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令和8年5月25日発行 第3599号 掲載

急傾斜地対応の植栽機/松本システムエンジニアリング

【急傾斜地に対応した遠隔操作式植栽機械】
 同課題は、「これまで人力で実施されていた植栽作業を機械化することにより軽労化を図るとともに、遠隔操作を可能とすることにより急傾斜地での作業の安全性の向上を図る」を開発コンセプトとしており、植え穴の掘削から植え付け、側方転圧までの作業のできる植栽用アタッチメントの実用化を目指した。
 アタッチメントを装着する建設機械には、スタビライザー装置、アシストウインチ、遠隔操作機能、立体視映像システムを搭載し、急傾斜地でも安全に作業できる仕様とした。
 7年度事業として進めた開発・実証の内容は次の3項目。
 ①植栽アタッチメントの開発=植え穴の掘削、植え付け、側方転圧までの一連の作業を苗木1本当たり約30秒で行うアタッチメント。150~300㏄のコンテナ苗に対応する。
 ②急傾斜地への対応=35度の傾斜地でも鉛直に植栽できるよう、アタッチメントを装着する建設機械に後付けで装着可能な、スタビライザー装置とアシストウインチを開発する。
 ③遠隔操作への対応=遠隔操作システム、立体視映像システムを装備することにより、キャビン内と同じ感覚で遠隔操作できる機械を開発する。
 なお、実施主体である松本システムエンジニアリングは、この他、「遠隔操作伐倒機械の自動走行技術の改良及びケーブルグラップル集材システム」の開発も併せ取り組んでいる。
 ①自動走行機能の安全性の向上②新たなケーブルグラップル集材システムの開発③伐倒データ把握ソフトの作成―の3つをテーマに開発・実証を進めている。

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