キャベツ自動収穫機実演/農研機構などが現地見学会

操作オペレータなしでキャベツの自動収穫を行う「キャベツ自動収穫機」の見学会が6月26日、茨城県つくば市で開催された(キャベツ自動収穫機導入技術研究コンソーシアム主催)。本検証課題は農林水産省の「スマート生産方式SOP作成研究」の支援により実施されたもので、当日はあいにくの雨模様にもかかわらず、全国から約200名が参集。4グループに分かれて、つくば国際会議場で事業概要やキャベツ自動収穫機の特徴などの説明を受けた後、つくば良農の現地圃場に移動し、精密移植機ならびにキャベツ自動収穫機の実演を見学した。 今回実演した両機は、ヤンマーアグリ㈱と東京大学が共同開発。キャベツ自動収穫機はカメラ撮影及びAIによる画像分析、自動操舵にてハンドル操作と位置調整を自動で行い、自動でキャベツを刈り取るもの。刈り取ったキャベツはベルトコンベアで機体後方へ搬送され、収穫機上で選別後、荷台上の鉄コンテナに人手で収納する。選別には従来のキャベツ収穫機と同様に人員3?4名が必要だが、熟練した技術が必要なオペレータの作業が自動化されるメリットは大きい。キャベツ自動収穫機は令和12年度における市販化を目指しており、事業2年目にあたる今回、北海道に続いて初めて本州で実演見学を行った。本州でも普及を目指して取り組んでいくとしており、今回はその第1弾として見学会を実施した。 また、同じく実演が行われた精密移植機は、キャベツ自動収穫機が収穫しやすくするべく、畝中央への精密定植を行うもの。GNSS位置測位を行わずLiDARを用いて畝を検出し、走行経路をリアルタイムに生成して操舵制御を実施。経路に車両を追従させる自動走行を行い、畝中央にまっすぐ等間隔の定植を進めていった。






