次世代油圧ショベルSK200、新機能を多数搭載/コベルコ建機

コベルコ建機㈱(山本明社長・東京都品川区北品川5の5の15)は、次世代油圧ショベル「SK200」を8月3日から発売する。
15日、東京都江東区の東京国際交流館で新製品発表会が開かれ、山本社長と山下耕治執行役員が「SK200」の特徴や開発経緯について報道陣に説明。実機のお披露目もあった。
開発コンセプトは「現場で働く人の能力を最大限に引き出し、誰もが効率よく、楽に、安全に扱える」。OTA(Over the Air)によるソフトウエアアップデートにより、重機導入後も現場の変化や新しい課題への対応に役立つ新機能を提供する仕組みを新たに採用した。▽掘削アシスト機能▽旋回アシスト機能▽鳥瞰表示システム▽周知検知警報システムなどを搭載。顧客のニーズや社会の変化を見極めつつ、「K―DIVE」との連携を含めて新しい価値を提供していく。
〈SK200の特徴〉 ①経験に左右されず、掘削や旋回、走行をより正確で効率的に行えるよう機械が自動で調整し、アシストする機能を新搭載。誰でも簡単に、すぐに使えることを重視し、操作性やユーザーインターフェースにこだわり、複雑な機能も直感的に扱える設計にした。
②油圧機器のスペックやシステムのセッティングを最適化し、生産性を現行機比で約10%向上。
③新搭載の「鳥瞰表示システム」は、視野を従来の約270度から約360度に拡大。標準搭載となった「周囲検知警報システム」は重機周囲で人を検知した場合、オペレータに注意喚起。両システムを合わせて利用することで現場の事故防止に役立てる。
また、新搭載の「領域制限機能」は、重機の前後左右上下の6面に対してあらかじめ設定した範囲に近づくとアタッチメントと旋回の動作を自動停止。電線、天井など目視では確認しづらい上方障害物との接触を防ぐ。
④オペレータの疲労を軽減させる「コンフォートシート」や、昇降しやすい広い開口を採用。 新採用の「リモートキー」は、離れた場所からエンジン始動やエアコンのオン・オフ、ドア解錠・施錠ができる。タッチパネルディスプレイはシンプルで直感的な操作を実現した。
⑤マシンダウンリスクを低減するため、機械の耐久性を改善。長期安定稼働できるよう消耗部品の品質を高めた。従来の保守・管理サービスと合わせて機械のダウンタイムを最小限にした。
発表会で山本社長は「SK200は、私達の培ってきたものづくりの考え方を形にしたものだ。最大の強みは日々の進化に対応できること。変化を先取りし、機械そのものだけでなく、建設現場を進化させて支える存在でありたい」と話した。報道陣から販売目標台数を聞かれると、「とにかくいっぱい売りたい」と笑顔を見せた。






