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農経しんぽう |
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平成21年4月6日発行 第2794号 |
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4割が農協から農機購入/農林水産省調査 |
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農林水産省はこのほど、全国の農業者モニターを対象に行った「農業協同組合の経済事業に関する意識・意向調査」の結果を発表した。このなかで、農業生産資材について主な購入先を尋ねたところ、農協から農業機械を購入している割合は38.9%で最も高く、次いで小売商(農業資材専門店を除く)が29.6%となった。主に農協から購入する理由については「長年の取引をしているから」が約6割と最も多く、小売商から購入する理由としては「修理・修繕、引取・返送が早いから」が約6割と最も高く、販売店のサービスの良さを評価していることがうかがえる。
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緊急機械リース事業の採択、今週中にも |
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食料自給率の向上、農業担い手支援対策の一環として進められている「平成20年度食料供給力向上緊急機械リース支援事業」について、申請事案の採択作業が大詰めを迎えた。今回の申請事案に関しては、件数があまりに多いことからこれを全部採択すると補助率が大幅に下がるため、当初の予定通り助成率2分の1を確保するように実施要領が変更された。予算枠内で執行するために、すべての申請事案を対象に抽選、審査・採択することとなった。リースへの補助が適用されるかどうかの通知が今週にも届く見込み。
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農業技術研修館を農林水産研修所つくば館に統合 |
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農林水産省は4月1日付の組織変更で、茨城県水戸市鯉淵町にある農業技術研修館を、つくば市にある農林水産省農林水産研修所つくば館に統合、名称も「農林水産省農林水産研修所つくば館水戸ほ場」とした。事務手続きや、これまで研修館で行っていた普及関係の研修及び農業機械関係研修のうち、座学の研修のほとんどは、つくば市の農林水産研修所つくば館で行い、農業機械・圃場を利用した実技研修は引き続き「水戸ほ場」で行う。つくば館はこれまでの農林水産研修所生活技術研修館。ここも4月1日付で名称が変更となった。
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サタケがペレットソーターを新発売 |
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サタケはこのほど、プラスチックペレット専用の光選別機「ペレットソーター」を開発、4月1日より販売に踏み切ったことを明らかにした。従来の汎用の光選別機では困難となっていた透明プラスチックや光沢のあるプラスチックの選別等に大きな威力を発揮する光選別機で、同社では樹脂製造メーカーやプラスチックリサイクル業者などに向け年間20台の販売を見込んでいる。
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プール式いかだ育苗システムを発売/みのる産業 |
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みのる産業はこのほど、ポット成苗・土付き成苗の育苗箱を使った「プール式いかだ育苗システム」の本格発売に踏み切った。同システムはビニール等で作った簡易プールの中にフロート(発泡スチロール)の浮力で苗箱を浮かべ、水に浸かる状態で育苗するもの。従来の折衷苗代での育苗に比べ、作業時間は5分の1に軽減されるほか、設置場所の制限が少なく、水管理が簡単に行えるというメリットがある。
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畜糞を燃やせるバイオバーナー/エム・アイ・エスが発売 |
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エム・アイ・エスは畜糞や木質のペレット、さらに木質チップなど広範囲の原料を効率的に燃やせるバイオバーナー“Joule200”を発売した。畜糞も水分15〜20%程度にしてペレット化することで、木質ペレットと同等のバイオ燃料にでき燃焼時に臭いも出ないという(特許出願中)。回転炉床と流動床を複合した燃焼炉で、毎時5万〜50万kcalのバーナーを製造できる。今後5〜6機種の製品化を予定している。
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トマト用の非破壊糖度計発売/メカトロニクス |
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メカトロニクスは、メンテナンス不要で低価格の非破壊糖度計N-1(トマト用)を4月末から発売する予定だ。N-1は新しい測定原理により、長崎県工業技術センターが開発した特許の使用許諾を得て商品化している。重量190gと軽量で、長さ181mm×幅52mm×厚み37mmと作業服のポケットに収まる大きさ。消費電力が小さく、単3乾電池×2本で5000回の測定ができる。使い方は作物に当てて計測ボタンを押すだけ。
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桜まつりで本番へ勢い/ヤンマー農機販売・東日本カンパニー南東北支社 |
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ヤンマー農機販売東日本カンパニー南東北支社は3月27〜29の3日間、福島県内の会津、中通、浜通の各地区で春の展示会を開催した。このうち、会津MCで行われた第32回桜まつりの会場には、会津地域全体から約3000人の農家が足を運び、ヤンマーの新製品、各種作業機、小物商品、農外商品、肥料等資材類などに関する新規情報を吸収した。会場は、受付向かい側に点検整備受付、中古機、除雪機の各コーナー、正面には新型トラクタと田植機、右手に管理機実演コーナーなどをおき、顧客農家に応対した。
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九州でダイヤモンドフェア開催/西日本三菱農機販売 |
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西日本三菱農機販売の九州支社は3月18〜21日、福岡県朝倉市の「サンライズ杷木」で三菱春のダイヤモンドフェアを開催した。期間中は好天に恵まれ、来場者は約3000人、成約高は4億7000万円でともに前年を上回り、春商戦は好調な滑り出しとなった。機種別ではコンバインと提携商品が好調だったほか、トラクタ、乗用田植機も奮戦、成約台数は前年を超えた。
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コーンズ・エージーの新社長に南部谷氏 |
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コーンズ・エージーは4月1日付で新執行体制を選任、それぞれ就任した。社長には南部谷秀人(なんぶや・ひでと)常務が昇任した。南部谷氏は昭和39年10月北海道函館市生まれ。62年10月コーンズ&カンパニー・リミテッド農業機械部入社。
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新社長に三條氏/ケイジェス |
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川崎重工業汎用エンジン総発売元として知られるケイジェスは4月1日、臨時株主総会及び取締役会を開催し、代表取締役社長に川崎重工業汎用機カンパニー理事・三條好夫氏の就任を決定した。三條氏は昭和29年11月生まれ、昭和52年3月一橋大学社会学部卒、同年4月川崎重工業入社。
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藤井氏が常務昇格/エム・エス・ケー農業機械で役員人事 |
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エム・エス・ケー農業機械は4月1日付で役員人事並びに幹部人事を行い発表した。それによると、藤井哲郎取締役社長室長が常務に昇任し、後任の社長室長に仲村洋一氏が就任した。
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アサヒパックの持ち手・注ぎ口米袋「ポップアップノブ」が大阪市長賞 |
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アサヒパックの2008年度グッドデザイン賞を受賞した持ち手・注ぎ口米袋「ポップアップノブ」がこのほど、財団法人大阪デザインセンターが選定するグッドデザイン年間賞において中小企業優秀賞「大阪市長賞」を受賞した。授賞式は3月6日、同デザインセンターで行われた。ポップアップノブは、エコロジーをコンセプトに開発。ポリ米袋に持ち手と注ぎ口を付けた画期的商品で、新開発した特殊素材による強度のある持ち手と本体フィルムの削減、持ち歩いたときのファッション性に配慮したデザイン提案も行っている。
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鈴木油脂工業「農機用サビ落とし」の使い勝手を聞く |
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鈴木油脂工業が全農機商連ルートで売り出している「農機用サビ落とし」は、金属部分のさびの除去は言うまでもなく樹脂部に付着した鉄アクも強力に落とせる洗浄液で、下取りした中古農業機械の再販に威力を発揮する。昨秋の販売開始以来、利用実績も着実に増加。中古機の見た目がきれいになればそのぶん商品価値は高まり、購買意欲の喚起につながる。このため、高収益整備を支援する便利なツールとして重宝されている。同品を利用している販売店に、使い勝手などを聞いた。
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健康補助食品「めざせ目標値」普及/フローラ |
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フローラが発売する健康補助食品『めざせ目標値』が注目を集め、多くの引き合いが寄せられている。同社の三重県下にある農場で、植物を超元気にする天然植物活性剤「HB-一○一」で育てた完全無農薬の緑茶。その緑茶から、特殊な製法(特許No.4074652)で緑茶葉油を作り、さらにシソ油、アマニ油、月見草油、スギエキス、ヒノキエキス、マツエキス、オオバコエキスを配合して作り上げた健康補助食品だ。
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農業機械学会会長に澁澤栄氏 |
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農業機械学会は3月27日、さいたま市の生研センターで第68回総会を開き、2008年度事業報告、2009年度計画・予算などを審議・承認するとともに任期満了に伴う役員改選で新会長に東京農工大学大学院教授の澁澤栄氏が就いた。会長就任に当たり、壇上であいさつした澁澤新会長は、国際的視野を持ちつつ「国際的な学術情報を共有できるプラットホームづくりを模索しながらオープンな組織活動を図りたい」と今後の学会運営に強い意欲を示した。総会ではまた、2009年度学会賞の表彰が行われた。
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食料と競合しないバイオマスからのエタノール生産/農機学会シンポジウム |
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農業機械学会は3月27日、さいたま市の生研センターにおいて2008年度シンポジウム「食料と競合しないバイオマスからのエタノール生産」を開き、次世代のバイオ燃料に対する期待や課題などについて、原料生産から収集・運搬、エタノールへの変換に至る一連の工程などの具体事例をもとに考察を深めた。シンポジウムでは「バイオエタノール原料作物の確保とイネイネ・日本プロジェクト」(東京大学大学院教授・森田茂紀氏)▽「バイオエタノール原料の収集、運搬、貯蔵」(東京大学大学院准教授・芋生憲司氏)などの話題提供があった。
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中国の穀物、野菜事情の調査報告/農畜産業振興機構 |
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農畜産業振興機構は3月30日、同機構の会議室で中国の穀物及び野菜事情に関する現地調査の報告会を開催した。報告は、第1部が「中国のトウモロコシ需給について」、第2部が「中国産野菜の生産・輸出事情等について」。現地を訪れた各2名の調査員が報告に当たった。中国のトウモロコシ需給では、調査情報部の藤間氏、伴氏が、中国はトウモロコシの輸入国へと転じる可能性があるのかどうかなどを説明。野菜事情については、同部の谷口氏、藤戸氏が報告。特に冷凍餃子事件以後の動きを紹介した。
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6つの新技術披露/農林水産先端技術産業振興センターが成果発表会 |
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農林水産先端技術産業振興センターは3月30日、東京都港区の日本自転車会館において「産学官連携による食料産業等活性化のための新技術開発事業」の成果発表を行った。同事業は農林水産や食品産業分野において、新たな産業や事業の創出を促進し、豊富な技術シーズを有する研究組織に対して技術開発をサポートするもの。平成20年度は同センターが支援機関となって計6課題の研究成果をまとめた。
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農商工連携を推進するアグリビジネスネットワークフェア/全国農業会議所が大阪で |
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全国農業会議所主催の「アグリビジネスネットワークフェア2009」が3月27日、大阪市の梅田スカイビル・アウラホールを会場に開催された。農商工連携を進め、新たな販路やネットワーク作りを望む約40社の農業者や農業生産法人がブースを設け、自慢の農産物・加工品等を出展。来場した約500名の実需者(食品メーカーや加工・食品卸関連企業・金融機関等)との関係作りや商談を繰り広げた。あらかじめ申し込みのあった実需者とのマッチングの場も提供され、より具体的なビジネスの話が別ゾーンで行われた。
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香川商組が総会、設立60周年迎える |
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今年で組合設立60周年を迎えた香川県農機具商工業協同組合は3月26日、第59回通常総会を同県高松市のオークラホテル高松で開き、任期満了に伴う役員改選では大倉健一理事長、真部清水・高木章二両副理事長の三役を再任した。議事では「購買事業目標の達成」や「適正な整備料金の推進」などを柱とする事業計画案など全5議案を原案通り可決承認。大倉理事長は冒頭あいさつで「業界情勢は厳しいが、消費者の国産農産物への回帰など一部に明るい材料も見える」と指摘。また60周年の節目を迎えた組合の歴史を振り返り、日ごろの運営協力に感謝した。
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新たな森林整備計画/林野庁 |
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林野庁は新たな「森林整備保全事業計画」を策定し、3月31日に開いた林政審議会(櫻井尚武会長・日本大学生物資源科学部教授)に「平成20年度森林及び林業の動向(案)について」及び「平成21年度森林及び林業施策(案)について」とともに諮問し、答申を得た。新たな森林整備保全事業計画では、「安心」「共生」「循環」及び森林を支える基盤である山村地域の「活力」を目標として設定。また、地球温暖化対策の着実な推進を改めて確認しており、6年間での合計330万haの間伐実施による森林吸収量目標である1300万炭素tの達成を目指す。
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集約化と低コスト林業/森林利用学会が総会・シンポジウム |
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森林利用学会(酒井秀夫会長)は3月28日、京都市内の京都大学吉田南総合館で平成21年度総会を開催し、平成20年度事業報告、同予算報告、平成21年度事業計画、予算案などを可決、了承。今年度は10月に静岡県で現地検討会と合わせて第16回学術研究発表会を開催することなどを決定した。また、森林利用学会賞に輝いた森林総研の陣川雅樹氏の表彰式も行われた。総会終了後、森林計画学会と合同でシンポジウム「森林管理・計画技術と生産・利用技術の連環性への展望」を開催。「提案型集約化施業と低コスト林業」について議論を深めた。
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木質資源の利用広げる/ニュービジネス創出モデル事業 |
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木質バイオマス資源の有効活用の鍵を握るとされる川上から利用現場までの収集・運搬作業。森林総研で木質バイオマス資源用の機械開発が進められているが、一方で効率的な生産システム実現に向けての取り組みもピッチをあげている。国の事業である「木質資源利用ニュービジネス創出モデル実証事業」の取り組み課題から現在抱えている課題、今後の方向性などをみてみた。
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新型芝刈機を輸入販売/ホンダ |
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本田技研工業は、米国の汎用製品生産拠点であるホンダ・パワー・イクイプメントより新型芝刈機「HRX537C2」を輸入、4月1日から汎用製品取扱店および特約ホームセンターで発売した。販売計画台数は550台(年間)。新型「HRX537C2」は、オートチョーク機構の採用により、始動時に最適なチョーク開度となるよう自動制御することで、従来の汎用エンジンに必要なチョーク操作を不要としている。これによりエンジン始動直後から芝刈り作業が始められるなど、より使いやすく操作性を高めている。
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最新の静音設計を施したハンディブロワー/スチール |
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スチールは、2-MIXエンジン(排気量27.2cc)と最新の防振システムを搭載した静音設計の新型ハンディブロワー「BG66C」を4月1日より新発売した。同機は住宅地・学校・病院・保養地など騒音が気になる環境で使用するために設計されたブロワー。静音タイプながら、極めてパワフルな風量(毎時最大730立方m)により、庭・敷地・道路の隅々まで、短時間で清掃作業が行える。また、欧州の振動規制値をクリアする防振システムを搭載。長時間の作業でも、手がしびれず、作業者にやさしいブロワーとなっている。
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暑熱対策のチェンソー防護服/トーヨ |
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トーヨは、高機能繊維で酷暑時の暑熱対策を施した「暑熱対策チェンソー防護服グリーンボーイ」を5月から発売する。新開発した繊維素材を採用し、蒸れたりベトついたりしない軽量で快適な作業服を実現した。同時発売する「暑熱対策快適作業服」とあわせ、「暑熱対策キャンペーン」を4月15日から7月末まで実施する。新製品の防護服は切創防止機能を残したまま、生地の重さを従来より39%軽量化し、防護ズボンで750gと軽くした。
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夏の森林作業服「シンタロウ」発売/マックス |
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マックスはこのほど、通気性と耐久性に優れ、作業性にもこだわった夏の森林作業服「シンタロウ」を発売した。4月から先着50名に限り、特別価格での提供や冷却袋がプレゼントされる「シンタロウデビュー記念キャンペーン」を実施している。シンタロウは、プラズマ加工を施した吸汗性と速乾性に優れた素材を使用。背中両サイドは風通しのよいベンチレーション(換気)構造のため涼しく作業でき、アラミド繊維を格子状に織り込んだ独自のリップストップ加工を全体に施し引き裂けにくくするなど軽量で耐久性を向上させた。
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ニーズ対応し製品充実する田植機・育苗関連機器 |
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米消費の拡大は、我が国の食料自給率向上に直接的につながることから、ご飯を食べようとのキャンペーンが行われている。美味しいご飯は、今年1年かけて作られるお米のパワーだ。美味しいお米を作るベースの第一が育苗〜田植え。特に育苗については、安定生産を実現するために、各種の資機材が充実、支援している。また、温湯消毒や省農薬など、環境面、安全・安心面に役立つ技術も開発が進んでいる。これからの当用期に向け、積極的な営業展開でニーズ応えたい。
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実需ニーズ掴む施設園芸 |
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これまで順調に発展してきた施設園芸は、担い手の高齢化などの影響を受けてトータル面積が減少するなど、トレンドに変化がみられる。一方で、大型施設、植物工場などは意欲ある農家の取り組みや法人の参入などで活発化しており、施設生産には二極化がうかがえる。新た潮流が見られ始めた施設園芸を特集し、話題の植物工場や施設内で活躍する収穫ロボットをなどを追った。
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若きパワーに望む/入社式社長訓辞 |
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希望を胸に、今年も多くの新入社員が生まれた。折からの景気悪化で就職戦線が厳しくなる中、栄光を勝ち取ってきた期待の星である。その新入社員を前に、各社のトップが業界動向やこれからのビジネス、職業人生を送るに当たっての心得、会社としての要望など訓辞を述べた。大手メーカーの社長訓辞をまとめた。
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機械事業を陣頭指揮/クボタ・富田代表取締役専務執行役員に聞く |
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富田哲司氏は4月1日付でクボタの代表取締役専務執行役員に就任、機械事業本部長、機械海外本部長として機械事業の陣頭指揮をとる。林守也取締役副会長からバトンを受けての登板だが、海外経験が長く、業界関係者にはこれまで馴染みが薄かっただけに、その一挙手一投足に熱い関心が注がれている。世界同時不況の影響を受け、内外とも事業環境が困難の度を増す中での新体制の船出となる。新たな期への始まりにあたり、機械事業本部の考え方や目指す方向、今後の製品戦略などについてインタビューした。
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意外に多いロータリー耕/太陽・酒井氏レポート |
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今回、欧州農機事情視察団に参加しドイツ、フランス2カ国の文化や農業について肌で感じることができた。フランス・パリのSIMA展ではその規模と展示機械の大きさに驚くとともに、見る側に立ったデザイン、色合いなど見て楽しむ工夫や演出が凝らされているように感じた。私どもの会社は、耕うん爪の製造・販売を手がけておりロータリー耕うんの分野で、欧州ではこの分野は少ないと聞いていたが、意外に多く展示され日本と同じタイプのロータリーと耕うん爪が装着されていた。需要があることが分かり、今以上にニッチな市場開拓の必要性を感じた。
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