施設園芸の新技術発信/施設園芸・植物工場展2026(GPEC)開催

一般社団法人日本施設園芸協会(安岡澄人会長)は15~17日、都内有明の東京ビッグサイト南1・2ホールで「施設園芸・植物工場展2026(GPEC)」を開催した。 国内唯一の「施設園芸」と「植物工場」の専門展示会である同展は、今回で9回目を迎えて、ますます盛会。「技術を極め、未来を耕す、革新の施設園芸」をテーマに掲げて、過去最多の265社・団体が出展し、最新の機器・資材を提案した。これには全国の施設園芸農家はもちろん、国内外から大勢の関係者が参集し、活発な商談や意見交換が行われた。 同展には持続可能な農業へ向けて、収穫量の増加や生産物の品質向上、経営の効率化につながる製品・サービスが数多く出品された。今回、特に目を引いたのは、昨今の猛暑を踏まえてハウス内の暑さを和らげる「高温対策技術」や、接ぎ木・防除・収穫・選果などの様々な作業を自動化する各種ロボット及びスマート営農支援システムなどで効率化・省人化を図る「スマートアグリ機器・システム」等の提案。また、農薬・化学肥料低減策の1つとして注目が集まるバイオスティミュラントも、今回初めてパビリオンが設置され、人気を博した。 初日には、鈴木憲和農林水産大臣ならびに、根本幸典農林水産副大臣も視察に訪れ、開会式に参列した。GPECに農林水産省の正副大臣が揃うのは初めてであり、国による施設園芸分野への期待が高まっている証左といえる。開会式であいさつした安岡会長は、厳しい情勢が続く施設園芸だが、GPECにはそうした生産者の課題の解決策や将来像が示されているのでぜひ持ち帰ってほしいと期待を寄せた。 また、同時開催の「アクアポニックス・陸上養殖設備展2026」も活況。施設園芸・植物工場分野とは環境制御や水質管理といった共通技術があることから、垣根を越えた交流を行っていた。






