農業並びに農業機械・施設・資材に関する行政から 生産・販売・技術まで、アグリビジネス全般の最新ニュースを掲載　 ２万５０００部発行 定期購読のお申込みは03-3815-0211 ホーム | 関連リンク集 | バックナンバー---       　 農経しんぽう     平成17年9月5日発行　第2626号                         集落営農や輸出促進を柱に／18年度農林予算概算要求           平成18年度の農林水産予算概算要求がまとまった。総額は3兆2996億円で、17年度予算額に比べ11.2％増の要求額とした。18年度事業の柱は、1.集落営農の育成・確保、2.食育の推進、3.農林水産物の輸出拡大で、食料自給率の向上に向け、新基本計画の工程管理をしっかりと進め、スピード感あふれる農政改革を実行することに主眼を置いた。また、新たに、革新的技術導入に関する「成果重視事業」を創設、低コスト植物工場、酪農のロボット化、プレシジョンファーミング等のシステム開発を推進する。     ｜ホームに戻る｜                   豊作基調で推移／8月15日現在水稲作況           農林水産省はこのほど、8月15日現在の17年産水稲の作柄概況を発表した。それによると、早場地帯の作柄は「やや良」が5道県、「平年並み」が14県、遅場地帯の27都府県においても「平年並み」ないし「やや良」で、全体的に豊作基調で推移している。早場では、6月及び梅雨明け以降おおむね天候に恵まれたことから、全もみ数が、北海道では多く、その他の地域ではおおむね「平年並み」ないし「やや多く」と見込まれ、登熟はおおむね平年並み。遅場においては、低温・日照不足の影響を受けた地域はあるものの、梅雨明け以降天候に恵まれ、「平年並み」ないし「やや良」で推移している。     ｜ホームに戻る｜                         斎藤農機製作所が新型ホールディガー発売           斎藤農機製作所は、かねてより研究・開発を進めていたトラクタ用（8〜38馬力）の穴開け機の新型「ホールディガーSHS-31」（オーガ径30cm）を完成、「SHS-15」（同15cm）と併せて、本格的な発売を開始する。同機は果樹園の施肥用・支柱用穴、ハウス設置用穴、造園・林業の苗木移植用穴など幅広い分野に活用できる。掘り込み時間が60cmの深さを約30秒で掘れる高性能機。トラクタへの着脱が1人で簡単に行えるオーガスタンド「SHS-S」（オプション）が用意されている。15型の希望小売価格は31万2000円、31型は35万4900円と廉価。     ｜ホームに戻る｜                   片倉機器工業が高畦複条の移植機発売           片倉機器工業はこのほど、高畦複条半自動移植機のニューバージョンとして「PAWH-6」を新発売した。高畦複条（往復2条）植えについてはキャベツ、ブロッコリなどの葉野菜の慣行の挟み苗移植を行っている地区からの「強い要望」（同社営業部）があり、それに応え「5年ぶりにバージョンアップして復活させた」（同）としている。     ｜ホームに戻る｜                   枝豆コンバイン・マメレンジャー／ミツワが発表           ミツワは、8月26〜28の3日間、岩手県滝沢村の岩手産業文化センターで開催された岩手県全国農業機械実演展示会で、新製品の乗用型枝豆脱莢収穫機「枝豆コンバイン　マメレンジャー」を発表、参観者から注目を集めた。同機は、トラクタに装着し専用機として枝豆収穫に用いるもので、畑から直接豆莢だけをもぎ取るため作業効率がよく、4〜5a／時の能率で収穫作業の大幅な省力化に貢献する。     ｜ホームに戻る｜                   エレベータフレーム採用の籾搬送機／ササキコーポレーション           ササキコーポレーションが先に発売した籾搬送機「グレンキャリー・ジャスト」GZシリーズ（GZ085、GZ105）が好評だ。GZシリーズは、同社独自のエレベータフレームにより、理想の安定性とスピーディーな搬送作業を実現。「軽い、速い、安い」にジャストマッチした理想的な籾搬送機。新機構のエレベータフレームは、積載量が増えると、全高はそのままで、エレベータフレームが自動で下降して低重心を実現。積載量が減るとフレームが自動で上昇して元の位置まで戻る。     ｜ホームに戻る｜                   ナフタリンのモフボール／TATSコーポレーション           ＴＡＴＳ（タツ）コーポレーションが防虫・防鳥害用の忌避資材として販売を進めている“ナフタリン”の「モフボール」（30gのピンポンボール、3.5gのSボール）が農薬を散布しないで、効率的な防虫・防鳥効果が得られるとして、全国各地で注目を集めている。同ボールを花卉・野菜・稲など作物の上部や、鶏舎・豚舎・牛舎の出入り口などに吊るすことにより、ナフタリンから発生する臭いが昇華（ナフタリンの成分が空気より重いため）し、害虫・害鳥が寄り付かなくなる環境資材。     ｜ホームに戻る｜                   次世代の選別機・ハイパーソーター好評／安西製作所           安西製作所がこのほど新発売した次世代選別機、「ハイパーソーター」HCシリーズが好評だ。同機は、超高速画像処理による次世代選別機で、高い選別精度、優れたトータルパフォーマンスなどを特徴としている。同社は、色彩選別機のトップメーカーとして、これまで数々の新商品を世に送り出し、選別機業界を常にリードしてきた。今回の新商品、「ハイパーソーター」HCシリーズもそうした新商品の１つで、「品質の時代に安全と安心をお届けする」次世代選別機。     ｜ホームに戻る｜                   バッテリーを長寿命化する保護回復剤／日本貿易           日本貿易発売のバッテリー保護回復剤「カーボマックスCB-1000」が、06年春にも施行される「バッテリーリサイクル法」に関連して引き合いが活発化している。保護回復剤をバッテリーに注入するだけで、使用中のバッテリーを長寿命化するほか、劣化しているバッテリーを再生してリサイクルできるこの「カーボマックスCB-1000」は、農業機械はもとより自動車、トラック、フォークリフト、除雪機、ゴルフ場用機械、建設機械など農村に普及するすべてのバッテリー搭載機に使用できる。     ｜ホームに戻る｜                         サタケ・マジックソーター導入のライスセンター稼働           千葉県佐原市にある農事組合法人「みらい」は、今年5月に同県で初めてとなるサタケ製マジックソーター（高性能色彩選別機）を導入したライスセンターを建設、6月には麦を、この8月中旬からは高品質な米の収穫・乾燥調製に大きな威力を発揮し注目を集めている。高品質米作りを目標に「全量検査一等米」を掲げる同RCの赤原センター長は「営農集団単独で所有し、色選を導入しているRCは千葉県では初めてだろう」と自信を示すとともに今後、RCとマジックソーターが全量一等米を支える基盤となることに大きな期待を寄せている。     ｜ホームに戻る｜                   日本ニューホランドが375馬力トラクタを納入           日本ニューホランドは8月9日、北海道十勝の上川郡清水町の山本農場に、日本で最大級の375馬力の超大型の「TJトラクター」と、クーン社製の「12連プラウ」を納入し、注目を集めている。いよいよ日本における圃場作業の第一歩を踏み出した超大型の「ＴＪトラクター」が、重さ５t以上のクーン社製の12連プラクをゆっくりと引き始めたところ、そのパワーに誰もが目を見張り、日本農業の大規模化が着々と到来しつつある現状を感じていた。     ｜ホームに戻る｜                   山本製作所のライスファクトリーを導入したライスセンター           “有機米がほしい・無農薬米がほしい・低コスト米がほしい・胚芽米がほしい・無洗米がほしい・玄米がほしい・赤米、黒米がほしい”といった消費者のコメに対する多様なニーズに応える、ミニライスセンター（30ha規模施設）が千葉県山武郡に竣工した。同地区の農家４名（猪野尾氏、地布久氏、渡辺氏、有田氏）が高付加価値農業を目指し、平成16年度水田農業経営構造確立緊急対策事業の一環として建設。受注先の山本製作所が設計・施工を進めアグリ金穂咲（かんのおさき）ライスセンターとして、このほど完成、9月4日より、本格的な稼働を開始した。     ｜ホームに戻る｜                   創業15周年キャンペーンで金貨を毎月10名に／スチール           スチールは、同社創業15周年を記念して、9月1日より12月31日までにスチールチェンソー（電動を除く）を購入したユーザーに対し、抽選で毎月10名、合計40名に「メイプルリーフ金貨0.5オンス」（純度99.99％以上の純金製金貨）をプレゼントする“金貨プレゼントキャンペーン”を実施する。キャンペーン期間中に、スチールチェンソーを購入したユーザーは、製品に同封されている、ユーザー登録カードを必要事項を記入の上、同社に郵送。毎月、厳選な抽選により当選者に金貨がプレゼントされる。     ｜ホームに戻る｜                   無洗米製造精米機が活発／マルマス機械           マルマス機械はこのほど、同社の乾式無洗米製造精米機と無洗米仕上げ機の受注概況を明らかにした。それによると、無洗米需要の伸びにあわせ、両機とも依然として前年同期を上回る実績をあげている。小型業務用精米機「NXP-55E型」は、コメを2回通すと「乾式無洗米レベルに仕上がる」と評価が出され、これで無洗米を製造し販売する米穀小売商が現れ、「これが口コミで広がり、安価で高品質な無洗米ができる乾式無洗米製造精米機として大ヒット」（同社）につながった。     ｜ホームに戻る｜                   盛大にJA熊本農機展           熊本県下JAと熊本県経済連主催の第42回農機・自動車実演大展示会が8月25〜27の3日間、菊池郡合志町の熊本県農業公園（カントリーパーク）で開催され、2万5000人が来場した。担い手層の関心が高く大型機の試乗が人気、気象災害に強いイネづくりにも関心が集まった。コンバイン、乾燥機なども好評で26億2000万円（経済連供給ベース）を達成、前年実績、計画とも上回った。今年はイグサ苗掘取機、コンバイン、乾燥機、田植機、管理機、刈払機が好評だった。     ｜ホームに戻る｜                   安全・安心な農産物づくりにリサール酵産のカルスNC-R           減農薬・無農薬栽培が叫ばれる中、嫌気性複合型の土壌改良資材「カルスNC-R」（製造元・リサール酵産）を活用して、極力、農薬の使用量を抑えた栽培法を進める農家が増加している。山形県内で以前はキュウリ、メロンの土づくりに「カルスNC-R」を使っていた本木伸一さんも“安全・安心の農産物づくり”を行っている１人。生モミガラや廃オガクズと同時に、キュウリの圃場に直接すき込み、土壌改良。「連作障害対策、特に、根コブセンチュウ害に効果があるということから（カルスＮＣ-Ｒを）使い始めた」と本木さんは話す。     ｜ホームに戻る｜                         最新鋭農機集めて山形展開かれる           第55回山形県農林水産祭の一環として、「第82回山形農業まつり農機ショー」が、9月3〜5の3日間、東村山郡中山町長崎の最上川中山緑地公園内で、山形県農機協会、山形市、中山町の主催、山形県の後援により開催された。一昨年から約1カ月早まった同農機ショーであるが、今年は会場サイドの都合により3年前までと同じ9月初めとなった。大正10年に第1回が開かれて以来、戦争中など一時中断した時期もあったが、80年以上の歴史を誇る展示会に多くの来場者がつめかけた。     ｜ホームに戻る｜                   最新の機械技術を紹介した第60回の岩手展           今年で創立70周年を迎えた岩手県農業機械協会（高橋豊会長）主催の岩手県全国農業機械実演展示会が8月26〜28の3日間、岩手産業文化センターで開催され、昨年を上回る約3万9000人の参観者で賑わった。60回の節目となった今年の岩手展。台風11号の影響で雨模様の開幕となったが、さほどの混乱もなく実演会、展示会いずれも予定通りに日程を消化した。初日は、同センター会議室で、県主催の麦・大豆栽培技術研修会が並行して行われ、屋外の実演会場では、同研究会に即した関連機械などの実演が展開され、各メーカーが最新の機械技術情報を披露した。     ｜ホームに戻る｜                         活力溢れる山形農業           東京都、神奈川県、千葉県の合計面積に匹敵する広さのある山形県は、農用地が約14％を占め、豊かな土地と水資源などの自然条件を生かして、力強い農業が展開されている。「はえぬき」をはじめとした良質米の生産県で、サクランボ、西洋なし、りんご、ぶどうなど全国上位の生産量を誇る果樹、野菜、畜産と幅広い展開が行われ、県内ばかりではなく、首都圏といった県外での評価も高まってきている。そういった山形県の農業を支えているのが、活力にあふれ、経営感覚に富んだ積極的な農家だ。     ｜ホームに戻る｜                   魅力ある機械化営農を提案／山形県内の農機流通           山形県では、行政サイドもバックアップして、水稲、果樹、畑作、畜産と幅広い農業を展開、県内外の消費者から支持も高く、リーズナブルな価格でおいしくより高品質な農産物を供給しようと様々な努力を行っている農家が増えている。そのため、高いレベルの栽培技術とともに、農作業の効率化、省力化は不可欠なテーマとなり、機械化の重要度は高く、様々な農業機械が活躍している。今年、これまでのところは各販売会社ともプラス傾向で推移しており、秋の需要開拓にむけて、展示・実演会をはじめとして顧客に対して活発な展開を行っている。     ｜ホームに戻る｜                   お問合せ：株式会社 農経新報社　TEL：03-3815-0211　FAX：03-3815-0265 　MAIL：info@n-simpo.co.jp Copyright(c) 2003 Nokei-simpo 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