農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成18年10月23日発行 第2679号  
     
   
     
   
  製品安全法の改正案を国会へ上程  
     
  パロマのガス瞬間湯沸器による事故やシュレッダー事故などで、行政に報告がなく対応が遅れたなどの指摘を受け、政府は13日、「消費生活用製品安全法の一部を改正する法律案」を閣議決定し、今国会に提出した。内容は、重大製品事故について報告義務を課すもの。また、主務大臣が必要と認めるときは、製品の名称、事故の内容等を公表する。小売業者、修理事業者、設置工事事業者に対しては、メーカーや輸入元への事故情報の通知に努めることとし、メーカー・輸入元に命じられた製品回収などの措置へ協力することとなっている。  
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  松山がドライブハローHS/HR20シリーズ、中大型ロータリを発売  
     
  松山はこのほど、ニプロドライブハロー「HS/HR20シリーズ」11型式、ニプロ中大型ロータリ「MXR/LXR10シリーズ」10型式を新発売した。ドライブハローは「より美しく、より均平に」がコンセプトで、新たにカバー後方に大型スプリングレーキを装備し稲わら、雑物を確実に埋め込む。中大型ロータリは「プロ農家が満足できる基本性能重視の設計」とし、耕起、砕土、整地と使いやすさを向上させた。  
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  ロングピッチチェーンポット2規格を日本甜菜製糖が新発売  
     
  日本甜菜製糖紙筒事業部は、かねてより開発を進めていた、チェーンポットの株間の長さを、現行の「CP303」(株間約5cm)のサイズ・本数を変えず、株間のみを2倍に広げた「LP303-10」(株間約10cm)と3倍に広げた「LP303-15」(同約15cm)の新規格の“ロングピッチチェーンポット”2規格と、同製品に対応した簡易移植器“ひっぱりくん”「HP-10型」を完成、11月1日より本格的な発売を開始することを明らかにした。株間のみを2倍と3倍に広げたことにより、ネギ類を始め多種多様な作物に対応できるとともに、従来の播種器具類、移植器の利用も可能となっている。  
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  ササキコーポレーションが畦塗機2機種/2007年新製品第2弾  
     
  ササキコーポレーションの2007年新製品の第2弾として「オフセットあぜぬり機」と「リバースあぜぬり機『カドヌールJr(ジュニア)』の特徴などをみる。また、同社は2001年に創業100周年を迎えており、これを記念するモニュメント「SO 草・創・添」を建立、9月15日に除幕式を実施した。「オフセットあぜぬり機」は、「カドヌール」の丈夫できれいなあぜをつくる機能を十分に継承、あぜぬり作業ができる土質条件の範囲を拡大させることに成功したほか、新抵抗輪によってあぜぬり機をあぜに押しつける力を強化し、あぜの締まりと直進性を向上させた。  
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  ウインブルヤマグチが乗用クローラショベルの新型発売  
     
  ウインブルヤマグチは、軽四トラックに積載可能なショベルローダーYXS-121(バケット容量0.07立方m、最大荷重125kg、エンジン4.3馬力)を11月1日から発売開始する。また除雪仕様として、幅広バケットと雪用クローラを装備した122型(同0.09立方m、最大荷重とエンジンは同じ)も発売する。機体サイズは超小型だが、小型トラックの荷台中央まで積み込み作業ができる。座席に座って快適に作業ができ、しかも低価格。従来機に比べ、軽量化と安定走行性能をグレードアップしている。  
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  大規模農家向け施肥播種機RXGシリーズ/アグリテクノ矢崎が発売  
     
  アグリテクノ矢崎は、大規模農家向けに強度と耐食性を向上させた施肥播種機「RXGシリーズ」を9月末から発売している。同シリーズでは、播種フレームとローラーアームに補強を追加して、強度は同社比で1.5倍。従来のメッキ部品は、すべてサビに強いダクロタイズド処理として耐食性は3倍以上。取付フック部、平行リンク部は高張力鋼板を使用、さらに防錆処理後塗装することで強度は1.5倍、耐食性は3倍以上にアップ。覆土ディスクの軸受けも金属製として強度を向上させた。播種ロールはダイズ1粒播種も可能な黒ロールを採用している。  
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  フェアウェイドラッグが日本初登場/ゴルフリンクス  
     
  ゴルフリンクスは、R&R・Earthway社の日本正規代理店として、国内での普及活動に力を入れている。特に、アースウェイ社の新製品であるオートマチック・フェアウェイドラッグは、刈り込みながら、刈った芝を散らすことで省力化を実現するというもので、日本には初登場の製品だ。洋芝の場合には、刈り芝による黄化の防止にも効果が見込めるほか、スイーパー作業を最小限にすることが可能としている。  
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  丸山製作所が110周年キャンペーンの当選者を発表  
     
  丸山製作所は13日、同社創業110周年を記念して昨年10月から展開してきた「自走・ラジコン動噴 パワーアップキャンペーン 液晶テレビプレゼント」の抽選会を内山社長立会いの下で実施、秋田県の保坂氏はじめ20人の当選者を決定し、このほど公表した。内山社長は、多数の応募に感謝しつつ、「これからも社是『誠意をもって人と事に當ろう』をモットーに『働きやすい楽しさをお届けできる製品づくり』を心がけていく所存です。これからも弊社製品を末永くご愛用頂くとともに、ご指導ご鞭撻頂きますようお願い申し上げます」とのコメントを寄せている。  
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  第31回ツムラ角鳩会総会を開催  
     
  第31回ツムラ角鳩会総会が17日、神戸市の新神戸オリエンタルホテルで開催され、全国から代理店など関係者29名が参加した。総会では平成19年度事業計画案や不需要期販売など協議事項6議案をいずれも原案通り可決。昨年より会員代理店2社が廃業などで減少するなど、販売環境が厳しさを増すなか、ツムラ角鳩製品の拡販と一層の躍進を強く誓い合った。  
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  コンバイン好調で秋の展示会5割増/新潟クボタ  
     
  新潟クボタは14、15日と21、22日の2回に分け、同社の26営業所、新潟クボタグループ販売店20社ごとに「06年秋のいきいきクボタの日」を開催した。今回の狙いについて吉田社長は、「当用直後の秋農機のフォローを素早くして繁忙期の行動を成果に結びつけ、さらに春農機の見込み客の掘り起こしを図り、5期連続増収増益を確定するとともに、お客様から安心と信頼を得られる店作りで顧客を守りさらに増やすために、新規客・担い手・生産組織を動員し顧客化を図る場とする」と話す。  
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  タイワ精機が「企業グランプリ富山」の環境・社会貢献部門でグランプリ  
     
  10月12日、北日本新聞社本社で開かれた「第13回企業グランプリ富山」の審査会において、タイワ精機が環境・社会貢献部門でグランプリに決まった。環境・社会貢献部門は地球環境の保護や、地域貢献に取り組む企業を対象としたもので、タイワ精機は、精米時に出る米ヌカをペレット化する「米ヌカペレット成形機・ペレ吉くん」を開発。無農薬・有機稲作でネックとなる除草剤を使わず抑草する技術を普及したことにより、環境にやさしい循環型農業、低コストで省力的な有機農業の推進に寄与したことが認められた。表彰式は11月28日、富山全日空ホテルで行われる。  
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  日本オープンを応援/ハマダゴルフ機器  
     
  「HGK ジョンディアグループは日本のゴルフトーナメントを応援します」。ハマダゴルフ機器では、「ジョンディア社のゴルフ&ターフ機器で、グリーンキーパーさんをお手伝いします。コースを最良のコンデションに仕上げていただきたい」として、さる10月12〜15日の4日間、埼玉県・霞ヶ浦CCで開催され、シーハン選手(豪)が初優勝した第71回日本オープンを支援。選手たちが一番に気にかけるコースコンデションを最良の状態に維持・管理するため、ジョンディア社のゴルフ&ターフ機器は縁の下の力持ちとして活躍した。  
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  生産807万台、3.2%増/陸内協の18年改訂見通し  
     
  日本陸用内燃機関協会(吉野浩行会長)はこのほど、平成18年陸用内燃機関の生産、輸出改訂見通しをとりまとめ、公表した。これは、3月に発表した当初見通しをベースに、8月にエンジンメーカー19社を対象に実施したアンケート調査結果を加味し、改訂したもの。それによると、需要はグローバルにみれば堅調に推移しており、国内の生産見通しはこの影響を受けて、ガソリンとディーゼルとを合わせた生産が台数ベースで807万1000台、対前年度比で3.2%増加すると見込んでいる。輸出は合計380万8000台、前年度に比べ3.9%増と見通している。  
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  都内と茨城で研究会/農業電化協会  
     
  農業電化協会(森本宜久会長)は12、13の両日、都内および茨城県下で第44回農業電化研究会を開催。初日は午前10時から東京ガーデンパレスで特別講演および各支部からの研究発表が行われた。2日目の現地見学会は、バスで茨城県つくば市のつくばリサーチギャラリー、農業生物資源研究所を回り、その施設設備や研究内容にじかに触れた。農業生物資源研究所では、遺伝子組み換え作物の栽培試験のもようなどを学び、理解を深めた。  
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  東北農研センターで斑点米カメムシの研究プロジェクト  
     
  農研機構・東北農業研究センターはこのほど、斑点米カメムシの発生予察技術の高度化と被害抑制技術の開発のための研究プロジェクトを開始したと発表した。このプロジェクトに参加するのは、同センターのほか、中央農研センター、東北大学大学院と青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の各農業試験機関。農林水産省の「先端技術を活用した農林水産研究高度化事業」で18年度から3年間の計画で実施。発生量の高度予察技術などを開発するとともに、環境に優しい水田病害虫管理技術の開発を目指す。  
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  省力、低コスト管理を実現する芝地管理の優良資機材  
     
  美しく、潤いを提供する芝地空間の創出、維持・管理に欠かせない芝草管理用資機材市場は、ゴルフ場をメーンにスポーツフィールド、公園緑地、公共空間から校庭緑化までとウイングを広げて、マーケットとして基盤を固めている。主要マーケットであるゴルフ場を巡る経営環境の変化から、ここ数年、上下動を余儀なくされてきたが、効率かつ低コスト、省力作業への要請が高まるにつれて資機材への適正な投資が進展し、やや回復基調に乗りつつある。10月25、26の両日、大阪・万博記念公園で開かれる芝管理展にあわせて「芝管理資機材」を特集した。  
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  熊本県農機市場へ商品力活かし攻勢かける  
     
  熊本県下系列販社の年商額と経済連の農機取扱高を合計すると昨年度は約2%減。今年は1割減少している。昨年から農業経営が厳しくなってきたところに担い手政策が導入されることになり、経済性を重視する農業者を増やした。戦後農政の大転換と農業経営環境の悪化が重なって、今年の農機販売を低調にしているようだ。しかし売上げ減の後には、売上げ増が期待される。農業機械を販売する各企業にも、次期に開花しそうな取り組みがある。来期の拡大にも備えはじめた現状をみる。  
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  シイタケの菌床伏込量増える/林野庁まとめ  
     
  林野庁経営課特用林産対策室(岩澤尚史室長)はこのほど、平成17年基礎資料をまとめた。主要特用林産の生産動向をとりまとめたもので、シイタケ生産者をはじめ、原木伏せ込み量や菌床数からきのこ以外の木炭、木酢液なども取り上げている。それによると、シイタケ生産者は、原木・菌床を合わせて4万225戸となり、平成16年に比べ94.8%と減少した。原木、菌床とも前年から減っており、原木栽培3万6641戸(前年度比94.4%)、菌床栽培3584戸(同99.5%)となった。  
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  山菜アドバイザー養成へ/日本特用林産振興会  
     
  日本特用林産振興会(飯塚昌男会長)は、山菜アドバイザー(通称・山菜博士)の養成研修に乗り出す。この20日から来月30日を募集期間として研修生の受付を行う。山菜アドバイザーは、最近、アウトドアブームや健康食志向などから山菜人気が高まっていることから、山菜活用のリーダー育成を狙いに設置しようというもの。山菜採りに当たってのルール・マナーをはじめとして山菜全般にわたる知識や様々な利用方法の提示のできる人材を育てる。  
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  日本林業システムの今後/森林総研が講演会  
     
  森林総合研究所(大熊幹章理事長)が17日、東京都千代田区のイイノホールで開催した平成18年度の公開講演会。「これからの林業を拓く」をテーマに、新しい森林・林業基本計画が示した生産性の向上、木材需要の拡大などを通じた林業再生を具体化していく4つの研究成果が報告された。最初にあいさつした大熊理事長は、今回の公開講演会について「森林総研の考えと主張を表す場」と位置付け、これからの応用・活用に期待を示した。  
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  檜垣徳太郎氏(元日農機協会長)が逝去  
     
  元郵政大臣で、日本農業機械化協会会長、日本畜産施設機械協会会長、全国農業会議所会長などを歴任した檜垣徳太郎氏は15日16時37分、多臓器不全のため逝去した。89歳だった。故人は大正5年10月愛媛県に生まれ、東京帝国大学を卒業。その後農林省に入省し、食糧庁長官、事務次官を歴任した。昭和58年、日本農業機械化協会の河野謙三会長が逝去した後を受け、59年5月に会長に就任。平成11年5月まで会長を務めた。また、日本畜産施設機械協会では、昭和52年の設立当初から、郵政大臣だった期間を除き、平成16年に中央畜産会の部会となるまで長きにわたって会長の任にあった。  
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