真吟ブランドムービー/サタケ

㈱サタケ(松本和久社長・広島県東広島市西条西本町2の30)はこのほど、真吟のブランドムービー「真吟―米の真価を磨き、酒の未来を拓く―」 を公開した。
この映像では、米の可能性を引き出す「精米技術」の視点、酒づくりに真摯に向き合う「酒蔵」の視点、そしてその価値を届ける「飲食店」の視点、3つの視点が重なり合うことで生まれる、新たな価値と可能性を描いている。それぞれの現場に流れる時間や、丁寧に積み重ねられてきた工程を通して、真吟の本質に迫る内容となっている。
動画では、同社技術本部の川上晃司副部長が真吟について、「すっきりとしたお酒を醸すには、米の表面のタンパク質を取り除く必要がある。これまでの精米技術では丸くボール状にしか削れなかったため、表面のたんぱく質を十分に取り除けない、本来残しておきたいデンプンまで削りすぎてしまうといった課題があった。真吟精米では従来とは異なる材質の砥石を採用し、お米本来の形を保ったまま平たく精米することが可能になり、効率的に表面のタンパク質を取り除けるようになった。従来の精米方法と真吟精米を組み合せることで、酒造りの選択肢が広がり新たなビジネスチャンスが生れることを期待している」などと紹介した。
今田酒造本店(広島県東広島市)蔵元の今田美穂氏は、「酒造りの色々な工程のことを悩んでいた。結局はアミノ酸を減らすことが課題だった。ある一定の基準を超えると、過剰な旨味は、くどさやキレの悪さにつながる。丁度良いところで止めたかった。工程の中で試行錯誤しても、コンマ1がさげられない」と悩んでいた。そこでサタケから真吟精米を提案された。「実際にやってみたらアミノ酸が劇的に下がってびっくりした」と振り返る。
飲食店「こびと」(広島市中区)のオーナーできき酒師の小畠誠史氏は真吟で醸された酒を飲んだ印象を「マスカットのような香りがした。今までになかった香りが日本酒からしてきた。いい意味で価値観が変わっていく感じ。純米吟醸とか純米のカテゴリーが壊れるなと思った。新しい香りが生まれてもおかしくない技術。真吟由来の香りが出ればもっと面白くなる。真吟をみかけたら是非楽しんで欲しいなと思う」と語った。
同社YouTubeチャンネルにて動画(https://www.youtube.com/watch?v=kWN_BEu_tQE)が閲覧できる。






