農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成20年9月29日発行 第2770号  
     
   
     
   
  イノシシ、シカ害大きい/平成19年度鳥獣被害状況  
     
  農林水産省はこのほど、平成19年度の全国の野生鳥獣類による農作物被害状況について、都道府県からの報告に基づきまとめ公表した。それによると、鳥類、獣類合わせた19年度の農作物被害金額は185億円で前年度に比べ11億円(対前年比6%)減少、被害面積は9万1000haで前年度に比べ1万5000ha(対前年比14%)減少した。被害量は40万6000tで前年度に比べ6000t(対前年比1%)増加となっている。 主要な獣種別の被害金額については、イノシシが50億円、シカが47億円、サルが16億円。  
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  野菜の安定供給に向けて検討会  
     
  農林水産省生産局生産流通振興課は25日、東京都千代田区霞が関の合同庁舎4号館において「第3回・今後の野菜政策に関する検討会」(座長=藤島廣二氏・東京農業大学教授)を開いた。検討会では、主に加工・業務用野菜を取り巻く状況について、近年にわたる低い国産シェアに焦点を当て、「加工・業務用需要に対応しうる産地を育成する機能を有する者、つまりは産地と実需者をつなぐ中間事業者を広く育成・確保することがポイント」と位置づけた。  
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  1回通し型精米機「スーパーベーシックシリーズ」発売/カンリウ工業  
     
  カンリウ工業は好評の1回通し型精米機「ベーシックシリーズ」を全面的に見直し、新たに「スーパーベーシックシリーズ」として10月初旬から発売する。デザインを一新したほか、タンク容量を大幅にアップ、また張り込み高さを低くして、30kgを楽に投入できるよう作業性の向上を図った。同社では「さらに使いやすく、パワフルにグレードアップした」としている。発売するのは、SR656E、SR756E、SR1560E、SR1560EK、SR1560の5型式。主な特徴は、1.ダブルファンで低温精米(EKを除く)、2.低電圧地区にも強いモーターのパワーアップ―など。  
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  スガノ農機が中型スタブルカルチ新発売  
     
  スガノ農機は、北海道で好評なスタブルカルチ「超混」の、40〜70馬力クラスのトラクタに対応した中型クラス「MSCシリーズ」を全国発売した。今回の新製品は、「超混」でおなじみのPチゼルを標準装備し、耕起深を30cmまでとした粗耕起専用機として、より安定した刺さり込み反転性を実現している。ロータリ耕前に、固結した圃場を粗耕起することで土壌は膨軟になり、これにより、ロータリ耕の負担が軽減されるばかりでなく、ロータリ爪の摩耗を軽減する効果もある。  
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  農業分野に最適な高圧洗浄機の新製品/ケルヒャージャパン  
     
  ケルヒャージャパンは29日から、「業務用エンジン式高圧洗浄機HD5/14B」を発売する。同機は、業務用エンジン式高圧洗浄機のエントリーモデル(入門機種)と位置づけられ、その中でも最も高い吐出圧力をもちつつ低価格を実現した新製品。農畜産業およびレンタル業を主要ターゲットとし、普及拡大に力を入れる。同機は、使用場所を選ばないエンジン式、かつ丈夫なフレームと大型タイヤを採用しているため、屋外、不整地で使うことの多い農畜産業分野には最適の機種。  
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  馬鈴薯専用のデジタル式重量選別機/横崎製作所  
     
  横崎製作所はこのほど、選別作業部分が円形で設置場所をとらない小型のコンピュータ式重量選別機「かぐや」を発売した。馬鈴薯専用で、男爵とメークインに1台で対応できる。新製品「かぐや」は計量範囲が10〜1000gで、5ランクの選別が可能。1時間当たり8000個の処理能力を持つ。通常の機種は対象物をよりわける部分が横長だが、同機は円形デザインを採用したコンパクト設計で、省スペースでも設置できる。  
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  灯油消費量10分の1のバイオマス型発酵促進機/システムエンジニアリング  
     
  システムエンジニアリングは、灯油消費量を10分の1に減らせる「バイオマス型発酵促進機」を開発した。処理能力は5立方m。1回5時間で処理を完了し、1日に10立方mの家畜糞を処理する。処理前に水分率70%の家畜糞を、処理後は60%にすることで発酵を促進する。燃料は、オガクズと水分率20%に乾燥させた堆肥を使う。10立方mの家畜糞処理に必要なオガクズ、乾燥家畜糞は、それぞれ1立方m。着火時に灯油バーナーを使うが、灯油は10分の1で済む。  
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  京都機械工具がネプロス「15度 めがねレンチ」を新発売  
     
  京都機械工具はこのほど、ネプロスブランドの新製品として「15度 めがねレンチ」(NM2-0810〜同1719 8アイテム)および「15度 めがねレンチセット〔6本組〕」(NTW206)を新発売した。新製品は、柄の立ち上がり角を一般的なめがねレンチ(45度)とストレートめがねレンチ(0度)の中間である15度に設定しためがねレンチ。スタンダードタイプとストレートタイプの新製品を加えることで、作業範囲がより広がる。  
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  家庭菜園向けニーム入り肥料と植物活性剤/四万十社中が発売  
     
  四万十社中はこのほど、家庭菜園での有機無農薬栽培向けに、純度の高いニームオイルが原料の植物活性剤「ニームワンダーオイル」と、ニームオイルの搾り粕でできた特殊肥料「ニームワンダーケーキ」を発売した。両品は害虫が嫌がるアザディラクチン成分を多く含み、100%天然成分のため安全で安心して植物全般に使える。併用がお勧めという。ニームはインド原産のセンダン科常緑樹。ハダニ類やナメクジなどの害虫には、食欲減退などの作用を引き起こす一方、害虫の天敵となる食肉性昆虫には作用しない。  
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  ストッキングタイプの、果実守る掛け袋/一色本店  
     
  一色本店が販売している、ストッキングタイプの果実掛け袋「ネルネット」がデコポンや清美タンゴールなどの柑橘栽培で使われ利用者から好評を博している。留め金付き紙製袋に比べて単価は割高だが、伸縮性があるため掛けたり外したりする作業効率が紙製の約3倍ほど高まるという。また使い捨てではなく、繰り返し使用できるため経済的だ。ネルネットは白と黒の2色あり、果実のすれ傷防止や、鳥の食害を防ぐ効果などがある。  
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  クボタ社長に益本氏/明年1月1日付  
     
  クボタは25日開催の取締役会で、09年1月1日付で幡掛大輔社長が代表取締役会長となり、後任に益本康男副社長が昇格するトップ人事を決定、発表した。林守也副社長・機械事業本部長・機械海外本部長は取締役副会長に就任する。幡掛社長は03年4月に就任。海外の機械事業を大きく伸ばし、08年3月期には売上高、営業利益とも過去最高を更新した。アスベスト問題対策にもめどが立ち、09年4月に実施する組織再編に向け若返りを図るべく、トップ交代を先行した。次期社長に内定した益本康男副社長は、東京本社担当、水・環境・インフラ事業本部長、東京本社事務所長。  
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  青森クボタが展示会/秋の追い込みに力  
     
  青森クボタは18〜20の3日間、十和田支社で恒例の展示会を開催、昨年を上回るおよそ3000人の農家にクボタ新製品の数々をアピールした。稲刈りを間近に控えたこの時期、コンバイン営業の最後の追い込みともなる展示会だが、今回はそれに加えて新規商品のにんにく植付機、にんにく収穫機が目玉。さらに、普及進度でいえば導入初期に当たるパワクロトラクタのアピールに重点をおいた。会場は特価品コーナー、中古機コーナーやトラクタ、作業機を所狭しとおいた屋外会場と、屋内会場に分かれ、熱心な農家で賑わった。  
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  国際福祉機器展にモンパル出展/ホンダ  
     
  本田技研工業は、24日から26日まで東京ビッグサイトで開催された第35回国際福祉機器展に出展、電動カート「モンパルML200」をはじめ福祉車両や「歩行アシスト」装置など披露をした。同社ブースでは、より多くの人に「移動の喜び」を提案したいという想いから「ファン・フォー・エブリワン、ホンダ」をテーマとし、コンパクトミニバン「フリード」の車いす仕様車をはじめとした福祉車両などを展示。さらに、参考出品として被視認性・被認知性を高めた電動カートのコンセプトモデル「ITモンパル2」などを展示した。  
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  フレールモア引き合い、にんにく植付機本格作業へ/ササキコーポレーション  
     
  ササキコーポレーションは、各地で開催されている農機展示会に一連の新製品を出展、需要獲得に精力を傾けている。中でも新シリーズのフレールモア「KM122・142・162」は、実演で機能の高さをアピール、引き合いを呼び好調な荷動きを続けている。また、画期的な新製品「にんにく植付機 ロボニン」は、青森県内の各ディーラーが積極的な拡販姿勢をみせ、すでに数多くの成約実績をあげており、これから迎える本格作業期を経過した後、いっそう普及の輪が広がるのではないかと期待を寄せている。  
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  片倉機器工業の大豆スレッシャー好評  
     
  片倉機器工業の大豆スレッシャー「BTH」(自走式)、「BTM」(トラクタマウント型)が順調に伸びている。脱粒選別部に独自の「揺動2段シーブ併用ベルト選別方式」を採用、優れた選別性能を発揮しきれいな粒が得られるのが特徴だ。そのほか、1.粒に優しいバケットエレベータを採用、2.クラッチレバー、変速レバーなどの操作レバーはすべて手元集中により、安全で使いやすく操作性に優れている、3.大径扱胴と広い網面積で、粒の損傷がなく、単胴投げ込み式排塵胴付きで連続排塵ができ、高能率な脱粒作業ができる―などの特徴がある。  
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  刈払機用パイプシャフトを2割増の36万本出荷/末広工業  
     
  末広工業は、刈払機用ドライブシャフトを同社08年度(7月末決算)に176万本生産した。一部メーカーの輸出向けが減少した影響で前年より4万本減少したが、燃費削減と軽量化に貢献するパイプシャフトの出荷は、2割増加の36万本に達した。刈払機のエンジン動力を刈刃に伝達するドライブシャフト(動力伝達軸)の同社国内シェアは90%以上。軽量で振動が少ない特性が長年、高く評価されている。  
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  自然氷利用の冷熱源で特許庁長官賞/土谷特殊農機具製作所の土谷紀明氏ら  
     
  平成20年度北海道地方発明表彰で、特許庁長官賞にアイスシェルターの堂腰純取締役が発明した「自然氷の潜熱を利用した暖候期の冷熱源」が選ばれ、実施功績賞を土谷特殊農機具製作所の土谷紀明社長が受賞した。また、北海道知事賞には、ホクエイの七戸強社長と北口晶一製造部次長待遇が発明した「ビーと移植機の苗供給装置」が選ばれた。  
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  配合飼料2500円値上げ/JA全農  
     
  JA全農(永田正利会長)はこのほど、平成20年10〜12月期の配合飼料供給価格について、飼料原料・外国為替情勢などを踏まえ、平成20年7〜9月期に対し、全国全畜種総平均トン当たり約2500円値上げすると発表した。  
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  JA全農が施設園芸危機突破省エネルギー対策講演会  
     
  JA全農(永田正利会長)は25日、都内のTKP東京駅八重洲ビジネスセンターで「施設園芸危機突破省エネルギー対策講演会」を開催し、原油価格上昇対策の取り組みや施設園芸における省エネ対策などの情報を提供した。主催者挨拶を兼ねて「原油価格上昇対策の取り組みについて」語ったJA全農営農総合対策部次長の大西茂志氏は、高保温性資材の普及、ヒートポンプの拡大など加温対策、情報提供を進めているとして、「省エネ対策だけでなく、生産性の向上も図っていくことも必要。これを農家の方々が省エネを考えていただく契機としたい」と述べた。  
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  農機小売業の利益率が向上/19年TKC経営指標  
     
  民間会計人の計算センター・TKCはこのほど、平成20年版のTKC経営指標をまとめた。同指標は、19年1〜12月期の決算について、約23万社の財務データを分析し収録したもの。それによると、農業用機械器具小売業については黒字企業144社のデータが掲載されている。掲載企業数は一昨年が180、昨年が163で、年々減少しているが、これは黒字企業それ自体の減少とみられる。成長性をみる売上げ増加率は96.7%と、2年連続で前年割れとなり、そうした情勢を物語っている。一方、黒字企業の利益面では、総資本営業利益率が2.6%で前年より0.5ポイント上昇するなど、好転している。  
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  移動用機器に注目/国際福祉機器展開く  
     
  先進的な介護・福祉機器を一堂に展示した「第35回・国際福祉機器展」が24〜26の3日間、東京江東区有明の東京ビッグサイトで開催された。今回は、日本をはじめ海外などから合計で約530社が出展。出展項目は車イス・福祉車両などの「移動用機器」や家具・入浴用品などの「日常生活用品」などバラエティーに富んだ構成で各社自慢の最新技術を駆使した製品群が一堂に揃った。農機関連業界からも本田技研工業、ヤマハ発動機、富士重工業などが出展した。  
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  大径木対応のハーベスタ開発/林業機械化協会  
     
  林業機械化協会(伴次雄会長)は、林野庁の平成20年度の委託事業である「森林整備効率化支援機械開発事業」の実施主体として、19年度に引き続き中・大径木に対応でき、多様な森林整備に対応する高性能林業機械の開発とともに、地形、資源条件など各地域の特性に適した作業システムに対応できる機械改良を実施する。20年度は、「大径木対応型ハーベスタ及び小型軽量・ハイパワーベースマシン」の試作試験をはじめとして、19年度の開発課題でもある「クローラ式運材トラック」などの改良とともに新たに「油圧ショベル用脱着式伸縮アーム」の開発に着手する。  
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  ハスクバーナ事業部とコントラクションプロダクツ事業部の本部機能を川越本社に統合/ハスクバーナ・ゼノア  
     
  ハスクバーナ・ゼノアは10月1日付でハスクバーナ事業部とコントラクションプロダクツ事業部の本部機能を川越本社に統合する。同社では、これを機に、ハスクバーナおよびゼノアブランドの事業の強化拡充を図るとともに、集中受注体制の確立を行い、より効率的で迅速な対応ができる環境を整えたいとしている。  
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  コンクリートブレーカ「ビーガン」を増産/ハスクバーナ・ゼノア  
     
  ハスクバーナ・ゼノアは、エンジン式コンクリートブレーカ“ビーガン”「CB4410」を2004年より発売を開始、今期も当初計画を大幅に上回る販売実績を示し、増産を進めている。同機は独自のフリーピストン方式と空気圧縮により、強大な打撃力を実現。抜群の破砕力が発揮できるコンクリートブレーカとして好評を博している。同社では、エアー式ブレーカの代用として舗装土木、水道・ガス配管、電設業者などのユーザーに対して、より機動力が発揮でき、ランニングコストの少ない商品として、積極的な拡販を進めている。  
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  新型チェンソーE1035Sを新発売/新ダイワ工業  
     
  新ダイワ工業はこのほど、「手軽に安心して使用できるチェンソー」をコンセプトに開発した、35ccクラスではトップレベルの低振動・低燃費・コンパクト化を実現したエンジンチェンソーE1035Sを新発売した。比較的使用する機会が少なく、扱いに不慣れな農家・一般ユーザーが安心して使えるチェンソーとして普及を図る。同チェンソーは、4点スプリング構造の新防振システム(特許出願中)の採用でクラス1の低振動。新開発エンジンの搭載でクラスNo.1の低燃費などを誇る。  
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  苗木の掘取機開発/サンテクノ  
     
  サンテクノはこのほど、ミカンやカキ、クリなどの果樹苗や、広葉樹、針葉樹などの苗木を掘り取る2段振動油圧ローター掘取機「KNR型」を開発、発売した。トラクタに装着(3点リンク)して使う。根と根が分離されるため楽に抜き取ることができる。根には土がほとんどつかず、全面掘りと仮植掘りのどちらでも可能。苗が立った状態で排出されるため、腰を曲げて作業しなくてもすみ、高齢者の方でも楽に掘り取り作業が行える。  
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  広がる山村再生プラン  
     
  山村特有の資源である森林、自然景観、農林水産物そして伝統・文化などを活かして、山村を活性化させようという取り組みが進んでいる。都市農山漁村交流活性化機構・山村再生事務局が手掛ける「山村再生プラン」もそのひとつ。新しいビジネスの創出や都市と山村との交流など、魅力ある山村づくりにアイデアが発揮されている。  
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  低燃費型農機・施設で対応  
     
  農林業生産には大量の石油燃料を必要とする。過去5年間でA重油価格は3倍近く上昇、ガソリンも2倍近く上昇して、日常生活も圧迫している。この情勢に対応し、行政の支援策も続々と始まっている。省エネ型の農業機械・施設や、生産工程を省力化したり、作業を高速化・広幅化する高能率型機、さらに代替燃料に対応する農機・施設の普及促進が見込まれる。燃油高を克服するだけでなく、農業経営を効率化し、環境に貢献する手段としても省エネ農業を考えたい。  
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  田んぼに撒いて籾ガラを有効利用  
     
  農村にある有機物はムダなものは何もなく、貴重な資源である。籾すりに伴い発生する籾ガラも例外ではなく、水田の土を肥やす貴重な資源となる。その処理や散布する機械器具には様々な工夫が凝らされ、より使いやすく手軽に籾ガラを扱えるようになっている。収穫の秋を迎え、これからが籾ガラの発生する季節だ。野焼きなどが規制される中で、簡単に処理できるうえ、土づくりにも役立ち、強い稲作りにつながる。農村資源活用の籾ガラ散布機にスポットを当てた。  
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  市場密着に徹し需要喚起図る三重県農機流通  
     
  ここ数年、厳しい状況が続く三重県農機市場。主要農機の導入台数もここ数年大幅に落ち込んでおり、関係者の表情にも厳しさが滲んでいる。農機総需要額も本機だけでは100〜110億円と見る関係者もおり、限られた農機市場の中で新たな模索が続く。今年は値上げ前の仮需が一部で出たようだが、9月以降はその反動もあって厳しさが増している。定年帰農者など新たな担い手が生まれ、村おこし、地域の活性化に一役買う場面も見受けられるようになってきた。今回は、こうした変化の波が顕著になりつつある三重県をルポした。  
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  農薬開発の課題とドリフト対応防除  
     
  今月、防除に関する幾つかのイベントが行われた。1つは、生研センターと新農機による「環境保全型汎用薬液散布装置」の現地検討会で、試作した機械について、生研センター・主任研究員の宮原佳彦氏の説明などがあった。もう1つは、日本植物防疫協会が開催したシンポジウム「農薬による病害虫防除対策の新たな展開」で、この中では「農薬開発のヒントとアプローチ」と題して、日本農薬の今埜隆道氏が新規農薬開発の実情を語った。これら2つの講演要旨をまとめた。  
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