KOMECT第2弾、精米工場向けサービスが始動/サタケ

㈱サタケ(松本和久社長・広島県東広島市西条西本町2の30)は既報の通り、ライスセンターなどでDX(デジタル・トランスフォーメーション)を活用し、生産情報の収集・活用や生産性の向上、顧客の利益改善などを図る生産支援システム「KOMECT(コメクト)」を2025年4月に販売開始し、第2弾として、精米工場向け「KOMECT」を本年5月18日よりサービス開始した。
同社のKOMECTは、ライスセンターやカントリーエレベータなどの共同乾燥調製施設、精米工場、炊飯工場の各施設(現場)において、DXを活用しながら設備の自動化や各種データの収集・統合などを行い、生産性・品質の向上や省人化、利益改善などを図る生産支援システム。「Kome(米)」と「Connect(接続)」を組み合わせた造語で、米に関わる様々なもの(情報・知見・人・機械など)をつなぐという意味を持つ。
今回、新たに提供を開始した精米工場向け「KOMECT」は、従来台帳に手作業で記録していた精米加工に関するデータをKOMECTへ集約。収集した情報を多角的に分析し、歩留まり低下の要因を追求することが可能になった。
また、担当者の経験や勘に基づく情報や生産状況などを可視化することで、日々の生産量の平準化や人員配置の最適化に貢献。精米工場が抱える様々な課題解決を支援する。さらに将来的には、メンテナンスや現場業務の効率化、遠隔管理による利便性の向上を通して生産性向上と利益改善を目指す。
基本料金は月額5万円(税別)。初年度目標販売数は50件。
詳しい特徴は次の通り。
【データのデジタル化と可視化による「属人化からの脱却」】
①精米加工データ(原料情報・精米機設定情報)のデジタル化=従来、手作業で行っていた原料情報や精米機の設定情報など、精米加工情報のデータ入力を自動化②工場の稼働や運用状況の監視=複数ラインの稼働情報をリアルタイムで表示。ロットごとの稼働結果を蓄積可能。
【精米技術の標準化と品質の安定】
①安定した精米品質=蓄積したデータから「歩留重視」「白度重視」「歩留平均」の推奨設定を実現。担当者による品質のバラつきを改善し、経験の浅いオペレータも安定した精米が可能。②歩留まりの適正化、品質安定=「ブランド」「産地・品種」「精米ライン」「担当者」の4項目の視点から深掘り分析が可能。歩留まり低下や偏差などの要因を把握し、精米調製に活用。精米技術の向上=「ブランド」「産地・品種」「精米ライン」におけるオペレータごとの精米結果(歩留まり)情報の表示・比較が実現。歩留まり・ばらつき・白度上昇を分析してオペレータへの精米指導に活用することが可能に。
【生産性向上とランニングコストの低減】
①生産性の改善とランニングコストの低減(工程・ライン別製造結果の見える化)=工場の稼働結果から、工程・ライン別製造結果の見える化を実現。全体工程における運用バランスから改善検討に対応可能。②生産性の改善とランニングコストの低減(1日の稼働状況を見える化)=1日の生産状況を工程・ライン別にガントチャートで表示。各ラインの標準化を図ることで、作業効率の改善やランニングコストの抑制に活用可能。
【基本仕様】
▽対応機種=①精米機NCP(B・C型)、SAFF、VTC、MCS、光選別機VQS▽増設機種=パソコン…野帳用タブレット、中継用パソコン、稼働状況・分析表示用大型ディスプレイ②通信…ゲートウェイ機器(通信基本機器)
【料金体系】
①月額利用料金
ベーシックプラン(基本料金・税別。以下同)=5万円、オプション=精米機連携2万5000円、光選別機連携2万5000円(通信機器および設置費用は含まれない。施設規模等に応じて別途初期導入費用の見積りが必要)。
申し込みはKOMECT専用HPより。【URL】https://www.komect.jp






