農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
生産・販売・技術まで、アグリビジネス全般の最新ニュースを掲載 
2万5000部発行 定期購読のお申込みは03-3815-0211
ホーム | 関連リンク集 | バックナンバー---
     
  農経しんぽう  
  令和5年6月12日発行 第3461号  
     
   
     
   
  持続可能な農業へ転換/食料・農業・農村政策の新たな展開方向  
     
  政府の食料安定供給・農林水産業基盤強化本部は2日、食料・農業・農村政策の新たな展開方向を決定した。「平時からの国民一人一人の食料安全保障の確立」「環境等に配慮した持続可能な農業・食品産業への転換」「人口減少下でも持続可能で強固な食料供給基盤の確立」を重視した上で、1.スマート農林水産業等による成長産業化、2.農林水産物・食品の輸出促進、3.農林水産業のグリーン化、4.食料安全保障―の4本柱について今後の方向性を示した。1.スマート農業については、農業従事者が減少する中でも、食料供給基盤が維持できるようにするための生産性の高い農業の確立を目指す。輸出促進については、海外市場も視野に入れた農業・食品産業への転換を図る。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  アイガモロボの現地視察も/秋田県が有機栽培現地研修会  
     
  秋田県は2日、にかほ市で「有機栽培現地研修会」(にかほ市が共催)を開催した。これには農業生産者、JA農協、市町村、県などの関係者約30人が出席した。研修会では、初めに秋田県農林水産部水田総合利用課の本郷正史課長、にかほ市農林水産部の池田智成部長が挨拶。次に、井関農機夢ある農業ソリューション推進部の徳安美沙都氏と岩本一臣氏による使用機械(アイガモロボ、水田farmo、WEED MAN)の説明、実演があった。それぞれの圃場で動く機械を見ながら、参加者からは質問が投げかけられ質疑応答も行われた。現地視察では、にかほ市で約20年有機農業に取り組んでいる権右衛門を視察し、導入4年目のアイガモロボによる抑草効果について質疑した。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  安全・快適性に貢献するヰセキ!/井関農機が2023年下期新商品発表会  
     
  井関農機は9日、つくばみらい事業所で2023年下期新商品発表会を開催した(詳細次号)。今回のテーマは「農業生産性向上、安全・快適性と環境負荷低減に貢献」〜変革。10年ぶりにフルモデルチェンジした中型トラクタ「BFREX(BFシリーズ)」はじめ「みどり戦略」を支えるスマート農機を発表した。冨安司郎社長はBFトラクタの前で小田切開発製造・縄田営業・谷哉海外の3本部長並びに、全農の冨田健司常務理事とともに写真に納まった。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  高効率な7.5馬力石抜精米機/マルマス機械が新発売  
     
  マルマス機械はこのほど、高品質・高歩留りで、生産組合や大規模農家向けに作られた、高効率7.5馬力石抜精米機「ROYAL MASTER(ロイヤルマスター)RM5500」を新発売した。処理能力は玄米で450kg/時、石抜機内蔵によるコンパクト設計で省スペースを実現。また操作部にタッチパネルを採用することにより、簡単に操作することができる。6月より出荷を開始。主な特徴は、1.玄米から小石やボルトを選別。精米機・石抜機・昇降機の一体構造で省スペースを実現、2.張込ホッパに玄米を張込み、タッチパネルで白さを選択し運転開始。米が無くなれば自動停止する、3.機内の残米ゼロ、4.一定の玄米を搗精室に供給することにより、安定した精米品質を保つ―など。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  除草剤塗布器「電動パクパクPK89M」/サンエーが発売  
     
  移植器やパイプ抜差し器などを製造販売するサンエーは大豆やテンサイ圃場、公園、庭園で難防除雑草を駆除するための除草剤塗布器「パクパクシリーズ」に、モーター駆動方式の「電動パクパクPK89M」をラインアップに追加し新発売した。従来品は雑草に除草剤を塗布する際に持ち手を握って手動で操作したが、ユーザーから「手が疲れるので電動式にしてほしい」という要望を受け、4年の試験期間を経て製品化したという。使用方法は、操作ボタンを押すと、ノズル先端から定量(0.1ml)の薬液が泡状となって吐出し、それを雑草の茎葉に塗布する。軽く押すだけの操作で使用でき、そして、握りやすいベンドグリップと体感重量を軽減するリストループが付いて、手の疲れにくさを追求した。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  長崎県壱岐市と連携協定、AIで栽培環境診断/クボタ  
     
  クボタは、ルートレック・ネットワークスと共に、長崎県壱岐市とエンゲージメントパートナー協定を締結、9日、大阪市浪速区のクボタ本社で壱岐市・白川博一市長が出席し、3者による締結式を行った。同協定に基づく最初の取り組みとして、3者連携により、壱岐市の特産品であるアスパラガスのハウス栽培のスマート化実証を行う。遊休ビニールハウスを再利用し、AIを用いて、その状態に応じた最適な栽培環境を診断する「スキルレス化」と、収集したデータにより、ルートレック・ネットワークスが提供する水やりと施肥システムや、循環扇や加湿器でハウス内の環境を変えるシステムなどを自動で制御する「軽労化」の実証。自動化技術の導入で、安価で生産性の高い栽培体系を確立し、新規就農を促進する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  GPSガイダンスモニタで高精度作業に/クボタがWEBセミナー  
     
  クボタは7日、「スマート農業の入口に!クボタアグリガイダンス(KAG2)WEBセミナー」をオンラインで開催した。これはクボタ独自のシンプルで扱いやすい農作業用GPSガイダンスモニタ「KAG2」を分かりやすく紹介したもので、GPSガイダンスモニタとは、「農作業用のカーナビ」のイメージと指摘。クボタはGPS・GNSSを活用するスマート農機について、自動操舵システムやGSトラクタなど豊富なラインアップを持っているが、そうしたスマート農機の入門機として、今回のGPSガイダンスモニタ「KAG2」を提案した。メリットとしては、画面のナビゲーションに沿ってハンドル操作を行うだけなので、不慣れなオペレータでも安心して正確な作業が可能―など。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  営農型太陽光発電で連携/クボタが農工大学と連携  
     
  クボタは、東京農工大学と、営農型太陽光発電設備下での最適な作物の栽培方法の確立を目指した共同研究を開始する。同社は太陽光による発電と農業生産の両立が可能である営農型太陽光発電の導入推進と、発電した電力の当社拠点や地域での活用に向けた検討を進めている。農作栽培に高い知見を有する東京農工大学と共同研究を開始し、太陽光発電設備下での日射量や温度などの栽培環境、作物の品質や収穫量などのデータの測定・分析を行い、高い生産性と品質確保が可能な農法の開発に取り組む。営農型太陽光発電の普及促進と農業の活性化を図り、カーボンニュートラルの実現と持続可能な農業の両立をめざす、としている。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  売上高436億円で8%減/三菱マヒンドラ農機  
     
  三菱マヒンドラ農機は5日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで、三菱マヒンドラ農機グループ2022年度事業報告アジェンダを開催し、2022年度事業報告、2023年度事業目標などを明らかにした。これには、齋藤CEO取締役社長、浅谷祐治CTO取締役副社長、平崎了経営戦略室長、上代哲也経営戦略室広報担当が出席した。それによると、2022年度の売上高は前期比37億円(87%)減収し、435億6900万円、うち国内事業は9億3600万円(3%)減少し326億1000万円、海外事業は21億8000万円(18%)減収し102億2600万円、海外比率は23.5%(前期は26%)となった。施設事業は6億2000万円(46%)減収の7億3200万円。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  穀粒判別器が精米JAS対応の認定受ける/サタケ  
     
  サタケの穀粒判別器「RGQI100B」は、精米JASに対応した精米品質基準の測定検査機器として、一般社団法人日本精米工業会から4月に認定を受け、5月29日より出荷を開始した。認定機器は、動作時に結果表示画面と結果印字帳票に「精米JASモード」の表示を入れる必要があるため、これらの規定に対応し、精米JASモード仕様にバージョンアップした同器を出荷開始した。精米JASには認定を受けた検査機器を使用して検査する「精米品質の基準」と、適切な衛生管理を実施するために必要とされる「認証の技術的基準」があり、両基準を満たした工場で検査を通過した製品のみがJASマークを付すことが可能となるため、今後、同器を導入する工場が増える見込み。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  アワード最優秀賞機械はじめ食の技術をPR/サタケがFOOMA出展  
     
  サタケは、6〜9の4日間、都内の東京ビックサイトで開催されたアジア最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2023」に出展し、初日には松本社長が小間に姿を見せて製品をPRし、拡販に向け意気込みを示した。FOOMAアワード2023において最優秀賞を獲得したベルト式光選別機「ベルトゥーザスペクトラ」や、超高速応答ピエゾバルブを搭載し、光源を総LED化することで、歩留向上と省エネを実現した新型多用途式光選別機、ムラが少なく粒感のしっかりした炊飯が可能な加圧式IH炊飯機や、穀粒判別器などの各種検査機器も展示した。その他、米の厚さ方向を削ることでタンパク質を効率よく除去し、キレイな酒を醸すことを可能にした「扁平精米」の技術を使った米・酒「真吟」も展示した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  「サキガケ楽粒」のドローン散布公開/北興化学工業  
     
  北興化学工業は5月25日、埼玉県加須市で昨年春に上市した水稲用一発処理除草剤「サキガケ楽粒」のドローンによる散布実演を報道陣に公開した。同社からは営業部の相馬正壽技術チームマネージャー、奥原伸典普及支援チームマネージャーが出席した。サキガケ楽粒は3つの有効成分を最適に配合し、一年生雑草から多年生雑草まで幅広い雑草に高い効果を示す水稲用一発処理除草剤。圃場投入後の拡散性が強く、水田畦畔からの一辺処理、水口施用、ドローンによる散布にも対応でき、「1ha田でも、中に入ることなく散布できる」としている。今回の実演圃場は、昨年からサキガケ楽粒を導入しているおぐらライスの1枚75aの水田で、作付けてある品種は「彩のきずな」。小倉社長がドローンを操縦した。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  創立50周年記念式典、定時総会を開催/施設園芸協  
     
  一般社団法人日本施設園芸協会(大出祐造会長)は6月2日、都内のKKRホテル東京にて、令和5年度定時会員総会ならびに同協会創立50周年記念式典を開催した。令和4年度事業報告並びに決算、令和5年度事業計画並びに予算、役員の補充専任など一連の議事を審議し、全て可決承認された。総会終了後に行われた第3回理事会にて役職が決定し、新しい副会長には福田晴久氏(ネポン)が選出された。創立50周年記念式典であいさつした大出会長は「施設園芸分野のスマート化やカーボンニュートラルに向けた取り組みを採りいれながら、現場の施設園芸農家の生産、経営を支えていきたい」と、業界発展へ取り組みを進めていく決意を述べた。また式典では、農林水産大臣から施設園芸協会に感謝状が贈られた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  最優秀賞にサタケ、優秀賞に中井機械/FOOMAアワード  
     
  一般社団法人日本食品機械工業会が主催するアジア最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2023」が、6〜9の4日間、都内の東京ビックサイトで開催され、その中で行われた第2回FOOMAアワード2023において、サタケのベルト式光選別機「ベルトゥーザスペクトラ」が最優秀賞を受賞した。同展の出展社を対象として、優秀な食品機械・装置を広く表彰する同アワードでは、応募41製品の中より、厳正な審査を経て最優秀賞ノミネート製品7製品を決定。6日に実機審査を行い、7日に各賞を決定した。また、優秀賞には、中井機械工業の食品用縦型ミキサー自動投入機付きホットミックス(THM-100ヘッド昇降タイプホイップセンサー付)が選ばれた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  食の最先端技術が集結/FOOMA JAPAN 2023  
     
  アジア最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2023」が6〜9の4日間、都内江東区の東京ビッグサイト東展示棟全館にて、盛大に開催された。46回目となる今回は、新型コロナ感染症の5類移行の影響もあってか、出展社数は過去最多の969社。食品製造に関わる最先端ソリューションが集結する総合展とあって、国内だけでなく、海外からも多くの来場者が集まり、初日の来場者数は2万2787名を記録した。今年のテーマは「Accelerate FOOMA」。「早める FOOMA」の意で、食品産業界が抱える様々な課題解決を加速させるべく、食品工場の省人化・自動化、食の衛生管理、無菌化、ロボットやAIなどを活用した最先端の製品・技術・サービスが一堂に集結し、実演なども交えながら、大々的にアピールされた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  新会長に松田氏、8月24〜26日に農機展/岩手農機協が総会  
     
  岩手県農業機械協会は6日、通常総会を開催し、新しい会長に松田和秀氏(岩手農産社長)を選任した。前会長の鈴木満氏は今年1月10日に急逝、その後任として松田氏が選ばれた。副会長には立花工(全農岩手県本部生産資材部長)、石田善孝(みちのくクボタ取締役・常務執行役員)、田中和彦(山一本店社長・岩手農機商組理事長)の3氏。また、元会長の高橋豊氏(みちのくクボタ会長)は顧問となった。同協会が主催する恒例の岩手県農業機械展示実演会は8月24〜26の3日間、岩手産業文化センター・アピオで実施する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  28人の功績称える/日農工従業員功労表彰  
     
  一般社団法人日本農業機械工業会(木股昌俊会長)は、1日に開催した総会後に第62回従業員功労表彰の式典を行った。今回は会員企業20社に所属する28人が受賞し、当日は受賞者25人とパートナーらが出席した。冒頭あいさつした木股会長は、農機業界の振興、発展に貢献してきた受賞者並びに家族に敬意と謝意を伝え、厳しい情勢下だが、農業の担い手支援、農業活性化が業界の使命とし、受賞者及び各企業が従来にも増して範となるよう今後も精進をお願いすると結んだ。製造、研究・開発、管理・営業の3部門の受賞者一人一人に木股会長が賞状を手渡した後、受賞者を代表してタイガーカワシマ営業推進部長の関根正巳氏が謝辞を述べた。閉会後、受賞者は日農工幹部との記念撮影にのぞんだ。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  平野会長を再選/内発協が総会  
     
  一般社団法人日本内燃力発電設備協会(平野正樹会長)は2日、東京都目黒区のホテル雅叙園東京において、第48回定時総会を開催。令和4年度事業報告、決算報告、令和5年度事業計画、収支予算などを審議、可決した。また役員任期満了に伴う改選が行われ、定時総会後の第177回理事会で、平野正樹会長を再選した。また副会長に、塩谷智彦氏(東京電気)、新開修二氏(三菱重工エンジンシステム)、専務理事に黒川明彦氏(日本内燃力発電設備協会)がそれぞれ新しく選任された。総会後には懇親会が開催された。会の冒頭、平野会長は「新たな社会のニーズに的確に応えていくため、会員企業の皆様と今後の課題に取り組んでいきたい」などと挨拶した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  データ駆動型の遠隔営農支援/農研機構、NTT東日本、NTTアグリテクノロジー  
     
  農研機構は6日、NTT東日本、NTTアグリテクノロジーと共同で、生産者支援を実現するデータ駆動型の「遠隔営農支援プロジェクト」の全国展開を進めることを発表した。最初の実証地として、秋田県大潟村のみらい共創ファーム秋田の圃場でタマネギの生産における遠隔営農支援に取り組む。農研機構が有する知見やWAGRI(農業データ連携基盤)と、他の2社が有するICTを活用した営農支援の実績やノウハウを踏まえた仕組みを組み合わせて行うもので、生産者の農場や作物の映像・環境データを遠隔にいる専門家とリアルタイムに共有。当該農場の土壌、気象、生育情報、作業履歴等のデータに基づき農研機構の標準作業手順書(SOP)に即した支援・指導を双方向のコミュニケーションにより行う。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  海外に学ぶ事故防止/農業労災学会がワークショップ  
     
  日本農業労災学会(北田紀久雄会長)は1日、同学会設立10周年記念の第3回農業労災ワークショップをWeb開催した。「海外に学ぶ農作業事故防止・労災補償対策―アイルランドなど欧州と韓国の取り組みを中心に―」をテーマに掲げ、海外の先進的な取り組みとその成果を共有した。田島淳氏(東京農業大学地域環境科学部教授)による「ILO『農業における人間工学的チェックポイント』における農作業安全対策−日本語版の翻訳と発行を通して−」、山田優氏(日本農業新聞特別編集委員)による「アイルランドなど欧州における農作業安全対策と労災補償対策の取り組み」、金京蘭氏(韓国・農村振興庁農業者安全推進団団長)による「韓国の農作業安全対策と農災保険対策の取り組み」 の3講演などが行われた。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  様々な汚れ落とす高圧洗浄機3機/スチールが新発売  
     
  スチールはこのほど、洗車や家屋周囲の洗浄作業を素早く進められる「STHIL高圧洗浄機 RE80X/80/90PLUS」を発売した。いずれの機種もパワフルな洗浄力を誇り、ステンレス製ピストンを採用した堅牢なアルミ製高圧ポンプで、製品の耐久力を高めているのはもちろん、高性能モーターと組み合わせることにより、力強く迅速に清掃作業をこなすことができる。3 機種それぞれに標準付属品が異なり、RE80には大型ホイールが付いているため、洗浄したい場所への移動が容易で、R80Xと同様に電源ケーブルと高圧ホースは洗浄機本体から外してフックに巻き付けて収納できる。また、同90PLUSにも移動用のホイールが付いており簡単移動。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  オートモアの拡販拠点が開店/ハスクバーナ・ゼノアのプレミアムショップ  
     
  ハスクバーナ・ゼノアがバックアップする「プレミアムショップ ハスクバーナ&ゼノアちば南」が2日にオープン、両ブランドの小型手持ち機械、安全用具・装具などのほか、ロボット芝刈機「オートモア」の普及を図る新たな拠点がスタートを切った。運営に当たるのは、大型建機から小型機械までオールラウンドに高い整備技術力を誇る正栄産業で、これから新市場を切り拓くオートモアの商品力に大きな期待をかけている。オープンセレモニーでは、まず關正己社長があいさつし、ハスクバーナ・ゼノア社があってこその取り組みと同社への謝意を表しつつ、その応援に沿ってプレミアムショップとしてオートモアの拡販をはじめ今後も邁進していきたいとショップ運営に対する意欲を表明した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  オンライン展示会「草刈ショー!」を刷新/オーレック  
     
  オーレックはこのほど、オンライン展示会「草刈ショー!ORECバーチャル展示会」をリニューアルオープンした。トップページの「特設ブース」で、2022年に発売したラジコン草刈機「スパイダーモアーRC RCSP530」、雑草刈機「ブルモアーZHR800」、正逆切替式機構を搭載した「ブルモアーHRS815」など、緑地管理需要に対応する最新機種を動画付きで紹介している。また、アンケートに回答すると抽選で300人にオリジナルデニムキャップとリニューアルを記念して製作したラビットモアーのミニチュアキーホルダーが当たるプレゼントキャンペーンも開催している。同社は「機械に馴染みのない人にも楽しんで参加していただけるバーチャル展示会となるように、今後も内容の改良を重ねる」とした。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  林業成長産業化で事例集まとむ/林野庁  
     
  林野庁はこのほど、林業成長産業化地域事例集2022をまとめ、情報として発信している。林業成長産業化の取り組みを広く横展開するため作成された今回の事例集では、各モデル地域それぞれが実施してきた、資源の把握・計画・集約化等▽素材生産の強化▽流通の合理化▽地域の原木活用拡大▽需要拡大と製品の高付加価値化▽再造林の推進▽人材の確保・育成などの取り組み分野別に分けて、取り組み内容をまとめたもの。林野庁では、今回の事例集に載せた地域を、森林資源の循環利用や地域の活性化を実現する先駆的なところ位置付けて、応用可能な取り組みとして情報提供している。取り組みを深化する参考になればと、活用を呼び掛けている。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  松保護士制度で5年度の試験、講習会受付/日本緑化センター  
     
  一般財団法人日本緑化センター(加來正年会長)はこのほど、松保護士制度を所管する団体として、令和5年度の選抜試験並びに講習会の開催日程をまとめ、1日から8月4日を申し込み期間として受験者の受け付けを行っている。松保護士は、地域の松林を維持、管理するため、とりわけ松くい虫被害となるマツ材線虫病についての幅広い知識や、被害現場に適した防除対策を立案、作業指導を行う専門家。同センターでは、平成16年度から松くい虫防除対策等についての知識・技術を有する専門技術者を養成する事業として松保護士の資格認定を実施している。令和5年4月1日現在、松保護士は500名を超える登録者数となっており、地域の松林の保全のためなどに活動、活躍している。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  持ち味活かして各社工夫を凝らす/北陸特集  
     
  日本海に面した富山・石川・福井の北陸3県は豊富な雪解け水を利用した灌漑用水を整え、耕地の約9割が水田を占める国内有数の米どころである。近年は、その裏で伸び悩む園芸作物への取り組みを強化し、啓発活動にも注力している。農機市場は需要の中心を担い手層が占め、機械の大型化が進む。一方で歯止めがかからない小規模農家の離農に伴い、農機販売店は生き残りをかけて工夫を凝らし、新たな経営基盤の確保に挑む。脱コロナで動き始めた北陸3県の取組みを見る。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  個性豊かな北陸メーカーの各社技術  
     
  立山連峰が冬に貯えた豊富な雪解け水を活かした水力発電で比較的安価な電力を供給する富山県。アルミ精錬など電気を消費する産業が盛ん。多量で良質な水を必要とする精密回路産業も発展する。石川県は、加賀藩で栄えた金沢文化を背景に金箔、漆器などの伝統工芸品があり、明治期に発展した織機や、ニッチ市場で活躍する製造業なども多く、飲料の瓶詰装置や回転ずしコンベアで高いシェアを誇る。福井県は軽工業が盛んで、眼鏡枠や化学繊維を使った高機能衣類などを生産する。様々な産業を有する北陸3県の農業関連機械メーカーの製品を紹介する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  持続可能な循環型農業を/耕畜連携特集  
     
  国が進めるみどりの食料システム戦略の実現に向け、耕畜連携の重要性が増している。ロシアによるウクライナ侵略や物流の停滞、円安などを背景とした飼肥料価格高騰により、飼肥料の国産化が大きく推奨されるように見直されており、特に環境負荷が少ない地域循環型の飼肥料の生産・消費サイクルの構築は、食料安全保障の観点からも大いに進められるべきであろう。耕種農家と畜産農家の双方が有機的につながり、飼料作物や堆肥などの資源をうまく提供・循環していくことで、持続可能な地域の形成・循環をもたらす耕畜連携について、関連する話題を集めた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  ニーズ活かし購買意欲を刺激/草刈機・刈払機特集  
     
  本格シーズンを迎える今年の草刈機・刈払機商戦。これから夏場に向けて、より効率的に、より省力的に、そしてより快適に作業を進めたいというユーザーの強い思いに応えた提案、提供を行い、購買意欲を高めていく。最近では、快適、省力ニーズを叶える機種に対する需要の高まりとともに、安全な作業性を有するかどうかも導入の際の大きな判断基準となっており、作業能力の面に加えたプラスαが販売促進の鍵を握る市場に変化している。とりわけ今年の草刈機市場では、農林水産省が進める「みどりの食料システム法」の絡みで「みどりの投資促進税制」の対象機として草刈り作業用の最新機器が多く認定されており、販売を促進し、購買ムードを高める上でも大きな力を発揮しそうだ。そうした草刈機・刈払機を取り巻く最新の話題などを集め、特集した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
     
お問合せ:株式会社 農経新報社 TEL:03-3815-0211 FAX:03-3815-0265  MAIL:info@n-simpo.co.jp
Copyright(c) 2003 Nokei-simpo CO.,Ltd. All Rights Reserved  当サイト内容の無断転載・引用を禁じます。