業関係者の事業活動に役立ててもらうのが狙いだ。創刊号では、令和2年木材需給表の概要をはじめ、建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドライン、衛星画像を活用した無断伐採対策、特用林産物の国内生産(2020年)を特集するとともに、新設住宅着工戸数などの基礎的指標やセミナー・イベント情報を掲載している。
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技術の実証、普及/ミニ白書に見る国有林野事業 |
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「ミニ白書」といわれ、とりわけ国有林野事業の取り組みをまとめている「国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況」。9月30日に公表された。平成25年度から一般会計で実施する事業に移行した国有林野事業では、国有林野を名実ともに「国民の森林(もり)」にするよう、公益重視の管理経営、民有林に係る施策との一体的な推進、とりわけ民有林経営に対する支援など森林・林業の再生への貢献、木材の安定供給などの取り組みが進められている。
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変化する市場に対応する/秋田県農業機械化特集 |
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11月3日の「文化の日」の前後1週間、本来なら、秋田種苗交換会の協賛行事として行われる秋田県農業機械化協会(白石光弘会長・秋田クボタ社長)主催による秋田県農業機械化ショーが開催される時期となる。東北の大型農業機械の展示会の掉尾を飾り、全国的に見ても最大級の規模で知られる。今年の秋商戦を締めるとともに、来春に向けてスタートを切る、業界にとって大事なイベントでもある。しかし、昨年、今年と新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として中止を余儀なくされており、秋田県農業機械化ショーの開かれない晩秋を迎えている。こうした中で昨年と同様、この10月29日から11月4日までの1週間の日程で開かれる第144回秋田県種苗交換会の開催に合わせて「秋田県農業機械化特集」を企画、流通現場の対応、スマート農業へのアプローチなどを中心にまとめた。
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次世代へ機械力活かす/時代を越えて歩む秋田県種苗交換会 |
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歴史と伝統のある、地域に根差した行事として受け継がれている秋田県種苗交換会が今年も開かれる。県北の街、能代市を舞台に10月30日から11月4日まで1週間の開催となる。先人たちが、優れた農業技術、品種などを交流することで広めようと始まったこの種苗交換会は、その思いを今に伝え、農家のために晩秋を飾る行事として行われており、先進の技術、製品をPRする舞台として機能している。スマート農業への展開、実践が現実味を帯びている今ならさしずめ、ICT、AIを駆使した先端技術、ロボット農機などがそれに該当するだろう。改めて、情報提供、発信の重要性を思い知らされる。
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秋田県市場の手応えと今後の対応/営業トップに聞く |
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昨年から始まった全世界的な新型コロナウイルスの流行で、あらゆる活動において引き続いて感染症対策を講じることを余儀なくされた今年。春以降、昨年同様大規模展示会などが中止され、長きにわたって種苗交換会と共に開催されてきた農業機械化ショーも2年連続で開催を見送ることとなった。感染拡大は収束に向かってはいるものの、各社とも制限や感染症対策で例年通りとは行かない状況が続いた。これまでの状況や取り組み、これからの営業活動をいかに推進していくのかなど、工夫しながら日々の営業活動を展開する現場の状況を、各社の営業トップに取材した。
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秋田の売れ筋、ヒット商品/秋田県農業機械化協会会員に聞く |
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秋田県種苗交換会の協賛行事である秋田県農業機械化ショーが昨年に続いて中止となった。新型コロナウイルス感染症の流行は収束に向かっているとはいえ、会期中に秋田県内のみならず各地より数十万人が押し寄せることを考えると、開催中止もやむ終えないことであったろう。例年であれば、農機ショーに合わせて各社とも新製品や参考出品製品を展示し、来期へ向けて活発にPRを展開するところである。そこで、PRの場になればとの思いから、関連機器メーカーの県内拠点にアンケートを行い、現地の売れ筋製品、一押し商品を製品情報や購入者情報などとあわせて聞き取り調査した。
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スマート化が進む病害虫・雑草対策/秋田の防除 |
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秋田県は、奥羽山脈から流れ出る栄養分を含んだ水と、長い年月をかけて育まれた肥沃な土壌、昼夜の寒暖差などによって、あきたこまち、ひとめぼれ、ゆめおばこなど数々の米を誕生させてきた。今年、あきたこまち以来となる秋田県産米の最上位新品種「サキホコレ」が発表され、先行販売もスタート。来期から一般作付けも開始される。そんな秋田県の防除対策、取り組みについては、機械との連携、省力化技術の活用、ドローンを始めとしたスマート技術の拡大もみられる。今回も秋田県農業試験場の研究者3名に、病害虫及び雑草防除を通し、秋田県農業の現状や取り組みを取材した。
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秋田版スマート農業を実践/秋田県立大学・西村教授に聞く |
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秋田県は今年4月、県立大学大潟キャンパスに「スマート農業」の拠点と位置付ける「アグリイノベーション教育研究センター」を開設した。このセンターの役割、狙い、またこの先期待される波及的な効果は何なのか、担当教授となる西村洋氏に尋ねた。西村氏は、この施設では、学生、農業者、社会人を対象とする実践的なスマート農業教育等幅広い活動を展開していくとし、先端を行く農業の研究を進めることで秋田県農業の振興につなげていくと、意欲を示した。
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