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令和8年7月13日発行 第3605号 掲載

モジュール型植物工場の実証施設/プランテックスが竣工

㈱プランテックス(山田耕資社長)はモジュール型の完全閉鎖型植物工場の実証施設「東雲実証拠点」を都内江東区に竣工し、8日に開所式を開催した。 2014年に創業した同社は独自技術のモジュール型(完全密閉型)植物工場を開発・展開。これは棚ごとに機密・断熱され、28種類の環境条件を精密かつ個別に制御できる栽培装置により、世界中どこでも同じ環境条件で栽培・生産を実現するもので、同社の先端植物研究所で開発した栽培レシピのダウンロードにより、最適な栽培条件の設定が容易にでき、多品種同時栽培が可能。 今回の実証施設は農林水産省「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3)」の採択を受けて竣工。量産対応を見据えた第4世代となる最新栽培装置を導入した。装置は3万点以上の部品からなり、サイズは奥行き・幅・高さが2×5×6㍍。開所式では装置内でレタス、バジル、稲を同時に栽培している様子が披露された。葉物野菜をはじめ、米やイチゴ、薬用植物など高付加価値植物を効率よく栽培でき、自動化設備により播種から収穫までの自動化を図る。 同実証拠点では、実証テーマとして①省人化・省力化②資源利用効率の向上―の2点に取り組む。①は播種から収穫までの人の作業を代替する各種自動機や、メンテナンスにかかる作業工数を削減する技術、②は消費する電力や水・肥料などの有限な資源を削減する技術を開発し実証する。 開所式には鈴木憲和農林水産大臣、根本幸典農林水産副大臣、岩田和親内閣府副大臣をはじめとした政府要人や、農研機構・千葉一裕理事長、食品産業技術振興協会・藤本潔理事長などの研究機関・関係機関・出資企業等の関係者が多数出席。鈴木農相らは最新のモジュール型栽培装置および自動化設備の視察を行い、栽培されたレタスを試食した。

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