10月は木材利用促進月間/木づかいを広げる

10月は「木材利用促進月間」。ウッド・チェンジを合言葉に、木材利用に関する様々な取り組みを展開し、木を使うこと、すなわち木づかいの役割の確認とともに、需要拡大への意識を喚起していく。特に国土の3分の2を森林が占めている我が国にとって、森林から生み出される木材をいかに有効活用していくかは重要な課題。木づかいが森を良くし、暮らしを変えていくことの大切さに思いを馳せる時でもある。
今、木材利用に関する意識、関心、期待は高まりをみせている。森林資源は充実しており、先人の血のにじむ努力によって造成された人工林は約1000万㌶に及び、2302㌶ある森林面積の約4割を占めるまでになっている。その人工林の約6割が51年生以上となっており、本格的な利用期を迎えている。
しかも、資源的な充実に加えて、①技術革新による合板原料への用途拡大②燃料材需要の増加―などを背景に国産材の供給量は着実に増加。10年前と比べると主伐材は2倍近くまで増えている。これから重要視される地球温暖化防止に果たす森林の役割などを考えると、さらに森林資源の循環利用、すなわち木づかいの推進、確立が重要な取り組みとなっている。
このため農林水産省では、令和3年10月に施行された「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」(通称:都市(まち)の木造化推進法)において10月8日を「木材利用促進の日」、10月を「木材利用促進月間」と定め、木材利用についての国民の理解と関心を深める普及啓発活動を展開。「ウッド・チェンジ!木づかいが森をよくする暮らしを変える。百年つづく『森の国・木の街』へ」の実現を目指す。





