実演、講演で賑わう/九州農業WEEK

農業の最新技術が集結する西日本最大級の総合展示会「第4回九州農業WEEK(J―AGRI KYUSHU)」が5月27―29の3日間、熊本県のグランメッセ熊本で行われた。
展示カテゴリは、IT・DX、ドローン、ロボット、植物工場、参入支援、人材不足解消・作業負担を軽減する製品など最新の技術が一堂に集まる「スマート農業EXPO」や、ハウス・露地栽培資材、農機、肥料、包装・物流、鳥獣害対策などの製品をはじめとしたあらゆる資材が集結する「農業資材EXPO」、飼料、給餌器や、畜舎、衛生製品などの資材・設備や、ITを用いた農場/生体管理などのサービスが最新のものから現場ですぐ取り入れることのできるものまで一堂に介する「畜産資材EXPO」、九州農業WEEKでは初開催となるマーケティング・販路開拓支援、人材確保・育成支援、経営管理システム、加工機械・次産業化などを支援する企業が集う「次世代農業経営EXPO」の4つ。計300社が出展した。
農林業関係の出展をみると、クボタケミックスは圃場水管理システム「WATARAS」をアピール。和同産業はロボット草刈機「KRONOS」など、実演を交えてPR。みのる産業は新しく発売したイチゴ用育苗資材などで注目を集めた。ショーシンはスピードスプレーヤを中心に並べ、ニコン・トリンブルはみちびき対応の自動操舵システムを出品。ユニックは映像を見ながら遠隔操作できるラジコン草刈機「ユニモアーズ」をアピールした。出展社からは、「勉強熱心な農家の来場が多い」、「購入意欲が高い来場者が多く、商談につながっている」などの声が聞かれた。
新たな試みとして、28日には北海道大学大学院農学研究院農学研究院長の野口伸教授がファシリテーターを務めた「未来の農機フォーラム」が開かれ、農研機構、クボタ、ヤンマーアグリ、ISEKI Japan、NEW GREEN、NTTe─ドローン、レグミンが参画し、プレゼンテーションやパネルディスカッション、実機展示や実演、交流会等が行われた。同様に27日には施設園芸フォーラム、29日には農業経営フォーラムが開催され、多くの来場者で賑わった。
また、講演やセミナーも活発に催され、前述の野口教授による「九州の農業を変える近未来の農業技術」などを開催。各回とも多数の来場者が真剣に耳を傾けた。






