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農経しんぽう |
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平成30年4月9日発行 第3218号 |
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先端農機導入や安全教育/農林水産省の検討会が農業働き方改革でとりまとめ |
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農林水産省の農業の「働き方改革」検討会はこのほど、最終とりまとめを行い、1.農業の「働き方改革」経営者向けガイド、2.農業関係団体や行政に対する提言―として公表した。経営者向けガイドでは「働き方改革」への3つのステージとして、1.経営者が自らの働き方を見つめ直す、2.「働きやすい」「やりがいがある」実感できる職場を作る、3.人材を育成し更に発展する―を提示した。農業機械に関する安全衛生教育の実施や最先端の農機や技術の導入等による労働時間の削減も盛り込んでいる。
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農研機構に久間理事長が就任し会見 |
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政府は4月1日付で、農研機構の理事長に久間和生氏(元三菱電機副社長)を任命した。久間理事長は5日、東京・霞が関の農林水産省内で記者会見し、就任の抱負や今後の研究方針などを語った。久間理事長は、重点的研究課題のひとつに「データ駆動型革新的スマート農業の創出」をあげるとともに、今後の機械開発について「データ連携基盤の活用などを通じメーカー等との連携を強めていく」と、民間との共同研究の推進に言及した。会見には中谷誠副理事長、折戸文夫理事、松田敦郎理事(いずれも新任)が同席し、補足説明を行った。
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コイン精米機“こめ太郎”に最新モデル/山本製作所 |
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山本製作所はこのほど、コイン精米機“こめ太郎”をフルモデルチェンジした最新モデル「RCS-4000シリーズ」(4000・4000G・4000HG)を完成、本格的な発売を開始した。同製品は、従来機(400シリーズ)に比べ、約2分、精米時間を短縮。業界ナンバーワン(5馬力クラス)の速さで、お客を待たせず、回転効率の良い運営が可能。また、従来機と比較し、メンテナンス時間を年間約46%(同社測定)短縮。さらに、糠室を本体と一体化し、省スペースでの設置が行える―など、業界で一番オーナーが管理しやすく、お客に選ばれるコイン精米機を目指し開発した。
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新型モップ式草刈機を発売/ニッカリ |
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ニッカリはこのほど、女性や高齢者にも扱いやすい手押し式タイプで、平坦地だけでなく法面のあぜ草も楽に刈れるようにしたモップ式草刈機「MP-263」を発売した。チップソーと独自の鉄製刃「シュレッダーブレード」、それに小石などの飛散を防ぐ専用大型カバーを組み合わせ、機体をモップのように前後に動かすだけの簡単な操作で長い草でも楽に裁断できる。特許出願中。手押し式のため女性をはじめ高齢者など力の弱い方でも軽い力で楽に操作でき、法面の畦草や背丈の高い草でも簡単に刈れる。
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ライムソワー型肥料散布機を発売/カンリウ工業 |
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カンリウ工業はこのほど、ライムソワー型肥料散布機「まきっこMR101」(ホッパー容量90L)を新発売した。特殊ロータにより散布したい場所への適正散布が可能で、肥料ムダをなくし、コスト削減ができる。また余分な成分の流出も防ぐことができ、環境にも優しい肥料散布機だ。今回の「MR101」は、大型作業機が使用できないハウス内や狭い場所の粉体肥料や有機肥料散布が効率的に行えるのが特徴で、600〜1400mmの散布幅を確保している。また、サイドクラッチ付きで小回りがきく専用肥料散布機。
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不整地での運搬に、トラクタ用リアホーク開発/イガラシ機械工業 |
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イガラシ機械工業はこのほど、トラクタが簡易的なフォークリフト機能になる“トラクタ用リアホーク”直装3点リンク装着タイプ「TF-350」とワンタッチヒッチ装着タイプ「TF-350W」を開発、本格的な発売を開始した。同機をトラクタのリアに装着することにより、農産物・肥料袋・機械類など約350kgの荷物を運搬・移動できる。フォークリフトが入れない不整地などの運搬用として最適。手持ちのパレットの差し込み部の幅に合わせて、フォークの位置(幅)を調整できるため、ほとんどのパレットが活用できる。
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7〜12tクラス向け新型スイングヤーダ/イワフジ工業が発売 |
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イワフジ工業は4月から、7〜12tクラスの油圧ショベルに搭載する新型スイングヤーダ「SW-202」を新発売した。後方小旋回型油圧ショベルの搭載に適したウインチ形状(フレーム形状を改良し、前方張り出しを抑えて旋回半径を縮小)とし、従来機に比べ引っ張り力・索速度を向上させたことで、パワフルかつスピーディーな集材能力を備えた。油圧システムは独自の油圧インターロック機構(ワイヤー巻取り量と繰出し量が同じになるようドラム回転数を自動でコントロール)で、低いエンジン回転でも最大限の能力を発揮。これにより燃料代を抑え低燃費集材を可能とした。
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オイルガードエンジンを新発売/ブリッグス&ストラットンジャパン |
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ブリッグス&ストラットンジャパンは、オイル交換の間隔を通常の5倍、約500時間に延ばすことができる「オイルガードシステム」及び「同対応型バンガードエンジン3型式」を4月より新発売することを明らかにした。『エンジン潤滑オイルのイノベーション』として注目されるシステムで、別置き型のオイルタンク(4.7L)からオイルを循環させる「ドライサンプ方式」を採用している。これにより、オイル交換の間隔が大幅に延び、約500時間、通常の5倍に延ばすことができる。そのためメンテナンス時間やアイドルタイムを大幅に減らし、メンテナンスコストを大きく下げることができる。オイル交換も簡単。
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柔らかな着心地の防護服・ウエア/ブラント・ジャパンが新製品 |
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ブラント・ジャパンはこのほど、ジャケット・防護ズボン・防護ブーツの3点で構成される「ユーコンシリーズ」と、クラス最高の防護性能を備えた「軽量チャプス」、雨の日の作業に最適の「レインジャケット」、また、視認性の高い「ハイビズジャケット」など防護服・ウエアの新製品を4月より販売を開始した。今回発表した「ユーコンシリーズ」は、新価格帯の新アイテム。「軽量チャプス」は、同社従来品の3分の2の軽さで、ストレッチが利いた柔らかな着心地となっている。「レインジャケット」は、街中でも違和感なく着用できるファッション性を備えている。「ハイビズジャケット」は、高視認性安全作業服の中でも最高ランクのクラス3の認定を得ている。
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優れた薬剤散布性能のドローン/ヤマハ発動機が6月から限定発売 |
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ヤマハ発動機は、二重反転ローターを採用した産業用マルチロータ(ドローン)「YMR-08」を6月より限定発売を行うことを明らかにした。同機は軽量カーボン製ボディにより、1回のフライトで約1haの連続薬剤散布(約15分)と、上下二重反転ローターと散布ノズル最適配置により同社産業用無人ヘリコプターに匹敵する散布品質を実現。また、安全性と作業性に配慮したバッテリーと新開発の軽量・高出力モーターにより、優れた薬剤散布性能を発揮する。6月の販売開始より同社特約店などを通して、同機による農薬散布作業の実演会を催す。本格的な発売は今秋より開始する予定。
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トリマーとブロワーセットなど充電ツール新発売/ブラック&デッカー |
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ポップリベット・ファスナー ブラック・アンド・デッカー事業部はこのほど、庭の掃除や芝刈り作業を手軽にこなすビギナー向け充電式ガーデンツール「18Vナイロントリマー+ブロワースターターセット」を4月上旬から発売すると発表した。ブラック・アンド・デッカーの園芸工具、DIY工具など22機種と共用できる18Vリチウムイオンバッテリーを採用した欧米市場で人気の家庭園芸用ツールで、ナイロントリマーは、高速回転するナイロン刃で芝や雑草を手入れ。キワ刈り用タイヤや、オプションで広い面積の芝草を効率よく刈り取れるナイロントリマーワゴン(刈り込み高さ40、60mmに調節可能)を用意している。
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グルテンフリーイベントで玄米パン・玄米パスタを紹介/クボタ |
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クボタは3月29日、セルバンテス文化センター東京(ビクトル・ウガルテ・ファレロンス館長)が主催したグルテンフリーイベントに特別協賛し、150名の来場者に同社の玄米パンと玄米パスタを振舞った。中九州クボタのグループ会社である熊本玄米研究所が販売するグルテンフリーの玄米パン・玄米パスタと共に、アレルギー治療や健康食として注目されているグルテンフリー食の魅力を紹介した。試食会で乾杯の挨拶に立ったクボタの石井信之常務執行役員は「苦難の末完成させた100%グルテンフリーの玄米パンと玄米パスタを食べていただき、ぜひ皆さんの感想を伺いたい」と語った。
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部品供給の年限延長やASUMA保険/三菱マヒンドラ農機 |
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三菱マヒンドラ農機は4月から、従来のASUMAブランド製品の2年保証(ロングライフ保証)に加え、部品供給の年限延長(部品延長保証)、死亡・後遺傷害保険サービス(ASUMA保険)を開始した。これは、昨年打ち出したブランドコンセプト「ロングライフ〜人も道具も、長く強く。」を、「目に見える形でお客様にお届けできるようにしてロングライフを具現化、その定着化を狙った」もの。部品の延長保証は、トラクタが従来の12年から14年に、コンバイン、田植機、管理機・ティラー・耕うん機が従来の9年から11年にそれぞれ2年間延長する。
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新製品が需要刺激し、動員、成約とも順調/ニチノーグループ展 |
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恒例のニチノーグループ農業機械展示会が北海道内の6カ所で開催され、出展企業はこれからの作業開始時期を前に好感触を得ている。日農機製工、田端農機具製作所、十勝農機各社の製品、部品などを出展、予約受注を進めるイベントで、全体では約3000人の動員を予定し、各会場とも活発に商談を展開した。とくに今回は日農機製工のビートハーベスタ「ピタROWくん」の新しい装備となるUU機構付き高精度タッパー、あるいは十勝農機のポテトプランターの新装備「欠株補充装置・愛mo」といった新製品が登場、その告知を案内DMに打ったことも来場を促す一因となった。
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バンドー神戸青少年科学館の命名権を更新/バンドー化学 |
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バンドー化学は3月29日、2014年4月1日からネーミングライツ(施設命名権)を取得している「バンドー神戸青少年科学館」について、契約期間を2018年4月1日から新たに5年間更新することを神戸市および同市教育委員会と合意したと発表した。取得したネーミングライツの対象施設は「神戸市立青少年科学館」で、愛称は「バンドー神戸青少年科学館」。契約期間は2018年4月1日から23年3月31日までの5年間で、契約金額は年220万円。
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ホンダパワープロダクツジャパンの新社長に齋藤氏 |
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ホンダパワープロダクツジャパンの社長に4月1日付で齋藤雅人氏が就任した。前任の関原彰氏は本田技研工業パワープロダクツ事業本部に帰任した。
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オサダ農機の新社長に鎌田氏 |
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オサダ農機は、3月20日開催の定時株主総会並びに取締役会において、長田秀治代表取締役社長が代表取締役会長に、代表取締役社長に鎌田和晃氏を選任、それぞれ就任した。
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29年の国内出荷は483億7277万円/日農工・作業機統計 |
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一般社団法人日本農業機械工業会(木下榮一郎会長)作業機部会(松本充生部会長)はこのほど、平成29年1〜12月の作業機の生産・出荷・輸出入実績(日農工実績)を取りまとめて発表した。それによると作業機の国内と輸出を合わせた出荷金額は420億5636万円で同95.0%となった。そのうち国内向けは394億9542万円で同92.5%に減少したものの、輸出向けは25億6094万円で同162.5%に伸びた。また、輸入を含めた国内向け出荷金額は483億7277万円で同100.0%と前年並みになった。生産金額は361億4340万円で、前年に比べ107.1%に増加した。
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国内生産伸び、ディーゼルが2桁増/陸内協・2017年の生産・輸出実績 |
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一般社団法人日本陸用内燃機関協会(奥田克久会長)はこのほど、2017年12月の陸用内燃機関生産実績並びに輸出実績をまとめ、発表した。それによると、ガソリン、ディーゼル、ガスの3つのエンジンを合わせた1〜12月の累計生産台数は、280万9480台となり、前年同月の273万3627台に比べて102.8%増加した。金額ベースでは、1〜12月累計で3852億5100万3000円で同112.6%と2桁の伸びを示した。生産の内訳は、ガソリンこそ前年同期比93.0%の156万3747台と前年実績を下回ったものの、ディーゼルは116万8552台、118.5%と大幅な伸びを示した。
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二宮氏に農学賞/日本農学会が大会 |
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日本農学会(西澤直子会長)は5日、都内の東京大学弥生講堂にて、平成30年度(第89回)農学大会を開催した。日本農学賞並びに読売農学賞に選ばれた8名の受賞者に対して賞状・副賞が授与され、受賞者講演などが行われた。農機関連では「農業情報研究分野の確立と先導」で東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授・二宮正士氏が栄えある賞に輝いた。二宮氏は世界に先駆けて農業にITを導入し、農業情報学の創設を主導してきた。
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チャップスの防護性能でチェンソーのガイドライン改訂/厚生労働省 |
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厚生労働省は3月19日、「チェーンソーによる伐木等作業の安全に関するガイドライン」の留意事項の一部を改訂し、平成27年12月24日付でガイドラインに適合していると認められないとした保護具のチャップス(前掛け)の使用について「防護スボンと同等の性能があると認められるものである」と示した。林野庁がチャップスの防護性能について検証を行った結果、防護ズボンと概ね同等の安全性があるとの結果が得られたことを受け、改正したもの。各都道府県労働局労働基準部の安全主務課長宛てに指導の徹底を要請するとともに、林材業労災防止協会専務理事及び林野庁経営課長あて通知し、周知を図った。
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東京臨海部に「木の校舎」/江東区立有明西学園 |
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木材利用の拡大に向けてICT(直交集成板)や耐火集成木材など様々な対応、開発が出始めている中、そうした木質系資材をふんだんに活用した施設が東京臨海部に出現した。東京都江東区がこのほど新築、開校させた区立有明西学園(義務教育学校)がそれ。木材をできる範囲で活用した施設で公共建築物でも木材利用のあり方として可能性を提供しており、特に後者の一部木造化にあたっては、耐火集成木材「燃エンウッド」を採用しているほか、児童・生徒が毎日過ごす教室や図書館、廊下などは意図的に木材を優先しており、内装の木質化とあいまって、先駆的な建築物に仕上がっている。これからの校舎の木造化、内装化に一石を投じるであろう有明西学園の内部や取り組みをレポートする。
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フォワーダを中心に/高性能林業機械の保有状況 |
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既報の通り、林野庁技術開発推進室(河合正宏室長)がこのほどまとめた平成28年度末現在(平成29年3月31日現在)の「高性能林業機械の保有状況」。調査対象8機種の保有台数合計は、8202台で、平成26年度末の861台、同27年度の597台の増加台数には及ばなかったものの、前年から516台増えており、引き続き現場の機械化対応が進んでいることを示している。特に路網の整備が進む中、フォワーダ中心の作業体系が浸透してきている。
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ゴルフ場核に芝管理・緑化資機材の関連分野広がる |
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ゴルフ場を中心円として周辺に拡散してきた芝地管理用の資機材市場は現在、主導してきたゴルフ場での取り巻く経済状況の停滞などから、更新主体の横ばい基調での推移を余儀なくされているが、機械、資材に対しては、人手不足、作業従事者の高齢化対策なども手伝って、以前にも増して大きな、重要な役割を担おうとしており、関係者も重要視している。しかも芝地・緑地管理用機械としては、規模的に最も大きいゴルフ場を核に最近では、サッカー場に代表される各種スポーツフィールドから公園、校庭までと広がりをみせており、それぞれのカテゴリーで市場が形成されるなど、以前とは少し違った進化形として需要を掴んでいる。とりわけ管理サイドからの視点では、作業の省力化、合理化、効率化への対応は避けられなくなっており、そのためにも作業能力に優れた管理用機械の出番は高まっている。
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省力化ニーズに応え草刈機・刈払機の市場拡大 |
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最近の草刈り用機械は、手持ち用の機械として農林業用に広く、深く定着している刈払機以外にも、手押し、自走、乗用、インプルメント型と一段とバリエーション豊かとなっている。動力源としてもエンジン、ディーゼル搭載の高性能機から最近は手軽に使えるバッテリー式と揃っており、使う側にとって最も適した機種選択ができるラインアップも揃っており、作業の必需品として様々な場面での活躍が目立っている。特に最近は、作業の省力、軽労、快適性というニーズの高まりから作業能力の高い乗用草刈機や自走タイプの普及が進展、農村市場を軸にして街場の管理作業用としての需要も顕在化していくなど、マーケットとしても魅力度を増している。
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多様な需要に応え春商戦本格化する徳島県農機流通 |
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県産野菜の約半数を京阪神市場に出荷し「関西の台所」とも言われる徳島県。高品質の様々な農産物を供給し高い評価を得ている。「食」の生産を機械化で応援する同県農機市場では、高齢化による離農などで「米関連機械の動きが鈍い」との声もあがるなか、県南の早場米地帯から始まった田植え時期到来に合わせ、田植機などの持ち込み実演を活発化。ニンジン産地では収穫機のアフターサービスに万全を期すなど各地域で多様なニーズに対応しつつ春商戦を本格化させている。
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耕うん爪メーカーの視点から/太陽・武知氏の欧州農機事情視察レポート |
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FIMAの視察では、肝心の耕うん爪についてだが、極少数の展示しかない状況に危機感すら覚えた。それらの爪の形状は単純で種類も少なく、見た目の品質もそれなりで単価も安そう。詳しく話を聞きたかったのだが言葉の壁で断念した。大規模な畑作が主戦場の当地近隣において、ロータリー耕うんは非効率といったところであろうか。今回研修を通じて、これからの農業に対して当社がどのように貢献していくかが大きな課題であると再認識することができた。
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メーカートップが入社式で訓示 |
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新年度となった4月2日、全国各地で入社式が執り行われた。業界でも多くの新入社員が社会人としての門を叩き、新たな一歩踏み出した。ここでは、業界大手企業の入社式でのトップの祝辞、訓示を取り上げた。企業人としての基本的な姿勢を示すとともに、若さあふれるネルギッシュな行動力や柔軟な発想力による貢献に期待を寄せている。
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