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米の収量安定化へプロジェクト/ヤンマーインドネシア

 ヤンマーホールディングス㈱のグループ会社であるPT.Yanmar Diesel Indonesiaは、インドネシアにおいて㈱フェイガーおよびボゴール大学(IPB Universty)と共同で、水管理技術「Alternate Wetting and Drying(AWD)」と バイオ炭の組み合わせによる温室効果ガス削減効果および米の収量安定化効果の評価を目的とした研究プロジェクトを開始した。
 インドネシアは世界有数の稲作国であり、稲作は食料安全保障を支える重要な産業。一方で、水田から発生するメタンは農業分野における主要な温室効果ガス排出源の一つとなっている。また、精米工程で発生するもみ殻などの農業残渣は十分に活用されていないケースも多く、資源循環の観点からも有効利用が期待されている。
 本研究では、温室効果ガス削減の手法として確立されているAWDに炭素固定や土壌改良効果が期待されるバイオ炭を組み合わせることで、さらなる気候変動緩和効果と持続可能な農業の実現可能性を検証する。
 この研究は2026年4月より、ボゴール大学の試験圃場において実施されている。AWDによるメタン削減効果と、バイオ炭による炭素固定・土壌改良効果を統合的に評価することで、温室効果ガス排出の低減と生産性の高い稲作モデルの構築を目指す。
 本研究を通じて得られる試験データは、インドネシアにおける脱炭素型稲作の普及促進に加え、将来的なカーボンクレジット創出や気候変動対策の高度化に向けた基礎情報として活用されることが期待される。
 当社およびフェイガー社は、今後もインドネシアの研究機関・企業・農業関係者との連携を通じて、持続可能な農業の実現と農業分野における脱炭素化の推進に取り組んでいく。

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