農機市場の動向①:収益確保し作業軽減/三重県特集

三重県の農機市場は、昨年からの米価上昇を追い風に堅調さを保つ。
主要3機種では省力化を意識した機械選びが進み、草刈りなど管理作業を軽減する機械にも関心が広がる。
一方、2026年産米の価格を巡っては、先行きを慎重に見る向きもあり、市場は期待と様子見が交錯する。
今後、注目されるのが水稲の乾田直播だ。育苗や田植え作業を省けることから、労働力不足への対応策として関心が高まる。方式によって播種機をはじめ、鎮圧機や耕起・整地機、ブームスプレヤーなど関連農機も幅広い。三重県で盛んな麦、大豆との輪作体系との相性もよく、普及が進めば新たな商機を生みそうだ。
ただ、機械を求めてもすぐには届かない。機種によって納期が長期化し、早期商談の重要性は増す。
スマート農機の普及で整備にも高い技術力が求められる。必要な時に届け、止まった時に直す。三重の農機商戦は、その総合力が問われている。





