農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  平成29年5月22日発行 第3176号  
     
   
     
   
  農業データ連携基盤を構築/内閣府・SIP  
     
  内閣府が進める戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「次世代農林水産業創造技術」の一環で、産官学が連携し、「農業データ連携基盤(データプラットフォーム)」が構築された。これに伴い、15日、都内の慶應義塾大学に関係機関が一同に会した記者会見が行われた。同連携基盤は、誰もが気軽にICTを活用し、データ、知恵や経験を活用する農業を目指して創設。ベンダー・メーカーの壁を越えて異なるシステム間のデータが連携するハブの役割を担う。現在、クボタ、ヤンマー、井関農機、JA全農など23機関が参加しており、31年4月のサービス本格提供開始を目指す。  
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  進む農のスマート化/内閣府SIPが農業シンポジウム  
     
  内閣府及び農研機構生研支援センターは15日、都内の一橋大学一橋講堂にて、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「次世代農林水産業創造技術」公開シンポジウム2017を開催した。これは、SIPの11の対象課題の1つである同創造技術のこれまでの取り組みや成果を報告するもので、約500名が参集した。開会挨拶した久間和生氏(内閣府総合科学技術・イノベーション会議議員)は、SIPが5カ年事業の4年目に入ったことから「いよいよ事業化に向かう時期」とし、産官学の枠を超えたイノベーションを起こすことに期待を寄せた。次いで、松本英三氏(内閣府大臣官房審議官)が趣旨説明を行った。  
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  ICTで鳥獣捕獲/最新農業技術・品種2017を公表  
     
  農林水産省農林水産技術会議事務局はこのほど、全国の研究機関で開発された技術のうち、現場への導入が期待される優れた品種・技術をまとめた「最新農業技術・品種2017」を公表した。今回は、水稲の湛水直播における苗立ちを確保する省力・低コストな種子被覆法として、べんがら(酸化鉄)とモリブデン化合物を用いた「べんモリ直播」技術(農研機構九州沖縄農業研究センター)や、わなや檻の状況をICTを活用しクラウド上で確認ができ遠隔操作で効率的に鳥獣捕獲を可能とするシステム「クラウドまるみえホカクン」(三重県農業研究所)など、新たな36の技術・品種を選定した。  
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  さらに泥を詰まりにくくした畑・水田兼用強化クランプラー/石村鉄工  
     
  石村鉄工は、新型の「畑・水田兼用強化クランプラー」を搭載した「ヘビーカルチVSIK-T8SS」と「VSIK-T10SS」の2機種を、九州地域や秋田県で開催された、平成29年春の農機の展示会において発表し、好評であった。新型の「畑・水田兼用強化クランプラー」は、泥が詰まらない従来型「スター型ローラー」の6本の仕切り板を、8本の放射線状の仕切り板へ変更し、外周の丸棒を丸パイプにし強度のアップを図り、畑と水田兼用の強化クランプラーとしたことが大きな特徴。  
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  太陽光発電の需要発掘/マッキンエナジージャパンのシステム  
     
  農山村における太陽光発電システムは、電力の固定買取価格が年々低下する中、その普及に一部陰りが見えていたが、こうした傾向をくつがえす事例が出現、注目を集めている。マッキンエナジージャパンが販売・施工する太陽光発電システムがそれ。部材や工法等の徹底した見直しによる経済効果で、減収分を大きく上回る利益を生み出し脚光を浴びている。そのため同システムを利用した「農業+発電」のソーラーシェアリングが農振地域でも活発に導入され始めており、農家の収益増大に貢献している。  
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  安価な除草剤の800L入りIBCコンテナ/アイアグリ  
     
  “農家の店しんしん”を展開するアイアグリはこのほど、グリホサート剤41%除草剤「コンパカレール」(根=こん、葉=ぱ、枯れる=かれーる)の800L入りパレット一体成形型パッケージIBCコンテナの予約注文を開始。1コンテナの価格が超経済的な価格のことから、大量散布を行う農家から受注が殺到している。同社ではこれまで500mL、5L、20L、200Lタイプを販売。今回、パレットと一体化した大型容器の800L入りIBCコンテナを開発。同コンテナはパレットと一体型のため、フォークリフトで簡単に移動できる。また、便利な注ぎ口(コック付き)の採用により、使用状況により簡単に小分けできる。  
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  測って・切って・つかめるアスパラ収穫はさみ/サボテン  
     
  サボテンが今年3月から売り出している「アスパラ収穫鋏(はさみ)」が好評だ。測って・切って・つかめるアスパラガス専用収穫はさみで、作業効率が大幅に向上する。同はさみは、収穫サイズが一目でわかる長さ28cmの物差し付き。親株を育てて脇芽を摘む立茎時期など作業の邪魔になるときは物差しを簡単に取り外せるようにして利便性を高めた。生い茂ったところでも楽に作業できる。刃は錆びに強いステンレス製で長さ63mmのロングサイズを採用。キャッチ部はアスパラが傷つきにくい樹脂コーティング加工を施し、切断したアスパラを手で持つことなく、やさしくしっかりつかむことができる。  
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  小型精米機「COPON」「RICELON」を新発売/エムケー精工  
     
  エムケー精工は、場所をとらない業界最小クラスの小型精米機「COPON」「RICELON」を5月22日から全国のホームセンター、家電量販店を通じて発売を開始する。近年、お米をおいしく食べたい欲求の拡大を背景に、炊飯器とともに、食べる都度精米することでお米本来のおいしさが手軽に味わえる家庭用精米機に注目が集まっている。また、家庭で一度に炊飯する量は2合までが多いため、今までにない少量に特化した精米機を開発した。コンパクトサイズで置き場所を選ばず、毎日手軽に使用できる。  
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  植物活性資材「バイオ・ポリマー」を発売/フロラティン・ジャパン  
     
  フロラティン・ジャパンは、植物活性資材「バイオ・ポリマー」を発売し、注目を集めている。「バイオ・ポリマー」は、天然のミネラルから作られており、主成分はシリカ。シリカは、植物の体系、被膜の作用、ストレスの防御、セルの分裂など大切な役割を果たしている。同社では、ライグラスの圃場において、「バイオ・ポリマー」を数箇所に散布して比較したところ、葉身に含まれる栄養成分量に変化があった。試験結果からは、「バイオ・ポリマー」を散布することにより、葉面のN、P、K、Ca、Mg、Sの量の増加に影響を及ぼすことがわかっている。  
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  「学び」テーマのチャリウッドに参加/ヤンマー  
     
  ヤンマーは、13、14日に大阪市北区茶屋町一帯で開催された「チャリウッド2017」の実行委員会として参加。今回は「学び」をテーマに開催され、ヤンマーは「カフェテリア」としての役割を担った。週末に一般開放されている「プレミアムマルシェ大阪」ではミツバチ教室や野菜教室を開催、他の場所でもポンポン船ワークショップ、青空市場やトラクタYT5113限定号の展示などを行い、来場者がものづくりや食に直接触れることができる場所を提供した。暖かな気候にも恵まれ、会場では家族連れで賑わった。  
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  ヤンマーミュージアム農園で24家族が田植え体験  
     
  滋賀県長浜市高橋町のヤンマーミュージアム農園で13、14の両日、県内をはじめ大阪や愛知、京都、奈良などの各府県から参加した24家族77人が田植え体験を楽しんだ。前日からの雨で開催が心配された13日は、昼ごろにかけて次第に天気が回復する予報も出ていたことから予定通り決行。11家族37人が参加した。この日の田植えは、計約20aの水田3枚のうち1枚を使用。1枚の約半分を使った手植えでは、雨がっぱを身に着けた参加者が苗を2〜3本ずつ片手に持ち、泥と格闘しながら、あらかじめ田植定規を転がしてつけられていた目印にコシヒカリの苗を丁寧に植えていき、苗が浮かないように土も寄せていた。  
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  夢ある“農業女子”応援プロジェクト・イン・九州/井関農機、ヰセキ九州  
     
  井関農機とヰセキ九州は10日、高鍋町の宮崎県立農業大学校において、全国の農業女子を対象とした農業機械の取り扱いセミナー「夢ある“農業女子”応援プロジェクト・イン・九州(宮崎)」を開催した。農業女子プロジェクトに関する取り組みの紹介や、トラクタ・耕うん機に関する圃場での実演が催され、農業大学校の学生を中心に県内の女性農業者等39名が参加した。開会オリエンテーションに続き、ISEKIグループを代表して、ヰセキ九州宮崎支社の宮本重明支社長が「女性ならではの視点で開発された小型トラクタ『しろプチ』、ミニ耕うん機『ちょこプチ』の乗り心地の良さや使いやすさを実感していただくいい機会」と挨拶した。  
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  国際食品工業展に出展し、技術アピール/サタケ  
     
  サタケは、6月13〜16の4日間、東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN2017(2017国際食品工業展)」に出展、「思いを技術力で創る」をブーステーマに掲げ、1.光選別機、2.穀物調製加工機器、3.試験・検査機器、4.炊飯・食品加工設備、5.付加価値食品と家庭用精米機の5つのコーナーを設け、新製品の多用途ベルト式光選別機「BELTUZA XeNO(ベルトゥーザゼノ)、小型製粉ユニット、穀粒判別器、GABA測定装置「GABAlyzer(ギャバライザー)」などをアピールする。  
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  バリシップ2017にバラスト水生物検査関連機器を出展/サタケ  
     
  サタケは、商船三井テクノトレードと共同で、25〜27日の3日間、愛媛県今治市のテクスポート今治で開催される「バリシップ2017」に、バラスト水生物検査関連機器を出展する。サタケでは、バラスト水中の生物数を簡単・迅速・高精度に推定する「バラスト水生物検査装置」を出展・実演するほか、検査に用いるサンプル水を濃縮する「バラスト水生物濃縮装置」を参考出展する。「バラスト水生物濃縮装置」は、1立方mのバラスト水を100mLに濃縮する装置で、MOLエンジニアリングと共同開発を進めているもの。船舶への持ち込みを前提として、軽量・コンパクトな設計としている。  
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  芝刈りロボットが人気/ホンダが国際バラとガーデニング展に出品  
     
  本田技研工業は12から17日まで埼玉県所沢市のメットライフドーム(旧西武プリンスドーム)で開催された第19回国際バラとガーデニングショウ」に、「調和(ハーモニー)〜素晴らしき人生をホンダと共に」をコンセプトとしたブースを出展した。今回は、欧州で好評を得ている、日本での販売も予定しているロボット芝刈機「Miimo(ミーモ)」や、ハンディタイプ蓄電機「リベイドE500」の市販予定モデルを参考出品。「ホンダ製品があるガーデンライフ」を提案した。  
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  マルマス機械と細川製作所が業務提携し、新ブランド立ち上げる  
     
  マルマス機械と細川製作所の両社はこのほど、両社間で包括的業務提携を行うことで合意したと発表するとともに、両社共通ブランド「マルマス&ホソカワ パートナーシップブランド」を立ち上げたことを明らかにした。両社によると、主力製品である精米機市場の今後を展望したうえで、2年前から提携に向け話し合いを進め、互いの得意分野を活かしながら、製品を補完し合うことで合意した。両社は、今回の業務提携により「両社の効率的な生産・開発・販売等がお客様の利益にも貢献できる」としている。  
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  スマートセンサ活用進む/ロバート・ボッシュGmbHのクラウス事業部長が講演  
     
  ロバート・ボッシュGmbH(ドイツ)のオートモーティブエレクトロニクス事業部クラウス・メーダー事業部長は12日、東京都江東区の東京ビッグサイトにて行われた、JAPAN IT WEEK内のIoT/M2M展において特別講演を行った。同展は、近年きな注目を集めているM2Mに特化した専門展であり、M2Mシステムを構築するための無線通信技術、センサーや様々なアプリケーションが一堂に集結した。「未来をつなげる〜スマートセンサとスマートデバイスが作るモビリティ社会」をテーマに講演を行い、会場に入りきらない人もおり、急きょ別会場での映像配信も行われ、注目度の高さが伺えた。  
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  べんモリ直播実演/宮城県古川農業試験場  
     
  宮城県古川農業試験場は15日、水稲直播栽培の新技術として、従来技術よりも省力・低コストで苗立ちよく倒伏に強い「べんがらモリブデンコーティング」による湛水直播の播種作業実演会を同試験場の圃場で実施した。協力企業は、ラジヘリ関係で小泉商事、多目的播種機による土中点播作業関連で井関農機、クボタアグリサービス、ヤンマーアグリジャパン東日本カンパニーの各社。実演会当日はあいにくの雨となったものの、農家を含め約150人が参加、苗立率が約8割と高い同技術のポイントを熱心に聞き取った。  
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  野菜収穫機を無人化/立命館大学がAIプロで農業用ロボ開発  
     
  立命館大学は18日、都内の立命館東京キャンパスでプレスセミナーを開き、AIを活用した農業ロボット開発について、同大学理工学部教授の深尾隆則氏らが説明した。28年度補正予算事業「革新的技術開発・緊急展開事業(人工知能未来農業創造プロジェクト、AIプロ)」における露地野菜の集荷及び果実生産で、現行機械にAIや計測、制御技術を統合し、新しい省力的な農業ロボットシステムを構築する。露地野菜の集荷までのロボット化・自動化では、キャベツやタマネギを対象に、ドローンによる高精度防除や、従来収穫機における収穫や台上調製作業の無人化・高精度化、運搬フォークリフトの自動化を行う。  
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  加工野菜の生産流通を振興/野菜流通カット協が総会  
     
  野菜流通カット協議会(木村幸雄会長)は18日、都内千代田区のKKRホテル東京にて、平成29年度通常総会を開催した。平成28年度事業報告及び決算、29年度事業計画及び予算など一連の議案を審議し、すべて事務局の原案通り承認した。任期満了に伴う役員選出では、13名の理事が選出され、木村会長及び黒田久一副会長を再任、岡田貴浩副会長を新任した。開会挨拶した木村会長は、昨年からの市場を「異常な品薄」と評し「我々のやるべきことを今一度見直して備えを進めていく必要がある。協議会としても29年度にやるべきことをしっかり進めていく」と抱負を語った。  
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  農業事故防止でシンポジウム/農業労災学会、農大総研研究部会  
     
  日本農業労災学会(門間敏幸会長)及び東京農業大学総研研究会3研究部会は12日、都内の東京農業大学世田谷キャンパス横井講堂において、2017年度(第4回)シンポジウム「農業労災事故防止を支える自助・共助・公助連携の取り組みと課題」を開催した。冒頭、挨拶した門間会長は「自助:共助:公助の割合は7:2:1と言われるが、農業では共助と公助の役割がより大きい。事故を防ぎ、発生後の被害を最小に抑えるため、英知を結集しなければならない。その1つが現在研究されているロボット化や事故通報システムであり、こうした対策をさらに充実させるべき」と連携を強調した。  
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  飢餓撲滅で日本に期待/FAO事務局長が講演  
     
  上智大学及びFAO(国際食糧農業機関)は10日、都内の上智大学四谷キャンパスソフィアタワーにおいて、ジョゼ・グラジアノ・ダ・シルバFAO事務局長講演及びジョブ・セミナー「食料安全保障、栄養改善と持続可能な農業の達成に向けて」を開催した。FAO事務局長の4年ぶりの来日にあたり、開発援助や食料安全保障・栄養問題、国連機関での勤務に関心のある学生に向けて、世界の食料問題の現状やFAOの取り組み、日本への期待などについて講演が行われた。グラジアノ事務局長は、日本の食育や食習慣、和食の価値を広めていくことが世界の肥満対策にとって重要とし、今後、世界中に広がることを期待した。  
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  学会賞で9名を表彰/日本農業工学会  
     
  日本農業工学会(大政謙次会長)は16日、都内の東京大学・中島董一郎記念ホールで日本農業工学会賞2017受賞講演会を開催した。今年の受賞者は、小松崎将一氏(茨城大学教授)、佐竹隆顕氏(筑波大学名誉教授)、川村周三氏(北海道大学教授)ら9名。講演会に先立って開かれた表彰式で大政会長から表彰を受けた。受賞講演では、小松崎氏は「カバークロップを利用した農作業システムに関する研究」について述べ、機械化される中で土や水の保全が課題だとし、農作業を通じて土や水を保全していく農業を提唱した。  
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  新会長に西本氏/農薬工業会が総会  
     
  農薬工業会は17日、都内の鉄鋼会館で第86回通常総会を開催し、2016年度事業報告・決算並びに2017年度事業計画・予算案などを審議し、可決するとともに、新役員を選出。その後の臨時理事会で新会長に西本麗氏(住友化学代表取締役兼専務執行役員)、副会長に小池好智氏(クミアイ化学工業代表取締役社長)、栗田道郎氏(ダウ・ケミカル日本代表取締役副社長)、谷和功(三井化学アグロ代表取締役社長・新任)が選ばれ、就任した。記者会見で西本会長は、「私どもが食料生産や公衆衛生面で社会の役に立っていることを積極的にアピールしていきたいと考えている」と抱負を語った。  
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  29年3月期は売上高1119億円、新中期経営計画を策定/やまびこ  
     
  やまびこは平成29年3月期決算短信(平成28年4月1日〜平成29年3月31日)を発表するとともに、12日開催の取締役会において「新中期経営計画2019」を策定、併せて、決算期(事業年度末日)の変更および定款の一部変更、また、中国蘇州に関連会社の設立を決議、その概要を発表した。それによると、3月期決算は、売上高1119億4500万円(対前期比1.2%減)、営業利益76億2000万円(同13.2%増)、経常利益72億8800万円(同113.8%増)となった。新中期経営計画では、前期に実行した積極投資の効果を具現化する期間として“やまびこサスティナビリティ”と“やまびこイノベーション&ダイバーシティ”の2つのビジョンを掲げた。  
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  充電式ファンジャケットで涼しく快適な作業/マキタ  
     
  マキタはこのほど、新しいコンパクトファン(最大風量・毎分1.4立方cm)を採用した充電式ファンジャケット「FJシリーズ」12タイプ(ポリエステル・綿・綿+ポリエステル・チタン加工+ポリエステル・フード付きなど)を完成、本格的な発売を開始した。「FJシリーズ」はマキタリチウムイオンバッテリーを電源とする。ジャケット内に強力な風を送り込み、炎天下でも涼しく快適な作業が行える。1回約55分充電で約17時間、涼しい環境を保つ。刈払機対応の「FJ406DZ」は、肩掛けバンド取り出し口を装備、そこにフックが掛けられるため、バンドが風の流れを妨げず草刈り作業時にもファンジャケットが使用できる。  
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  新型の乗用転圧機「グリーンローラー」発売/共栄社  
     
  共栄社はこのほど、ゴルフ場グリーンの乗用型転圧機“グリーンローラー”「RR1000A」を新発売した。同機は、大径ローラー(操舵輪)の採用により、接地圧の集中化を防ぎ、グリーン面を傷めず転圧。グリーンの地面をならし、パッティングクオリティを向上させる。本体質量が軽量(270kg)のため、芝生にストレスをかけ過ぎずに作業が行える。また、HST(油圧無段階変速)の採用により、操作がしやすく、優れた登坂能力とスピーディーな作業スピードを実現した。  
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  国内中古事業、インド事業を再編/コベルコ建機  
     
  コベルコ建機は、昨年4月1日に行ったコベルコクレーンとの経営統合に伴い、今回、「国内中古車事業」および「インド事業」の再編を行う。「国内中古車事業の再編」に関しては、国内中古車事業の経営基盤強化と事業効率化を目的に、国内に2社ある中古車事業を行う関係会社を統合した。統合後の会社は、油圧ショベルとクレーンを中心とした中古建設機械全般の買い取りおよび販売を行う。「インド事業の再編」に関しては、インド地域での事業の効率化、生産および販売・サービス体制の強化を目的に、現在インドに2つある現地法人を統合する。  
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  林業の価値をPR/みどりとふれあうフェスティバル  
     
  「みどりとふれあうフェスティバル」が13、14の両日、都内の日比谷公園で開催された。子供から大人まで楽しめる、緑や木々の大切さを感じられる祭典として、今回が27回目。前日はあいにくの降雨で人影もまばらな状況だったが2日目は回復し、林業関係団体、企業が持ち寄ったさまざまな企画を親子で楽しむ姿がみられた。林業機械関連では、林業機械化協会が出展したほか、スチール、ハスクバーナ・ゼノアが個別にブースを構え、バッテリー製品などをアピールした。  
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  伐木造材、高性能林業機械など29年度の研修本格化/林業機械化センター  
     
  群馬県沼田市根利にある林野庁の森林技術総合研修所・林業機械化センターは、平成29年度に計画している研修内容を同センターのホームページにアップし、受講者に向けて情報提供している。同センターでの研修は、1.国産材の安定供給体制の構築の推進、2.森林資源の再造林の確保の推進、3.森林の公益的機能の維持増進及び山村の活性化、4.森林・林業行政に携わる者等、5.国有林野事業職員の能力向上に資する―を対象に、必要な知識及び技術の修得を目的に行っていくもの。林業機械と森林作業道をカテゴリーとして、伐木造材、高性能林業機械、集材架線、林業機械体験などが用意されている。  
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  技術開発でも支援/国有林の主要取り組み事項  
     
  先に平成29年度の国有林野事業の主要取組事項についてがまとまった。公益重視の管理経営の一層の推進をはじめとして、森林・林業再生への貢献、その他国有林野の管理経営の3つを柱としており、昨年5月の新たな森林・林業基本計画を踏まえつつ、森林施業の低コスト化や林産物の安定供給を図っていこうとしている。民有林と連携した施業の推進や低コスト化に向けた技術開発などを軸としている「森林・林業再生への貢献」の主要事項をみた。  
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  大型化、省力化に対応するトラクタ・作業機  
     
  トラクタ・作業機の高性能化が進んでいる。農家の減少に伴う農地の集約化などにより、担い手向けの大型化の進展と、それに伴う省力化が近年の機械化営農における大きな課題となっている。トラクタの大型化についてはすでに170PSクラスが国内市場に投入され、畑作市場に大きなインパクトを与えている。省力化については、ICTを活用した自動化、ロボット化の開発が進んでおり、このほど、「農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン」が策定され、社会実装に向けた環境整備が着々と進んでいる。関連の話題を特集した。  
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  安定供給を実現に貢献する野菜・畑作関連技術  
     
  野菜の加工・業務用需要が増加するにつけ、生産体系の確立と安定供給の実現が急務となっている。ジャガイモ不足により一部ポテトチップスが販売休止となった4月の「ポテチショック」は記憶に新しいが、食の安全・安心を求める消費者の「国産志向」は一向に強く、こうした流れを受けて、加工・業務用野菜の生産及び産地拡大がますます進みそうである。さらに国も、水田フル活用の施策を掲げ、水稲の裏作による麦・大豆や野菜作を後押ししており、複合経営による収益向上に期待が寄せられている。注目が集まる野菜・畑作関連の話題を拾った。  
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  農機整備技能検定2級学科試験問題  
     
  平成28年度の農業機械整備技能検定試験が、実技は昨年12月1日から、学科は1月29日に実施され、3月10日に合格発表が行われた。この2級学科試験問題を、中央職業能力開発協会の許諾を得て転載する。試験は真偽法25題、多肢択一法25題。  
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