農経しんぽう
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  農経しんぽう  
  令和元年9月30日発行 第3287号  
     
   
     
   
  農作業安全対策を拡充/農林水産省来年度予算要求  
     
  農林水産省は、農作業安全対策を拡充する。令和2年度予算概算要求で、農作業安全総合対策推進事業に5000万円を要求し、前年度予算額の3000万円から増額要求としたほか、新規に「農業機械の安全取り扱い技術向上支援対策」2億円を要求した。より実効性のある農作業安全対策を推進するため、高齢農業者等への安全指導や都道府県段階での事故情報の分析等の取り組みの支援や、農業大学校等での農業機械の安全研修会などを支援するもので、平成35年に、農作業事故による死亡者数を15%減少(平成30年比)させることを政策目標としている。  
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  食品産業の機械化、自動化など/食料・農業・農村政策審議会企画部会で議論  
     
  農林水産省は19日、東京・霞が関の農林水産省内会議室で、食料・農業・農村政策審議会企画部会を開き、食料の安定供給の確保に関する現行基本計画の検証と次期基本計画に向けた施策の検討を行った。この中で、生産・加工・流通過程を通じた新たな価値の創出による需要の開拓のための今後の主な施策の方向(案)として、食品製造業、外食・中食業の自動化に向けて、作業の機械化やロボット・AI・IoTの活用を推進するとともに、業界共通のシステムや規格を開発、普及していくことが示された。  
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  田畑405万haで1%減、耕地利用率は91.6%に/農林水産省・30年作付延べ面積  
     
  農林水産省はこのほど、平成30年農作物作付(栽培)延べ面積及び耕地利用率を取りまとめて発表した。それによると、全国の田畑計の作付(栽培)延べ面積は404万8000haで、飼料作物や野菜等の作付面積が減少したことから、前年に比べ2万6000ha(1%)減少した。耕地利用率は91.6%で前年並みだった。また、30年における田の作付(栽培)延べ面積は223万6000haで前年並みとなった。田の耕地利用率は93.0%で前年比0.1ポイント上昇した。畑の作付(栽培)延べ面積は181万2000haで、前年比1万6000ha(1%)減となった。耕地利用率は90.0%で前年に比べて0.2ポイント低下した。  
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  電子制御フューエルインジェクション搭載のチェンソー「STIHL MS500i」/スチール  
     
  スチールは、10月1日より新発売する、世界初、電子制御フューエルインジェクション搭載のチェンソー「STIHL MS500i」(排気量79.2立方cm)の販売を記念して、21日、ツインリンクもてぎ(栃木県)、24日、もとっぱら(静岡県)、26日、STIHLの森(京都府)の3会場において“フォレストリーフェスティバル”を開催、森林組合・販売店・木材加工・伐採業者・ユーザーなど林業関係者300名余りが参観、革新的なインジェクションテクノロジーを体験した。同機は、チェーンスピードの驚異的な加速力と、パワーウェイトレシオ1.24kg/kWを達成、作業効率の飛躍的な向上につながる。  
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  24時間草を刈る「KRONOS(クロノス)」/和同産業が10月9日より先行予約受付  
     
  和同産業は、全国でモニターを進めていた画期的新製品「ロボット草刈機MR-300」の商品名を「KRONOS(クロノス)」(商品区分=ロボモア)と決定し、10月9日より先行予約の受付を開始する。先行予約方法は、同社HPの専用受付より行う。同機は、機体の稼働範囲を設定するワイヤー(設置面積3000平方m以内)内の草刈り作業を24時間自動的に進めるもので、100V電源が確保できる場所なら自ら充電ステーションに戻って充電し作業を続けるロボット草刈機。草刈り作業は農業のみならずほかの広範な産業分野、一般家庭でも必須の仕事であり、幅広い需要層を開拓できる商材となる。  
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  小型・最軽量エンジンチェンソー「XV250TD」発売/新宮商行  
     
  新宮商行はこのほど、小型・最軽量化したエンジンチェンソー「XV250TD」(排気量25立方cm)を新発売した。同機は、極限まで小型化されたボディに、パワフルな性能を詰め込んだ、研ぎ澄まされた美しいデザインのチェンソー。また、不要の部分を限界までそぎ落とし、本体乾燥重量“2.3kg”を実現。デザイン・機能性を徹底的に追求、極めて効率的な切断作業が行える。主な特徴は、1.ナット脱落防止機構によりナットの紛失がない、2.燃料キャップとチェーンオイルキャップは工具レスで開閉が可能、3.格納式のリフティングフックを標準装備。高い場所での枝打ち作業で安全に移動が行える―など。  
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  CO2局所施用装置の新製品/テヌート  
     
  テヌートは、10月9日から幕張メッセで行われる第6回国際次世代農業EXPOにて、CO2局所施用コントローラー「ブレス」と、光合成効率促進装置「コンダクター」の新製品である「CC-5000」及び「TNCS-5000」を展示する。10日の12時40分から会場内で行われる製品・サービスセミナーでは、これらの新製品説明も行う。今回の新製品では使用する各センサーに太陽光パネルを搭載し電源を独立。これによりバッテリー不足によるセンサーのダウンがほぼ解消される。さらにセンサーと制御盤をつなぐケーブルをなくし、Wi-FiやBluetoothと混線しない小電力無線を搭載させることで、数百mの範囲内であれば、離れた圃場でも1台の制御盤で管理することが可能。  
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  空冷ガソリンエンジン・ビックブロックシリーズ/ブリッグス&ストラットンジャパン  
     
  ブリッグスアンドストラットンジャパンがこの夏発表した新型エンジン「バンガードVツインエンジン・ビックブロックシリーズ」の高い性能と幅広い用途に注目が集まっている。空冷ガソリンエンジンの中でも最大級の出力を持ち、優れたバランス、低振動、高燃費を実現。豊富なラインアップを取り揃え、林業機械、建設機械、レジャー機器など多くのアプリケーションに使用できる。大きな特徴は、軽量コンパクトで、世界各国の規制に対応しており、オイルコントロールを改善して摩擦を低減、長寿命を確保していること。最適化された燃料噴射とスパークタイミングにより、燃費を向上している。  
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  電動油圧シリンダー「シルパック」販売開始/トランク  
     
  トランクは、高品質・高信頼性の電動油圧シリンダー「clypack(シルパック)」の販売を開始した。韓国の油圧機器専門会社であるHydro-Tek(ハイドロテック)社が開発した同製品は、油圧シリンダーに油圧ポンプ及びタンクとモーターが付いた動力一体型のアクチュエーターであり、豊富なパーツの組み合わせで多用途に対応できる。ストローク100〜350mmで推力2tまでの同電動油圧シリンダーは、リフト、ウィングボディ、大型農機の耕うん機部分やブームスプレヤーなど、重いものを動かすあらゆる機器に使用できる。  
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  最新作CM「Try For Dreams」篇をオンエア/クボタ  
     
  クボタは、企業ブランドTV-CM「壁がある。だから、行く。」シリーズの最新作「Try For Dreams」篇(60秒)を、9月20日から全国でオンエア開始した。今回のTV-CM篇の主人公は、仲間たちとのラグビーを楽しむ一人の少年。そんな彼が、ある出来事をきっかけに、自分たちが抱える水問題を解決したいという志を抱く。その後、クボタの社員となって夢であった水道の敷設を実現、村の人たちと喜びを分かち合う姿をドラマチックに描いた物語。  
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  宮城の農業女子プロジェクトで農機セミナー/井関農機  
     
  井関農機は、同社が全国で展開している「夢ある“農業女子”応援プロジェクト」の一環として、宮城県農政部が9月11日に宮城県農業・園芸総合研究所及び農業大学校で開催した「女性にと〜ってもやさしい農業機械セミナー」に参画し、座学と実習で農機の取り扱いセミナーを実施した。これには米作、野菜作、果樹、花木、酪農等幅広い経営形態から28名の県内農業者が参加した(男性3名含む)。実施した内容は、トラクタ、管理機・耕うん機、草刈り機等の安全な操作方法など基本事項を主体として農機の種類や安全な使用方法、使用時のコツなどについて。  
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  「FASE 関西2019」に光選別機など出展/サタケ  
     
  サタケは、10月16〜18日の3日間、大阪市のインテックス大阪で開催される第4回食品工場自動化・安全機器展(FASE 関西2019)に出展、各種光選別機やクラウド型情報管理サービスなどを展示・実演する。同社は、今年は色彩や形状で不良品を選別する「ピカ選αPLUS」(アルファ・プラス)および「ベルトゥーザXeNO」(ゼノ)、風の力で異物を選別除去する「レッグアスピレータ」などの選別機に加え、中・小規模小麦製粉工場向け流量監視装置「インラインフローメーター」(参考出展)、精米工場向け情報管理サービス「精米生産の匠」の展示・実演を行う。  
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  パワープロダクツ生産累計1億5000万台達成/ホンダ  
     
  本田技研工業は、パワープロダクツの累計生産台数が9月に1億5000万台を達成したことを発表した。パワープロダクツを扱う同社のライフクリエーション事業は「技術は人のために」という創業の精神のもと、「HONDAのエンジン技術を使って、農業や漁業を営む方々の労働を機械化することで負担を軽減できないか」という想いを原点に、1953年に農業用汎用エンジン(モデル名:H型)の生産から始まった。パワープロダクツは、コア技術である汎用エンジンを活用し、耕うん機や芝刈機などの日常生活で役立つ力となる商品から、発電機などエネルギーを生み出す商品まで、世界中のさまざまなシーンで使用されている。  
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  ロージンググラップル公開視察検討会/イワフジ工業  
     
  イワフジ工業は18日に開かれた「ロージンググラップル開発試験の公開視察検討会」で、開発途上の回生充電式ラジコンロージンググラップルBLG-16Rを用いた集材作業を披露した。会には東京や長野から足を運んだ林業関係者を含め約150人が参加、スマート林業を具現化し、現場に省人化と安全性向上のメリットをもたらす同機の完成に期待を向けた。同機のポイントは、グラップルを吊り下げる搬器の滑車の回転を回生してリチウムイオン電池に充電し、DCモーターで油圧ポンプを駆動、グラップルの開閉・旋回の動力としている点。これにより、機器が傾いた場合に不具合を起こしやすいエンジン製品と比べ、電動のメリット=作業安定性が発揮できる。  
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  ジェフリー・ヒントン名誉教授に/2019年本田賞決まる  
     
  公益財団法人本田財団(石田寛人理事長)は、2019年の本田賞を、人工知能におけるディープラーニングの先駆的研究と実用化への貢献を果たしたとして、トロント大学名誉教授、ベクター研究所主任科学顧問ジェフリー・ヒントン博士に授与することを決定した。ヒントン博士はAI(人工知能)へのディープラーニング活用の基礎となるバックプロパゲーションをはじめ、AIを実用化に至らせた数々の技術を考案してきた。ヒントン博士の取り組みは、本田賞にふさわしい成果であると認め、今回の授賞に至った。  
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  熊本玄米研究所が食品安全マネジメント規格「FSSC22000」取得/中九州クボタ  
     
  クボタのグループ販売会社である中九州クボタが出資する熊本玄米研究所は、9月13日に食品安全マネジメント規格「FSSC22000(食品安全マネジメントシステム)」の認証を取得した。同社は、玄米の優れた機能性・栄養価をそのままにペースト化する技術に着目し、パンやパスタへの適用性や保存技術を確立している。登録範囲は玄米ペースト、玄米パン及び玄米パスタの製造。同社では、「FSSC22000を取得することによって、お客様により一層安心・安全な商品をお届けすると共に、今後も米の消費拡大による日本農業の活性化に貢献してまいります」としている。  
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  密苗で薬剤抵抗、農薬登録など報告/日本植物防疫協会がシンポジウム  
     
  一般社団法人日本植物防疫協会(藤田俊一理事長)は20日、都内文京区の日本教育会館一ツ橋ホールにおいてシンポジウム「植物防疫の新たな展開の『その後』をフォローする」を開催し、これには全国から農業や防除の関係者約600名が参集した。これまで同協会がシンポジウムで取り上げてきた薬剤抵抗性対策や水稲高密度育苗技術、新たな農薬登録制度について改めて取り上げ、その後の動きをフォーカスし、今後の展開方向と課題を探った。そのうち水稲高密度育苗技術については、ヤンマーアグリ・澤本和徳氏による「密苗移植栽培技術の普及状況」など2講演を実施した。  
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  最優秀賞に佐々木氏/JA全農が全農酪農経営体験発表会  
     
  JA全農は13日、東京・大手町の日経ホールで、第37回全農酪農経営体験発表会を開催した。最優秀賞には「西富士とともに、未来に継ぐ資源循環型酪農を実践〜自給飼料生産と牛群改良で日本一を目ざす」を発表した静岡県富士宮市の佐々木剛氏が受賞した。佐々木氏は、2018年に飼料コントラクター「メイプルトラクター」を設立し、専務取締役として地域の自給飼料生産に貢献している。デントコーンと牧草の輪作体系を採りいれて、定期的に圃場を更新、土壌改良を行うことで、安定的な収穫量を確保している。  
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  植物を理解し、応用する/生物環境工学会が2019年千葉大会  
     
  日本生物環境工学会(仁科弘重会長)は17〜20の4日間、千葉県松戸市の千葉大学松戸キャンパスにて、日本生物環境工学会2019年千葉大会を開催した。研究発表やポスターセッション、企業展示などが行われたほか、18日には公開シンポジウム「植物を理解し、応用する」が開催され、植物を活用した物質生産や植物工場での効率的生産に関する最新の知見が発表された。冒頭、挨拶した後藤英司大会委員長は、所属する千葉大学の取り組みとして日本学術会議の学術大型研究計画「高付加価値植物の作出および生産システムの開発」を進めており、また、10月1日に植物分子科学研究センターを発足すると紹介した。  
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  芝生主産地の取り組みを共有/日本芝草学会2019年度秋季鳥取大会  
     
  日本芝草学会(高橋新平会長・東京農業大学教授)の2019年度秋季鳥取大会が14〜16の3日間、鳥取市の鳥取大学鳥取キャンパスをメーン会場に開かれ、初日の4部会(校庭芝生、公園緑地、ゴルフ場、グラウンドカバープランツ)を皮切りに、2日目の公開シンポジウム「鳥取県における産学官連携による芝草への取組み」、3日目の現地見学会を通して芝生の主要産地である鳥取の置かれている状況や今後に向けた取り組みなどを確認、共有した。特に今回の大会では、鳥取県あげて取り組んでいる芝生収穫機や鳥取大学が井関農機、タカキタ、トプコン、チュウブとともに開発中のスマート施肥システム、そしてハスクバーナ・ゼノア、ミクニ、本田技研工業のロボット芝刈機の実演も行われた。  
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  ニホンジカ対策の研修を実施/野生鳥獣対策連携センター  
     
  鳥獣被害でも森林エリアでのニホンジカによる被害のウエートが大きくなっていく中、令和元年度の農林水産省の補助事業である「鳥獣被害対策基盤支援事業」で被害対策をコーディネートもしくはリードする人材を育てようとする取り組みが進められる。同事業の事業実施主体体である野生鳥獣対策連携センターが主催する。同事業は、ニホンジカの発生状況に応じた適切な対策を講じ、造林や森林経営を行っていくための研修として、「鳥獣被害対策コーディネーター育成研修」と「地域リーダー(森林)育成研修」を実施するもの。令和元年度は、全国9カ所での開催となる。  
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  魅力あふれる多彩な四国農業  
     
  自然の恩恵をふんだんに受け、幾多もの魅力に富んだ農作物を育んでいる四国農業を農業機械で応援する大型の農機展示会が、今年も収穫の秋を迎える10月に愛媛県で盛大に開催される。令和元年度愛媛県農林水産参観デー協賛「農機具まつり」は10月1、2日に、同県松山市上難波の県農林水産研究所(旧農業試験場)と同市下伊台町の同果樹研究センター(旧果樹試験場)で開催される。農機具まつりは、毎年大勢の来場者が各会場に詰めかける恒例の行事だ。最先端の技術や機械、営農に役立つ様々な情報が一堂に会する展示会を弾みに四国農業、日本農業が堅実に成長していくことが大いに期待される。  
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  個性豊かな四国農業支える新技術  
     
  温暖な気候や地の利を生かし、バラエティー豊かな農作物を育む四国農業を、最新の技術や農業機械で応援する大展示会「令和元年度愛媛県農林水産参観デー協賛農機具まつり」が今年も愛媛県で開催される。令和初となる同展示会は、10月1〜2日の2日間、松山市上難波の県農林水産研究所と同市下伊台の同研究所果樹研究センターで行われる。野菜や果樹、米など多彩な農作物の栽培を支える最新鋭の資機材から情報まで、ハードとソフトの両面を会場に集め、地域農業の振興を願い大勢の来場者を待ち受ける。最新の農機や技術が一堂に揃う同展示会は、来期のそしてこれからの農業を考える絶好の機会だといえよう。  
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  社会実装が加速化するスマート農業技術  
     
  「スマート農業の社会実装元年」と位置づけられる今年。農林水産省のスマート農業加速化実証プロジェクトが全国69地区で動き出すなど、取り組みが具体化している。同省の令和2年度予算概算要求でも、スマート農業総合推進対策事業が重点事項として盛り込まれており、政府全体のロボット戦略などと連動しながらスマート農業が大きなうねりをあげている。その最先端技術を支える農機、関連機器なども次々と市場投入され、スマート農機の需要拡大に期待がかかる。  
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  コシの有機栽培1.8haに挑む/三菱紙マルチ田植機ユーザー訪問  
     
  世界的に環境適応型農業、あるいは持続可能な農業が志向されて久しい。その具体的なアプローチが有機農業であるのはまちがいないが、我が国における有機JAS圃場面積、有機認証事業者、有機農産物の生産は、いずれもここ数年一進一退の状況で、伸び悩んでいる。安心で安全な農産物が求められる一方、生産者には湿度の高い気候条件という制約下で苦労して栽培しても、それが十分「価格」に反映できないもどかしさがある。石川県小松市で「農家ふじた」を運営する藤田哲文さん、晶美さん夫妻は2010年に有機JAS認証を取得、コシヒカリの有機栽培に挑み続けている。雑草との戦いで体力的に限界を感じていた時に出会ったのが、三菱マヒンドラ農機の紙マルチ田植機だった。  
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  旭日双光章受章・白石光弘氏の受章記念祝賀会  
     
  令和初となる今年春の叙勲で旭日双光章受章の栄誉に浴した秋田農機商組理事長で秋田クボタ社長の白石光弘氏の受章記念祝賀会が16日、秋田市内の秋田キャッスルホテルにおいて、佐竹敬久秋田県知事ら地元政財界関係者、クボタの飯塚智浩執行役員・農機国内営業本部長ら取引先、友人など約250名が出席し盛大に開かれた。白石氏は謝辞で「皆様のお蔭で大変な栄誉を戴いた。今後も信条である、お客様の満足、ブランド力向上、生産性・収益性の向上―に努め農家、県農業の一層の発展へお手伝いしたい」と力強い決意を示した。  
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