ベストロボ実績増へ/マツモト

㈱マツモト(松本穣社長・群馬県高崎市倉賀野町2454の3)は今年、1996年に半自動長ネギ調製機「ベストロボ」を発売して以来、30周年を迎えた。長ネギ皮むき機「むきむき」と根葉切り機「きり子」を商品化した後、両機をドッキングした開発プロジェクトを発足させ、1996年に「ベストロボ」を市場投入した。同機は、ヒット商品として人気は今も色褪せていない。
昨年10月には新開発した「ネギ根葉切り皮むき機 ベストロボ スマートX」を発表、今春から受注を開始した。同機の市場投入により、ベストロボは初代の「MB―1DⅡ型」、皮むき作業も自動化した「オートマZ MBZ―1型」の計3機種が揃い、主に家族労働を主体とした長ネギ生産農家それぞれの営農形態に合わせた省力・効率的調製作業を提案できるシリーズが整った。
同社は、各地で実施される農機展示会の席で同製品の展示・実演を進めているほか、近県の農家については依頼に応え本社敷地で実演・説明会を実施、個別にその機能をアピールしている。写真は今月半ばに行った様子(同社提供、本人希望により個人が特定できないよう写真にボカシを入れています)だが、こうした機会を活かして各機の特徴や省力化、低コスト化、ネギの品質面での付加価値化などの導入メリットを説き、実績づくりに結びつけている。
特に「ベストロボ スマートX」については、ネギの商品価値を大きく左右する根切り作業について、緑色のレーザー光線が示すところに根の生え際を合わせて置くだけで、機械がネギの太さに合わせて適正な位置を判断し、切断刃が動いて根を切断する自動機構を採用、作業に熟達していない者でも価値を損なうことなく仕上げることができる点に高評価。農家からは、A品率が上がって出荷金額が増加し収益性が格段に向上したとの声が聞かれる。従事者の高齢化に伴い、根切りの適正位置の判断が難しくなるケースもあり、そうした農家にとって同機はうってつけの製品となる。
同機の能率は、10馬力コンプレッサ使用時は毎時1000~1200本。15馬力コンプレッサを用いる場合は同1200~1500本の能力を発揮する。






