農経しんぽう
農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から
生産・販売・技術まで、アグリビジネス全般の最新ニュースを掲載 
2万5000部発行 定期購読のお申込みは03-3815-0211
ホーム | 関連リンク集 | バックナンバー---
     
  農経しんぽう  
  令和6年5月13日発行 第3504号  
     
   
     
   
  農機安全対策でメーカー聴取/厚労省・第3回検討会  
     
  厚生労働省は8日、都内の中央合同庁舎5号館で「第3回農業機械の安全対策に関する検討会」を開催し、車両系農業機械メーカー並びに農業法人経営者を対象にヒアリングを行った。メーカーヒアリングでは、アテックス、ショーシン、フジイコーポレーション、三菱マヒンドラ農機、ヤンマーアグリ(発表順)の5社が農機安全対策や課題などについて説明。業界として機械使用者への安全の情報提供や教育研修が間接的であり、事故情報等を把握しにくい一部の実態が判明したとともに、使用者に対して正しい使用方法や定期点検、作業環境の改善等を実施してほしい要望なども示された。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  農薬危害防止運動を展開/農林省、厚労省、環境省など  
     
  農林水産省は、農薬を使用する機会が増える6月1日〜8月31日にかけて、厚生労働省、環境省等と共同で「農薬危害防止運動」を実施する。令和6年度は運動のテーマを「守ろう 農薬ラベル、確かめよう 周囲の状況」と設定し、農薬ラベルの表示事項の遵守と周辺の環境への農薬の飛散防止を徹底することなどを重点的に指導。農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する。実施主体は農林水産省、厚生労働省、環境省、都道府県、保健所設置市及び特別区。農薬の使用現場では、関係団体等が一体となって運動を推進する。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  食品製造現場のロボット導入/農林省がガイドライン策定  
     
  農林水産省は17日、「食品製造現場におけるロボット等導入及び運用時の衛生管理ガイドライン」を策定し公開した。これは、ロボットなどの先端技術を食品製造現場に導入し、HACCPに沿った衛生管理の下で安全に運用していくための留意点などをまとめた内容。一般社団法人日本惣菜協会、機械メーカー、SIer、食品製造事業者など、業界関係者の意見を踏まえて作成しており、現場の実情に即したガイドラインとなっている。主な掲載項目は、▽ガイドラインの基本的な考え方と定義▽ロボットシステム導入に向けた手順▽食適対応ロボットとして備えるべき機能▽非食適対応ロボットを使用する場合の留意点と対策▽ロボットの設置から運用開始前までの留意点▽ロボット運用開始後の維持管理―など。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  新型の飼料用破砕機、養鶏養豚展で注目/大竹製作所  
     
  大竹製作所の新型飼料用破砕機SH-22は、乾燥籾・乾燥玄米など多種に対応し、牛や豚の消化の向上が見込める破砕処理ができると好評を得ている。同社は4月24〜26日に愛知県名古屋市のポートメッセなごやで行われた「国際養鶏養豚総合展(IPPS)」に出展し、同機をアピール。きめ細かな破砕処理ができると、多くの来場者が同機の性能に関心を寄せた。豚へ米を給与する場合、破砕処理を施すことで消化の向上が見込まれる。また、飼料の均一性を確保でき、栄養が偏ることなく給与できる。そのため、飼料用の籾や玄米に破砕処理は欠かせない。新型飼料用破砕機SH-22は前モデルSH-21の特徴はそのままに、さらなる変更点を加え、より使いやすくなった。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  養鶏養豚展で鶏舎スプレーヤをアピール/やまびこジャパン  
     
  やまびこジャパンは、4月24〜26の3日間、愛知県名古屋市のポートメッセなごや第1展示館で開催された「国際養鶏養豚総合展2024」に出展し、省力化、快適作業を提供する鶏舎向けの乗用スプレーヤをはじめ、養鶏養豚舎周辺の環境整備に活躍するラジコン草刈機、そして不測の停電対策用の発電システムなど、関連する機器類を「総合的に提案した」(同社)。特に同展では、国内初となる共立乗用鶏舎スプレーヤ「SSVH5020FC/P」をメーン機種として展示し、鶏舎の隅々まで消毒できる専用防除機としての作業性、機能性を広く発信した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  甘藷洗浄・研磨機などリニューアル製品3機種/ちくし号農機製作所  
     
  ちくし号農機製作所は、3機種5型式について、今年度のリニューアル商品として発表している。リニューアルする商品は、ダイコン葉切機「DHK-432」、カンショ洗浄・研磨機「KT3-1500DAN」「KT3-2000DAN」、ミニトマト研磨選別機「TS2-370」「TS2-370-L/R」。ダイコン葉切機「DHK-432」は、チェーン、ベルトの構造を見直し、ベルトの耐久性が向上。メンテナンスがしやすくなった。加えて防水性も向上した。カンショ洗浄・研磨機「KT3-1500DAN」「KT3-2000DAN」は、ブラシの素材が全てナイロン製に変わり、洗浄力がアップ。ミニトマト研磨選別機「TS2-370」「TS2-370-L」は、研磨部ブラシが樹脂ロール・ワンタッチ式になり衛生的かつ、交換が簡単になった。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  ネギ苗移植用谷あげ成形機、大型トラクタにも対応/小川農具製作所  
     
  小川農具製作所は、「トラクタ用カチャスポうね成形機」や「トラクタ用カチャスポ谷あげ成形機」(以下、谷あげ成形機)など、全4製品をリニューアル発売した。中でも、ネギ苗移植用の溝を作る谷あげ成形機「TAS-03」シリーズは、トラクタでの溝掘り作業を要望する生産農家から注目されているという。同社の担当者によれば、直進アシストトラクタや自動操舵システムの普及で、高効率化の要望が増加したことから今回のリニューアルに至った。同製品は、溝の深さや条間の調整が簡単に設定できる。リニューアルに伴い補強金具を装備し、耐久性が向上した。そして全モデルに「ダブル鉄製平尾輪」を装備している。同車輪により、溝と同時にその中心に土溜りを作るので覆土を確保できる。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  新管理システム発売、ホイールナット脱着作業に/空研  
     
  空研は、新製品「K-TMSトルク管理システム」を5月から発売する。同システムはパワートルクセッター「PTS-800ESL-K」を基にしてトラクタ、建機、トラックやバスのホイールの締付け作業時に、締付けトルクデータを無線で送信し、パソコンで管理することができるシステムである。同システムにより中・大型車タイヤの締付データを集中管理する。1本締め付けるごとにPTSから締付データを無線送信、パソコンで顧客・車両情報、データをエクセルファイル(CSV)で記録する。作業の状況はK-TMS画面でリアルタイムで確認できる。また、過去の車両データも呼び出して確認できる。締付チェックシートの印刷も可能である。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  「DBJ環境格付」取得、18回連続で最高ランク/井関農機  
     
  井関農機は9日、日本政策投資銀行(DBJ)の「DBJ環境格付」において18回連続で最高ランクの格付「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」と評価され、「DBJ環境格付」に基づく融資を受けたと発表した。今回の格付では、1.環境マネジメントWGのもと、環境中長期目標の達成に向けたマネジメントを継続していることに加え、グループ会社やサプライチェーンも含めた環境マネジメントを展開している、2.「エコ商品認定制度」を運用するなかで、事業環境変化を踏まえて環境保全型農業に貢献する製品や電動化製品など認定製品を拡大しているほか、認定製品の普及拡大を通じた環境貢献に尽力している、3.事業を通じた農業課題解決に向けて中長期視点で取り組みを推進している―などの点が高く評価された。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  革新的溶接治具で創意工夫功労者賞受賞/タカキタ・山中氏  
     
  本紙既報(4月15日付2面)の通り、タカキタの山中郁哉氏(製造本部生産技術課)が、令和6年度文部科学大臣表彰創意工夫功労者賞を受賞した。この栄誉ある賞は、科学技術振興の基盤となる創意工夫を行い、職場での技術の改善向上に顕著な成果を上げた個人、またはグループに授与されるもの。同社の社員が受賞するのは、平成27年以降で9回目。伝達式は4月17日、三重県庁で行われた。受賞概要は次の通り。▽受賞者名=製造本部生産技術課・山中郁哉氏▽表彰内容=山中氏が考案した溶接治具は、農業機械の部品を製造する工程において、円筒形部材の溶接精度を大幅に向上させ、製造コストの削減と生産ラインの効率化を実現した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  SeaJapan講演で新型電制エンジンPR/ヤンマーパワーテクノロジー  
     
  ヤンマーグループのヤンマーパワーテクノロジーは10〜12の3日間、都内の東京ビッグサイトで開催された日本最大の国際海事展「Sea Japan 2024」に出展した(既報)。ここでは、10日に実施した同社のプレゼンテーション「舶用向け電制エンジンの開発と今後の展開について」の講演概要をみる。プレゼンでは、同社特機事業部開発部中形エンジン技術部・福田育仕氏が講演。ヤンマーグループの会社概要をはじめ、海事業界の動向とヤンマーパワーテクノロジー社の取り組み、今回ブースにて実機を出展した新型電子制御エンジン「6GY135W」の特徴、ヤンマーが進めているカーボンニュートラル・ゼロエミッションの実現に向けた新燃料対応技術や今後の展望などについて紹介した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  自走型農薬噴霧ロボ、アグリフロントで出陣式/クボタ・丸山製作所  
     
  クボタが北海道ボールパークFビレッジ内で運営する農業学習施設「クボタアグリフロント」の最先端農業技術展示エリア「テックラボ」で、新たなパートナー企業となる丸山製作所の開発した自動走行型スマート農薬噴霧ロボットのコンセプトモデルとなる「スマートシャトル」を提供し、展示を開始した。4月26日に、同製品の出陣式を行い、クボタの習田勝之KESG推進部長兼秘書広報部長兼社長室長、北海道クボタの道信和彦社長、丸山製作所の三浦昭博北海道支店長、同DX推進室の道蔦聡美室長、同ポンプ事業部設計課の行方重樹課長らが参加した。ゲストには北海道農政部生産振興局技術支援担当局の丸子剛史局長の他、北海道石狩振興局石狩農業改良普及センター、仁木町農政課から14名を招いた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  大田市(島根県)と有機米で協定、紙マルチ田植機貸出/三菱マヒンドラ農機  
     
  三菱マヒンドラ農機は1日、島根県大田市と農林水産省の「みどりの食料システム戦略」推進に向けた有機米生産技術の確立と普及に取り組むことで、持続可能な有機米の産地づくりを実現することを目的に連携協定を締結した。この協定は同社が自治体との連携協定を締結する、全国で初めての事例となる。連携事項は、1.有機米産地の持続・発展に必要な人材育成に関すること、2.有機米の生産技術の普及に関すること、3.有機米の生産に必要な機械供給に関すること、4.有機米の加工・流通・販売に関すること。本年度、三菱マヒンドラ農機は有機米栽培に取り組む三瓶地区の5経営体へ向けて「紙マルチ田植機」を貸し出し、紙マルチ田植え研修会の開催や栽培方法に関する情報提供を行う。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  表参道にショールーム開店、電動もビリティ発信/ハセガワモビリティ  
     
  電動モビリティの日本市場での活性化と安全な社会実装を目指すハセガワモビリティは3日、東京都港区に電動モビリティのショールーム「YADEA(ヤディア)表参道」をオープンした。ガラス張りの店内にはYADEA社(中国)の公道走行可能な電動キックボードや電動アシスト自転車がずらり。すべて日本の道路運送車両法に順守している。高性能ブレーキを搭載した電動キックボード「KS5 PRO(一般原付)」(18万2600円)や、法改正対応のKS6 PRO(特定原付)」(19万8000円)、折り畳みができる電動アシスト自転車「HNT-01」(19万8000円)など多種多様な商品を取り扱う(価格は税込み)。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  創業70周年第1弾キャンペーン、記念価格でスタンドバッグ角プロ販売/田中産業  
     
  田中産業は本年12月に創業70周年を迎えるにあたり、これを記念した第1弾目のキャンペーン「スタンドバッグ角プロキャンペーン」を行っている。期間は2024年10月31日まで。期間中、同社の主力商品の1つである自立型大量輸送袋「スタンドバッグ角プロ (STB角プロ)2型」を求めやすい価格の「スタンドバッグ角プロ70周年スペシャル」として販売する。同品はオールメッシュ素材で抜群の通気性を誇るため蒸れにくく、8本のグラスファイバーロッドを使い、誰もが簡単に組み立てることができる。「バッグがしっかりと自立するので使いやすい」と各種作物の収穫作業の現場で好評を博している。米、麦、大豆、小豆、飼料米、そば、子実トウモロコシといった作物の収穫時に同品はうってつけである。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  都の8施設に電動草刈機を納入/ユニック  
     
  ユニックはこのほど、ラジコン式電動草刈機「UNIMOWERS(ユニモアーズ)」を東京都産業労働局に8台納入したことを明らかにした。同機は、令和5年度東京都トライアル発注認定制度で、「新商品等の生産・提供により新たな事業分野の開拓を図る者」の対象商品と認められ、その一環で評価のために導入された。同社はクローラとロボットの技術で社会課題の解決に取り組んでおり、同機は、独自の高接地圧クローラベルトと左右独立サスペンションにより、高い走破性と小回り性を両立したクローラで駆動するラジコン式の電動草刈機。東京都の納入先は、草刈りエリアが広く、施設担当者が斜面対応に苦慮している所などで、3月末までに納入が完了、それぞれの施設では今後実用評価も行う。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  NEW環境展へ出展、光選別機実演などでPR/サタケ  
     
  サタケは、原島電機工業と共同で22〜24日に東京ビックサイトで開催される「2024NEW環境展」に出展する。同展は「持続可能な循環型社会」の構築に向けて、環境問題に対応する様々な技術やサービスを一堂に展示・情報発信し、国民生活の安定と環境関連産業の発展に寄与することを目的とする展示会で、今回で33回目となる。サタケはペットボトル破砕品や家電プラスチック破砕品などのリサイクル原料にも幅広く対応する多用途シュート式光選別機「SLASH(スラッシュ)」を展示・実演する。同製品は、超高速応答ピエゾバルブを採用し、歩留向上と省エネを実現した。また、サタケ独自の自動検量線作成システム「サタケ・スマート・センシティビティ」を搭載し、原料ごとの選別基準設定が簡単・迅速に行える。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  需要高まるバラスト水生物検査/サタケ・松田氏がSeaJapanで講演  
     
  サタケは10〜12の3日間、都内の東京ビッグサイトで開催された日本最大の国際海事展「Sea Japan 2024」に出展した(既報)。ここでは、10日に実施した同社のプレゼンテーションをみる。同社技術本部センシンググループ支援部長・松田真典氏が「バラスト水生物検査の現状と動向」と題して講演を行った。松田氏はバラスト水生物検査が必要な背景について、国際的な海のルールづくりを行う国連の専門機関IMO(国際海事機関)によるバラスト水管理条約を紹介。寄港国検査(PSC)を行う際には同基準をクリアしなければならない。今回サタケが同展でアピールしているバラスト水生物検査装置「BALLAST EYE」とバラスト水サンプリング装置「BALLAST CATCH」は、迅速でおおまかな生物数の推定値を出す簡易分析で役に立っていると語った。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  データ活用を促進/野菜流通カット協が総会  
     
  野菜流通カット協議会(木村幸雄会長)は8日、都内千代田区のKKRホテル東京で令和6年度通常総会を開き、令和5年度事業報告及び決算、6年度事業計画及び予算など、すべての議案を事務局原案通り承認した。会議の冒頭、挨拶に立った木村会長は、データ駆動型農業が進歩を続けており、それなくして大規模農業の実践は難しくなってきていると述べ、同協議会でもデータの活用を提案できるようなセミナーを開催したいと意欲をみせ、今後は、やりたいことを自ら発信できる協議会にしていきたいと抱負を述べた。続いて、来賓として農林水産省農産局園芸作物課の宇井伸一室長が祝辞を述べ、カット野菜への期待を示した。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  スマート技術活用を/JAグループ政策提案  
     
  JA全中(山野徹会長)は9日開いた理事会で、令和6年度食料・農業・地域政策の推進に向けたJAグループの政策提案を決定した。この中で、「スマート農業技術の活用推進」が盛り込まれ、必要な機械・設備の導入に当たっての制度対応や支援の拡充などを求めた。また、理事会終了後、定例会見に臨んだ山野会長は、政策提案の重要事項として、1.食料安全保障の確保に向けた基本政策の確立、2.次期食料・農業・農村基本計画の実効性の確保、3.適正な価格形成に向けた速やかな法制化、4.共同利用施設の整備・更新等―の4項目をあげた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  スマートファーマーアワード発表/日本農業情報システム協会  
     
  一般社団法人日本農業情報システム協会(下村豪徳代表理事)は4月23日、第4回スマートファーマーアワード優秀賞の受賞者を発表した。これは、スマート農業に取り組む先進農業者を「スマートファーマー」として毎年表彰しているもの。今回の受賞者は次の3件であった(受賞内容、受賞者、栽培品目)。▽遠隔制御による大葉の栽培管理における品質向上と生産効率の改善=田中農園・田中健一氏、愛知県、大葉▽自動灌水制御によるミニトマトの栽培における品質と収量の向上=TRYFARM・高田貴寛氏、青森県、ミニトマト▽水稲における水管理の最適化による生産性向上=サンライス青木・青木靖浩氏、富山県、水稲  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  開幕迫るJLC、22都道府県から78名出場/6月1、2日に開催  
     
  林業に欠かせぬ道具であるチェンソー技術の日本一を決める競技大会である「第5回日本伐木チャンピオンシップ」(JLC)が6月1、2の2日間、青森県青森市のモヤヒルズで開催される。大会を主催する日本伐木チャンピオンシップ実行委員会(委員長=全国森林組合連合会・中崎和久代表理事会長)では、ポスターなどを作成し、大会準備に余念がない。プロフェッショナル、U-24そしてレディースと3つに分かれ行われる今大会には、北海道から宮崎まで全国22都道府県から78名が出場、日頃鍛えた技術、技能を披露し、9月にオーストリアで開かれる世界大会(WLC)の日本代表選手の座を目指す。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  林野庁6年度委託事業で民間の協力企業・団体を募集/日本森林技術協会  
     
  一般社団法人日本森林技術協会(小島孝文理事長)は、令和6年度の林野庁事業である「令和6年度森林情報プラットフォーム化推進委託事業」の事業実施主体として各種取り組みを展開していくが、現在、森林情報のオープンデータを活用した地図サービス創出に向けた意見交換に協力してもらえる企業・団体を募集している。募集は、6月7日、午後5時までを実施期間として行う。募集内容は、1.応募する企業・団体の名称・担当者・連絡先、2.事業化を検討し、または進めている森林情報を活用したサービスの概要、3.サービスの具体化に向けて必要となる森林情報の種類やデータ形式、更新頻度などオープンデータの取り組みに対する意見、4.将来的に林野庁と取り組んでみたい内容―など。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  ツリークライミング大会で矢澤氏が優勝、世界へ/ハスクバーナ・ゼノアがサポート  
     
  ハスクバーナ・ゼノアはこのほど、同社がゴールドスポンサーを務める日本ツリークライミング選手権大会(JTCC)で、矢澤貴司氏が優勝したと伝えた。矢澤氏は、同社のハスクバーナブランドアンバサダーH―TEAMの一員。競技会は4月19〜21の3日間、三重県度会町宮リバー度会パークで開かれ、1.スローライン、2.アッセントイベント、3.スピードクライム、4.ワーククライム、5.エアリアルレスキューの5種目で、男子は上位3位まで、女子は同2位まで入ったものが決勝に進む方式で技を競い合った。矢澤氏は2013年に初挑戦し、2022年大会で優勝を勝ち取った。今回の優勝により、同氏は10月にアメリカで開催される世界ツリークライミング選手権大会への切符を手に入れた。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  高速ツーリング用1輪、2輪リヤーカートを発表/テックマン  
     
  テックマンはこのほど、高速ツーリング用のリヤーカートやアルミ、ジラルミン製の新型リヤーカート「リトルメリー(小さくて楽しい)」を発表した。このうち1輪、2輪ともに赤色リフレクターに加え、必要となる尾灯、制動灯、方向指示器がセットされている高速ツーリング用のリヤーカートは、ロングツーリングでの積載に悩んでいたライダーのために開発した。航空機用のホイールを標準装備している同カートは、最大積載重量20kgの1輪「韋駄天80」と同30kgの2輪「韋駄天」をラインアップ、バイク本体を重たくせずに、大きな荷物を運べる。「ヘルメットはもちろん、かさばるお土産、着替え、テントにコーヒーセットまでポンポン放り込める」(同社)製品だ。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  難しい市場でもニーズを掴む/北海道畑作酪農特集  
     
  北海道の畑作・酪農市場は、昨年から続く物価高騰による営農コスト高と円安や欧米各国のインフレ傾向の影響を受け、依然として厳しい市場環境にある。酪農の低迷に加え、ビート(てん菜)や小豆の品質、収量の低下と需要の低迷、さらには気象変動による猛暑など、これまでになかった不確定要素も出現しており、先行きの不透明感は拭えないままだ。一方、昨年の小麦や大豆の収量増加ジャガイモの持ち直しなど、上向きの気配も出始めている。そのような中、農家の低コスト対策や品質・収量の安定に寄与する技術などを打ちだしながら営業活動を本格化させている。  
  ホームに戻る  
 
 
     
   
  新技術で営農をサポート/北海道畑作酪農特集  
     
  物価高騰による資材コストや機械価格の上昇など、厳しい状況が続いているものの、当然のことながら、農家の作業は例年通り始まっている。昨年は史上稀にみる猛暑も手伝って、作物への影響も懸念され、先行きの不透明感から悲観的な声が多く聞かれた。今期も状況の好転は大きく見られないものの、昨年に比べれば底を打った雰囲気も感じられ、インバウンド需要の回復も手伝い、前向きな雰囲気も感じられる。ここでは営農を支えている道内関連企業の製品を中心に紹介する。  
  ホームに戻る  
     
   
     
   
  農業機械整備技能検定/2級学科試験問題  
     
  令和5年度の後期の農業機械整備技能検定試験が、実技・学科ともに今年1月28日に実施され、3月8に合格発表が行われた。この学科試験問題を、中央職業能力開発協会の許諾を得て転載する(無断複製禁止)。試験は真偽法25題、多肢択一法25題。▽検定制度概要=技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。技能検定の合格者には合格証書が交付され、合格者は技能士と称することができます。  
  ホームに戻る  
 
 
     
     
お問合せ:株式会社 農経新報社 TEL:03-3815-0211 FAX:03-3815-0265  MAIL:info@n-simpo.co.jp
Copyright(c) 2003 Nokei-simpo CO.,Ltd. All Rights Reserved  当サイト内容の無断転載・引用を禁じます。