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農経しんぽう |
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平成18年7月24日発行 第2668号 |
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プロ向け乗用6条田植機/三菱農機の下期新商品 |
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三菱農機の18年度下期新商品のうち、6条植乗用田植機「マイレディリードLV63」、管理機「マイミニ」「マイボーイ」を紹介する。三菱6条植乗用田植機「マイレディリードLV63」は、高出力エンジンと多条植え並みの作業性を兼ね備え、更に「まくらっこ」、「苗スライダー」をはじめとした三菱独自の機能を搭載し、大規模経営農家・プロ農家向けに開発。1.高能率作業のための高耐久ボディ&高出力エンジン採用。多条高耐久ボディを採用し、本格高速作業を支える、2.ブレーキ操作不要のスマイルターンは、ハンドルを切るだけで隣接条合わせが簡単に行える、などの特徴を持つ。
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新ダイワ工業が新製品発表会/チェンソーなど15機種 |
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新ダイワ工業は7月13日午前11時より、大阪市此花区の「舞洲アリーナ」で新ダイワ「2006年 新製品発表会」を開催した。会場には近畿2府4県から農林業関係の販売関係者ら多数出席した。新製品は、エンジンチェンソーE1038S、背負式刈払機「新型RKシリーズ」、管理機、チッパーシュレッダなど上期新製品15機種。「新製品発表会」は9月中旬まで全国12カ所で開催を予定している。今回、発表されたエンジンチェンソーE1038Sは、1.伐倒、玉切りから枝払いまでオールマイティにこなせるエンジンチェンソー、2.プロが求めるパワーと耐久性を確保しながら軽量化を実現などの特長を持つ。
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ATFチェンジャー新発売/ヤマダコーポレーション |
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ヤマダコーポレーション)は、CVT車の急速な普及に伴い、適正オイルの交換がATFチェンジャーの必要不可欠な作業となっているため、業界初のオープンフレーム構造、オートマチックフルードチェンジャー「AFC-9000S」を発売、注目を集めている。同社が発売したATFチェンジャー「AFC-9000S」はオイル缶を内蔵せず、前面にセットし、ペール缶の入れ替えを簡単にし、オイルの銘柄をアピールすることで専用オイルの適合ミスを防ぐもの。
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上田農機がコンニャク拾い集め機発売 |
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上田農機はこのほど、ウエダトラクタ用コンニャク拾い集め機「UTP-1252」を新発売した。これは、コンニャクの収穫作業を大幅に省力化するもの。コンニャクは掘取機で掘り上げたあと人の手で選別調製・列寄せ・土落しするが、群馬県をはじめコンニャクの主産地では、生産農家の高齢化が著しく、戸数も減少しており、そのため生産を担う農家は規模が拡大し、この拾い集める手作業となる部分は、コンニャク玉が重く重労働で、作業姿勢もきつく負担が大きい。こうしたことから、植付け機、掘取機で実績のある同社が開発に取り組んできた。
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ノズルネットワークが農薬残留濃度解析専用ソフト「まいAの〜ど」発売 |
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ノズルネットワークは、飛散した農薬の残留濃度が計算できる感水紙解析専用ソフト「まいAの〜ど」を7月末から発売する。農薬飛散状況を簡易に知る方法として、「感水紙」と呼ばれる黄色い紙片に液滴が付着すれば青い斑点となって残る測定方法が多用されている。しかし感水紙から農薬濃度をppm単位で推定することはできなかった。今回発売する「まいAの〜ど」はウィンドウズパソコン用のソフト。農薬条件、感水紙画像、作物画像を入力して11項目の解析数値を得る。簡単なパソコン知識があれば5分で結果を表示する。
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傷をつけずに選別/佐藤農機鋳造のブルーベリー選果機 |
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佐藤農機鋳造が発売するブルーベリー自動選果機ASF-202型は、「ブルーベリーを傷つけることなく、簡単に選果できる」と生産者に好評で、今後の普及が期待されている。主な特徴は、1.ドラムタイプの小型一連自動選果機で、ブルーベリー向けに最適である、2.選別基準が変わってもドラムワンタッチ交換方式のため、簡単に替えドラムと交換できる、3.運転音が静かで快適に作業ができる。しかも、キャスター付きなので移動に便利である、4.オプションの損傷果の目視手選別機をセットすれば、作業の省力化が図れる―など。
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帯広展に24万人/大型・高速・IT化進む |
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第31回国際農機展イン帯広が13日から5日間、北海道帯広市の北愛国交流広場で盛大に開かれた。今回は「新世紀農業さらなる飛躍へ」をタイトルに96社、6つの研究団体が出展し、「主要出品機は約2050点」(事務局)に達した。会期中はこの時期としては珍しく連日30度を超える猛暑に見舞われ、遅れていた小麦の生育も一気に回復に向かう兆しをみせ、農家の表情は明るく1日平均5万人を超える入場者で賑わい、「市場の停滞感を一掃したい」とする主催者、出展者の熱誠が見事に結実した格好だ。16日には中川昭一農相が視察に訪れ、関係者を激励した。
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クボタが東北地区の「夢農業2006」開催 |
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クボタは20、21の両日、岩手県滝沢村の岩手産業文化センターで、「クボタ夢農業2006」を開催、東北地区の担い手農家、生産集団などを対象に同社の農機総合力、ブランド力を誇示した。会期中の参加者はおよそ3800人。各機種の実演と「パワクロ」トラクタの試乗を中心とした今回のイベントでは、1.土づくり、2.稲作、3.転作、4.野菜作―の各実演コーナーを設け、とくに参観農家の理解向上を目的に作業体系ごとに機種説明を実施。また、現場からの報告を主体にした土づくりや転作大豆生産などをテーマとした関連セミナーにも数多くの熱心な聴講者が集まった。
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太陽グループが経営大会 |
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太陽は1日、本社に太陽グループの全従業員200余名を集め、「平成18年度第31回経営大会」を開催した。本年度のスローガンは、人間性尊重・社会貢献・限りなき前進を謳った「目指せグッドカンパニー」。重点方針に「顧客満足度の向上」「事業収益の向上」「組織力・現場力の強化」を掲げた他、品質方針として「顧客より絶対の信頼と満足を得る品質の提供」を打ち出した。久松社長はこうした方針の実現へ向け「本年度は経営品質向上プログラムの実践を全社方針に取り上げて推進したい」と力強く訴えた。
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業績向上目指し学ぶ/船井総研が農機店向けセミナー |
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船井総合研究所が主催する農機具店経営者セミナーが7月5日、大阪市北区の同社大阪本社で開かれた。「農機具店が経営に夢を持てる! 60日で商品・営業・販促を改革する」と題する業績アップを目指すセミナーで、今回は西日本各地から集まった参加者が熱心に聴講した。セミナーでは、同社第一経営支援部の田中一嘉氏が、ひとつ何か得意なことを決めて実践する「長所伸展法」や、自社でできる部門から一番化を目指す「力相応一番化」などの経営手法を解説。新規客づくりのためのチラシ活用術などの事例を示した。
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新ブランド ISA・ICA(アイサ・アイカ)展開/イシダ |
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計量・包装システムの総合メーカー・イシダは農産物事業分野で新ブランド「ISA・ICA(アイサ・アイカ)」を構築。第12回国際園芸技術展から本格展開する。「ISA・ICA」のISAはIshida Supports Agriculture(イシダは農業のサポーター)の略語。ICAはIshida Communicates with Agriculturists(農業者のパートナー)の略語。「アイサ・アイカ」と読む。続けて読むと「アイサイカ(愛菜家)」。「農業のために役立つシステムを提案します」というコンセプトを表現した。
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通路用U字溝「溝っ子」を国際園芸技術展に出展/大和技研工業 |
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和技研工業が発売する通路用U字溝『溝っ子』に、ハウス農家などから多くの問い合わせや引き合いが寄せられている。特に、イチゴの土耕栽培や各種果樹類の隔離制限栽培などで実績も多く、他にも野菜類・花き類などの栽培に幅広い需要が見込まれることから、積極的な普及活動に乗り出すことになった。同社では7月25〜27日に千葉市の幕張メッセで開催される「第12回 国際園芸技術展」に『溝っ子』を出展するとともに、初日の25日午後1時45分〜2時15分、展示会場内に設けられた特設コーナーで、「溝っ子栽培方法について」と題して出展者プレゼンテーションを予定している。
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日光製作所の岩間式ミラクル刃に注目 |
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MIK印のチップソーで知られる日光製作所が新発売した、驚くほどソフトで軽快な切れ味の草刈刃「岩間式ミラクルパワーブレード“にみり”」が注目を集めている。岩手県の農家(岩間さん)が長年、自ら工夫して使用していた草刈刃のアイデアを同社に提供、製品化したもので、現場の知恵と高度なチップソー技術が合体、「使った人があっと驚く、これまで経験したことのない軽い切れ味」を実現しているという。草が密生した場所でも、刈払機の左右への振り抜けがスムーズにできることも大きな特徴で、草が密生しやすい夏場など、絡まれずに安全に作業でき、一段とその威力を発揮する。
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プロセブンの地震体験車をTBSテレビが紹介 |
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地震時の家具転倒防止に絶大な効果を発揮する耐震マット「プロセブン」―その威力を実験によりまざまざと見せつけるプロセブン所有の地震実験車を使用した地震特集番組がTBSテレビで放映され注目を集めた。7月14日ゴールデンタイムの金曜スペシャル特別企画「緊急警告“日本沈没―起こってはいけない”」がそれ。番組冒頭、TBS正面玄関前でプロセブンの「超高性能3D起震車」が披露された。前後・左右・上下3方向の揺れを作りだし、震度7が体験できる。また、家具が倒壊・飛散する恐さも一目瞭然、手に取るようにわかる。
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活発に感謝祭、秋へ勢い持続/高源機械 |
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高源機械は13〜15の3日間、滝沢村の岩手産業文化センターで恒例の夏の感謝祭を開催、3000人を超える人出で賑わい、これから本格化する秋農機商戦に向けて勢いをつけた。会期中の目標参観者数をクリアしたほか、成約実績も着実に伸ばした。今年はとくに試乗に力を入れ、乗用田植機「ウエルスター」、コンバイン「ARNシリーズ」、トラクタ「パワクロシリーズ」などの乗り心地、使い勝手のよさを実感してもらおうと受付わきにコーナーを設け積極的に勧誘。希望者が列をつくりお目当て機種が空くのを待ち構える状況が続いた。
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ニーズ捉え攻勢かける高知県農機流通 |
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南国土佐・高知の稲刈りは、超早場米の産地だけに早く、そして長い。県内の水稲は4〜5月の低温と日照不足で昨年より1週間ほど生育が遅れ気味。それでも14日を皮切りに収穫が始まった。収穫は10月下旬まで続く。葉タバコの後、7月中ごろになって田植えをする場所では11月に稲を刈るところも。園芸王国でもある高知は、昨年の重油高騰などによる農家収入の打撃が今年前半の農機市場に影響。それを払拭するように7月中旬を過ぎた県内では、後半戦のダッシュに弾みをつける稲刈り実演があちこちで行われ、秋商戦が本格化している。
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全国農業機械士協議会が30周年で式典 |
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全国農業機械士協議会(小田林徳次会長)は19〜21の3日間、富山県内で第31回農業機械士全国大会を開催した。19日は富山市の富山第一ホテルで第31回全国農業機械士協議会通常総会を実施。20日は富山第一ホテルで創立30周年記念式典を行った後、農業機械研修センターに移動し、現地研修「富山で見る・聞く・そして考えよう!」の第一弾、農業機械と楽しむ集いを体験。再度、富山第一ホテルに移動し、第二弾、農業経営と機械利用についての事例報告を聞いた。記念式典では、宮腰農林水産副大臣があいさつ。これからの機械士の役割は大きいと、活躍に期待を寄せた。
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「減少した」が22ポイント増/全農機商連18年上期の販売動向調査 |
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全農機商連(田中直行会長)はこのほど、需要動向調査として全国の地方情報員を対象に実施した「平成18年上期の販売実績と下期の販売予測等」の結果をまとめ、発表した。それによると、「減少した」との答えは、上期・下期とも前回調査を上回る数字となっており、厳しい販売環境にある現場の実状を物語る結果となっている。調査結果によると、平成18年上期の販売実績(農機関係、金額ベース)は、前年同期に比べ61%が「減少した」と回答。前年度の調査結果と比較すると、「減少した」が22ポイント増えた。
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開発進む災害防止機器 |
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林業労働災害を未然に防ぐ機械・器具の開発・改良が進んでいる。既報の通り林業・木材製造業労働災害防止協会(庄司橙太郎会長)では、林野庁の委託を受けて平成13年度から「林業労働災害防止機械・器具等開発改良事業」をスタートさせたが、最終年度に当たる17年度は4課題に取り組み、その成果を報告書に示している。以下、バッテリー式電動刈払機以外の課題について紹介する。
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10月の林業機械展示会の出展者が45超える |
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林業機械化協会(高橋勲会長)はこのほど、10月22、23の両日、広島県竹原市新床町の竹原工業・流通団地で開催する「2006年度森林・林業・環境機械展示実演会」への出展企業をまとめ、公表した。7月10日時点での出展者をとりまとめたもので、過去最高を数えた昨年こそ下回っているものの、45を超える企業が最新鋭の製品を展示し、林業現場の効率化、省力化、合理化に欠かせない林業機械・機材をアピールする。
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機械化対応を重視/林野庁が森林整備の検証で指摘 |
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これまで以上に効率的な作業システムの導入、低コスト林業が求められる中、高性能林業機械を中心とした機械化林業の充実が求められている―林野庁が14日に提出した「森林整備目標の進捗状況の検証」での総合評価書で指摘したもの。間伐や育成複層林施業に対応できる路網と高性能林業機械を組み合わせた低コスト作業システムの開発・普及を今後取り組む重要課題のひとつにあげており、機械化促進、有効利用に向けての基盤づくりに拍車がかかりそうだ。
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施設園芸の明日を拓く/第12回国際園芸技術展 |
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一年中新鮮な野菜を食べたい――この消費者ニーズに応えて発展してきた日本の施設園芸も、農業構造の変化や海外からの農産物の輸入などの影響を受け、より安価に、かつ高品質の生産が求められるようになってきた。これまで冬期の生産が主だったものが、低コスト生産や大型施設の周年稼働といった要請から夏場の栽培までが視野に入ってきている。「魅力ある園芸産業づくりを支援する技術総合展」として開催される「第12回国際園芸技術展」では、そうした日本の施設栽培の課題に応える最新情報を来場者に幅広く提供していく。
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高度生産体系の構築へ・スーパーホルトプロジェクト |
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時代を担う先進的な施設園芸技術がいま、市場に活気を呼び込んでいる。日本施設園芸協会(木田滋樹会長)は今夏から、施設園芸野菜の生産コスト半減を目指す「スーパーホルトプロジェクト」に着手。これは収益性を重視した高生産能力のある日本型施設園芸農家を育成する経営体系を構築、さらには輸入農産物の攻勢に打ち勝てる生産システムの確立を視野に置いたものだ。このほか、施設メーカーなどが生育段差を利用した連続栽培による養液栽培システムを開発するなど、最新の装置・機器が生産現場をサポートしている。
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施設園芸対策の今後の展開/農林水産省・豊田野菜課長に聞く |
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着実な技術開発の進展により野菜等の周年供給という重要な役割を果たしている施設園芸。最近は、輸入野菜の増大に伴う競争力の強化が叫ばれるなか、低コストハウスの開発普及が推進されるとともに、業務用需要に対応するための定量、定品質、定価格化の実現が大きな課題となっている。施設園芸対策の今後の展開方向について、農林水産省生産局野菜課の豊田育郎課長に聞いた。
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