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令和8年5月25日発行 第3599号 掲載

2026年3月期決算は増収/大日本塗料

 大日本塗料㈱(里 隆幸社長・大阪府大阪市中央区南船場1の18の11 SRビル長堀)は今月、2026年3月期連結決算を発表した。当期の連結決算では、売上高が937億5900万円と前期比29・3%増となり、大幅な増収を記録した。これは神東塗料グループを連結子会社化したことが寄与したためである。全体として、連結範囲の拡大により売上げは伸びたものの、収益面ではコスト増と特別損失の影響が大きい決算となった。
 営業利益は38億5400万円(同18・3%減)、経常利益は44億7900万円(同13・8%減)と減益。連結化による利益面での寄与は限定的で、販売の伸び悩みや人件費など経費増が響いた。親会社株主に帰属する当期純利益は16億8800万円(同82・1%減)と大幅減。前期に発生した買収益の反動が響き、また中国事業の構造改革に伴う製造子会社の持分譲渡契約締結による関係会社整理損を計上したことも影響した。連結決算と併せて6月24日付の役員人事を発表し、新任取締役候補などを提示した。
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 同社は、2029年度に迎える創立100周年事業の一環として、9月24日に本社を移転する。移転は2026年中期経営計画で掲げた方針に沿って実施するもので、単なるオフィス機能の更新にとどまらず、組織力の強化と働く環境の刷新を狙う。業務効率と意思決定スピードの向上を図り、本社機能を6フロアから1フロアに集約する。面積は695・55坪。同社は「人材が力を発揮できる環境づくり」を掲げ、働き方やコミュニケーションの在り方を見直すことで、組織全体の活性化につなげたい考えだ。
 ▽新本社所在地=大阪府大阪市中央区平野町4の2の3 オービック御堂筋ビル5階・4階(一部)

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