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農経しんぽう |
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平成24年10月29日発行 第2962号 |
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農林省・戸別所得補償の加入申請116万件に |
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農林水産省はこのほど、平成24年度における農業者戸別所得補償制度の加入申請状況(24年8月31日現在)を取りまとめて発表した。それによると、全国の申請件数は115万7466件となり、前年度支払実績に比べ7307件(0.6%)増加した。ただし、前年同期の加入申請件数と比べると、6万771件(1.9%)減少している。経営形態別にみると、個人114万1851件(前年度支払実績比6841件増)、法人8040件(同477件増)、集落営農7575件(同11件減)となった。米の戸別所得補償交付金の作付計画面積については115万3641ha(同2万5439ha増)となった。
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リールモア「SR525シリーズ」にハイパワータイプ追加/IHIシバウラ |
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IHIシバウラのトラクタ・グリーン事業部は、これまで全国の多くのゴルフ場の芝草管理に活用され、好評な乗用軽量5連リールモア「SR525シリーズ」に、ハイパワーの「SR525HP」が新たに加わったことを発表した。同シリーズには、これまでスタンダードタイプに加え、ワイドタイプ、ラフ刈り用、5インチリールモアなど顧客ニーズに合わせた製品が追加されてきたが、今回の新製品は、1500kg程度の軽量車重に対して、大排気量、高出力(45馬力)エンジンを搭載し、長時間作業でも疲労が軽減されるなどの特徴があることから、ゴルフ場をはじめ幅広く期待を集めている。
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共同開発の遠赤乾燥機第2弾/サタケ、山本製作所 |
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サタケと山本製作所はこのほど、両社の共同開発による遠赤外線乾燥機(穀物乾燥機)の新機種などを発表。11月1日より新発売することを明らかにした。昨年10月に発表した共同開発の乾燥機(30石〜55石タイプ)の第2弾となるもので60石、65石の新モデル2機種などが追加された。サタケ、山本それぞれのブランドで販売され来年1月から出荷開始となる。なお、一部の新機種は10月31日〜11月6日に秋田県能代市で開催される第64回秋田県農業機械化ショーの両社のブースにおいてそれぞれ披露される予定だ。
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金子農機が来年度の新型乾燥機を発表、100周年記念モデルをシリーズ化 |
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金子農機は15日午後、本社で会見し、来年度の新型乾燥機としてRKB200(20石)/250(25石)/300(30石)、RKC350(35石)、RKH500(50石)/600(60石)/700(70石)の3型式7機種を発表した。これにより同社の遠赤外線乾燥機は、5月発売のRKC400などとあわせ、従来の小型のRKA(11〜20石)、大型RVF(70〜100石)を含め、11石から100石までの17機種による新シリーズのラインアップが完成した。冒頭挨拶した金子社長は、今回の新製品について、今年5月に「100周年記念バージョン」として限定販売したRKシリーズが「予想以上の実績」となったことから、シリーズ化に踏み切ったと述べた。
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昭和ブリッジ販売が全国代理店会議開き、アルミ製折りたたみ式リヤカーなど発表 |
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昭和ブリッジ販売は17日、同社大池工場において、業界に先駆け「平成25年全国代理店会議」を開催するとともに、新型アルミブリッジ「SHAシリーズ」、アルミ製折りたたみ式リヤカー「SMC-1DX」、自転車用アルミ製折りたたみ式リヤカー「SMC-10C」、また、中規模農家向けの苗箱収納棚「BRシリーズ」(水平収納)、さらに、パレット付苗箱収納棚「ARシリーズ-4」(4方差しパレット)など多数の来シーズン向け新製品を発表した。席上、内山社長は「今春は代理店からの受注に対し、十分な供給が行えなかった。生産体制を整え、メーカーとしての責務を果たしていく」と将来に向けての決意を述べた。
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苗箱重ねコンベアなど発表/スズテック |
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スズテックは16日、本社において記者会見を行い「2012年新製品発表会」を開催、運搬の省力化を図った苗箱重ねコンベア「SKC2」、高能率な作業を実現したポット土入れ機「STK80P」、ポット用ミニコン「SCS28P」、また、群馬県農業技術センターと共同開発したポット用施肥機「SHK380」の4機種を発表、来シーズンより本格的な発売を開始することを明らかにした。苗箱重ねコンベアは、二重重ね仕上がりにより、運搬の省力化を実現。ポット土入れ機は、排出口にスイング機構を採用、粗い土と細かい土の分離を低減。均一な土入れを実現している。
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プロ農家向け選別機など発表/タイガーカワシマ |
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タイガーカワシマは、かねてより研究・開発を進めていた大規模プロ農家向けの選別機“グレイダーマトリックス”「MX-60」(玄米・毎時処理能力3600kg・玄米)と「MX-30」(同1800kg・玄米)の基本2型式を完成、来シーズンより本格的発売を開始することを明らかにした。併せて、来シーズン向けの新製品として、バッテリー式の米袋用リフトアップ“楽だ君・ウォーカー”「LUB-208」とハトムネ催芽機“アクアミニ”「AQM-75」を発表した。いずれの新製品も31日より能代市で開催される秋田種苗交換会で展示・実演する。
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新型ビーンスレッシャ発売/斎藤農機製作所 |
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斎藤農機製作所はこのほど、昇降機ローラ部にスクレーパを採用し、また、フルイ線の線径を強固にし、より耐久性を向上させた、大豆・黒大豆・小豆用の“ビーンスレッシャ”の新型「SJ-2501C」(自走式タイプ)と「SJ-2501T」(トラクタマウントタイプ)の2機種、さらに小豆用のオプションキット「SJ-AK」を開発、10月末より本格的な発売を開始する。ビーンスレッシャは両機種とも、脱穀形態がバータイプのため、脱粒性能が極めて高い。従来のこき胴タイプに比べ、1番回収率が大幅にアップ。また、ロス率も大幅に低減している。
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コンテナチェンジャーを開発、発売/佐藤農機鋳造 |
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佐藤農機鋳造・農機事業所はこのほど、選別処理されたミカンなどが一定量溜まったコンテナを自動で排出すると同時に空のコンテナを自動供給するコンテナチェンジャー「ACM-18」(特許出願中)を開発、発売した。通称20kgコンテナに対応している。商品名は、「見はりっ子」。ミカンなどをコンテナに溜める重量は満杯近くで自由に設定が可能で、ワンタッチで簡単にセッティングできる。コンテナが設定重量に達すると自動的に横へ移動させて排出し、同時に空のコンテナを新たに供給する仕組み。
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高耐久ハンマー式とナイフ式の自走式粉砕機/カルイが発売開始 |
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カルイはこのほど、高耐久ハンマータイプの“チプスター”「KSC-1300(B)」とスピーディなナイフタイプの“ドラコン”「KDC-1300(B)」の自走式粉砕機2機種を開発、本格的な発売を開始した。2機種とも最大粉砕径は130mmで、ブロワとスクリーンを標準装備。粉砕物を均一なチップに処理する。また、空冷4サイクルエンジン(最大12.8馬力)の搭載により、短時間に剪定枝、廃材などを処理できる。クローラ走行により、悪路でも安定した走行ができる。また、握り式サイドクラッチに比べ、より簡便なレバー式サイドクラッチの採用により、旋回が楽に行える。
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3年間メンテナンス保証ポンプ搭載の自走式ラジコン動噴を発売/初田工業 |
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初田工業はこのほど、自走式ラジコン動噴HR4-5501DXを発売開始した。3年間メンテナンス保証の高圧セラミックプランジャーポンプを搭載。ホース自動送り出し機構により、ホースを引くと自動的に送り出し始める(約5秒間)。ラジコン4チャンネル、ポンプクラッチに電磁クラッチを採用した。ホースの巻き取り・送り出し・ポンプクラッチの入り切り操作が手元の送信機で行える。前・後進自走仕様で、車両への積み降ろしが楽にできる。軽量ホースの標準装備で作業性がアップした。安全性を考慮し、自在キャスターにロックピンを装備している。
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ほくりく夢農業2012を開催、営農課題解決へ講演会も/北陸地区クボタグループ |
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北陸地区クボタグループは16〜18日の3日間、クボタアグリサービス金沢事務所を会場に「ほくりく夢農業2012〜営農レーダー」を開催した。担い手農家や営農組織を対象にハード・ソフト両面からクボタの総合力をアピールしたもので、ハード面では低コスト農業に貢献する「ワールドシリーズ」やトラクタ「ゼロキングウェルシリーズ」、野菜作機械などを前面に打ち出すとともに、ソフト面では鉄コーティング直播や気象変動に強い米づくりなどを営農講演会のテーマに掲げ、営農課題の解決に向けたヒントを示した。期間中の動員は昨年を大幅に上回る1253名。
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農機事業で生産再編/ヤンマー |
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ヤンマーは、農業機械事業におけるグローバル生産体制の実現を目指し、国内の生産再編を実施することを明らかにした。その一環として、2013年4月1日付で農業機械製造子会社2社を合併させる。トラクタやミッションを手掛けるヤンマー農機製造とコンバインや田植機を生産するセイレイ工業で、ヤンマー農機製造を存続会社とする吸収合併方式を採る。新生ヤンマー農機製造は現在のセイレイ工業に本社を移転する。資本金は9000万円。
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静岡製機がカワサキ機工と茶成分分析計で業務提携 |
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静岡製機はこのほど、同社の茶成分分析計の販売・保守に関して製茶プラントメーカーであるカワサキ機工と業務提携することを明らかにした。販売・保守業務の移管は来年1月1日から。同社では、平成4年に茶成分分析計を開発。従来、人の五感を使って官能検査を行っていた茶の品質評価に加え、計器測定によって評価の安定性・公正性を高めるために、現在の手法を確立した。今回の業務提携により、両シリーズの国内販売・保守をカワサキ機工が行う体制となる。
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石井正三会長が社長に/石井製作所 |
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石井製作所は故石井幸社長の急逝に伴い、実父であり前社長の石井正三会長が代表取締役社長に就任した。同氏は、昭和50年に代表取締役社長に就任。平成9年4月、70歳を機に後継者である故石井幸氏に社長の座を譲り、取締役会長として後輩の指導に当たっていた。
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ふれ愛感謝市が盛況/ヰセキ信越 |
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ヰセキ信越は19日から3日間、本社特設会場で「2012秋ふれ愛感謝市」を開催した。動員計画は4000人、成約目標は4億円で、いずれもクリアした。今回はコンバインコーナーを会場入り口に移し、来場者はまずコンバインから触れられるようにした。「秋の感触が強く残っているうちに新商品に触れていただく」(山路社長)のが狙いだ。7条刈から2条刈まで10機種を並べ、ヰセキの特徴である標準仕様の白いズームオーガが天を突くように伸び、ユーザーを歓迎する。トラクタコーナーではTジャパン75のハーフクローラ仕様(Cタイプ)への関心が高かった。
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来年2月まで円高還元キャンペーン/ニッカリ |
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ニッカリは果樹収穫機の専門メーカー・仏ペレンク社と共同開発したバッテリー式剪定ハサミ「ペレンク・リキシオン」と、剪定ハサミや誘引結束機を含めた関連3商品について「円高還元キャンペーン」を実施する。キャンペーン期間は平成24年11月1日〜25年2月末日までで、期間中購入した人にはペレンク特製の帽子を漏れなく進呈する。キャンペーン対象商品は、1.最大径30mmの枝まで切断可能なバッテリー式剪定ハサミ「リキシオン」と、2.棚栽培果樹の誘引作業でわずか1秒以内に結束を完了できるバッテリー式誘引結束機「AP-25」、3.バッテリー式剪定ハサミ「リキシオン」+バッテリー「ULB400」のセット―の3商品。
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自社開発製品を発表/オカネツ工業が業務連絡会を開催 |
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オカネツ工業は12日、岡山コンベンションセンターと岡山全日空ホテルにサプライヤー92社、128名を招き、平成24年度業務連絡会を開催した。席上、和田社長は平成24年度中間決算の概要や通年見通し等を述べるとともに、自社開発製品の取り組み強化について説明。今春発売した電動ミニ耕うん機に続く自社開発製品として、電動運搬車やバッテリー式電動芝刈機、ソフトクリ―マーなど、ジャンルの異なる製品を製作中と発表、来春以降、順次発売を開始することを明らかにした。
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角鳩製品の拡販誓う/ツムラ角鳩会が総会 |
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第37回ツムラ角鳩会総会が16日、神戸市のANAクラウンプラザホテル神戸であり、代理店など関係者29人が出席しツムラ角鳩製品の拡販と飛躍を誓い合った。総会では2013年度事業計画案など3議案を原案通り可決承認したほか、新製品紹介では12月に発売予定の刈払機専用チップソー研磨機の新型「ケンちゃん」と自走式草刈機用バーナイフ「ハイパースパイダー」、来年1月発売予定の自走式二面刈あぜ草刈機用バーナイフ「TGC-310」「同410」が発表された。
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新社屋落成で記念式典/ヤハタ |
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ヤハタは、かねてより建設を進めていた新本社が6月末に完成したことから、10月6日大阪難波のスイスホテル南海において“社員に感謝の集い”として内輪で新社屋落成記念祝賀会を開催した。当日は、同社のグループ会社と幹部役員夫人を招待、海外・国内事業所から220名が参加した。挨拶の中で八幡社長は「感謝の気持ちを大切に、来期はヤハタグループで200億円超えを目標に」と訴え、更なる飛躍を誓った。式典では全員で黙祷を捧げたあと、八幡進会長が「次の節目である100周年に向けてヤハタグループが皆様から愛される企業であり続けましょう」と開会の挨拶を述べた。
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日農工の調製・米選機部会長に大島伸彦氏 |
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日農工はこのほど、三つの部会を開き、任期満了に伴う役員改選を行った。カッター部会長は斎藤農機製作所代表取締役社長の齋藤博紀氏を再任、作業機部会長はスズテック代表取締役の鈴木康夫氏を再任、調製・米選機部会長は新たに大島農機代表取締役社長の大島伸彦氏を選任した。
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3700人が来場、安全啓発など多彩な催し/高知県農業振興フェア |
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第21回高知県農業振興フェア「農機具まつり」(高知県農業機械協会、県主催)が12〜13日、同県南国市の県農業技術センターで開かれ延べ約3700人の来場者でにぎわった。最新鋭の大型農業機械から家庭菜園用小型機械まで様々な農機具や施設園芸資材などが展示されるとともに、12日は前日の雨の影響で中止されたトラクタなどの実演も13日は活発に実施。農業機械の安全啓発や鳥獣害対策コーナー、講演など多彩な催しがあり、来場者は新製品や最新技術に触れて楽しんだ。本部横ではトラクタなどの安全使用講習とともに、今年は日本農業機械工業会による安全啓発コーナーも設けられた。
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農機で“大地の恵み”育む/秋田県農機ショー |
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「大地の恵みを食し、健康に生きる―先人に学び農業の未来をひらく―」をテーマに掲げた「135回秋田県種苗交換会」の協賛行事である第64回秋田県農業機械化ショー(主催=秋田県農業機械化協会・白石光弘会長)が能代市の能代球場東側市有地を会場に10月31日から11月6日までの1週間の日程で開かれる。28の会員が出展する今回のショーでは、上向き、回復基調にある現在の農機市場を反映し、各社、例年にも増して強い意気込みを示しており、密度の濃い展示と実演とで生産者の機械化意欲を刺激しようとしている。
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機械力で展望開く秋田の農家 |
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現在、営農を進めていく上で機械化対応をいかに上手に進めていくかは、生産農家にとって避けられない課題のひとつとなっている。このため地域に根を張り、適切、的確なサービスを提供する農業機械販売店と手をたずさえて、効率的な機械化営農を実践している。ここでは、農機販売店との共同歩調でステップアップを図っている生産者に登場願い、機械化に対する基本的な考えや、現在の農業生産に賭ける思いなどを取材した。題して「機械化営農の最前線 機械力で展望開く」―農業を取り巻く厳しい環境の中にあっても、独自の姿勢、工夫で局面打開を図っている。
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5年振りに3万台を超える除雪機 |
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いよいよ初冠雪の便りが北国から届き始めた。今年の除雪機商戦は終盤である。しかし、今年はどのメーカーもいまなおフル生産で未出荷分に対応を図る一方、在庫の積み増しを狙う異例の展開。国内出荷ベースで3万台の大台突破は確実で、過去最高となった「平成18年豪雪」の翌年の3万8000台に迫る勢いだ。販売サイドは収穫作業の終了とともに、本格的に降雪前の納品・試運転に力を入れている。非農家層の取り込みも、今年は「紹介販売」中心に順調のようで、北陸では「半分は非農家」と活況を呈している。これで3年続けて市場は前年実績を上回る見込みだ。
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