農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  令和4年1月24日発行 第3395号  
     
   
     
   
  作業安全規範の現場実装を/作業安全対策に関する有識者会議  
     
  農林水産省は18日、オンラインによる農林水産業・食品産業の現場の新たな作業安全対策に関する有識者会議(第5回)を開き、作業安全規範の現場実装と安全意識向上に向けた取り組みなどについて検討した。作業安全規範活用に係る調査事業の中間報告では、作業安全規範の実施状況について「トラクタ使用時にシートベルトを常に着用」が0%、「乗用型農機使用時のヘルメット着用」が19%と低いことが報告された。また「トラクタ運転におけるシートベルト着用行動」の促進に向けてナッジ(人間の性質に配慮して、より良い選択を促す)が有効であることなどが示された。  
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  国産野菜利用の利点は「安全性・信頼性」/農林水産省が食品産業の意向調査  
     
  農林水産省は13日、加工・業務用野菜の実需者ニーズに関する意識・意向調査結果を取りまとめて発表した。令和3年度食料・農林水産業・農山漁村に関する意識・意向調査の一環で実施したもので、食品製造業、食品卸売業、食品小売業、外食産業各1000事業所を対象に3年9〜10月にかけて調査を行った。調査結果によると、加工・業務用野菜の取り扱いがある事業所において、今後国産の加工・業務用野菜の利用を「増やしていきたい」のは、食品製造業では45.6%、食品卸売業では47.5%、食品小売業では36.5%、外食産業では30.2%であった。国産の加工・業務用野菜を利用する利点は、「安全性・信頼性」が最多となった。  
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  新KSASや、新型トラクタ「レクシア」など/クボタが2022年新製品を発表  
     
  クボタは20日、日本農業の現状とこれからを考えるイベント「GROUNDBREAKERS」をオンラインで開催し、その中で今年発売の新製品を発表した。主要機は、トラクタ「FT240メカスペシャル」、無段変速KVTミッション搭載の新型「レクシア」、アグリロボトラクタ「MR1000AH」。田植機「ナビウェル」のラインアップ追加。自脱型コンバイン「カルウェイ」。また、KSASの新機能も合わせて披露した。新KSASは、パソコン版の作業進捗、作付計画、圃場台帳など各種台帳の機能をリリースし、2月より「KSAS営農コース」で無料プランを開始する。トラクタ「ニューグランフォース24馬力ホイル・マニュアルシフト仕様スペシャル機」は、「2駆4駆切替レバー」を標準装備した。  
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  汎用エンジンに新始動方式「ドリームスタート」/三菱重工メイキエンジン  
     
  三菱重工メイキエンジンは、汎用エンジンの新スタート方式「D-LieM Start(ドリームスタート)」の市場投入を発表した。同社は小型・長寿命のLi-ion電池を搭載した始動方式(自己充電)である「MiLai Start」を2016年に投入し、力の弱い人でも簡単にエンジンをスタートできると、高い評価を得ており、これからの高齢化対策や女性の農業進出の支援に貢献できると期待されている。主な特徴は、チョーク操作不要でワンプッシュスタートが可能、家庭用コンセントやシガーソケットなどによる外部充電が可能―など。まずは4ストロークエンジンGBシリーズ管理機用から導入を進める。  
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  軽量の静音型インバータ発電機を発売/デイトナ  
     
  デイトナは、かねてより研究・開発を進めていた軽量(質量=18.3kg)・コンパクトで静音性(53.5dB(A))に優れた1700VAの静音型インバータ発電機「デイジェネ1700」を完成、本格的な発売を開始した。同機は、これまでの発電機内部のレイアウトを見直すことにより、コンパクト化を実現。インバータ発電機のためパソコンやスマートフォンなどの精密機器でも安心して使用できる。また、標準装備でAC100V(20A)2ポート、シガーソケット(8.3A)1ポート、USB(2.1A/1A)2ポート付き。さらに、付属のUSBシガーソケットを使うことでUSB(2.4A/2.4A)を2ポート追加することができる。  
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  低コストに木寄せができる「グリップる」、「ま〜たん」/ウエスト興業八頭  
     
  ウエスト興業八頭が開発した「グリップる」とアームウインチ「ま〜たん」は、油圧ショベルに取り付ける伐倒木の引き寄せ用システムで、魚釣りにおける竿とリールのイメージで作業するもの。作業方法は、1.油圧ショベルの排土板を地面に設置してマシンの安定性を確保、2.ワイヤーの先端を対象木にかける、3.ショベルのアームを縮め始めるとワイヤーロープがロックされ、対象木を引き寄せる、4.引き寄せることによってゆるんだワイヤーロープはウインチで巻き取る、5.アームを伸ばすとワイヤーロープのロックが解除され、引き寄せ準備ができる―この3〜5の動作をくり返すことで対象木を手前に引き寄せることができる。  
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  水田水管理時間を8割削減できる「水まわりくん」/積水化学工業  
     
  積水化学工業は、水田水管理省力化システム「水まわりくん」を製造販売している。これは同社が販売している多機能型給水栓「エアダスバルブ」に設置して使用する。「エアダスバルブ」は、内部の止水栓ボールが上下することで水を開閉する。開閉トルクが非常に小さく簡単に操作でき、構造的にゴミが詰まりにくく、詰まっても取り出しやすい。エアダスバルブに設置することで使用する「水まわりくん」は、決めた時間や周期で決めた量を自動給水。水管理時間を80%程度低減できる。また、正確な水管理ができるため、品質向上や節水といった効果も発揮する。  
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  新規殺虫成分の「アレス箱粒剤」、混合剤「スタウトアレス箱粒剤」/住友化学が発売  
     
  住友化学は、日本国内において、新規有効成分オキサゾスルフィル(一般名)を含有する水稲育苗箱施用剤「アレス箱粒剤」および混合剤「スタウトアレス箱粒剤」を発売。14日には同社において、上市記者発表会が行われた。オキサゾスルフィルは、同社が独自に発明した殺虫成分で、初期害虫やウンカ類、イナゴ類、チョウ目など水稲の主要害虫をはじめ、広範な害虫に対して卓効を示す。同社はオキサゾスルフィルを単独の有効成分とした「アレス箱粒剤」のほか、植物の病害抵抗性を高める殺菌成分イソチアニルを含有し、いもち病などの病害に対しても効果を発揮する「スタウトアレス箱粒剤」を製品ラインアップに加えた。  
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  “On Your Side”の精神でGMB2030実現/2022クボタ新春のつどい・第75回クボタ機械グループディーラーミーティング  
     
  クボタは19日、オンラインによる「2022クボタ新春のつどい・第75回機械グループディーラーミーティング」を開き、今年度の経営方針、機械事業本部方針を発表するとともに、優秀ディーラー、セールスマン、サービスマン表彰、また新製品を発表した。翌20日にはクボタ新春オンラインイベント「GROURNDBREAKERS」を実施し、新商品発表、農業経営事例紹介などを行った。北尾社長は挨拶の中で、長期ビジョン「GMB2030」に触れ、その実現に向けて中核になるのが「ESGを中核に据えた事業運営」であるとし、「命を支えるプラットフォーマー」として、1.食料の生産性・安全を高める、2.水資源・廃棄物の循環を促進する、3.都市環境・生活環境を向上させるという3つのソリューションに加えて、「気候変動の緩和と対応」を新たなK-ESG経営の柱として取り組んでいくと述べた。表彰では特別優秀ディーラーに北海道・関東甲信・新潟・中四国クボタの4社が輝いたほか、コロナ禍にもかかわらず過去最高売上げを達成した国内農機ディーラー全社に「社長特別賞」が授与された。  
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  新製品発表やユーザーインタビューなど/クボタが新春イベント「GROUNDBREAKERS」開催  
     
  クボタは20日、クボタ2022新春オンラインイベント「GROUNDBREAKERS」を開催した。これは、昨年初めて開催し好評を得たもので、新商品の発表のほか、全国で活躍する先駆的農業者のGROUNDBREAKERS(先駆者たちの意)とともに、日本農業の現状とこれからを考えるイベント。今回は、KSASユーザーである農事組合法人と有限法人代表へのインタビュー、エンジン生産100周年を記念しての新しい常識をつくる「クボタの開発ストーリー」、モノづくりの改善に挑むクボタ堺製造所見学、クボタ社員の大型法人への1日体験入社による農作業安全への啓発など、プログラムをパワーアップして開催した。  
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  創立100周年に向け「変革」を加速/井関農機が2022年ISEKI全国ミーティング  
     
  井関農機は14日、オンラインで「2022年ISEKI全国ミーティング」を開催した。これには全国の営業拠点から総勢5000名が参加、昨年公表した2025年の創立100周年、そして次の100年に向けた中期経営計画への理解を深め、その達成に向けてグループ全員が心ひとつに取り組むことを誓い合った。冨安社長は、中期経営計画に触れ、井関農機のパーパス(存在目的・使命)を「『食と農と大地』のソリューションカンパニー」とし、「農」と「農家」を支え、新たな価値の創造に貢献していくと決意を述べ、先端技術を駆使したスマート農業にハードとソフト両面から攻勢をかけると強調するとともに、本年は「『変革』を加速させる年」をキーワードに掲げ、「変革」を加速させようと呼びかけた。販社の最優秀賞はヰセキ東北(赤坂暁生社長)が受賞した。  
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  幹を傷めずに草刈りできるクワガタモワーに注目/オーレック  
     
  オーレックが発売した「クワガタモアーKU350」は、果樹農園の幹の根元や乗用モアーが入りづらい園周、パイプ支柱周りなどの使用を想定。「楽に安全に」をコンセプトに、電柱やコンクリート支柱周り、道路沿いのガードレール下などでも力を発揮する。特徴は、1.幹の太さに沿って内蔵のバネとアームが開閉し、直径10〜350mmの支柱や幹を一度の前後進で草刈りが可能、2.樹脂ナイフとナイロンコードを併用し、対象物へのダメージを最小限に抑える。石などが飛散することも少ない、3.FR(前後進)レバーを握るだけで前進・後進の切り替え可能―など。  
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  未来の消防車のアイデアコンテスト/モリタホールディングス  
     
  モリタホールディングスは、全国の小学生を対象とした「第17回未来の消防車アイデアコンテスト」を開催する。「消防車にこんな機能があったらいいのに」、「こんな消防車に乗ってみたい」、「こんな消防車だったらかっこいいのに」等、全国の小学生を対象に、豊かな想像力でアイデア豊富な「未来の消防車」を広く応募する。最優秀賞に選ばれるとモリタオリジナルグッズプレゼントのほか、モリタ三田(さんだ)工場(兵庫県三田市)に招待される。このモリタ三田工場は日本最大の消防車製造工場で、国内の消防車の過半数がこの工場で誕生している。  
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  開発進む施設Webアプリ/農研機構つくば植物工場研修会  
     
  農研機構野菜花き研究部門は13日、一般社団法人日本施設園芸協会と共催で、令和3年度第1回農研機構つくば植物工場研修会をWeb開催した。農林水産省の令和3年度次世代につなぐ営農体系確立支援事業のうち、データ駆動型農業(スマートグリーンハウス展開推進)の一環として実施された同研修会は、「スマートグリーンハウスにおけるウェブアプリケーションの活用」をテーマに掲げ、施設生産分野で昨今開発されたサービス・ウェブアプリの事例などが紹介された。サービス・ウェブアプリ事例紹介では、誠和・須藤裕子氏の「プロファインダークラウドで行う栽培記録と応用」などの講演が行われた。  
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  新しい時代に向けた農薬の施用法を展望/日本植物防疫協会がシンポジウム  
     
  一般社団法人日本植物防疫協会(早川泰弘理事長)は18日、シンポジウム「新しい時代に向けた農薬の施用法の現状と将来を考える」をオンラインで開催した。開会挨拶した早川理事長は、コロナ拡大により急遽全面オンラインになったことを残念に思うとしつつ、全国から参集した750名以上の参加者に謝意を述べ、今回のテーマについて、農薬使用における薬効と安全性の確保及び作業の省力化において農薬自体の性能と合わせて施用法の果たす役割は極めて大きく、今回はみどりの食料システム戦略などによりさらに新技術のニーズが高まっている農薬施用法について展望するなどと語った。続いて、農薬施用法に関する4講演と総合討論が行われた。  
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  今年の一字は「再」/JA全中・中家会長が定例会見  
     
  JA全中の中家徹会長は13日、都内の都市センターホテル会議室で、今年最初の定例会見を開き、「今年の一字」として「再(さい/ふたたび)」を発表した。中家会長は、「再」という字の意味は「再び」「再生」「再出発」の3点あると述べた。1つ目は、「再び」元の日常を取り戻したいという願い。2つ目は、「再生」で、再生可能エネルギーの取り組みの実践を進める。3つ目の「再出発」は、「国消国産」の意義や、JAグループの取り組みなどについて、より一層、情報発信を強化して持続可能な農業・地域共生社会の未来づくりに向け、力強く再出発する。  
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  モバックショウ準備へ/日本製パン製菓機械工業会がオンライン新春講演会  
     
  日本製パン製菓機械工業会(増田文治理事長)は11日、都内KKRホテルからのオンライン配信で「2022年新春講演会」を開催した。冒頭、主催者代表挨拶に同会の増田理事長が立ち「今年は、28回目となる『2023モバックショウ』を来年2月に幕張メッセで開催をすることとなり、準備に着手した。『考えよう地球の未来と食の未来』を開催テーマに、五感で感じられるリアルな展示を全面に打ち出し、会場内を盛り上げていく」と述べた。続いて、シブサワ・アンド・カンパニー代表取締役CEOの渋澤健氏が「『論語と算盤』により〜未来を拓く〜」と題して講演した。  
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  ナイロンコード用飛散防護カバー「ジーキャッチャー」/北村製作所が新発売  
     
  北村製作所は、地面を滑らせ楽々と草を刈る“地ズリ”で人気の刈払機用安定板「ジズライザー」シリーズに「刈払機用飛散防護カバー」という新たなカテゴリーを加えた。このカテゴリーで第1弾となるナイロンコード用の飛散防護カバー「G・CATCHER(ジーキャッチャー)」を2月1日に新商品として発売する。ジズライザーは「しっかりと楽に草を刈る安定板」として開発されたが、新商品は草刈り作業で発生する飛散物を抑制するために開発された。作業者への飛散物を約90%抑制するため、草刈り時の防護装備も軽装化でき、草刈りが楽に行え、作業効率が上がる。  
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  クレーン操作を楽に安全にできる画像処理の新作業システム/カーゴテック  
     
  カーゴテック・ジャパンのヒアブ部門が供給する新たな木材ハンドリング・ソリューション「ハイビジョン(HiVision)」は、作業範囲を見渡す4つのカメラで作業状況、作業環境を捉え、その視覚情報はハイビジョンコントロールシステムに送信され、オペレータが頭に装着した3Dビデオゴーグルで3D画像として反映。オペレータはリアルタイムで実際の作業状況が確認可能となり、トラックの運転席でクレーンの操作席と類似した視野体験の下に作業を進めることができる。これにより、トラックキャビン内で快適に作業でき、また、高い位置にあるクレーン操作席で恐さを感じながらの作業から解放される。  
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  体感できるショールームをオープン/アクティオ  
     
  アクティオは、「レンタル」と「コンサルティング」を合わせた造語「レンサルティング」のコンセプトのもと、建設業界において、レンタルの枠組みを飛び出した提案型のサービスを実践してきた。このたび、同社が掲げる「レンサルティング」に、見て・触れて・体感できる、同社史上初となるショールーム「AKTIO Rensulting Studio」をオープン。17日には完成プレス発表会が行われた。同スタジオは「同社のDNAと多様な価値提供の形態を実感・体感できる場所」をコンセプトとしており、レンサルティングを通して、顧客とともに様々な分野の課題解決に挑戦を続ける同社を表現するショールームとなっている。  
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  新型ポータブル発電機を欧州で発売/ホンダモーターヨーロッパ  
     
  Hondaの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、新設計の専用エンジンを採用した新型ポータブル発電機「EU32i」(最大出力3.2kVA)を発売すると発表した。まずは欧州地域にて3月に販売を開始し、今後順次地域を拡大して販売する。アウトドアやレジャー、災害時の備えなどといった用途の多様化により、発電機への高出力化、および小型・軽量化、携帯性などのニーズが高まっている。このようなニーズに対応するため、新型発電機「EU32i」には、新たに専用開発した「GX130」エンジンと正弦波インバーターを搭載。高出力と軽量・コンパクトで携帯性に優れたパッケージングを両立した。  
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  ゴルフボールの洗球システム“ピカ1ボールクリーナ”が注目/高橋水機  
     
  高橋水機が開発したゴルフボール洗球システム“ピカ1ボールクリーナ”が、ゴルフ練習場、コース付属の練習場から引き合いが寄せられている。同システムは、回転(送り出し)速度が変更できるコンベア「COG・COGL」とシャワー水を出しながら洗浄するボールクリーナー“ピカ1”「6AGC〜15BGC」(1回の能力1000〜2500個)、風を当て乾燥させるボールドライヤー「GD6A〜GD10B」(上段・送風、下段ブラシ。熱風乾燥はオプション)の組み合わせで構成され、極めて効率的に洗球する。  
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  騒音下で合図送る「キツツキハンマー」/プラムシステムが1月末にリリース  
     
  プラムシステムは、1月末から林業向け「キツツキハンマー」をリリースする。同機は、伐倒現場など騒音が大きく、作業者間、あるいは監督者と作業者の間の通信、連絡が取りにくい場所でトラブルが生じた場合に合図を送る安全装置。頭に付けたヘルメットを叩く(きつつきノック)動作やブザー音で相手に知らせることができる。子機には転倒検知機能があり、倒れると「転倒SOS」を親機に自動通知。また、子機からはボタンを押すことでSOSや呼び出し通知を親機に通信できる。親機のほうはブザーおよび子機番号LEDの点滅により着信が分かる。子機はきつつきノックあるいはブザーで着信が分かる仕組みだ。  
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  第4回日本伐木チャンピオンシップに過去最多の105名が登録  
     
  今年の5月21、22の両日、青森県青森市のモヤヒルズで行う第4回日本伐木チャンピオンシップ(JLC)の開催に向けて準備を進めている日本伐木チャンピオンシップ実行委員会(事務局=全国森林組合連合会系統事業部内)はこのほど、昨年12月15日を期限として受け付けていた選手登録の結果をまとめるとともに、今後のスケジュールを示した。それによると、仮登録の選手総数は、24歳以上の「プロフェッショナルクラス」と「レディースクラス」そして24歳未満の「ジュニアクラス」の3カテゴリー合わせて105名と第3回大会の68名を40名近く上回り、過去最大規模となっている。特に24歳未満のジュニアクラスでは、全国の林業大学校に学ぶ学生を中心として28名がエントリーしており、チェンソーの技術を競うJLCの関心が若い世代にも及んでいることが分かった。  
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  資源を有効に活用/循環利用を目指す森林・林業  
     
  我が国の国土の約3分の2を占める森林。そのカバー率、森林蓄積など、単純に統計数字を眺めれば、世界でも有数の森林国に躍り出るが、現状を見る限り、「森林国」のイメージは浮かび上がってこない。しかし、この先、この森林資源を資材や燃料向け、ある場面では新素材との融合など、様々な観点からアプローチし、木質資源の持つポテンシャルを切り開こうとする取り組みが活性化しようとしている。機械化対応も例外ではない。そんな現状を追った。  
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  田植え・育苗関連の省力化図る新技術提案  
     
  コロナ禍の下で新年を迎えた。コロナの脅威が世界的に続いている中、食料自給の重要性が増しており、生産に励む農家を支え続けなければならない。特に米作りにおいては、今後育苗・田植えの準備が本格化する。国が昨年策定した「みどりの食料システム戦略」では、持続的な食料システムを構築するため、スマート農業をはじめとした省力化・低コスト化・環境負荷低減の技術の推進が掲げられており、育苗・田植えにおいてもこれに応じた密苗や疎植ならびに、直進キープや無人ロボット、可変施肥など新しい技術が提案され、普及が期待されている。関連する話題を集めた。  
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  CESに電動農機が登場/モナークトラクタ社の自律走行トラクタ  
     
  家電の見本市として有名なCESが今月、米国ラスベガスで開催された。家電というよりもCESは今や最先端技術の発表の場となり通信・センシング・AI・バイオ等の最先端技術の紹介が行われている。コロナ禍で相次ぐ出展辞退が報じられた中で存在感を示したのがスタートアップ。昨年「農経新報」誌でも紹介したモナークトラクタ社もその一社であり、発売中の自律走行が可能な電動トラクタを出展しイノベーション賞を受賞した。農業用トラクタのRobotics分野での受賞は初めて。また、ジョンディアの自走式スプレヤーの選別除草技術「See & Spray」にRobotics分野でベストイノベーション賞が授与された。(本社契約記者・浦氏)  
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