農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
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  農経しんぽう  
  平成30年4月16日発行 第3219号  
     
   
     
   
  国内生産額は、115兆9631億円/農林水産省平成28年農業・食料関連産業の経済計算  
     
  農林水産省は10日、平成28年農業・食料関連産業の経済計算(概算)を公表した。それによると、平成28年における農業・食料関連産業の国内生産額は、115兆9631億円で、前年に比べ2・5%の増加となった。これは、全経済活動の11・6%を占めている。28年の農業の国内生産額のうち米は1兆7160億円、麦類は337億円、野菜は2兆5567億円、果実は8565億円、酪農は1兆32億円、肉用牛は1兆938億円などとなっている。  
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  クボタが中国での生産能力増強/新工場が本格稼働  
     
  クボタは、中国の製造子会社「久保田農業機械(蘇州)有限公司」(KAMS)で、トラクタ、ホイールコンバインの新工場(第二工場)を昨年11月から本格的に稼働した。4月10日には農機行政・蘇州工業園区管理委員会・各種協会の幹部、在上海日本国総領事館の片山和之総領事などを招待し、新工場開所式を行った。生産品目はトラクタ、ホイールコンバイン。生産能力は年間でトラクタ1万台、ホイールコンバイン1万台。  
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  サタケがSAXES専用サイトを開設  
     
  サタケは12日、同社がさきに発売を開始した大規模生産者向け高耐久シリーズの「SAXES」(サクセス)専用サイトを開設した。内容は1.サクセス誕生の背景紹介2.サクセス商品ラインアップ3.開発者インタビューなど。  
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  大竹製作所が中耕除草機専用アタッチメントを発売  
     
  大竹製作所は、稲作初期に必須となる中耕・除草作業をサポートする水田中耕除草機MJ-3(3条)に、田植機の植え付け条数に合わせた中耕除草作業が可能な専用アタッチメント(5条用AT5、7条用=AT7)を新たに追加し、4月下旬より発売する。  
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  200V温水洗浄機を発売/丸山製作所  
     
  丸山製作所は6月から、新型の温水洗浄機「MKW813H」「同1413H」の2型式(50ヘルツ、60ヘルツの各2タイプ)を発売する。これを記念し、5月末日までに予約したユーザーに、オプションの温湯用蛇口と煙突をプレゼント、また、ホース巻取機と10m延長ホースセットを特別価格で提供するキャンペーンを実施する。新型温水洗浄機は、油汚れの除去などに便利で、コストを見直し購入しやすい価格設定とした。  
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  展示会と帯広工場を披露/ヰセキ北海道  
     
  ヰセキ北海道は5日、3月に竣工した帯広整備工場のオープンを記念する展示会を開催し、1500人の来場者を見込んで大型トラクタや作業機、新型ポテトプランターなどの製品説明に力を入れた。新しい整備工場は1206平方mの建築面積と最高高さ9.98mの整備スペースを有し、単一整備工場としてはグループでも全国1の規模。  
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  女子力・エムコレクトで業績拡大/諸岡が職場環境の改善で  
     
  諸岡は11日、本社で記者会見を行い、女性幹部12名を紹介すると共に、職場環境に対する改善の取り組みと、同社女性社員が働き方改革の一環として独自に進めているエムコレクトを紹介した。エムコレクトは、これまで同社女子社員で組織していた女子会を名称を変更して、業務内容を拡充・発展させ、より活動範囲を広げた組織。このネットワークにより、本社、工場、営業所などの垣根を払い、幅広い情報交換と迅速な対応を進めている。  
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  中古農機を自動査定/マーケットエンタープライズがHPで  
     
  マーケットエンタープライズは、昨年2月に農器具の中古売買を開始し、このほど「農機具高く売れるドットコム」のHP上において、システムによる自動査定サービスを開始した。これまでは買取価格を知るためには、コールセンターに電話を掛ける必要があり、依頼をして出張買取に来てもらい、そこで初めて買取価格がわかる仕組みだった。今回、HP上の自動査定システムの追加によって、電話することなく事前に買取価格の目安が分かるようになった。取り扱いメーカーは19社、型式約1300種類に対応している。  
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  日農機協が中古農機査定士制度のホームページ  
     
  中古農機査定士制度の事務局となっている一般社団法人日本農業機械化協会(雨宮宏司会長)はこのほど、ホームページに中古農機査定士コーナーを新設し、査定士制度の紹介、運営規程、査定士試験日程、査定士制度県別状況、「中古農業機械査定事業者」看板の案内などを掲載。査定士制度の啓発を行っている。ここに示された県別状況によると、協議会が設立されているのは1都30県で、これまでの試験(1〜8期)で合格した査定士の総数は1481名となった。また、届出事業所数は402、届出事業所査定士数は792名となっている。  
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  工賃は平均で5591円/全農機商連整備動向調査  
     
  全国農機整備技能士会(高橋豊会長)と、全農機商連(同)がまとめた「平成29年農業機械の整備動向等に関するアンケート調査結果」によると、整備売上げ(技術料+補修部品)は26・8%とほぼ4分の1を占めた。また、1時間当たりの技術料(工賃)は平均で5591円となり、前年と比較すると167円、3%の減少となった。  
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  オールいわてで林業従事者を育成/いわて林業アカデミーが平成30年度開講式  
     
  産学官連携のオールいわて体制で林業従事者の育成に当たる-いわて林業アカデミーの平成30年度開講式が11日、紫波郡矢巾町の岩手県林業技術センター大講義室で行われ、18人の新規林業者に対する教育がスタートした。同アカデミーは昨年度に1期生15人を送り出し、今期は1人の宮城県出身者を含め18人の研修生を迎え入れた。  
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  生産性の高い林業の確立に向けて/林野庁国有林野部がガイドブック作成  
     
  林野庁国有林野部業務課はこのほど、「生産性の高い林業の確立に向けて」と題するガイドブックを作成し、生産性向上に向けて、工程管理の基本、事例、改善ポイントなどを示した。今後、国有林野業務関わる各森林管理局、森林管理署そして林業事業体での生産性向上に対する取り組みの際の参考として活かしてもらう。既に概要版としてホームページにもアップされており、幅広い活用に期待を寄せている。特にドローンや革新的な機械などの新たなシステム採用の必要性などを強調している。  
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  課題解決に向け様々な営農・技術を提案/米・6次産業化関連機器特集  
     
  新年度がスタートし、いよいよ30年産の米作りが始まろうとしている。今年は政府による生産調整(減反)が廃止される一方で、農機メーカーによるロボトラ販売が開始されるなど、水稲作をめぐる状況は大きく変わりつつあるが、生産コスト削減や省力化、担い手への集約、収量増、農家の所得向上といった課題は依然として変わらず横たわっている。そうした課題解決に向け、水稲栽培と組み合わせた輪作体系や乾田直播、6次産業化など様々な営農・技術の提案を行い、生産者をサポートしていくことがますます重要になるだろう。米・6次産業化関連の話題を拾った。  
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  提案と実演で需要引き出す愛知県農機流通  
     
  自動車産業を中心とした製造業が盛んで、製造品出荷額は全国第1位となっている愛知県。一方、農業産出額も全国第8位と全国有数の農業県であり、農業と工業がバランスよく発展。海抜0mから700mの山間地域における多様な自然条件や木曽川、矢作川、豊川の豊かな水に恵まれ、名古屋市など大消費地が近く、アクセスが良いという地理的条件を活かし、それぞれの地域で特色ある農畜産物が全国各地に届けられている。温暖な気候に恵まれ、秋冬野菜を中心とした全国屈指の野菜産地であり、キャベツ、ダイコン、しそ、ふき、とうがんは、全国でも上位の産出額を誇る。また、施設園芸が盛んであることも同県の特色の一つで、農家1戸当たりの耕作面積が狭いにもかかわらず販売金額が大きく、土地生産性の高い農業を実現している。シーズン開始に向け最終準備に取り掛かる農機流通業界を取材した。  
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  根強い需要のミニ耕うん機  
     
  自然に親しめると同時に、美味しい出来たて野菜が味わえる-家庭菜園は根強い人気がある。それでも少し広い土地があれば、耕うんは大変。そこでミニ耕うん機の登場だ。ミニ耕うん機は始動方法、動力源、耕うん方法など様々なバリエーションから選択でき、使い勝手の良いものが続々登場している。車に積んで畑に行き、カセットガスやバッテリー駆動で耕うん、もちろんガソリンエンジンも力強く作業をこなす。日農工の部会統計では、耕うん機トータルの出荷は、29年はやや減少したものの、ミニ耕うん機は底堅い需要を確保している。  
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  生産性高めユーザーの信頼確保/農機整備・部品特集  
     
  農機流通にとって整備事業のウエートがいよいよ高まりつつある。また、農機使用の長期化から、整備と並行して中古農機の需要も旺盛だ。こうした傾向は、全農機商連・全国農機整備技能士会が実施した整備動向アンケートからもうかがえる。業界では、整備事業での付加価値向上、生産性アップのための事業や、ユーザーの信頼を高める取り組みとして中古農機査定のための制度確立・展開に取り組んでおり、今後の成果が期待される。一方、機械は大型・高性能、複雑化が顕著で、そうした面からは整備の能力向上も求められている。  
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  欧州を見て感じたこと/新潟クボタ・田中氏の欧州農機事情視察レポート  
     
  SDF社(ドイツファール社)では、大型トラクタを製造する工場を見学させて頂いた。総工費120億をかけた新工場。1日40台製造可能ということ、しかも製造ラインはひとつで様々の型式を組立てることができる。そして一番驚いたのが、生産はほぼ受注生産で在庫はないということ。私個人の考えでは農機は難しいと思っていたが、これからの販売方法は大きく変化していくのかと考えさせられた。  
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