農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成25年10月28日発行 第3009号  
     
   
     
   
  自給飼料の増産を/農林水産省で飼料増産シンポジウム  
     
  農林水産省と全国飼料増産協議会は21日、農林水産省内で平成25年度飼料増産シンポジウム「今こそ自給飼料の増産により生産コストを削減しよう!」を開催した。情勢報告として「自給飼料増産をめぐる情勢と増産に向けて」を農林水産省生産局畜産部畜産振興課草地整備推進室・岩波道生室長が講演。技術紹介として、雑草に打ち勝つ草地管理―北海道における植生改善の効果(ホクレン飼料部主任技師・大塚博志氏)、進化する飼料作物―飼料生産向上のための優良品種導入と品種開発(畜産草地研究所上席研究員・佐藤尚氏)―などの話があった。  
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  次世代施設園芸関東セミナーを関東農政局が開催  
     
  農林水産省関東農政局は22日、さいたま市中央区のさいたま新都心合同庁舎1号館にて、次世代施設園芸関東ブロックセミナーを開催した。これは10日に農林水産省講堂で実施された「次世代施設園芸セミナー」に続く地域セミナーの第1回目。関東農政局生産部園芸特産課長施設園芸支援係長の服部春奈氏が「管内施設園芸先進事例について」及び「関連施策などに関する情報提供」、農林水産省生産局園芸作物課の次世代施設園芸推進グループリーダーの井川義孝氏が「次世代施設園芸導入加速化支援事業について」それぞれ説明した。  
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  小型遠赤乾燥機と籾摺機シリーズ/サタケが2014年度の新製品を発表  
     
  サタケはこのほど、2014年度の新製品として遠赤外線乾燥機「ソラーナ ネックス グランド」の15〜28石タイプ4機種と籾摺機「ネオライスマスター」の2.5〜5インチタイプ21機種を発表した。新機種の出荷開始はいずれも来年1月から。なお、新型籾摺機は、第136回秋田県種苗交換会協賛の農業機械化ショーにおいて初公開(展示)される予定だ。ソラーナ ネックス グランドは、従来機種のソラーナ グランドSEZGシリーズに比べ「省エネ&安定乾燥」や「より使いやすく」を追求し、コストパフォーマンスを高めた遠赤外線乾燥機。ネオライスマスターはNPSシリーズの基本性能、仕様を継承しつつデザインや操作面を改良した。  
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  遠赤、熱風を計8型式開発/静岡製機の新型乾燥機ドライゴン  
     
  静岡製機は、循環型乾燥機の新型“ドライゴン”「SSEシリーズ」を完成、来年1月より順次発売を開始することを明らかにした。SSEシリーズは「速く(スピーディー)安心(セーフティー)しかも省エネ」を開発コンセプトに、担い手農家、営農集団向けに遠赤外線乾燥機5型式(SSE-EL30、35、40、45、50石)と熱風乾燥機3型式(GL30、35、40石)の計8型式。いずれの型式も、乾燥作業が速く、設定水分で正確に停止し、操作が簡単な乾燥機となっている。同社では、来年創業100周年を迎えるに際し、玄米低温貯蔵庫“さいこ”、フルオート色彩選別機“イージー”の新型を順次発表していく方針。  
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  小型乾燥機26型式を発表/山本製作所  
     
  山本製作所はこのほど、循環型籾専用乾燥機“ウインディ”の9〜21石までの小型タイプ、6シリーズ(遠赤型2シリーズと熱風型4シリーズ)26型式を開発、来シーズンより本格的な発売を開始することを明らかにした。新型乾燥機は、送風機を斜流式と遠心式の2種類から選択でき、いずれの型式も「多機能でもシンプルに使える」を開発コンセプトに、1.乾燥運転3モードを標準装備、2.操作盤の機能・操作性を充実、3.風の吐出方向が自由になる遠心送風機仕様を追加するなど、より機能性と使いやすさを追求している。なお、新型乾燥機は秋田種苗交換会・秋田農機ショーにおいて展示発表する。  
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  自動フレコン計量機と新型イエローパックメイト/タイガーカワシマが発表  
     
  タイガーカワシマは、取付工事が不要で縦型貯留タンクによるコンパクト設計(全高2.85m)の革新的な自動フレコン計量機“フレコンメイト”「FS-1200」と、籾すり機5、6インチタイプに対応した自動選別計量機“イエローパックメイト”「CRV-E45B」を開発、来春4月より本格的な発売を開始することを明らかにした。FS-1200は、これまでフレコン計量機を設置しづらかった狭いスペースにも適応でき、フレコンの取り出しもフォークリフトでスムーズに行える。CRV-E45Bは、インバーター機能や糠取りメッシュのクリーン機能など、高性能な機能をそのままに、低価格を実現している。  
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  新型播種機と土供給・回収機を発売/スズテック  
     
  スズテックはこのほど、インバーター搭載の新型播種機“9シリーズ”「THK2009」(毎時能力200箱)、「同3009」(同300箱)、「同4009」(同340・4202段階切替)の3型式と播種機への土供給作業を大幅に軽減した、ポット専用土供給・回収機“ミニコン”「SCS19NP」(毎時能力最大2200L)を開発、来シーズンに向け本格的な発売を開始する。9シリーズは、播種部にインバーター方式を採用、作業中でもダイヤル1つで簡単に播種量がグラム単位で調節できる。ミニコンは、強力モーターにより、土の供給量を大幅にアップしている。  
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  ハイブリッドボイラーを本格発売/シー・エス・エス  
     
  シー・エス・エスは、廃油とバイオマス燃料を混焼して燃料代を大きく節約できるハイブリット温風&温水ボイラー「ハイ・エコ君」を本格発売する。温風機用とボイラー用どちらでも利用でき、燃料となる廃油は植物系、鉱物系いずれも使用可能。またバイオマス燃料は様々な木質ペレットの他、処理に困る籾殻も使用が可能に。燃料の地産地消でランニングコストを大幅に低減、経営に資するとともに、無煙無臭のガス化燃焼によりCO2を削減、環境にやさしい省エネを実現している。  
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  ヤンマーがベトナムで気候変動対策活動に参画  
     
  ヤンマー及びアスクルは、住友林業と国際協力機構(JICA)がベトナム社会主義共和国で実施する気候変動対策(REDD+実証活動)に参画することを決定した。ヤンマーはこれから発展するベトナムの農業を応援する産業機械メーカーとして、アスクルはベトナムからも輸出している木材由来の製品を多く扱う流通企業として、CSRの観点から森づくりに参加する。去る9月9日には、本年が日越友好年であることを記念して、地元政府、JICA、住友林業、ヤンマー、アスクルの共催により記念セレモニーを現地ディエンビエン省で開催した。  
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  大隅営業所サービスセンターで中古展示会/南九州沖縄クボタ  
     
  南九州沖縄クボタは、10月24日と25日の2日間、鹿児島県曽於市の大隅営業所サービスセンターで中古展示会を開催した。トラクタは19馬力から43馬力、田植機はもちろんのことコンバインは7条刈り実演機まで出展。飼料作用作業機、野菜移植機、畦草刈機、小型特殊自動車、ロータリーなど約100点を出展し来場は約500人。同営業所で中古農機展示会は初めて開催した。新規客開拓も目指し、他の営業所管内も含めて大隅半島地区で展示会のチラシを配布し、8レーンの大型農機整備能力もアピールした。  
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  GABA米粉パンの店「パン&マイム西条店」を開店/サタケ  
     
  サタケはこのほど、GABAライスの認知・普及と農業の6次産業化推進の一環として、GABAライスを使った米粉パンの販売店「パン&マイム西条店」を24日、既存の「おむすびのGABA西条店」の敷地内に新規開店させたことを明らかにした。地元の農事組合法人ファーム・おだで生産された米をGABA米粉に加工し、パンの製造を同組合に委託する。約20種類のGABA米粉パンなどを1日300個の販売目標を設定しテイクアウト方式で販売していく。ファーム・おだは、2005年に設立された農事組合法人で、安全・安心な農産物栽培と6次産業化を目指している。  
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  豪華トレイン「ななつ星」一番列車を熱烈歓迎/筑水キャニコム  
     
  筑水キャニコムは10月15日、JR九州の豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」の一番列車運行を祝し、地元住民とともに同社敷地で歓迎行事を開催した。一番列車が運行された15日、各地の駅や沿線で住民が列車を歓迎した。筑水キャニコムは、沿線の社有地を解放し地元観光地の発展と九州全域の活性化に願いを込め、地域住民と一体となり歓迎イベントを開催した。列車は歓迎イベント会場を14時5分に通過し、初めて見る気品ある車両に歓迎会場は、感激の渦となった。車内の乗客、乗務員も歓迎に手を振って応えた。  
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  北村製作所の「ジズライザー」シリーズ累計販売数が150万台超す  
     
  北村製作所の刈払機用安定板「ジズライザー」(特許取得品)シリーズの国内向け累計販売数が、今年8月末に150万台を超えた。刈払機を持ち上げなくても刈刃を地面にはわせるような感じで、なめらかに滑らせて草を刈れる“地ズリ”刈りが身体負担を軽減する。2007年の販売開始以来、女性や高齢者にも扱いやすいと好評の人気商品だ。北村社長は「おかげ様で150万台を突破し感謝している。ジズライザーは車に例えれば、本体を補って安定走行を可能にするタイヤのようなもの。草刈り作業をとても楽にし、省エネにもなる」と話している。  
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  農家の期待に応える/第38回ツムラ角鳩会総会  
     
  第38回ツムラ角鳩会総会が22日、神戸市の神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開かれ、代理店など関係者28人が出席しツムラ角鳩製品の一層の拡販に向け心を合わせた。2014年度事業計画案など4議案を原案通り可決承認。役員改選では中川商店(岡山県)の中川三千雄会長を会長に再任し、欠員補充として東北永田(福島県)と和歌山永田(和歌山県)の2社が新たに役員(監事)に就任した。議事後は特別講演があったほか、開発中のチェンソー研磨機も披露された。津村鋼業、ツムラの津村慎吾社長はあいさつで「今後も角鳩製品、津村鋼業が『必要とされる商品・企業』として、農家や代理店の皆様に喜んで頂き期待に応えられるよう頑張りたい」と誓った。  
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  ヤマハ発動機が産業用無人ヘリの新発売に当たり事業説明会  
     
  ヤマハ発動機は22午後、都内のイイノホール&カンファレンスセンターにおいて、次世代を担う産業用無人ヘリコプターとして新開発し、積載力を向上し作業効率をアップなどの特徴のあるニューモデル「FAZER(フェーザー)」の発売に当たり、「攻めの農業」に貢献する「産業用無人ヘリ事業説明会」を開催した。「FAZER(フェーザー)」は、1.安定した積載重量の確保、2.汎用性の高い次世代機体プラットフォームへの進化、3.今後の環境規制への対応を主眼に開発し、わが国の成長戦略の一つである「攻めの農業」に貢献できる製品―といった特徴がある。  
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  低カリウムレタスに注目/会津富士加工がアグロ・イノベーションに出展  
     
  会津富士加工は、23から25の3日間、都内にある東京ビッグサイトで開催された「アグロ・イノベーション2013」に出展。カリウム制限をしている人に向けた「ドクターベジタブル 低カリウムレタス」をアピールし、「低カリウム・低硝酸・無農薬・低細菌・異物混入ゼロ」といったように、高付加価値な野菜生産によりほかの商品と差別化できることから、多くの来場者から注目を集めていた。同社は、半導体加工の企業で、3年前から半導体の組み立てに利用したクリーンルームで「低カリウムレタス」の開発を手がけ、量産化に成功し、患者からも期待が高まっている。  
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  「モミガライト製造実演車」を全国展開/トロムソ  
     
  トロムソは、今年7月より、籾殻固形燃料棒を製造するグラインドミルを搭載した特装車「モミガライト製造実演車」を全国に派遣するキャンペーンをスタート、注目を集めている。グラインドミルは籾殻を投入すると、自動ですり潰し・圧縮・加熱・成形することで固形燃料棒「モミガライト」を製造する装置。このモミガライトは、籾殻から生まれたすぐれたエコ燃料として、また災害時には便利な代替燃料として普及が進んでおり、アフリカ・ケニアからも視察団が訪問、同機による現地での籾殻の燃料化に大きな関心を寄せている。  
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  25年は10機種が増加/日農工が地方大会で見通し示す  
     
  日農工(益本康男会長)は25日、富山県富山市のANAクラウンプラザホテル富山で、地方大会(臨時総会、第125回理事会を開き、平成25年および26年の需要見通しに関する機種別部会長報告を了承した。それによると、25年の予測値はトラクタ、田植機、コンバインなど10機種で増加予測となった。半面、26年予測では、増加は4機種に減少する見通しとなった。輸出(国際委員会)は25、26年とも増加の予測。臨時総会の冒頭、あいさつに立った益本会長は、工業会の取り組みとして農業生産のコスト低減対策を進めていく方針を述べた。  
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  第16回びわ湖環境ビジネスメッセにヤンマー、田中産業が出展  
     
  環境産業の総合見本市「びわ湖環境ビジネスメッセ」が10月24〜26日の3日間、滋賀県立長浜ドームで開催され、期間中4万人を超す人出で賑わった。今回は、エネルギー価格の高騰や東日本大震災、福島第一原発事故、さらには電力需給のひっ迫などを背景に、再生可能エネルギー関連機器や燃料電池などを展示した「創エネ・省エネ・蓄エネコーナー」などエネルギー関連ゾーンへの出展が目立った。業界関連ではヤンマー、田中産業が出展した。  
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  アグリビジネス創出フェア、アグロ・イノベーション開く  
     
  農林水産・食品産業分野の技術交流展示会「アグリビジネス創出フェア2013」(農林水産省主催)及び、農業生産と青果物流通技術の専門展示会「アグロ・イノベーション2013」(日本能率協会主催)が23〜25の3日間、都内有明の東京ビッグサイトで盛大に開催された。業界関連では、生研センターは田植機植付部の電動化について実演模型を展示したほか、農地周辺除染用作業機など紹介していた。そのほか、クボタ、ヤンマー、ササオカなどが出展。また、23日には「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」の表彰式が行われ、松元機工・松元芳見氏、ニッカリの池田彰美・石原暉久・朴明日・茅原則明の4氏らが表彰を受けた。  
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  8課題の成果発表/農電協が第50回研究会開く  
     
  農業電化協会(井上和彦会長)は24日、東京ビッグサイトの会議棟で第50回農業電化研究会を開催し、省エネ・省電力に貢献するヒートポンプや青色蛍光灯などの先進電化設備・機器が施設園芸の環境制御あるいは稲作における害虫防除にどのようなメリットをもたらすか等々、全国8支部から寄せられた研究成果を発表した。会の冒頭あいさつした井上会長は、各成果が全国各地の農業現場に広がるきっかけになることを切望すると研究会の意義を強調した。  
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  機械化営農で輝く大地/31日から秋田県農業機械化ショー  
     
  「おばこと願う 輝く大地 深まる絆」をテーマに掲げた「第136回秋田県種苗交換会」の協賛行事である第65回秋田県農業機械化ショー(主催=秋田県農業機械化協会・白石光弘会長)が仙北市田沢湖スポーツセンター陸上競技場を会場に10月31日から11月6日までの1週間の日程で開催される。東北の大型展示会の掉尾を飾る農機展として知られる同ショーには今回、前回よりもやや少ないものの24の会員が出展、今年好調に推移した農機市場の更なる活性化を目指して、稲作県・秋田には欠かせないトラ・コン・田での最新鋭機をはじめ、関連商品まで幅広く展示、市場のムードを盛り上げていく。  
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